食生活改善でダイエット!一人暮らし女性にお勧めの簡単調理

食生活改善によってダイエットをする女性は多いですね。

運動よりも、まず食生活をどうにかすることが一番早いというのが一般的ですね。

しかし、食生活の改善は簡単なようで難しいです。

特に甘いものが好きな女性、忙しい女性はゆっくりとバランスの良い食生活をすることが難しいですね。

でも、ほんの少し食生活改善をするだけで、ダイエットにつながります。

今回は、ダイエットをしたい女性の食生活改善についてのご紹介です。

一人暮らし女性でも食生活改善でダイエット

一人暮らしの女性は、どうしても食生活がいい加減になってしまいます。

毎日好きなものばかりを食べていると、栄養が偏って肥満になったり、若いのに筋肉や骨が脆いのに脂肪はある、サルコペニア肥満になっている人もいます。

見た目は痩せて見えますが、身体の中身は肥満です。

健康的に痩せるためには、食べないダイエットではなく、食生活改善のダイエットが必要です。

ダイエットの語源は、健康な身体を作るための食事です。

食生活がいい加減になると、どうしても肥満だけでなく色々な病気の原因にもなってしまいます。

しかし、一人暮らしの女性にとって、朝や夕飯を自分だけのために色々と作るのは面倒ですね。

自分のために作るのが面倒になると、どうしても容器に入れるだけの蒟蒻パスタや、簡単に飲むだけの酵素ドリンクに頼ってしまう人もいます。

カロリーばかりを気にして、ご飯や肉を食べずにお菓子を食べたり、コンビニのそばやサラダを食べてしまう人もいます。

しかし、それは体重を減らすことはできても、身体を引き締めたり健康にダイエットをすることにはなりません。

それでは、何を食べて何を食べないように気を付ける必要があるのでしょうか。

そして、簡単に適切な栄養を摂ることはできるのでしょうか。

今回は一人暮らしの女性でも簡単にできる、食生活改善の方法をお話しましょう。

女性に必要なカロリーを考えた食生活改善でダイエット

女性は生きるだけで毎日1000キロカロリーを必要とします。

そして、仕事や勉強、生活をするためにはさらに1000キロカロリーを消費します。

しかし、活動内容によって800キロカロリーくらいの人もいれば、1500キロカロリーくらいを必要とする人もいます。

そのため、一日に必要とするカロリーは、1800キロカロリーから2500キロカロリーと個人差が生まれます。

また、食べないで痩せるという行為を続けていると、どんどんと基礎代謝が下がり、毎日必要とするカロリーも1000ではなく、900、800キロカロリーと減ってしまいます。

健康な食生活をする人が、普通の生活で2000キロカロリーを消費するところ、1800キロカロリーしか消費しないということになってしまいます。

こういった悪循環を作らないためにも、食べないで痩せるという行為は危険です。

しっかりと食べることで痩せる食生活改善が、正しいダイエットには必要ということですね。

もちろん、元々の食べる量が、健康を害するほどたくさん食べている場合は、食べる量を減らす「食べないダイエット」も必要になります。

また、糖質や脂質に偏る欧米型の食生活を続けている人も、余分に摂っている分を減らすことが大切です。

体質や生活の仕方はそれぞれ違います。

誰かがやってみたら痩せたというのを真似るだけではなく、自分に合った食生活改善で上手にダイエットをしましょう。

その中で一番知ってほしいのが、カロリーではなく食事内容のバランスです。

ダイエットが必要な子どもたち!子どもから始まる食生活改善

甘いものが大好きな女性は太る、と思われがちですが、肥満の人には甘いというよりも糖質を摂りすぎている人が多いようです。

子どものころから好き嫌いが多く、魚を食べない、野菜が嫌い、肉が嫌いという人は太りやすくなります。

保育園の子がお弁当の中に、おにぎりと冷凍のスパゲティ、やきそば、焼売といったメニューを持ってくるという話を聞いたことがあります。

おにぎりは米なので糖質、スパゲティや焼きそばも小麦粉で糖質、そして焼売の皮も小麦粉ですから糖質です。

他にもマカロニサラダやポテトサラダ、グラタン、ポテトコロッケというおかずが多いというのも聞きます。

いずれも糖質ですね。

中には、お弁当箱の中に菓子パンが二つ入っているという子もいるそうです。

子どものころから、好きなものばかりを食べている子は、肥満になるか、ガリガリに痩せるかのどちらかです。

特に糖質を多く摂っている子は、そのまま肥満体質になっていきます。

アメリカの子どもたちは、肥満が多いと言いますが、肥満の子はたいてい甘い主食を食べることが多いようです。

朝ごはんにパンケーキにマフィン、ジャムやクリームをたっぷり塗ったサンドイッチ、いずれも甘いものと小麦粉です。

肥満の子はおかずもハムエッグやベーコンエッグで、朝から野菜や魚を食べることは少ないです。

同じ欧米でも、肥満に悩まない子やヨーロッパの子どもたちは、朝から果物や野菜をしっかりと摂っていると言います。

ドイツやフランスでは、朝ごはんにチーズと野菜・果物・ナッツを食べる家庭があると聞きます。

朝ごはんに野菜を食べる家庭のために、フランスでは冷凍のキッシュやガレットなどがたくさん作られていて、どの家庭でも利用しています。

同じ欧米型と一言で言っても、国や個人によって違いがあるようです。

子どもは甘いものが好きというのは、本能的に脳が必要としているのが糖質だからです。

しかし、成長とともに魚を食べたり野菜や肉・豆・卵を食べることで、色々なものを食べることができるようになります。

そして、それを学ぶのが家庭です。

子どもの好き嫌いも肥満も、やがて大人の女性になったときにダイエットをしなければならないような体型になるのも、スタートは家庭の責任です。

子どもが可哀相だから好きなものを与えるのではなく、子どもが可哀相というなら、美味しい料理を作ってあげて下さい。

今は何でも便利な道具や調味料があり、簡単にバランスが取れた食事を作ることができます。

子どものうちから食生活改善をして、色々なものを食べる大切さを教えてあげましょう。

ダイエットを考えてインスタントで食生活改善

それでは、一人暮らしの女性でもできる簡単な食生活改善のポイントをご紹介しましょう。

まず、カロリーや栄養成分をいちいち調べるのは面倒ですね。

そこで、よく言われる方法からやってみましょう。

まず、一日に30品目の食材を摂ることを心がけましょう。

この時に頼りきってしまうのは、野菜ジュースですが、野菜ジュースでも100パーセントのものを選びましょう。

市販の野菜ジュースのほとんどは、水で薄めて果糖を加えて飲みやすくなっています。

無意味ではありませんが、量的にはビタミンやミネラルをあまりたくさん摂ることができません。

できれば希釈されていない野菜ジュースが良いですね。

豆類もしっかりと摂りましょう。

毎日味噌汁を飲むだけでも、大豆を摂ったことになります。

一人暮らしなら味噌とわかめや高野豆腐、油揚げ、ネギ、鰹節を丸めて「味噌玉」を作っておくことをお勧めしますが、面倒なら市販のインスタント味噌汁でも意味があります。

お弁当と一緒に持ち歩くのも良いですよ。

インスタントや市販の惣菜は身体によくないと偏見を持っている人もいますが、最近の食品メーカーが作るインスタントのものには、自然のものや健康を考えたものがたくさんあります。

邪道と決めつけずに、使ってみましょう。

ダイエットには適してないと考えるなら、糖質や脂質が多いものに偏らないように気を付けます。

コロッケや唐揚げ、練り物は美味しくて便利ですが、脂質の摂りすぎになります。

ご飯のおかずにやきそばやパスタ・たこ焼き・お好み焼き・マカロニサラダというのも糖質の摂りすぎにつながります。

菓子パンの組み合わせはもってのほかです。

炭水化物に炭水化物という組み合わせはNGですね。

コンビニなどで購入する時も、主食、主菜、副菜という献立を意識するとダイエットにつながります。

主菜には必ず肉や魚料理を、副菜には野菜や海藻、豆料理を摂ります。

副菜が冷奴などの単品の時は、具だくさん味噌汁を選びましょう。

ご飯ベーコンエッグ、野菜サラダと具だくさん味噌汁といった簡単メニューでも、10品目以上摂ることができます。

インスタントやファストフード、市販の惣菜などでも上手な利用で食生活改善につながります。

忙しい女性でも簡単ダイエット!炊き込みご飯で食生活改善

休日は身体を休めないとヘロヘロという人もいますが、こんな時こそしっかりとした食事を摂りましょう。

特に女性は鉄分やビタミンB群が不足すると、ダイエット効果を下げるだけでなく、疲れやすくなります。

ビタミンC不足も血流が悪くなり、抵抗力を下げて病気になりやすい身体を作ってしまいます。

ビタミンCやEはアンチエイジング効果もありますので、しっかり摂ることが大切ですね。

しかし、ビタミンはどうしても肉や野菜、豆類をバランスよく食べなければ、摂取が難しいと言われています。

そこで、まずはご飯を一工夫してみてはいかがでしょうか。

普段の白いご飯を、大豆入りの雑穀ご飯や炊き込みご飯にしてみます。

休みの日にたくさん炊いて、小分けにして冷凍します。

ご飯を炊けなかったときに、レンジでチンして利用しましょう。

炊き込みご飯の具を作るのが面倒なら、市販のフリーズドライの人参や薄切りの干しシイタケ・煮大豆・ヒジキ・油揚げ・サラダ用の蒸し鶏などを混ぜて炊き込むだけです。

味付けが難しいなら、希釈用の麺つゆを使ってみてはいかがでしょうか。

希釈用の麺つゆには、ボトルに炊き込みご飯の時の分量が明記されていることがあります。。

その分量通りに入れるだけです。

炊き上がったら、いりごまや青じその千切り、刻んだカイワレ大根などを振って下さい。

栄養のバランスを考えると、カイワレ大根も青じそもいりごまも全部乗せがお勧めです。

青じそは、キッチンバサミで千切りにし、残った分は冷凍しておくと便利です。

カイワレ大根以外にも、豆苗や空心菜の芽などでも良いですね。

スプラウトの売り場にあるので、一つあるとサラダやお弁当の付け合わせ、味噌汁の具にも便利です。

味噌汁を合わせるだけで、簡単に10品目使った食事が出来上がりです。

炊き込みご飯は、小分けにして冷凍すれば、一週間分の夕飯になります。

翌日おにぎりにしてお弁当にしても良いですね。

包丁・まな板を一切使わずに、食生活改善ができてしまいます。

料理が手抜きなんて女性らしくないなどと気にせず、まずは体調を整えることが大切です。

インスタントラーメンや冷凍ピザに頼っていたあなたに、お勧めの調理法でした。

女性だけではなく男性も必要!食生活改善でダイエット

食生活改善によるダイエットは、女性だけでなく男性にも必要です。

栄養の偏りは肥満や生活習慣だけでなく、疲労をためやすく心身共に不健康にしていきます。

精神的なダメージを受けている人の多くは、食生活のバランスにも問題があると言われます。

満腹にするために、カップ麺や菓子パン、スナック菓子に頼る生活はやめましょう。

お金をかけずにダイエットをしたいなら、なおさら自炊をして下さい。

ランチは家から梅干しを入れて海苔を巻いただけのおにぎりを持って、3食100円の味噌汁を飲むだけでも、菓子パン生活よりかなり改善になります。

職場の食堂は企業からの助成金が充当されていることもあります。

朝や夜の食事を節約するなら、昼だけでもバランスを考えたランチを選んでみましょう。

節約をして、バランスの悪い食事にして病気になったら本末転倒です。

若いから大丈夫と過信せず、しっかりと食事だけは気にかけて下さい。

若い時は大丈夫でも、若い時のバランスの悪い食生活習慣は後で、身体に響いてきます。

運動をしなくなったとたんに肥満になる、昇進して外歩きの仕事をしなくなったとたんに肥満になる、というのは良くあります。

女性だけでなく、男性も食生活改善で健康な身体作りを心がけてください。

ダイエットをしたい女性だからこそ食生活改善を

ダイエットの語源は、健康な身体を作るための食事という意味です。

ただ見た目が痩せるではなく、きれいで健康的な女性らしい身体を作るのが一番大切です。

ガリガリの身体は、とてもきれいとは言えません。

そのためにも、100パーセントの手抜きをせずに、上手に食材や食品を選んで食生活改善をしましょう。

バランスの良い食事は誰のためでもない、あなたのためなのです。