精製塩と自然塩とは?どう違うの?どう選べばいいの?

塩と一口に言いましても、いろんな種類があることにお気づきではないでしょうか?

大きく分けましたら、精製塩と自然塩つまり天然塩があります。

精製塩と自然塩はそれぞれどのように作られ、どのような違いがあるのでしょうか?

健康のためには、どちらを選べばいいのでしょうか?

今回の記事では、見分け方やおすすめの自然塩もご紹介したいと思います。

スポンサーリンク

関連のおすすめ記事

卵白が余っても!メレンゲで作るお菓子の名前と作り方は?

余った卵白を惜しみながら捨ててしまっていた方!これからは上手に卵白を活用しましょう。メレンゲ...

電子レンジのターンテーブルにケーキ型をのせて手作りケーキ

小さい子どものため、ケーキを焼きたいという人のために、便利なグッズが増えています。電子レンジは...

アイシングの作り方!家庭にある上白糖でできる6つのレシピ

手作りクッキーやドーナッツにひと手間かけてアイシングでデコレーションすると、可愛くてしかも美味し...

仕上げの醤油は薄口醤油で締めてみよう、その使いかたとは?

名前は薄口でも味は辛い、でおなじみの薄口醤油。「関西でよく使われて、塩分が濃い目」というのは...

家庭で作るカレー。間違いなく美味しい材料の最適な量とは?

カレーを作る時の材料の量はどのくらいですか?家庭により、具だくさんのカレーや、好き嫌いにより特定...

ホームベーカリーで食パンを焼くには?たっぷりバター風味

ふつうの食パンはもう飽きました!?どうせ作るならブリオッシュやホテル食パンのようなバター風味た...

誰がやってもカラメルの失敗しない作り方!上白糖でお手軽に

ほんのり苦くて甘ーいカラメル、どんな食べ方をまず思い浮かべますか?多くの方が、カスタードプリン...

味噌を手作りする方法と色々な味噌の塩分濃度をご紹介!

味噌には赤味噌や白味噌といった色の分け方と、甘味噌や辛味噌といった味での分け方などがあります。...

甘酒を麹で作るには?ご飯を使う方法とご飯を使わない方法

甘酒は美味しいだけでなく、健康づくりや体力回復のために飲む人も増えています。甘酒には、酒粕を...

お弁当作りが続けられる方法?!冷凍保存は容器に詰めるだけ

お弁当作りを始めたものの、続かなくて三日坊主で終了したという人は多いでしょう。なぜ、お弁当作...

生クリームを使ったケーキ!簡単なものから上級者向けまで

生クリームを使ったケーキは、とっても多いです。王道のショートケーキから、チーズケーキにも生クリー...

めんつゆで煮物の味付け?味のしみこみやすい大根にするには

めんつゆと言えば、うどんやそば、そうめん、天ぷらの天つゆなどに使うことが多いでしょうか。これ...

捨てるなんてもったいない!果物の缶詰シロップの活用レシピ

黄桃やサクランボ、みかんなどの果物の缶詰は、ケーキやゼリーなどのお菓子の見た目を華やかにしてくれ...

ガス炊飯器vs電気炊飯器!保温にかかる電気代はどのくらい?

生活していく中で、欠かせない家電の炊飯器・・・。その炊飯器は「ガス炊飯器」と「電気炊飯器...

海外で買うみりんは高い!代用するなら白ワインがオススメ!

ここ日本を離れて、海外で生活をしている人は沢山います。長く日本を離れていると、慣れ親しんだ和...

スポンサーリンク

精製塩とは?材料と出来上がるまでの過程

日本でよく売られている精製塩は、原塩を溶かして、塩化ナトリウムの含有量を99.5%以上に精製したものです。

また、海水をイオン交換膜法という方法を使って、塩化ナトリウムの含有量を99%以上にしたものもあります。

イオン交換膜法は、広大な塩田がいらず、天候にも左右されず、能率よく品質の良い塩が生産できるというメリットがあります。

海水中の塩は、マイナスの性質のある塩素イオンとプラスの性質のあるナトリウムイオンという成分でほぼできています。

海水に電気を流すと、塩素イオンはプラス極へ、ナトリウムイオンはマイナス極へと移動します。

この性質を利用して、プラスイオンしか通さない膜とマイナスイオンしか通さない膜を使って濃い塩水を作ります。

こうして取れた濃い海水を、従来の平釜より効率のいい真空蒸発釜、つまり立釜で煮詰めて塩が作られます。

この製法は、不要物をできるだけ取り除き、ナトリウムの占める率を上げていきます。

ただその過程で、人体に必要なミネラルも、残念ながら取り除かれていってしまいます。

上記以外の製法もあります。

逆浸透膜法は、塩化ナトリウムなどの分子が通過できないほどの孔が無数に開いたフィルターを使って濃い塩水を得る方法です。

フィルターがかなり細かいため、ミネラルもフィルターに詰まり、ミネラルは失われている可能性が高いと言われています。

これらのものが、精製塩と呼ばれます。

では、自然塩とはどんな塩なのでしょう?

自然塩とは?どんな材料からどのように作られるの?

天然塩とも呼ばれる自然塩は、主に昔ながらの製法、つまり塩田などで海水を自然に濃縮する方法で作られた塩です。

それゆえに、塩化ナトリウムの純度は低く、マグネシウムやカルシウムやカリウムなどのミネラルが多く含まれています。

精製塩と異なり、大量生産できず手間がかかり、生産数も少ないので、価格は高めになります。

また、海塩で作られたもの以外にも、岩塩や湖塩も自然塩です。

岩塩は地球の地殻変動で陸地に取り込まれた海水が蒸発して結晶になったものです。

そして湖塩は、地殻変動で陸地に取り込まれた海水が湖に流れ込んで結晶化したものです。

このように、精製塩と自然塩は同じ『塩』とは言え、製造方法がかなり違います。

精製塩と自然塩を見分ける方法をご存知ですか?

次項でご説明します。

精製塩と自然塩の見分け方は?パッケージで見分ける!

精製塩はさらさらとしていて、自然塩はしっとりはしていますが、精製塩なのか自然塩なのか、見かけで判断するのは、難しいかもしれませんね。

また、自然塩とか天然塩という言葉は、キャッチコピーや商品名に使えません。

定義がはっきりせず、根拠がないのに健康にいいといった優良誤認を与えかねないので、使用が認められていないためです。

ですので、精製塩と自然塩を見分けるにはコツがいります。

一番確実な見分け方は、パッケージの成分表や工程を見ることです。

精製塩は、工程が「イオン膜」「立釜」等と記載されています。

また、成分は塩化ナトリウムがほとんどです。

それに対し、自然塩は原材料名が「海水」、工程が「天日」「平釜」と記載されていますよ。

また、成分にはマグネシウムやカルシウムなど他のミネラルが豊富に含まれています。

商品名やキャッチコピーなどに惑わされず、この表示で見分けるのをおすすめします。

また、価格も違います。

例えば、天日塩を溶かして作った精製塩1㎏は、標準販売価格が136円となっています。

安くて手ごろな値段ですね。

では、自然塩の値段はどうでしょうか?

例えば、海水天然塩500gが540円(参考価格)ほどです。

1㎏で1,000円ほどになりますね。

このように、値段にもかなり違いがありますので、精製塩と自然塩を見分ける助けになるかと思います。

精製塩のメリットとデメリット

精製塩のメリットは、サラサラしていて使いやすいことと、先ほど述べた値段の安さでしょう。

どこのスーパーでも売っているので、手に入りやすいのもよいところです。

しかしデメリットもあります。

精製の過程で体に必要なミネラルのほとんどが失われるため、塩からミネラルが摂ることができません。

そのため体内のミネラルバランスを取りにくくさせる可能性があります。

また、精製塩を使うと、塩化ナトリウムの摂りすぎになりやすく、血液中のナトリウム濃度が上がり、水分を多く摂取してしまうことになります。

そうすると、血液量が増え、一時的に血圧が上がってしまいます。

つまり塩化ナトリウムの単独過剰摂取は高血圧の原因となる、ということです。

また、精製塩は成分のほとんどが塩化ナトリウムなので、味はとがっていて、しょっぱく、自然塩と比べると旨味が足りないと感じる方もおられます。

なぜ自然塩を選ぶべきか?健康にいい理由とは?

自然塩は海水をくみ上げてできた結晶なので、ミネラルがしっかり含まれています。

人間の体液の組成元素に近いと言われている海水のミネラルが摂れるわけです。

そのため、健康にいいと言われているのです。

ミネラル豊富な自然塩を摂るメリットとは、何でしょうか?

質の良い自然塩は、骨や歯を丈夫にするほか、体力や抵抗力の強化を助け、胃液分泌をスムーズにしてくれるといわれています。

血糖値のバランスを整えたり、血圧を調整したり、不整脈を整えてくれる効果も期待できます。

もちろん、精製塩だけでなく、自然塩も摂りすぎは体によくありません。

どんな食材でも、バランスの取れた摂り方が大切ですよね。

では、自然塩の味はどうでしょうか?

一般的な意見として、自然塩のほうが、塩辛さの中にほんのりとした甘みや旨味を感じると言われています。

健康に役立ち、味もおいしい自然塩をぜひお試しくださいね。

次項では、自然塩のおすすめと、どこで買えるかについてご説明します。

自然塩のおすすめは?どこで購入できるの?

精製塩と同じ塩コーナーに並べられている自然塩。

精製塩と見分けるため、よく成分表や工程の記載を見ながら、買うことにしましょう。

では、おすすめの自然塩をご紹介します。

●ベロ 海の塩

600gで240円ほど(参考値段)です。

ローマ時代より長く続く製塩の歴史があるフランスのエーグ・モルトで製塩された海塩です。

●海の精

240gで600円ほど(参考価格)です。

天日と平釜製法を用いて海水100%で作られた日本の伝統海塩です。

伊豆大島で黒潮が運ぶ海水から生まれました。

シンプルな塩味の料理に使って、おいしさを味わってみて下さい。

●アルペンザルツ

125gで350円ほど(参考価格)です。

ドイツアルプスの岩塩層から作られた塩です。

マイルドでコクのある味わいとカルシウムが豊富なのが特徴です。

●天草の塩

しっとりタイプ500gが700円ほど(参考価格)です。

熊本天草の美しい海から取れた、海水塩の魅力を最大限に引き出した塩です。

品質管理・衛生管理もきちんとなされ、徹底的に不純物が取り除かれています。

味に深みがあり、素材の味を引き立ててくれますよ。

では、自然塩はどこで購入できるのでしょう?

全国のスーパーマーケットやデパート、輸入ショップやオンラインで購入できます。

今度スーパーやデパートに行く機会がありましたら、塩コーナーを眺めに行くのはいかがでしょうか?

健康のためには自然塩を選ぼう

健康のことを考えますと、ほぼ塩化ナトリウムのみである精製塩ではなく、自然塩を選びたいものです。

ミネラルバランスも取りやすく、自然な塩の味を楽しむことができますよ。

ぜひ今回学んだことを参考に、自然塩を買ってみてくださいね。