炊飯器でお米を炊くときに計量カップを使うのが一般的ですが、計量カップがないときにどうすれば良いのでしょうか?
私も引っ越し先で、炊飯器の計量カップを無くしてしまい慌ててしまった経験があります。
そんな時わざわざ計量カップだけを買いにいくのも面倒くさいですよね。
ですからお米を炊くとき特に計量カップを使わずにお米を炊けたら便利だと思いませんか?
それではお米を炊くときに計量カップがないときでもお米を炊ける方法を教えましょう。
お米を炊くとき計量カップがないときのお米の計り方
お米の計量カップがないとき、お米を計るのにはどうすればよいのでしょうか?
そもそも知っておきたい数字として、お米1合は180mlだということ。
つまり炊飯器についてくる計量カップがなくても、料理などに使う水の計量カップでも180mlのメモリまでお米を入れればそれが1合になります。
炊飯器などについてくる米専用の計量カップはメモリに1合、2合と書いてありますが、計量カップの180mlと360mlと変わらないのです。
それではお米の重さは、1合は何グラムなのでしょうか?
お米1合の重さは150gです。
つまりお菓子などを作る時の計量器でお米を計ることももちろん可能と言えます。
お米の1合の重さが150gと覚えておけば、計量器を使ってお米を計ることができますし、メリットもあります。
どうしても計量カップでは1合、180mlに合わせるときに目分量になりますから多少の誤差が生じてしまいます。
しかし計量器できっちり計ることによりお米が分量通りになるため、計量器を使えば炊飯器でお米を炊いた時に良い状態でお米が炊きあがるというメリットになるのです。
お米の計量カップがないときの代用品は他にある?
お米の計量カップがないとき、そもそも計量器なんて家にないという場合には、標準的な話で申し訳ないのですが、普通のコップのサイズが180mlになります。
お酒を飲む方ならお分かりでしょうか?
ビールを飲むときのビアタンやお酒のワンカップなどのコップも180mlになっています。
そのコップにお米を入れてすり切りにすれば、1合になります。
炊飯器についてくる、専用の計量カップと使い方は一緒です。
またアバウトですが、銭湯で飲むような牛乳瓶は一般的に200mlになっています。
そのためすり切りよりも少し少なめにお米を入れることで180mlにすることができるでしょう。
飲料水を買うときなど瓶の表示を良く見てみると1合の量に近いものがたくさんあるので、スーパーなどに立ち寄ったときに見てみるのも楽しいかも知れません。
炊飯器でお米を炊くときに計量カップがないときの水加減
米の量を適当に炊くなんて嫌だけど、計量カップがなくても仕方がないから炊飯しようと米を洗ってしまった。
でも今度は水加減が分からない。
これだとまた困ってしまいますね。
そこでお米を炊くときに必要なお米とお水の量を覚えましょう。
通常は、お米に対して1~2割増しが適量です。
しかし、しっかりと洗って水を切った後の洗い米は水を吸っているため、1:1で大丈夫です。
つまり適当な大きさのコップでも、茶碗でもお米をすり切りに計って洗ったら、同じお水の量を炊飯器に入れればしっかりとした、美味しいお米が炊けます。
計量カップがないときにお米の量と水の量が同じだと分かっているだけで、側にある容器で代用できるからとても助かります。
注意が必要なのは容器が大きいといつもよりもたくさんのお米が炊きあがってしまいますから、小さめなコップや容器でお米をすり切りで計ることをオススメします。
また、そのときは炊飯器のメモリに関係なく使用した容器でお水も計り、同じ量のお水を必ずいれてください。
お米の計量カップを無くしたら計量だけでなく保存もできる容器を買おう
お米の計量カップがないときにどうせ計量カップを買いに行くなら、計量だけでなく保存までできる容器を買ってしまった方が良いのではないでしょうか?
お米を保存する容器といえば、米びつが一般的ですが、スイッチを押すと1合、1合お米を計って出してくれる保存用の容器もあります。
最近は米びつを台所の下などで保管すりより温度差がない冷蔵庫でお米を保管することをお米の専門家やお米屋さんでもオススメしています。
こういった流れから、普段タッパーやペットボトルにお米を移して冷蔵庫で保管している家庭もあると思います。
しかし最近はボトルの形をしていてスマートな作りになっている冷蔵保存に最適な保存容器がいくつも出てきています。
封の出来るタッパーやペットボトルの保存容器でも、口元が計量カップになっているものが売っていますので見当してみてはどうでしょうか?
お米を出すときに1合を計れる保存容器はいちいち計量カップでお米を計る手間が省けてとても便利でオススメです。
計量カップがないなら容器を使わずに裏ワザでお米を炊く
お米の計量カップがないときに、いっそのこと計量カップなど使わない、代用品も使わないでお米を炊けたら助かりますし、人に自慢ができるのではないでしょうか?
そんな夢のような炊き方があります。
まず、米を普通に研ぎ炊飯器に水をはって広げた手のひらを水の中に入れていき、
手のひらを水平にして腕を垂直にするというイメージで手の甲が半分位か、炊飯器によっては手首にかかる位に水を入れましょう。
これがちょうど良い水の加減です。
この感じを覚えておいて、何回か炊飯器で失敗を繰り返して試してみることで、今お使いの炊飯器のベストな水の加減が分かります。
このやり方を覚えておくことで、アウトドアやキャンプに行ったときにとても役に立つでしょう。
キャンプなどで飯ごうでお米を炊くときも水の加減は手のひらをを沈ませる方法ですので覚えていて損はありませんし、炊飯器ではなくお鍋やフライパンでお米を炊くときもこの方法が通用します。
とても、便利な昔ながらの知恵なのです。
お米の計量カップがないときの荒業と応用編
計量カップがないときでも、もう慌てることはないと思います。
少し荒業ですが計量カップがないときの応用を教えますね。
味噌汁などをすくう、おたまは50ccです。
おたまに4杯お米をすくえば、約1合となります。
もちろん、お水は同じ量です。
ペットボトルの500mlにすり切りでお米を入れておけば、少し少なめですが約3人分のお米が炊けます。
ペットボトルは保存にも適していますし、アウトドアでも活躍しますから、キャンプなどでお米を炊くときに覚えておくととても便利です。
ペットボトルのお米をお鍋や炊飯器に入れて、お米を研いだあと、ペットボトルいっぱいのお水を入れたらお米は炊けるのです。
人数が多い場合 ペットボトルを2リットルにすれば、12~13人分のお米が炊けます。
それから炊飯器にお水をはってみてちょうど良いお水の加減を覚えておく方法として、人差し指を入れてみて指の第一関節よりも少し上だとか、または物差しを入れて何センチと水の適量を測っておくという方法もあります。
もう計量カップを無くしても大丈夫!
お米の計量カップがないときでもお米の炊き方や方法は色々とあることが分かりましたね。
定食屋さんでお米が美味しいお店はもちろん計量カップを使うでしょうが、そのときに精米したお米の種類やブレンドでお水の加減を少しづつ調整すると聞きました。
また、天候によってもお米の炊きあがりにムラができないように、お水の量を微妙に変えるとも聞きました。
計量カップに頼らないお米の炊き方が出来ればうれしいですし、手を入れた感触でお水の加減が分かれば幸いですし、そうなれたらすごいですね。