ハンバーグに味噌?隠し味やソース、アレンジレシピをご紹介

好きなおかずといえばハンバーグ、という方も多いのではないでしょうか。

肉汁たっぷりのハンバーグは食欲をそそりますね。

では、ハンバーグの下味はどうしていますか。

隠し味に味噌を使うと、さらにおいしく仕上がります。

今回は、隠し味としてはもちろん、ソースにも味噌を使ったレシピをご紹介します。

基本の作り方から付け合わせ、アレンジレシピもご紹介しますので、今夜の献立にいかがでしょうか。

ハンバーグの基本レシピ

まずは、基本のハンバーグのレシピをおさらいしましょう。

【材料 4人分】

・ひき肉 300g

牛と豚の合いびき肉を使うのが一般的です。

・玉ネギ 1/2個

ハンバーグに入れると甘みが出ます。

・パン粉 1カップ

パン粉を入れることで、つなぎの役割以外にも、ふっくら焼きあがります。

・卵 1個

パン粉同様、つなぎの役割があります。

・塩、コショウ 適量

タネの味付けに適量使います。

【基本のレシピ】

①玉ネギをみじん切りにして、炒めて冷まします。

甘みを出すために、透明になるくらいまで炒めます。

ひき肉は熱に弱いため、よく冷ましましょう。

②ひき肉に他の材料を入れ、混ぜ合わせます。

③ハンバーグのタネを分けてまとめます。

形を整えた後、キャッチボールのように両手で何度か投げて、中の空気を抜きます。

こうすることで、焼いたときに割れにくくなります。

④フライパンにサラダ油を熱し、ハンバーグを片面焼きます。

焼く前に、ハンバーグの真ん中を少しくぼませておきましょう。

表面が焦げないように中火で焼きます。

⑤裏返してフタをして蒸し焼きにします。

中まで火が通れば完成。

竹串を刺して、透明な肉汁が出れば大丈夫です。

皆さんも、上記のような基本のレシピに、いろいろなアレンジを加えて、それぞれの家庭の味に仕上げているのではないでしょうか。

次項は、隠し味に味噌を使ったレシピをご紹介します。

隠し味に味噌を使ったハンバーグレシピ

≪ふっくら仕上がるハンバーグ≫

【材料 4人分】

・合びき肉 500g
・玉ネギ 1個
・卵 1個
・パン粉 大さじ1
・牛乳 大さじ1
・塩 小さじ1
・醤油 小さじ1
・味噌 大さじ1
・コショウ 適量
・和風ダシ顆粒 少々

【作り方】

①玉ネギをみじん切りにします。

中火~弱火でバターできつね色に透き通るまで炒め、粗熱が取れたら冷蔵庫で冷まします。

②ひき肉に調味料を入れ混ぜます。

パン粉は牛乳で浸してから入れましょう。

③玉ネギが冷えたら、ひき肉に混ぜ、よくこねます。

④形を整えながら、中の空気を抜きます。

⑤中火で3分ほど焼き、ひっくり返して弱火にします。

水を少し入れ、フタをして弱火のまま8分ほど焼いたら完成。

玉ネギは完全に冷やしてからひき肉に混ぜましょう。

テフロン加工のフライパンなら、油は必要ありません。

ハンバーグの中心をくぼませておくと、火の通りがよくなります。

味噌を隠し味に使うことで、コクが出ます。

和風の味に仕上がるので、ご飯にもよく合います。

ハンバーグソースに味噌を使ったレシピ

ハンバーグのソースに味噌を使ったレシピを2つご紹介します。

タネに隠し味として使うのとは違うおいしさを味わえます。

≪ゴマ味噌和風ソース≫

【材料 4人分】

・白すりゴマ 大さじ3
・酒 大さじ2
・みりん 大さじ2
・味噌 大さじ2
・砂糖 小さじ1
・醤油 小さじ1

【作り方】

ハンバーグを焼いたフライパンに、すりゴマ以外の材料を入れ、中火にかけます。

煮立ったら、すりゴマを加え、混ぜます。

ハンバーグを焼いた後の、肉汁が染み出た油を使ったソースでおいしくできます。

≪にんにくの効いた味噌ソース≫

【材料 ハンバーグ5個分】

・味噌 小さじ2
・みりん 大さじ2
・めんつゆ 大さじ2
・水 大さじ2
・にんにく 適量
・マヨネーズ お好み

【作り方】

ハンバーグを焼いたフライパンに材料を入れ、水分を飛ばします。

少し焦げるくらいフライパンを回し、フツフツして香りとトロミがついたら完成。

お好みでマヨネーズをかけたり、青ネギを乗せるのもおすすめです。

隠し味は味噌だけじゃない!ハンバーグソースもこんなに豊富

ここでは、味噌以外のおすすめの隠し味やソースをご紹介します。

まずは、隠し味のおすすめです。

・カレー粉

ターメリックやクミンなど、いろいろなスパイスが入っているため、少量入れるだけで、ハンバーグに旨味が出て、冷めてもおいしく食べられます。

・マヨネーズ

ハンバーグがふんわりとジューシーになります。

・麩

パン粉のかわりに麩を使います。

余計な添加物がないため、肉の味が活かされ、口当たりもよくなります。

牛乳と卵に浸してから肉に混ぜれば、麩が余計な油を吸わず、ヘルシーになります。

他にも、ケチャップやコーヒーを入れるなど、隠し味もいろいろあります。

次に、ハンバーグソースをいくつかご紹介します。

・マスタード

粒マスタード、牛乳、マヨネーズで作るソースは、ピリッと大人向けのソースで、ワインにも合います。

・ホワイトソース

クリーミーなホワイトソースは子供も喜びます。

・大根おろし

大根おろしとポン酢で和風ソースにすれば、さっぱりと食べられます。

他にも、すり下ろした玉ネギをケチャップや中濃ソースと火にかければ、甘みが増しておすすめです。

チーズを乗せたり、大根おろしに青じそを加えてもいいですね。

野菜たっぷり!ハンバーグの付け合わせ

ハンバーグの付け合わせもいくつかご紹介しましょう。

・ジャガイモのバター醤油炒め

きのことジャガイモをバター醤油で炒めます。

ベーコンやコーンを入れてもいいでしょう。

材料を炒め、最後にバターを加えます。

・ポテトサラダ

茹で卵を加えるのもおすすめです。

・ポテトフライ

定番の付け合わせで、どんなソースにも合います。

ビニール袋にジャガイモと片栗粉を入れて混ぜれば手間もかかりません。

少量の油で揚げれば完成です。

・キャベツのステーキ

フライパンでキャベツをじっくり焼くだけの簡単レシピです。

粒マスタードとマヨネーズ、チーズを入れたソースで、ハンバーグにも合います。

・人参のグラッセ

砂糖やバターを加えて人参を煮る通常のグラッセに、ココナッツオイルを塩を入れます。

ココナッツの香りと人参の甘みが相性抜群です。

・人参のゴマ味噌和え

和風ハンバーグにおすすめの付け合わせです。

人参やさやいんげんを茹で、白味噌や淡口醤油で味付けします。

・マカロニサラダ

マカロニと人参を茹で、塩でもんだキュウリとツナ缶を入れます。

マヨネーズだけでなく、隠し味に生クリームで味付けすれば、さらにおいしくなります。

他に、もやしやブロッコリーなど、付け合わせもたくさんあります。

隠し味にもソースにも!味噌煮込みハンバーグ

ハンバーグのタネにもソースにも、隠し味に味噌を使ったレシピをご紹介します。

簡単にできるので、ぜひ試してみてください。

≪味噌煮込みハンバーグ≫

【材料 2人分】

・合いびき肉 200g
・玉ネギ 1/2個
・生パン粉 1カップ
・牛乳 50cc
・卵 1/2個
・味噌 小さじ1
・塩 小さじ1/4
・バター 5g

☆ケチャップ 1/4カップ
☆味噌 大さじ1と1/2
☆酒 大さじ2
☆みりん 大さじ1
☆水 1/4カップ

【作り方】

①玉ネギをみじん切りにして、レンジで加熱(600wで1分半)し、冷まします。

②ひき肉、味噌、塩を入れ、粘りが出るまでこねます。

③牛乳に浸したパン粉、卵、①の玉ネギを加え、混ぜ合わせます。

④タネを8等分にして丸め、中央をくぼませます。

フライパンにサラダ油を熱し、中火~強火で片面を焼きます。

⑤裏返して、余分な油をキッチンペーパーで吸い取ります。

⑥☆を加えて、フタをして弱火で5分くらい煮込みます。

⑦バターを加え、軽く煮詰めたら完成。

下味に味噌を使うことで、味にコクと深みが出ます。

ソースに味噌とみりんを使うことで、酸味をやわらげて、まろやかになるのです。

「うちのハンバーグ」もきっと見つかる

ハンバーグは下味やソースなど、工夫次第でいろいろなアレンジができる料理です。

また、付け合わせのレシピも豊富なので、ハンバーグと一緒に野菜もたくさん取り入れることができます。

お店で食べるハンバーグもおいしいですし、レトルトや冷凍など、今では気軽に食べることができます。

ですが、作り方も慣れてしまえば簡単ですので、隠し味にこだわった家庭の味を見つけてみてはいかがでしょうか。

料理のレパートリーも広がりますよ。