玉ねぎの栄養成分を余さず摂取!玉ねぎ水を飲むと健康になる

玉ねぎは血液をサラサラにしてくれる。

このように玉ねぎを食べると血液がサラサラにになると言いますが、なぜ血液がサラサラになるのでしょうか。

答えは玉ねぎには、硫化アリルという成分が入っているため、この成分が体に良く血液循環を良くしてくれるからです。
この硫化アリルがものすごい効果を身体にもたらしてくれます。

そんな玉ねぎを玉ねぎ水にして効果的に飲む、また玉ねぎの栄養を余すところなく食べる方法をお伝えしようと思います。

血液がドロドロだとなんでいけない?そこで玉ねぎとお水を飲むことで身体が健康に

脳梗塞という言葉を聞いたことがあると思います。

脳梗塞というのは朝方や夏に多いと言われますがどうしてでしょうか?

これは水分補給、体の水分が不足しているからです。

睡眠中や昼間に活発に行動していると、知らず知らずのうちに身体の中の水分が蒸発し、血液中に含まれる水分量が減ってしまいます。
つまり、いつも以上に朝起きたときや昼間の炎天下では水分不足により、血液がドロドロの状態になってしまいます。
水分不足というのは本当に身体にとって恐ろしく、身体は水分不足で悲鳴をあげているのです。

まずは血液をサラサラの状態にしたいのであれば、玉ねぎを食べたり十分な水を飲むことが必要になります。

玉ねぎと一杯のお水を飲むことで水分不足を解消する

ただ、水を飲めば良いのかと言うとそうではなく、水分が十分でも血液がドロドロというのはやはり、血液中に脂肪やコレステロールなど余分なものが多く含まれているということになります。
それを助けるのが玉ねぎです。

玉ねぎには冒頭で書いた通り、硫化アリルという成分が含まれているため、この成分がコレステロールの増加を抑えて、さらに血液の血管を詰まらせる血栓を予防する働きがあります。
つまりは血液をサラサラにしてくれる成分が玉ねぎにはあるということです。

夕食時などに玉ねぎを食べて、1杯のお水を飲むことが身体にとっても良いことなのです。

そして、玉ねぎの栄養成分を余すところなく、飲むことができる玉ねぎ水は身体に潤いをもたらします。

血液サラサラだけではない玉ねぎとお水を飲むことの効果

玉ねぎに含まれている辛味成分の硫化プロピルは、血液中の糖の代謝を促し、血糖値上昇を防ぐ働きがあることで注目されています。
そのため食事の前に玉ねぎスライスを先に食べると、ダイエット効果が得られます。
食事の順番を考えるだけで、ダイエットに繋がるので要チェックですね。

また肝臓にも良い影響があり、お酒を飲む前に玉ねぎとお水を飲むことで悪酔いしにくくなります。

そんな硫化プロピルは非常に気化しやすく息を吸うだけでも体内に吸収されます。
玉ねぎを包丁で切ると涙が出るのはこのためなのです。

また香り成分でもある硫化アリルはビタミンB1と結合しアリチアミンとなることで、ビタミンB1の吸収促進し、ビタミンB1の働きを長時間持続させる作用があり、疲労回復・不眠解消・集中力アップに役立ちます。
また胃の消化液の分泌を活発にして胃腸を強化したり殺菌作用もあります。
その為、脂っこい食事が多い方にも、玉ねぎは有効だと言えるでしょう。

さらに硫化プロピルや硫化アリルなどの硫黄化合物には、毛細血管を広げ血流を改善する効果があります。
玉ねぎを食べると血液がサラサラになると言われるのは、この硫黄化合物の働きによるものなのです。

その効果によって冷え性にお困りな方にも玉ねぎが効果的だと言えます。

玉ねぎは、不溶性と水溶性食物繊維をバランスよく含み、オリゴ糖も含まれているので、普段の食生活での便秘の予防、解消効果も期待できます。

本当に恐るべき玉ねぎ効果です。
そんな玉ねぎの有効成分を余すことなく摂り込むためには、次で紹介する方法をお試しください。

玉ねぎを効果的に飲む玉ねぎ水「酢玉ねぎ」とは

玉ねぎに多く含まれている硫化系化合物は水に弱いため、玉ねぎを水にさらすと溶けだしてしまいます。

玉ねぎをサラダなどで食べるとき辛味が強くなるからと、かなり長く水にさらしていると玉ねぎの栄養がすべて水に溶け出してしまいます。

ということは溶け出した水も一緒に飲めば良いのではないかと思いませんか?

玉ねぎの辛みを抜くために水にさらしてから調理する方も多いと思いますが、辛みがなくなるということは、この有効な成分もなくなるということです。

ですから長時間水にさらすのは避けたいのですが、そこで登場するのがお酢です。
酢と合わせることで玉ねぎの辛味が気にならなくなり、効果的に玉ねぎを身体の中に摂り入れることができます。

そこで酢玉ねぎの登場です。

酢玉ねぎの作り方と炭酸水と水で割る玉ねぎ水を飲む健康

玉ねぎと酢を使って作る酢玉ねぎの作り方はとても簡単です。

スライスした生の玉ねぎを野菜のスライサーなどでカットした玉ねぎを保存の瓶に入れるだけです。
保存の瓶の形にもよりますが、普通、玉ねぎ1個に対して酢200ccにお好みでハチミツなどを加えてください。

ハチミツがなければ砂糖をいれても良いです。
また、この時にお水をお好みで加えて飲みやすいようにしておくこともオススメです。

簡単に作れる酢玉ねぎですが、これだけは押さえておきたいポイントがあります。

 
★スライスした玉ねぎは水に長時間さらさないこと★ 
玉ねぎの効果、硫化アリルが水に溶け出してしまいます。
さっと水にくぐらせるぐらいでちょうど良いという方もいます。
今の玉ねぎは昔と違います。
辛味があまり強くなく、サラダなどで美味しくいただけます。

★スライスした玉ねぎはしばらくそのまま放置してから漬ける★
この時にザルなどに移して空気に触れさせること。
空気に触れて酸化することで、より効果的になります。
玉ねぎは中性脂肪や悪玉コレステロールを低下させて血液をサラサラにしてくれます。

★酢は必ず醸造酢を使うこと★
天然原材料を用いた醸造酢を使うことでより効果を発揮します。
黒酢を使うとさらに効果的です。

酢玉ねぎを作るときに、醸造酢をリンゴ酢や柑橘系の酢にしたり、ハチミツや砂糖を加えるこで、玉ねぎ酢を水や炭酸水で割って飲む玉ねぎ水は美味しく、効果的に玉ねぎを摂ることのできる飲み物になります。
食前に飲んだり、食後に玉ねぎ水を飲むことで食べ過ぎを抑えることができるでしょう。

玉ねぎ酢、玉ねぎ水を飲むための保存と料理アレンジ

作った酢玉ねぎは冷蔵庫で一晩寝かせることで玉ねぎの成分が溶け出して、美味しくいただけますが、オススメは3日目くらいからで味が染みて美味しくなります。

冷蔵庫で保管していても10日くらいで食べ切るようにしましょう。

玉ねぎに含まれるアリシンは熱に弱く加熱調理で失われてしまうとされていますが、加熱する前に20分程度空気に触れることで熱に強い成分へと変化しますので、玉ねぎは切ってから時間をおいて加熱料理を行うようにしてください。

玉ねぎ水を玉ねぎとそのまま鍋にいれて、カレーや野菜スープにするのも良いですし、玉ねぎ酢はそのままサラダにかけても美味しいです。

お酢と玉ねぎを合わせた酢玉ねぎには、高血圧や糖尿病、動脈硬化などの予防効果があるほか、便秘や肥満の改善などダイエットにも効果的で免疫力がアップしますし、まさに万能調味料です。

さらに玉ねぎ水は食物繊維も豊富に含まれているので、腸内環境を整えてくれます。
玉ねぎ酢には大腸の健康を保つことができる成分が配合されているので、玉ねぎと一緒に摂取することで効果を倍増させることができるのです。

毎日、玉ねぎ水を飲むことでお腹の調子がよくなり、肌荒れも改善されます。

玉ねぎとお水を飲むことで毎日健康生活

玉ねぎを摂ることで身体の血液がサラサラになり健康になるためには、水分補給も大切です。

玉ねぎの成分は水に溶けやすいので酢玉ねぎにして玉ねぎ水として飲むことで、身体に効果的に玉ねぎの成分を余すところなく摂れるということ。
また、玉ねぎには血液サラサラ効果だけではない万能薬的な役割があるのが分かりましたね。

玉ねぎは栄養価が高いので肉体疲労 肉体回復にも効果があります。

最後に ピラミッドを作る労働者に玉ねぎが配給されていたらしく、紀元3000~2700年前の壁画でピラミッドを建築する際には玉ねぎを食べていたのが描かれています。

それほど昔から重宝されていた玉ねぎを、水で割って飲む、玉ねぎ酢を炭酸水で割って飲む。
毎日の健康に玉ねぎ水を飲んでみてくださいね。