朝ごはんを食べれない人に、おすすめな朝のメニューは?

寝起き食欲がなく、朝ごはんを食べれないという方も中にはいるでしょう。
食欲がない原因はあるのでしょうか?

朝ごはんは1日の活動を始めるにあたり、とても重要なエネルギーになります。

しかし、どうしても食欲がなくて、朝ごはんが食べれない、そんな方におすすめのメニューをご紹介します。

ぜひ、参考にしてみてください。

朝ごはんの重要性について

一般的に、食事は1日3回と言われ、これは世界でも共通していることです。

朝に目覚めた直後、ボーッとしてしまうのは、内臓や神経、脳の働きが低下した状態であり、血糖値が低いために起こります。

こうした状態を戻すために、朝食が大きく関係していると言われています。

人の脳は寝ている間にも活動してて、朝目覚めるころには、エネルギーを使い切っている状態なのです。

そのため、朝食を食べないと大事な脳にエネルギーが送られないため、集中力が欠け、仕事や勉強の効率があがらないなど、日常の生活で起こる可能性が考えられます。

また、人は睡眠中、体温が下がります。
この下がった体温は、朝食を摂ることで、体温や脳の温度も上げ、活性化させると言われています。

他にも朝食を食べることで、消化器官が活発になります。
そのため、食後に排便をも促す働きがあります。

中には、朝ごはんを食べれないため、1日2食でという方も多いでしょう。
しかし、栄養素を2回の食事でバランスよく摂るのは難しいことです。

なぜ、朝ごはんを食べれないのか、原因についてお話していきましょう。

朝ごはんを食べれない人の考えられる原因は?

まず、朝ごはんを食べれない原因のひとつとして、夕飯を遅い時間に食べているということがあります。
遅い時間に夕飯を食べていると、朝食までに消化しきらないことがあります。

朝、食欲がないという方は、できるだけ朝に空腹感を得られるようにするため、夕飯の時間を少し意識してみましょう。

しかし、中には、仕事の関係でなかなか早い時間に夕飯を食べれない方も多いかと思います。

そんな時、お腹を空かせた旦那さんのため、がっつり夕飯を用意される方もいるかと思いますが、ここは抑えて、軽い夕飯にしてあげましょう。

また、夕飯に油っこいもの、揚げ物を食べることも、朝お腹が空かない原因かもしれません。
夕飯に揚げ物が出たときは、次の朝を考え、食べ過ぎないように注意するといいでしょう。

また、朝ごはん前に、コーヒーで目も頭も冴えさせようとしている人も多いとは思います。
しかし、空腹時である目覚めにすぐ飲むコーヒーは、胃を刺激してしまいます。

コーヒーを食前に飲むと場合によって、消化を悪くしたり、朝の食欲をなくしてしまうこともあるようです。
やはり、コーヒーを飲む時は、胃に食べ物が入ってからがおすすめです。

朝ごはんを食べれない人に、おすすめの朝食はフルーツ

では、朝ごはんを食べれない人におすすめの食事をご紹介していきます。

まず、朝ごはんがなかなか進まないという方は、少しの量を意識してみましょう。

朝から、たくさんのごはんは見ているだけでお腹がいっぱいになってしまいますが、少量にすることで「これぐらいなら食べれそう」と、食の意欲も増進します。

また、朝食に出すおかずの味付けは、薄味を意識しましょう。
そして、喉を通りやすいものです。

では、早速ご紹介していきましょう。

○手軽に食べれるものと言ったら、フルーツ

どうしても朝食欲がない、そんな方は食べやすいフルーツから取り入れてみましょう。
特に、バナナなら、皮をむく手間も少なく、栄養の吸収も早いです。

水分量も適度で喉の通りがよく、朝食欲のない人には、おすすめのフルーツです。

バナナだけでも・・という方なら、バナナと牛乳をミキサーにかけて、バナナジュースにする方法もあります。
これなら、より喉を通りやすい朝食になります。

栄養価を考えるなら、朝ごはん+炭水化物

朝食べれない人にとって、フルーツはおすすめです。
しかし、やはりフルーツだけでは、栄養面で偏ってしまいがちですよね。

朝食を食べる上で重要なのは、栄養を取ることですから。
ですのでやはり、フルーツだけでなく、理想は+炭水化物です。

炭水化物は、身体にも脳にも大事なエネルギー源となります。

そこでおすすめな、ごはんメニューをご紹介していきます。

○たまごかけごはん

ごはんとおかずだと、ごはんが喉を通りにくいですが、たまごをかけることで、喉通りがよくなり食べやすくなります。

また、たまごは栄養価も高く、消化もいい食品です。
たまごは、1個当たり81kcalと低カロリー、しかも良質のたんぱく質を豊富に摂ることができ、朝食にはおすすめの食品といわれています。

○雑炊

他のおすすめは、ごはんを煮込む雑炊です。
その際は、野菜やたまごも一緒に煮てしまえば、それだけで栄養価たっぷりの朝食が出来ます。

汁気もある雑炊なら、食欲のない朝でも、さらさらと食べやすいです。

朝食に食べやすいパンレシピをご紹介!

朝ごはんの定番のひとつといったら、パンですよね。
しかし、パンはパサつきやすく、朝食を食べれない方にとっては、非常に喉を通りにくいものです。

そこでおすすめな、パンのレシピをご紹介していきます。

○フレンチトースト

パサつきがちなパンでも、しっとり食べやすくしてくれるのが、フレンチトーストです。
フレンチトーストなら、前日にたまごと牛乳と砂糖を混ぜた液に浸しておくだけです。

次の日、バターをひいたフライパンで焼けば、簡単かつ豪華な朝食の出来上がりです。
少し手間がかかりますが、前日にさえ用意しておけば、朝起きて焼くだけなので、おすすめです。

パサつきがちなパンを簡単に食べやすくする、もうひとつの方法はスープにパンを浸す、ひたパンや、スープにパンをつけながら食べる、つけパンなどもおすすめです。

これなら、スープと一緒に栄養も摂ることが出来るうえ、パンも手軽に食べやすくすることが出来ます。

スープも野菜スープや、コーンスープなどバリエーションも変化させることで、毎日の朝食を飽きずに食べることが出来ます。

どうしても食べれないとき、朝ごはんの新定番スムージー

どうしても朝、パンやごはんを食べれないという方におすすめは、スムージーです。

スムージーとは、生の野菜・果物・水などでミキサーで混ぜ合わせたものです。
粉末タイプも売られていますので、水や牛乳に混ぜるだけで、栄養価の高いドリンクが簡単に作れてしまいます。

普段捨ててしまう、周りの葉、果物の皮など、栄養が豊富な部分も、無駄なく摂取することが出来ます。

スムージーにすることで、食物繊維を豊富に摂取することができるうえ、腹持ちも良いです。
これは、食物繊維が胃の中で水分を吸収して、膨らむためと言われていることからですね。

手軽に、栄養も取れるスムージーは、どうしても食欲がないときにおすすめです。
様々な組み合わせを楽しむことが出来るので、自分のオリジナルスムージーを作ってみるのも面白いですよね。

しかし、スムージーは食物繊維が豊富なので、飲みすぎると消化不良を起こすことも、人によってはあるようです。

スムージーはゆっくりと、噛みながら飲むことを心がけてくださいね。

朝ごはんを食べれない方へ

朝、どうしても食欲が無いときは誰でもあると思います。

そういった時は、無理して食べようとせず、自分の食べれそうなものから、口に入れてみてください。
食欲がない時は、喉を通りやすいものがおすすめです。

今回ご紹介した、メニューを参考にして、毎日の朝食に取り入れてみてはいかがでしょうか。