焼酎やウイスキーはロック?水割り?適正な量はどれくらい?

焼酎とウイスキーは、蒸留酒のカテゴリーでは、超メジャーなお酒です。
蒸留酒はアルコール度数が高めなものが多いので、いろいろな飲み方があります。

ロックや水割りが基本だと思いますが、今回はその量や他の飲み方、オススメの焼酎・ウイスキーなどについてお話していこうと思います。

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お酒の飲み方「ロック」の量

まず、ロックとは何か?というところからお話を進めていきましょう。

ロックとは、正式名称「オン・ザ・ロック」といいます。

氷を入れたグラスにお酒を注いだ飲み物で、主にアルコール度数の高いお酒(ウイスキーなど)を飲むときの方法にひとつですね。

その作り方は単純で、アルコール度数の高いお酒と氷を用意し、グラスに氷を入れ、お酒を注ぎ、軽くステア(混ぜる)だけです。

ウイスキーの場合、シングルで30cc、ダブルで60ccという量が一般的です。
ダブルだと45ccという所もあります。

ウイスキーの他では、焼酎で飲まれるのが多いでしょうか?
焼酎の場合、ウイスキーよりもアルコール度数が低いので、その量はウイスキーよりも多く注がれるかと思います。

ロックは、とても単純な作り方ですが、使用する氷やステアのやり方で、かなり味わいが変わってくる奥深い作り方です。

同じお酒でも自宅で適当に作るのと、バーテンダーさんに作ってもらうのでは、その味わいが変わるのです。

また、ロックの場合はチェイサー(追う者)と名の水(水以外の場合もある)を用意した方がいいですね。
アルコール度数が高いので、口直しの意味や酔いを和らげてくれることでしょう。

焼酎をロックで楽しむ

焼酎と言っても、その素材によって、味わいが全然違います。

米・麦・芋あたりが、焼酎の原料としては、メジャーなものでしょう。
他にも、蕎麦・紫蘇・栗などもあり、多くの種類があります。

ロックでお酒を飲む人は、お酒の持つ特徴を楽しみたいという人が、ほとんどだと思うので、特徴的でロックにオススメの焼酎を2つご紹介していきます。

特徴的ということなので、芋焼酎ばかりなのはご愛嬌ということでご容赦ください。

①『伊佐美』

この焼酎の産地・鹿児島県伊佐市大口は、米焼酎の故郷である熊本県球磨(くま)地方に隣接しており、古くから伊佐地方と呼ばれた歴史ある土地です。

ここで『伊佐美』ブランドひとつで勝負しているのが、創業明治32年の甲斐商店が作る焼酎です。
その味わいは、これぞまさに芋焼酎といった素朴な風味があります。

滑らかな口当たりで優しい印象を思わせますが、芋焼酎らしく、しっかりとした骨格を感じことができるでしょう。

②『かめしこみ 八幡(はちまん) ろかせず 35度』

明治40年創業の高良(こうら)酒造が作る伝統的な焼酎です。
良質のサツマイモが生産される地域ですが、そこからさらに厳選した芋・米と、新鮮な湧水から作られる一級品です。

通常、焼酎は濾過することで雑味・臭みを除去していきますが、この八幡は手間暇かけた製法で、無濾過にも関わらず、芋の持つ本来の旨味や甘味、コクが引き出されています。

アルコール35度という焼酎としては高い度数ですが、まろみとなめらかさがあり、スイっと入ってしまいますので、適正量を見誤らないように気をつけましょう。

ウイスキーをロックで楽しむ

ロックで楽しむウイスキーのご紹介です。
個人的な観点なので、その偏りにもご容赦いただければ幸いです。
焼酎よりもアルコール度数が高いので、各人の適正な量で楽しみましょう。

①ラフロイグ

数あるウイスキーの中でも、特に特徴的なスコッチウイスキーです。

アイラ島で産出されるピートという、泥炭で燻製した大麦から作られるので、ヨードチンキのような薬品臭がしますが、そこが魅力的な一品です。

この臭さを何かで割って和らげてしまうのは、もったいないですね。
ぜひ、ロックかストレートで、その特徴を味わいたいものです。

②ボウモア

こちらもアイラ島で造られる、スコッチウイスキーです。
やはり、ラフロイグと同様に、そのピート香が特徴ですが、ボウモアの方がやや柔らかいです。

ラフロイグでガッツリとピート香を味わうのもいいですが、まずはピート香の導入として飲んでみるものいいでしょう。

ラフロイグが男性的なら、こちらのボウモアは女性的なイメージだと言えるでしょう。
これもロックで味わいたいですね。

さて、アイラ島のウイスキーしかご紹介していませんが、興味を持ったら、ぜひお試しください。

焼酎のいろいろな飲み方、適正量など

ここでは、ロックや水割りの他の焼酎の飲み方をご紹介していきます。

①前割り

焼酎を前もって、好みの濃さになるような量の水で割り、冷蔵庫で一晩寝かせ、馴染ませます。
このことを「前割り」と言います。

こうすることで、焼酎と水がよく馴染み、まろやかな味わいと変化します。
夏場はそのまま冷やした状態で、冬場はお燗をしてお楽しみください。

②クラッシュロック

大きめのグラスに砕いた氷(クラッシュアイス)を入れ、焼酎を注ぎます。
普通のロックよりも、短時間でしっかり冷え、キレを感じる味わいになります。

通常のロックと、飲み比べてみるものいいですね。

③ハイボール

ハイボールはウイスキーのメジャーな飲み方で、焼酎の場合は、よく酎ハイと言われてますね。
焼酎ハイボールが略されて、酎ハイと呼ばれているようです。

作り方はご存知でしょうが、改めてご紹介します。

お好みの量の氷を入れたグラスに焼酎を先に注ぎ、よく冷やした炭酸水を注ぎ入れます。
ポイントは炭酸が抜けてしまわないように、ゆっくりと注ぐことです。

アレンジでレモン、ライムなどの柑橘類の絞り汁や、スライスを加えるのもオススメです。

ウイスキーのいろいろな飲み方、適正量など

お次はウイスキーの飲み方について、焼酎と被っているものもありますが、ご参考ください。

①ハイボール

ウイスキーと言えばハイボールですね。
ここ数年、某企業さんのマーケティングによって、馴染み深い飲み方になりました。

昭和の時代にも流行ったのですが、現在の方がよりメジャーになっている感があります。
ウイスキーの方が焼酎よりもアルコール度数が高いので、量の調整に気をつけてくださいね。

②水割り(トワイスアップ)

皆さん、よくご存知の水割りですが、実は日本で生まれた独自の飲み方だそうです。

日本人は欧米の人に比べると、アルコール分解が苦手な体質だそうで、ロックやストレートではキツいからと生まれたようです。

水割りと言えば、氷も入れるスタイルですが、常温の水で割る飲み方があります。
それがトワイスアップという割り方です。

これはウイスキーと、常温の水を同じ分量で割るやり方です。
ウイスキーのブレンダーが味をチェックするときの飲み方です。

ストレートで飲むより、ウイスキー本来の香りが際立つので、試してみてはいかがでしょうか。

③ミスト

焼酎の項でも述べた、クラッシュロックと同等なものです。
ミストっていうと、なんだかオシャレな感じですね。

グラスの表面に水滴ができ、まるで霧のように見えるのから、ミストと呼ばれています。
とても冷えるので、夏向けの飲み方ですね。

焼酎・ウイスキーの基本の種類

最後に基本的な焼酎・ウイスキーの分類についてご紹介します。

「甲類焼酎」

甲類焼酎の特徴は、無色透明で焼酎独特の香りが弱く、口当たりもあっさりとしています。
安価な大容量ペットボトルの焼酎や、ホワイトリカーなどが甲類です。

果汁や炭酸で割ったサワーや、酎ハイのベースに使われるタイプですね。

「乙類焼酎(本格焼酎)」

甲に対するのが、乙類焼酎です。
本格焼酎とも言われます。

前述した芋焼酎も、この分類になります。

それぞれの持つ香りの高さと味わいの深さが、はっきりしているのが、乙類焼酎の特徴です。

芋・麦・米などが持つ原料素材の旨みを存分に引き出すような焼酎です。

なので、それぞれの持つ焼酎の風味をきちんと感じるために、水や氷以外は加えないで味わうのがいいですね。

ロック・ストレート・水割りなどで楽しみましょう。

また、ウイスキーにも、大きく分類できるカテゴリーがあります。

「ブレンデッド」と「シングルモルト」

ウイスキーはまず、モルト(大麦麦芽)だけを使った『モルトウイスキー』と、トウモロコシなどの穀物でつくられる『グレーンウイスキー』の2種類があります。

この2つを合わせたのが『ブレンデッドウイスキー』と言います。
このブレンデッドウイスキーに対するのが『シングルモルトウイスキー』です。

モルトウイスキーのうち、他の蒸留所のものとブレンドをしないで、ひとつの蒸留所で作られたモルトウイスキーのことです。

シングルモルトは日本酒や焼酎の酒蔵が持つ特徴がそれぞれなように、蒸留所のもの豊かな個性があります。
この蒸溜所ごとの特徴が味わえるのが、シングルモルトの魅力です。

ブレンデッドウイスキーは、さまざまな特徴があるウイスキーを、絶妙な技術でブレンドしているものです。

シングルモルトでは特徴が強すぎるものあり、バランスよく味や香りを追及しているので、万人受けしやすい銘柄が多いのではないでしょうか。

まとめ・お酒の楽しみは無限大

焼酎・ウイスキーという蒸留酒で、特にメジャーなものについて、ご紹介してきました。

お酒の種類というのは、とてもここでは書き切れないほどの種類があります。
それに伴い、お酒の飲み方も数え切れないほどあります。

また、人によって好みの飲み方があるので、これが一番というものもないですね。

ロック・ストレートしか飲まないという硬派な人もいますし、人の数だけ楽しみ方があるものです。

自分にあった飲み方で、適正な量を保ちつつ、お酒を飲みましょう。