電子レンジでスチーム料理をラップを使って簡単に美味しく

電子レンジでスチーム料理をするときに必要なアイテムがラップです。

しかし、ラップといっても色々な種類があり、耐熱用のラップ以外では利用することができません。

オマケでもらうラップの中には、耐熱のものではないこともあります。

また、ラップの使い方によっては中の料理が破裂してしまうこともあります。

ラップをしない方が良いというものもあります。

どんな料理にはラップをした方が良いのでしょうか。

ラップにはどんな効果があるのでしょうか。

今回は電子レンジとラップの関係についてご紹介していきましょう。

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電子レンジでスチームできるラップの種類

ラップにはポリ塩化ビニルという樹脂を材料に作られたものが主流ですが、各メーカーでそれぞれが品質改良をし現在に至っています。

市販されているラップの最大手、

・旭化成「サランラップ」
・クレハ「newクレラップ」

上記はポリ塩化ビニリデンを材料に作られています。

スーパーで肉や魚を入れているトレイの上にかかるラップはポリ塩化ビニルが材料の、

・三菱樹脂「ダイアラップ」

が多く使われていて、市販されているラップとは少し違います。

生協などが取り扱っているラップにはポリエチレン製があり、

・シーアイ化成「NEWローズラップ」
・宇部フィルム「NEWポリラップ」
・オカモト「環境思いエコノミー」

などがあります。

スーパーでは、ポリエチレンラップの

・リケンファブロ「ハイラップ」

などの業務用ラップを利用しているところもあります。

同じスーパーでも、お弁当やお惣菜などの温めることを目的としている場合は、業務用のポリメチルペンテン製ラップになります。

ラップを作っている会社は意外と多く日用品を作るライオンや日立化成でも商品の製造販売をしています。

国内では、中小合わせると20社以上が食品用ラップを製造しています。

中には、ラップそのものは同じ工場で製作し、名前を変えて複数の会社で販売しているプライベートブランドのラップもあります。

ラップにも色々ありますので、電子レンジでスチームに使えるラップはどんなものなのか、しっかりと調べて購入しましょう。

電子レンジスチームできるラップの耐熱温度

同じ食品用ラップでも材料によっては、電子レンジで使えない、または使いづらいものもあります。

ほとんどの食品用ラップは、電子レンジ対応ですが、100円均一のラップや低密度ポリエチレン製のラップには、電子レンジで使えないものもあります。

こういったラップは材料が、ポリエチレン製と書いてあります。

同じポリエチレン製でも、ポリプロピレン製多層ラップというのがあり、こちらは耐熱温度が高いですが、厚手のため切りにくいのが特徴です。

ポリプロピレン製多層ラップは、食品用というよりも、荷造り用のフィルムとして使われています。

市販されているラップの中で一番高熱に対応できるのは、サランラップやnewクレラップのポリ塩化ビニリデンで、140度になります。

野菜のスチームなどは使えるけれど、揚げ物の上にラップをかけて温めると150度以上になってしまいます。

ピッタリとかけてしまうと、場合によってはポリ塩化ビニリデンでも溶けることがあります。

電子レンジ対応と書いてあっても、温度によって使えないものもあります。

耐熱性と書いてあっても低密度ポリエチレン製ラップは耐熱温度が110度までなので、食材によっては使えません。

スーパーで肉や魚・野菜にかけているラップは、汚れを防いだり購入する人に中身を見えやすくするためにかけてあります。

そのままレンジでスチームすることを目的としているわけではないので、業務用の低密度ポリエチレン製ラップを使っていることが多いです。

レンジで温めるためのお弁当などのお惣菜は、180度以上の熱にも対応できるポリメチルペンテン製ラップが使われています。

電子レンジでも安心して使いたいときは、耐熱性の高いポリ塩化ビニリデンやポリメチルペンテン製ラップを用意しましょう。

電子レンジの野菜のスチームでラップをする理由

温野菜を電子レンジで作る時、皆さんはラップをして温めますか?

最近は100円均一で電子レンジ用のスチーマーや便利グッズがありますが、普通の容器でも温野菜を作ることができますよね。

しかし、ただ容器の上に乗せて電子レンジで温めると、水分が抜けてシナシナになった温野菜になってしまうことがあります。

そこで、容器の上にふわっとラップをかけて温めることで、水分が中に残り野菜を上手にスチームすることができます。

それだけでなく野菜をスチームする時に、ラップをすると、電子レンジの庫内の汚れを防いだり水分が抜けるのを防ぐだけでなく、加熱効率を上げる効果もあります。

電子レンジでスチームをした後、庫内から出してそのまま蒸らすと、さらに内側まで熱が伝わります。

ラップをするとこういった良い効果があるので、温野菜だけでなく冷ご飯・焼売・肉まんをスチームする時にもラップをかけます。

ラップを掛けない方が良いものは、カラッと仕上げたいものの時で、唐揚げなどはラップはかけずに温めます。

飛び散りや汚れが気になる時は、ラップの代わりにオーブンシートにしましょう。

ラップが勿体ないという人は電子レンジ対応の蓋を使おう

電子レンジでスチームする時、ラップを使うと使い捨てになってしまいもったいない、という人もいます。

そのため、ラップの代わりに電子レンジで使える蓋があります。

電子レンジで使える蓋は、ポリプロピレン製で耐熱温度は120度になります。

ラップと違い野菜の上に直接触れることがないため、120度の耐熱温度で充分に対応することができます。

薄い皿型と深い蓋型と浅い蓋型の三種類があり、大きさも小・中・大・特大と色々あります。

使いやすいものを選びましょう。

煮物や温野菜を耐熱皿の上でスチームして、そのまま食卓に置くときにも、フードカバーになりとても便利です。

他にもシリコンの蓋カバーもあり、マグカップやスープカップの上にのせておくと、蓋をしたまま電子レンジで温められて、そのまま保温できるものもあります。

シリコンの蓋カバーはそのままぴったりと密封できますので、冷蔵庫などに保存する時にも便利です。

電子レンジでスチームをするとき、いちいちラップをかけて捨てるのは勿体ないという人は、こういったものを使うと良いでしょう。

お勧め電子レンジのスチーム料理

それでは、せっかくですので電子レンジとラップを使ってお料理をしてみましょう。

電子レンジでスチームして作る美味しい献立をご紹介します。

温野菜のサラダです。

【材料 2人分】

・ブロッコリー 40g
・カリフラワー 40g
・かぼちゃ 100g
・パプリカ 1/2個
・アスパラガス 2本
・水 15ml
・トマト 1個
・塩コショウ 少々
・アンチョビ 2切
・オリーブオイル 15ml
・あらびき黒コショウ 少々
・パルメザンチーズ 適量

【作り方】

①ブロッコリー、カリフラワーは1房に分けます。

かぼちゃ、パプリカは2cm角くらいに切ります。

アスパラガスは3cmくらいの長さでカットします。

②かぼちゃを耐熱皿に並べ、水を全体にかけてラップをふんわりかけて電子レンジに入れます。

600ワットで2分スチームします。

③ブロッコリーとカリフラワーを耐熱皿に並べ、500ワットで2分スチームします。

④パプリカとアスパラガスは、500ワットで1分半スチームします。

野菜は、そのまま同じ皿に彩りよく並べ、お好みであらびき黒コショウをかけます。

⑤レンジで野菜をスチームしている間に、鍋にオリーブオイルをひいて、細かくカットしたトマトとアンチョビを炒めます。

塩コショウで味を整えます。

⑥野菜の盛り合わせに、トマトのソースとパルメザンチーズを添えます。

時短になる電子レンジのスチーム料理

朝の忙しい時にお弁当を作っている人も多いですよね。

電子レンジを使って時短料理で彩り豊かなお弁当を作ってみましょう。

お弁当には、ご飯の白とお肉や肉加工食品の茶、海苔やゴマの黒、卵料理の黄色、プチトマトの赤と色々な色を取り合わせることが大切です。

これは彩りだけでなく、栄養素のバランスを考えて、色とりどりの食材を使うことをお勧めしています。

そして、ここに必ず取り入れたいのが、緑の野菜です。

お弁当に刻んだレタスを入れるのもいいですが、朝の忙しい時に切るという動作も時間がもったいないです。

そこで、ブロッコリーやアスパラガスを茹でたり、ほうれん草の胡麻和えや小松菜の辛子和えを入れてみませんか。

しかし、鍋を出して湯を沸かして茹でるのでは、時短を考えたら本末転倒です。

そこで、我が家では前もってカットしたアスパラガスやピーマンを耐熱の皿に並べて、ラップをふんわりとかけて1分半から2分スチームします。

ほうれん草や小松菜なら1分、ブロッコリーなら2分半です。

そのまま塩コショウでも良いですし、鰹節や辛子醤油、ゴママヨネーズで味をつけても美味しいです。

中でも夏のお勧めが、オクラのスチームです。

オクラは味つけがなくても、そのままのさっぱりとした味が、唐揚げやウインナー、焼き魚と味の濃いお弁当のおかずの箸休めになります。

耐熱皿に乗せて、ラップをしてわずか1分です。

面倒なことが嫌いな人は、こういった野菜をキッチンバサミでカットし、電子レンジでスチームしお弁当に添えるのがお勧めですよ。

毎朝電子レンジとラップをフル活用して、彩りのあるおかずを作りましょう。

電子レンジに必要なラップの裏話

電子レンジでの料理が当たり前になっている今、ラップは美味しいお料理を温めるたり野菜をスチームするには必需品ですね。

毎日使うラップですが、そんなラップの裏話を一つご紹介します。

同じ大手のラップでも、クレラップのカッターが他のラップと違い、プラスティックでできていることをご存知でしたか?

これは、金の刃でラップを切る時に指を傷つけてしまったという人からの言葉から、より安全なのにきれいにカットできるように作られたものです。

さらに、ラップ同士がついてしまってうまく剥がれない、ということがないような工夫もされています。

ラップには作るメーカーそれぞれの、色々な研究の成果が商品になっています。

明日から野菜をスチームする時に、そんなラップのもう一つの物語にも目を向けてあげて下さいね。