キャベツたっぷり!冷凍すればお好み焼きを長期保存できる!

シャキッとしたキャベツたっぷりのお好み焼きは、お祭りの屋台やご家庭でも簡単に作れるの、に美味しく人気の食べ物です!

広島風、関西風とあり、どちらにしようか迷ったことはありませんか?

違いが分かれば、迷わずに食べたいものを選べますよね。

そんなお好み焼きにまつわる話と、ご家庭で余ったお好み焼きの冷蔵・冷凍の方法も併せてご紹介します。

お好み焼きが食べたくなってしまうこと間違いなしですよ!

生地やキャベツの切り方でお好み焼きの呼び方が変わる?

メディアや冷凍食品などで、呼び方の異なるお好み焼きを見たことはありませんか。
知名度のあるお好み焼きで言えば、広島風お好み焼きと関西風のお好み焼きでしょうか。

呼び名が違いだけでなく、それぞれ特徴があります。

まず、この2つのお好み焼きの違いから見ていきましょう。

【生地】

☆広島風
水で小麦粉を溶いた、ややゆるめの生地であることが多く、関西風と比べたときに、小麦粉の量に違いがあります。

☆関西風
ボテッとした全体的に固めの生地です。

【キャベツ】

☆広島風
10cmほどに千切りにしたものを使用しています。

☆関西風
長さは3cmほどで、広島風と比べると、やや短いです。
お店によっては、みじん切りぐらい短く切ることもあります。

どちらもキャベツの切り方で食感や出来上がりに違いが出るので、生地に合わせた大きさに切って、バランスを取っていると言えます。

【具の混ぜ方】

☆広島風
お好み焼きと言うと、生地と具材を混ぜる印象を多くの方がお持ちだと思いますが、広島風のお好み焼きは違います。

広島風のお好み焼きでは、小麦粉を水で溶いて作った生地と具材を分けておきますので、具材を生地の中に混ぜ合わせないのが特徴です。

☆関西風
生地の中に、切ったキャベツ・イカ・海老・青ネギなどの具材を入れて、空気を含ませるようにスプーンなどで混ぜ合わせます。

お好み焼きの焼き方さえも違う広島風と関西風のお好み焼き

まだ焼く前なのに、早くも広島風お好み焼きと関西風のお好み焼きの違いが明確ですね。
それでは続きをどうぞ。

【焼き方】

☆広島風
まず、鉄板に生地を薄く延ばして、その上に千切りキャベツを大量にのせて、豚肉やモヤシなどの具材を重ねていきます。

焼きながら、焼きそばや黄身を潰した卵を焼いて、これらの上にお好み焼きをのせていきます。
ひっくり返して焼く「重ね焼き」の方法で焼いていきます。

☆関西風
生地と具材を混ぜて焼くことから、「混ぜ焼き」の方法で焼いていきます。
片面を焼いて、ひっくり返してからじっくりと焼くので、ふっくらと焼きあがります。

【ソース】

☆広島風
特徴は甘さのあるソースで、マヨネーズをかけないことが多いです。

☆関西風
特徴は粘り気のあるソースで、種類や濃さが多くあるのが特徴です。
マヨネーズをかけることも多いですね。

お好み焼きは全て同じではなく、食材の扱い方や調理方法も大きく違いがあり、奥深い食べものといえますね。
お店で食べるお好み焼きも絶品ですが、冷凍食品のお好み焼きも侮れませんよ。

では、冷凍食品で人気のお好み焼きをご紹介します。

冷凍食品で人気のお好み焼きは?

小腹の空いたときなどに、電子レンジで温めるだけで出来上がる冷凍食品は、とても便利で生活の中で活躍してくれますよね。

昔と比べると確実に美味しくなっているため、低価格でありながら、お店さながらの味を手軽に食べることが出来ます。

☆ごっつ旨いお好み焼(テーブルマーク)
冷凍食品のお好み焼きと言えば、テーブルマークのごっつ旨いお好み焼ではないでしょうか。

イカやエビの入った海鮮の具材と国産の甘いキャベツを使用していて、内容量は294gと充分なボリュームがあります。

500wの電子レンジで7分10秒温めると、ふっくらとした生地に付属の特製ソースとマヨネーズ風ソース、あおさ、かつお節をお好みでかければ完成です。

☆ふっくら旨いミックスお好み焼き(ファミリーマート)
豚肉・イカ・エビとミックスされた贅沢なお好み焼きです。

テーブルマークが製造しており、バランスのよい味とモチモチふわふわな食感が満足度をアップしてくれますよ。

☆海鮮お好み焼き(セブンイレブン)

山芋が入っているので、ふっくらと仕上がっています。
キャベツはみじん切りで混ぜ焼きなので、王道の大阪のお好み焼きと言えるでしょう。

こちらもテーブルマークでの製造です。

☆お好み焼き(ローソン)

日清食品で製造されていて、250gとボリュームがあり、いかやエビの入った海鮮お好み焼きです。

だしの効いた生地が印象的で、パッケージに書いてある通り、ふっくらしていて食べ応えがありますよ。

お好み焼きのタネはキャベツから水分で保存に向かない?

冷凍食品はとても手軽ですが、大人数で食べるときや、ご家庭でお好み焼きを作って食べるときは、どうしても多く作りがちですよね。

捨ててしまうのはもったいないですが、どうすれば良いのか分かりませんよね。
お好み焼きを作るためのタネの保存は可能なのでしょうか。

通常のお好み焼きには、キャベツが入っていますよね。

このキャベツから水分が出てきてしまい、水っぽくなるだけではなく、一緒に入っている卵や魚介類も傷みやすくなってしまいます。

このことから、あまりタネのままでの保存は向いていません。

どうしてもタネのまま保存したい場合は、卵や野菜、ほかの具材も生地とは別々にして、ボールに入っているタネに空気が入らないように密着させて、ラップをして冷蔵庫で保存しましょう。

タネの冷凍保存は、食べるときに上手に焼けない可能性がありますので、オススメできません。

保存出来る期間は当日から1日ほどですが、焼く前、焼いた後に以下のような状態であったら、期間内でも処分しましょう。

・常温で長い間、放置していたもの
・異臭がして臭い
・酸っぱい味がしたり、変な味がする
・カビが生えている
・ネバネバしていて、糸を引いていたりしている

常温でそのままにしていたお好み焼きは、見た目や食べたときに問題がなくても、菌が繁殖して食中毒の原因になります。

また、少しでも変だと感じたら、食べないようにしましょう。

お好み焼きの常温保存は危険?!冷蔵or冷凍で保存しよう!

では、お好み焼きを焼いたときの冷蔵保存と、冷凍保存について見ていきましょう。

☆冷蔵庫で保管する方法

焼いたお好み焼きの粗熱をしっかり取ってから、空気を含ませないように1枚ごとにラップをします。

さらに、チャック付きの袋に入れるか、タッパーなどに入れて密封すると。なお良いです。

冷蔵庫で1~2日程度保存可能です。

食べるときは、電子レンジで温めても良いですが、フライパンやトースターで焼くと、カリっとしますよ。

海鮮お好み焼きでイカが含まれると、レンジの加熱で破裂することもあるので、注意しながら加熱してください。

☆冷凍庫で保管する方法

焼いたお好み焼きの粗熱をしっかりと取ってから、空気を含ませないように1枚ごとにラップをし、金属トレーに乗せて、冷凍庫に入れて冷やします。

凍ったお好み焼きをラップをしたまま、チャック付きの袋に入れ、空気を抜いて、再び冷凍庫に入れます。

保存は1ヶ月以上可能ですが、1ヶ月以内を目安にすることで、品質を落とさず食べることが出来ますよ。

食べるときは1時間前に出して、自然解凍させてから電子レンジで温めます。

自然解凍を省いても、電子レンジで温めて食べることも出来ますよ。
冷蔵庫で保管したときと同様に、フライパンやトースターで焼いて、カリっとさせても良いでしょう。

冷凍ですと、長期間保存可能になりますから、キャベツが安いときなどに、たくさん作って保存食にできますね。

ちなみに、常温での保管は菌の繁殖の原因となり、魚介類などに腸炎ビブリオの菌が付着していた場合、条件が揃えば、約2時間ほどでも危険なお好み焼きとなりますので、必ず冷蔵・冷凍での保管にしましょう。

キャベツを冷凍保存する方法は?

お好み焼きを作るときに欠かせないキャベツですが、1玉で安く買ったのに使いきらず、毎日キャベツ料理になるのは嫌、なんてことはありませんか。

そんなときは、冷凍してしまえば良いのです。

☆生のキャベツ
キャベツの芯をくりぬき、ざく切りにして、チャック付きの袋に平らになるように入れて、空気をしっかりと抜けば冷凍可能です。

とても簡単ですよね。
これで冷蔵庫の中で、シナシナになることなく保存ができます。

使うときはポイントがあって、冷凍のキャベツに熱湯をかけて水気を切って使います。
シャキシャキ感も残っていますよ。

☆茹でたキャベツ
キャベツの葉と芯に分けて、それぞれ固めに茹でておきます。

冷水にあけて水気を切り、適当な大きさに切ったら小分けにしてラップをし、さらにチャック付きの袋に入れましょう。

使うときは自然解凍か、電子レンジの解凍モードを使用して、水気を切ってから使います。

キャベツは葉にツヤがあり、みずみずしく、芯は500円玉くらいの大きさのものが美味しいですよ。
購入する際には、参考にしてみてくださいね。

お好み焼き食べたくなりましたか?

広島風お好み焼きと関西風お好み焼きの違いは、お分かりいただけましたでしょうか?

どちらも美味しそうで捨てがたいですよね。
違う意味で選ぶのに困りそうです!

また、冷凍保存することで食費も作る時間の節約になり、家計を支えてくれます。

ご家庭でお好み焼きを作って余ったら、上手に保存して、また食べるときも美味しく頂きましょう!