納豆は栄養価が高く、スーパーなどで手軽に安く手に入るので重宝している方、多いのではないでしょうか?
納豆の栄養価が高く子供も好きだから・・と、毎日子供に食べさせている方もいらっしゃるでしょう。
でも毎日納豆ばかり食べていると、もしかして食べ過ぎてしまっているのでは?
と心配になりますよね。
今回は、納豆の摂取量や副作用について説明しますので、参考にしてください。
納豆が体に良い理由とは?
骨や歯のもとになる、子供の成長に欠かせないカルシウムですが、近代では不足しがちです。
また、貧血を防ぐのに大事な鉄分も不足しがちです。
しかし、納豆を食べると、これらの栄養分を含む、たくさんの体に良い栄養分が一度に摂取することが可能なのです。
納豆に含まれる栄養分を具体的に上げますと、
・カルシウム
・鉄分
・タンパク質
・ビタミンB2
・ビタミンB6
・ビタミンE
・カリウム
・マグネシウム
・食物繊維
などが挙げられます。
鉄分などは、牛レバーと同等量を納豆から摂取することが可能なのです。
また、体の整腸を整え、快便を促します。
これは、納豆に含まれる善玉菌が有効に働いている効果によるものです。
また過剰にたまったコレステロールも様々な病気を引き起こす原因となっていますが、納豆は、コレステロールがなんと全く含まれていないのです。
ですから、子供から大人まで安心して食べれる健康食品なのですね。
ダイエット中の人も安心して毎日たくさんの量を摂ることができますよ。
毎日のバランスの良い食事のヒントは「まごは(わ)やさしい」!
毎日バランスの良い食事を心掛ける際に唱えていただきたい言葉、「まごは(わ)やさしい」という言葉があります。
「ま」は食物繊維を豊富に含む豆類を指していて、納豆なども指しています。
「ご」は、アンチエイジングに効くミネラルをたっぷり含んだごまを指しています。
「わ」は、これまたミネラルを豊富に含むわかめを指しています。
わかめの表面のネバネバですが、これはアルギン酸という食物繊維ですから、体に良いのですね。
「や」は、いろいろな種類がありますが、全体的に野菜を表しています。
「さ」は、小魚や魚全般を表しています。
魚には、DHAなどを多く含み、子供の脳の成長に欠かせない成分ですから、積極的に摂りたいものです。
「し」は、しいたけなどを含むキノコ類を表しています。
とくに干しシイタケは、カルシウムの吸収に欠かせない物質を含んでいるので、大切です。
「い」は、イモ類全般を指しています。
献立に困ったら、この「まごはやさしい」という言葉を参考に毎日の献立を考えてみてくださいね。
納豆は子供の成長に欠かせない食材
骨の成長に欠かせない栄養素と言えば、カルシウムが一番に思い浮かぶと思いますが、納豆はこのカルシウムを豊富に含んでいるので、ぜひ子供たちに食べていただきたい食品なのです。
というのも、普段の食事では子供たちは、カルシウムが不足しがちになっていて、骨の成長が危ぶまれています。
納豆には、カルシウム以外にも、カルシウムの吸収を助ける成分も含まれているので、効率的にカルシウムを摂取することができるのです。
ですから、成長期の子供を持つお母さんは、ぜひ納豆で献立を考えてあげてください。
納豆には、カルシウムの他にも、たんぱく質や鉄分、亜鉛など大切な栄養素を豊富に含んでいます。
とくに亜鉛はミネラルの中で不足しがちな栄養素で、皮膚を強くしたりするのに欠かせないものです。
また、今注目のレシチンも納豆には含まれています。
レシチンには、抗酸化作用があって、活性酸素を抑え、血液をさらさらの状態にしてくれるのです。
血管が弱い赤ちゃんにも、ぜひ毎日納豆を食べさせてあげてくださいね。
子供に毎日納豆を食べさせても絶対大丈夫!?
赤ちゃんや子供にもぜひ毎日納豆を食べさせてあげて欲しいと先ほど申しましたが、食べさせる頻度や量に気をつけて適量をあげるようにしてください。
納豆好きの赤ちゃんや子供というのも多くいて、実は注意が必要なのです。
といいますのも、あまりたくさん食べすぎると大豆アレルギーを引き起こしてしまう可能性があるのです。
赤ちゃんや子供の体は大人より小さいですから、与える量もおのずと少なくなるのが当然です。
適量の目安としては、1日1パックの半分で大体40~50gということになります。
もっと食べたいということであっても、1日2パック以上は与えないように考慮してあげてください。
また、納豆に付随しているタレですが、塩分を意外と多く含んでいるので、すべて使用するのではなく半分ほどにしておくなど、配慮が必要になってきます。
また、消化がまだあまり上手でない赤ちゃんのためにも、すりつぶしてあげるなど食べやすくして与えるようにしてくださいね。
子供だけじゃない!毎日納豆を食べている大人も注意が必要!?
納豆の食べ過ぎは、実は赤ちゃんや子供だけでなく、大人にも影響が出てくるのです。
納豆の原料になっている大豆イソフラボンですが、これは、女性ホルモンと非常に似た作用をもたらすことが分かっています。
ですから、過剰に納豆を毎日摂取しすぎると、生理が乱れてしまったり、子宮内膜増殖症などの症状が現れることがあります。
ですから、1日に摂取する納豆の量は、70~75mgに留めておきましょう。
また、納豆を食べすぎると、痛風も引き起こしてしまう可能性があると言われています。
納豆には100gあたり115mgのプリン体が含まれているのですが、これはプリン体を多く含まれていると言われている、ビールの約20倍の量になります。
ですから、大人でも、1日1~2パックに留めておく必要があるのです。
とくに、痛風患者はほとんど男性ですから、男性の納豆の過剰摂取には気をつける必要があります。
何事も、食べ過ぎというのは良くなく、適量を摂取するということが必要ということですね。
玄米の納豆ご飯は栄養満点!その理由は?
子供から大人まで適量の納豆を毎日摂取することは、健康面でも、美容面でも、良い影響を与えてくれ、病気知らずということが分かっていますが、納豆の食べ方を工夫することで、さらにその栄養素をアップさせることができるのです。
大体の人は通常白米に納豆や卵を混ぜるという食べ方をしていると思いますが、この白米を玄米に変えると良いのです。
玄米には白米と比べて、健康に良い栄養素がもっと豊富に含まれていますし、納豆と一緒に食べることで、相乗効果を何倍にも生むことができるのです。
ですから、玄米に納豆と卵をかけて食べるのがベストの食べ方ということになります。
卵によって、アミノ酸やたんぱく質も同時に摂取することができ、この3つの食べ物で1日に必要な栄養素の必要量を大半摂取することができるのです。
こんな健康に良い食べ物が他にあるでしょうか?
これからも、積極的に毎日の献立に組み込んで、おいしく、健康維持をしていきたいですね。
食べ方に注意してバランスの良い食事を!
納豆は安いし栄養価も高くとても魅力的な食材ですよね!
しかし、毎日納豆を食べている方は、少し注意が必要かもしれません。
必要以上に食べてしまうと副作用の心配も出てくるような方もいるので、適度に摂取しましょう。
また、玄米の納豆ご飯を生活に取り入れれば、栄養をしっかり摂ることができるのでオススメです!