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甘酒のもと米麹と酒粕の違いは?栄養満点で便秘解消にも!

      2018/06/29

甘酒のもと米麹と酒粕の違いは?栄養満点で便秘解消にも!

最近の甘酒ブームで、季節問わずスーパーでも甘酒を見かけるようになりましたね。

甘酒は米麹と酒粕の二種類から作られており、この二つでは味が全く違います。

「飲む点滴」といわれるほど、健康にも便秘にも良いとされる甘酒について詳しくご紹介します。

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甘酒は二種類!米麹と酒粕からできるものの特徴

大きく分けると、甘酒には米と麹で作る米麹の甘酒と、酒粕と砂糖で作る酒粕甘酒の二種類があります。

・米麹甘酒

こちらは麹の発酵作用を利用して、米から作るものです。

発酵の過程で米のデンプンが変化して、主にブドウ糖という甘味に変わるので、砂糖を加えなくても自然な甘味があり、アルコール分が含まれていないのが特徴です。

妊娠されている方や、小さな子供でも飲むことができます。

・酒粕甘酒

日本酒を作るときに出る搾りかすが酒粕ですが、これを水やお湯で溶いてできるのが酒粕の甘酒です。

酒粕自体には甘みはないので、普通は砂糖を加えて飲みやすくします。

酒粕で作った甘酒を飲んだことがある方はご存知かと思いますが、とても甘くお酒の様な味がするのが特徴です。

酒粕からできていますので、微量のアルコールが含まれており、お酒の弱い方や妊娠されている方、子供や運転を控えている方は注意が必要です。

材料は違うものの、どちらも共通して100種類以上の酵素が摂れます。

また、必須アミノ酸がすべて摂れ、ビタミンB群が豊富です。

食物繊維が豊富で、便秘解消に効果的でもあるスーパードリンクなのです。

飲むだけでこの様な豊富な栄養素が摂取できるので、「飲む点滴」といわれる理由がわかりますよね。

米麹の甘酒の効果とは?

お酒やみりん、甘酒、味噌などに欠かせない米麹は、米に麹菌を繁殖させたものです。

米麹には美肌効果が期待できる麹菌が豊富に含まれており、皮膚や粘膜を保護してくれるビタミンB2も多く含んでいます。

ビタミンB2には内側から肌をきれいにしてくれる働きがあり、肌を保湿しハリを与える働きが期待できることから「飲む美容液」とも呼ばれています。

ほかには、

・ビオチン(皮膚や髪の毛の健康に必要)

・ビタミンB1(糖質や脂肪の代謝を促進)

・ビタミンB6(ホルモンを正常に保つ)

・リン(骨や歯を作るのに必要)

・亜鉛(味覚を正確に保つのに必ず必要な成分)

以上の栄養素が、米麹で作った甘酒の注目すべき栄養素です。

米麹で作る甘酒にも、便秘に役立つ食物繊維は含まれているものの、100g当たり米麹甘酒で摂れる食物繊維は1.4gなのに対し酒粕甘酒では5.2g摂れます。

食物繊維を多く摂取したい場合は、酒粕甘酒を飲むことがおすすめです。

酒粕の甘酒の効果とは?

米麹の甘酒の効果に続いて、酒粕で作った甘酒にも注目してみましょう。

酒粕の甘酒にも、たくさんの栄養素が含まれています。

1つずつご紹介していきましょう。

・パントテン酸(疲労物質を減らし体力回復に役立つ)

・タンパク質(筋肉や血のもとになり、免疫力アップに役立つ)

・ナイアシン(アルコールの分解を助ける)

・葉酸(細胞の健康を保つのに必要な栄養素)

・食物繊維(体内の掃除をしてくれる栄養素。便秘改善に効果的)

以上が主要な栄養素ですが、酒粕で作った甘酒にはほかにも特有の栄養素が含まれており、それは、レジスタントプロテインというものです。

このレジスタントプロテインは、体内にある悪玉コレステロールを減らす作用があるといわれています。

悪玉コレステロールを減らすだけでなく、善玉コレステロールを増やしてくれるので、コレステロール値が気になる方は、酒粕で作った甘酒を適量飲むことがおすすめです。

また、普段あまり良く寝付けないという方にも酒粕甘酒がおすすめです。

酒粕甘酒を作る過程でアルコール発酵するために清酒酵母を使いますが、この清酒酵母がアデノシンという睡眠物質の作用を高め、眠気を誘って良い睡眠を促すといわれています。

寝酒を普段から飲むという方は、お酒の代わりに少しの酒粕甘酒を飲んで寝ると睡眠の質が良くことが期待できますよ。

1日1杯の米麹甘酒で便秘解消!

甘酒を飲むと便秘に良いといわれていますが、それは食物繊維のおかげだけではなく、グルコシルセラミドという成分が腸内で善玉菌を増やす効果があるため、便秘解消の効果が期待できる可能性があります。

グルコシルセラミドは、こんにゃくにも含まれる成分ですが、こんにゃくに含まれるものではなく、麹由来のグルコシルセラミドのみが大腸まで届いて善玉菌を増やすのです。

グルコシルセラミドの必要量は、体重60㎏の人で1日100㎎です。

200mlの甘酒には最大4.15㎎のグルコシルセラミドが含まれていますが、もともと和食中心の食生活をしていれば、1日の摂取量の約4割は摂取できています。

そこに、更に甘酒1杯を毎日飲むように習慣付ければ、便秘解消の効果が期待できますよ。

また、甘酒には麹菌の作用によって、オリゴ糖が作り出されます。

このオリゴ糖は、腸内の乳酸菌の良い餌になることが知られていますよね。

以上のように、甘酒には腸内環境を整えてくれる栄養素がたくさん含まれているので、毎日続けて飲むことがおすすめです。

現代は、日本人も食生活が欧米化しています。

便秘で悩んでいる方は、これを機に食生活を和食中心(漬物や味噌汁など発酵食品)をたくさん摂り入れるように意識することで体質改善ができるでしょう。

便秘解消におすすめの甘酒レシピ

運動不足による便秘に最適な、甘酒レシピをご紹介します。

運動不足の方は筋力が足りていないため、タンパク質をプラスして摂る必要があります。

筋肉の素になるタンパク質の中でも、甘酒と相性がよいきな粉を足してみましょう。

【材料】

・米麹の甘酒 200ml
・きな粉 小さじ1/2
・黒ゴマ 小さじ1/2

【作り方】

甘酒にきなこと黒ゴマをそれぞれ小さじ1/2入れるだけで完成です。

温かくても冷たくても美味しく飲むことがⒹできますよ。

「畑の肉」と呼ばれる大豆でできているきな粉と、同様にゴマにも必須アミノ酸が多く含む良質のタンパク食品です。

きな粉とゴマは補助し合う性質があるので、一緒に食べることでより一層効果的なのです。

簡単に栄養素アップ、便秘解消に、一度試してみてはいかがでしょうか。

便秘解消目的で多飲は危険?

甘酒には、疲労回復や便秘解消など身体にとって様々な利点があり、知れば知るほど飲みたくなる飲み物ですよね。

しかし、砂糖を含まない米麹で作られた甘酒でも、自然でやさしい甘味のほとんどがブドウ糖ということはご存知でしょうか。

ブドウ糖は吸収が早く、エネルギー源になるものなのですが、飲み方を間違ってしまうと血糖値の急上昇が起こってしまうので要注意です。

空腹時に単体で飲むのではなく、豆乳やきな粉をプラスして飲んだり、食後に飲むことで血糖値の急上昇を防ぐことができますよ。

また、健康によいのですが、カロリーもあることを忘れてはいけません。

米麹甘酒100ml当たりのカロリーは約80kcalとなり、コップ1杯200ml飲むと約160kcal摂取することになります。

決して低くはないカロリーですので、飲みすぎると太ってしまう可能性があります。

甘酒を毎日飲む場合は、おちょこ1杯分程度がカロリー過剰摂取にならずに効果も得ることができる量ですので、たくさん飲むことは控えるようにしましょう。

健康維持に甘酒

甘酒は、健康にも便秘改善にもよいということが、お分かりいただけたでしょうか。

砂糖を使っていない米麹からできた甘酒も、身体に良いからとたくさん飲んでしまったら、逆効果になる場合もあります。

1日におちょこ1杯を限度に、甘酒の効果を最大限生かし摂っていくとよいですよ。

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