玄米と下痢の関係性と好転反応による下痢への対処法とは?

玄米を食べたことで起こる下痢の場合は、その原因はいくつか考えられることをご存知でしょうか。

その一つに好転反応による下痢がありますが、あまり聞きなれないため、どういったものなのか、対処法はどうすればよいのか迷いがちです。

そこで玄米と下痢の関係性や、好転反応が起こらないようするにはどうすればよいか、また起こった時の対処法についてお伝えします。

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好転反応により起こる下痢とは?

一般的に、生まれてから一度も下痢を経験していない方はいないでしょう。

ところがその中でも、好転反応で起きる下痢があることはご存知ですか。

好転反応とは、漢方や鍼を使った治療の中で、老廃物が血液中に流れ、一時的に起こる身体の反応のことを言います。

身体によい効果を得る中で、無意識のうちに身体が反応をして、体内の老廃物や毒素を排出する為、下痢が起こる場合があるといわれています。

玄米はスーパーフードと呼ばれ、含まれる栄養素は40種類にもなります。

玄米を食べた場合も、いつもとは違う栄養が体内に入ってきたことで、バランスが崩れて好転反応による下痢が起こるようです。

好転反応による便の場合には、普通の便よりも色が黒く、臭いがきつい宿便が出てくることが考えられます。

これは腸に溜まっていたものになるので、早めに排出してしまった方がよい便です。

玄米などの食事ををよく噛んで食べて、消費期限の切れた、下痢を起こす可能性のあるものを食べていなければ、好転反応によるものという可能性も視野に入れてみてください。

玄米と下痢の好転反応の関係は?

私たちは日常の生活の中で、身体によいものばかりを食べられているわけではありません。

例えば農薬や食品添加物など、普通に食べているものの中にも、本当は体内に入れない方がよいものが多くあります。

そのような中でスーパーフードと言われる、食物繊維やミネラルなどもたっぷりと含まれた玄米は異質なものなのでしょう。

健康を意識して玄米を食べると、悪い成分を体内に摂り込まなくなり、よく噛んで消化することで胃腸を休ませることになります。

そうすると内臓も活発に動き出し、血液の流れがよくなって、身体を健康になる方向に向けていこうとします。

そして溜まっていた老廃物が血液中に流れ、その結果原因のわからない下痢が起きることがあるようです。

デトックスをする方法が話題になることがありますが、それは体に溜まった老廃物を体外に排出することです。

玄米を食べて好転反応による下痢が起こるのも、それが原因と考えられます。

下痢が起こったのは玄米にマグネシウムが豊富に含まれることと関係ある?

玄米を食べていると好転反応で下痢が起こることがあります。

ところが玄米に含まれるミネラルのマグネシウムの摂りすぎでも、下痢は起こる場合が見られるようです。

もしも玄米をいつも食べているのに下痢が起きた時は、マグネシウムの摂り過ぎが関係していないかが気になります。

1日のマグネシウムの推奨摂取量は、成人男性で340mg、成人女性で270mgとなっています。

普通はマグネシウムを摂りすぎても、過剰に摂った分は尿として排出されます。

ただし食事の他に、にがり(塩化マグネシウム)やサプリメントなどで、マグネシウムを多量に摂った場合には、下痢が起こる場合があります。

玄米のマグネシウムの含有量は、お茶碗に中盛1膳で78.4mgとなり、これを3食分食べると、235.2mgが主食だけで摂れてしまいます。

また大豆製品にも豊富なマグネシウムが含まれていますが、朝食に納豆を1パック食べると45mgが摂れ、玄米を食べていると思ったよりもその量は多くなっています。

マグネシウムは体内でエネルギーを作りだしたり、カルシウムと互いに作用しあい、骨や歯を作るために大切な栄養素となります。

ただし摂りすぎると下痢の原因になることもあるため、玄米を食べている場合はサプリメントなどは避けた方が良いでしょう。

下痢になるのは玄米が消化に悪いことと関係している?

玄米は消化に悪い食品なので、胃や腸の弱い方は避ける方がよいと聞かれたことはありませんか。

玄米は白米と同じような手順で炊いた場合、外皮に覆われているため、白米のように食べやすいとは言えない、プチプチとした歯ごたえのあるお米になります。

また玄米に豊富に含まれる食物繊維ですが、その多くが水に溶けない性質を持つ、不溶性食物繊維です。

こういったことが理由になり、体内で消化する力が弱まっている方は、消化不良による胃痛や吐き気が起こることも出てきます。

玄米の消化の悪さによる下痢を起こさないためには、よく噛んで食べることが必要です。

そうでないと胃や腸の負担が大きくなり、どうも胃の調子が悪いといった状態になります。

そして栄養も吸収されることなく、玄米は便と一緒にそのまま排出されたり、好転反応とは関係のない、下痢が起こる場合もあります。

国としては日頃から食事をする場合に、一口食べるごとに、30回噛むクセを付けることをすすめているようです。

そういった習慣を持てば、よく噛み砕いて、胃や腸の負担にならずに、玄米の栄養も吸収されることになるでしょう。

下痢の好転反応が起こった場合はどうすればよい?

好転反応が起こるのは、体内から毒素や老廃物を排出している表れになります。

その場合の下痢は、宿便と呼ばれるものになり、腸の壁にこびりついているもので、消化吸収を悪くするものです。

便秘ではない人で毎日の習慣で便が出る人でも、宿便は溜まっているので、玄米を食べて出るものとなります。

宿便の下痢の場合は、腸の中に長いと何年もあった便が出てきているので、黒く臭いのきつい便になる可能性が高いです。

そのため薬を飲んで下痢を抑えずに、できれば体外に出してしまう方がよいでしょう。

好転反応による下痢の場合には、早く老廃物を体外に排出するため、水や白湯を多く飲むようにしましょう。

好転反応の下痢なら通常は1日~長くても3日もすればおさまるはずです。

ところが治まらずに下痢が長く続くようなら、病院で診てもらうことも考えてください。

下痢は悪いものを体外に出すための体の防御反応なので、薬を飲まない方がよい場合もありますが、長く下痢が続くと、脱水症状を起こすこともあるため注意をしましょう。

下痢を起こしにくい玄米の炊き方はある?

玄米を食べて好転反応が起きるのは、それまでの食生活で食べていたものと違うものに対して、身体が反応したためでした。

それならば避けることは難しいですが、玄米の場合は消化によい食品ではないため、下痢が起こる場合もあります。

その点では、できるだけ消化しやすいように、軟らかく食べやすい玄米にすることが、下痢を起こさないポイントとなります。

玄米はヌカに包まれている状態なので、浸水せずにそのまま食べると、歯ごたえがあり、飲み込むまでに時間がかかります。

水をよく浸水させた上で炊く方が、軟らかくふっくらと体内で消化しやすいごはんになります。

そのためには洗米の時に強めに研いで、玄米の表面をこすり合わせ、傷をつけるようなイメージで洗います。

そのあと浸水させると水が吸収されやすくなっています。

浸水時間は夏の暑い時期には冷蔵庫に入れて12~17時間置き、できればその間に1度か2度水を交換すれば、玄米に水が吸収され衛生的にもよくなります。

炊く時には浸水させておいたものをざるに移し、新しい水を入れて炊飯器にセットして炊くと、おいしく消化によい玄米が炊けます。

玄米を食べて起こる下痢は便の状態を見てみるとよい

玄米を食べて起こる下痢は、身体の老廃物を排出するためのものと、体の不調によるものとに分けられます。

まず下痢を起こさないためには、玄米を浸水させて軟らかく炊き、よく噛んで消化吸収をよくすることが大事です。

その上で起こる下痢は好転反応によるものの可能性が高いため、宿便の特徴であるニオイもチェックし、対応するとよいでしょう。