玄米、醗酵食などで美と健康を目指す、正しい食の情報メディア

健康人口倍増計画

癒しの香り☆バニラビーンズとバニラエッセンスの違いとは?

      2017/09/27

癒しの香り☆バニラビーンズとバニラエッセンスの違いとは?

アイスクリームやプリンなどの美味しい香りのもと「バニラ」甘い匂いを嗅ぐだけででうっとりしてしまいますよね。
バニラはお菓子作りには欠かせない素材ですが、レシピに書かれている「バニラビーンズ」と「バニラエッセンス」にどんな違いがあるかご存知ですか?
それぞれの特徴を知って上手に使い分け、美味しいお菓子を作りましょう!

スポンサーリンク

  こんな記事もよく読まれています

男性の一食分のカロリーはどれくらいにすれば太らないか

自炊派にしろ外食派にしろ、男性の一人暮らしはとかく食生活...

しっとりおいしいバナナパウンドケーキのカロリーは高いの?

バナナがたっぷり入ったパウンドケーキは、おやつやティータ...

女子がハマるアボカドチーズはカロリーが高いって本当なの?

女子に人気の食材であるアボカドに、トロトロのチーズがかか...

醤油を飲むと熱が短時間で急激に上がり重篤症状が出る確率大

日本の食卓には欠かせない調味料、醤油。 毎日の料理に活...

お米を炊いてご飯になったら、重さは何倍に増えるのか?

近年、食の欧米化が進み、パンを食べる人が増えていますが、...

鍋を使わずに電子レンジのみでおいしく作る!うどんのレシピ

近年、電子レンジのみで調理を完結するレシピが人気です。 ...

電子レンジ圧力鍋を使いチャーシューを時短調理!その味は?

チャーシューが簡単においしく作れる電子レンジ圧力鍋をご存...

カロリーの低い夕食でお腹も心も満足できるレシピのご紹介!

ダイエット中の夕食…。 「このまま一食抜いたら痩せるか...

ウォーキングを楽しもう!カロリー計算を歩数から行うには?

ウォーキングを運動として定期的に行っていらっしゃるかたも、...

一日のカロリーはどれくらい?男性と女性の摂取量は?

ダイエット中の方や体重制限中の方は、カロリーを気にしておら...

1日の摂取カロリーの目安と600kcalを消費するための身体活動

1日に人間が必要とするカロリーは、年齢や性別、身体活動強...

高カロリーは太るは嘘!栄養素を正しく知って良い食習慣を

ダイエットを考えるときに、一番に気にするのがカロリーです...

成長期から成人まで!男性に必要なカロリーを一食分で紹介

女性と男性は、一日の食事摂取基準が違います。 当然、一...

200kcalのカロリーを消費をするためにできることとは?

体型維持には運動が欠かせないといいますが、どのくらいの運...

1日1500キロカロリーの休日ダイエットメニューの作り方

「1日1500キロカロリーの休日ダイエット」をご存知です...

カロリーよりもバランスが大切!?うどんやパンが主食の食事

ご飯、麺、パンの中でご飯が一番ダイエットには良いと言われ...

人生90年!60代の女性の食事はカロリーよりもバランスが大切

日本人の食事摂取基準というのをご存知ですか? 食事摂取...

食べものと運動の両方でカロリーコントロールを心がけよう!

痩せるために、一度はダイエットを試みたことがあるかたは多い...

チーズ料理はミモレットチーズを使って低カロリーでおいしく

よく、チーズはカロリーが高いと言われます。 フランス原...

きのこの旨味を引き出しおいしくパスタを作ってカロリーオフ

カロリー低めのパスタを作るために、きのこを入れて作るとい...

スポンサーリンク


そもそもバニラってなに?

お菓子に甘い美味しそうな香りを付けてくれる「バニラ」。
その香りは子どもでも知っているほど一般的ですが、その正体を知っている人は少ないかもしれません。

アイスクリームやプリン、カスタードクリームに欠かせないバニラの謎に迫ります。

バニラは熱帯地方が原産の植物の実(さや)と種を発酵・熟成させたスパイスの一種です。
日本ではマダガスカル産やタヒチ産が多く使われています。
原産地では14世紀ごろからココアの香りづけに使用されていて、やがて世界中へと広がっていきました。
今では世界各地で愛されていて、お菓子作りの他飲み物のフレーバーとしても人気です。
特に牛乳や卵を使ったお菓子チョコレートやココアとの相性がよく、少量加えるだけで風味が増し何倍も美味しく感じられます。
コーヒーや紅茶などに入れると砂糖を入れなくても甘く感じられますが、実はバニラ自体は甘くないのです。
バニラアイスなどの黒いツブツブはあくまで見た目だけというちょっと残念な事実でした。

バニラの甘い香りは嗅ぐだけでうっとり癒されますが、実際にリラックス効果があると言われていて、お菓子作りの他アロマオイルも人気があり化粧品や香水の香料としても使われています。

お菓子作りに欠かせないバニラはさやそのものを熟成させたバニラビーンズの他、アルコールやオイルに香りを付けたバニラエッセンスやオイルなど、様々な商品が売られています。
それらの違いを知り上手に使い分けしましょう。

バニラビーンズとバニラエッセンスの違いとは?

独特な甘い香りが特徴のバニラ。
レシピ本では「バニラビーンズ」と「バニラエッセンス」という2つの言葉をよく目にします。
どちらも同じバニラの香りがしますが、実は全くの別物だということを知っていますか?
それではバニラビーンズとバニラエッセンスの違いを見てみましょう。

バニラの果実を発酵させたものがバニラビーンズで、お馴染みの黒い粒はバニラの種にあたります。
収穫したばかりの果実は香りがありませんが、浸水・発酵・乾燥の工程(キュアリング)を数か月行うことで独特の香りが生まれます。
実をつけるのも発酵・熟成させるのも時間と手間が掛かるため、バニラビーンズは1本300円前後ととても高価です。

一方のバニラエッセンスですがこれはアルコールにバニラの香りを付けたもので、スーパーなどにも置いてあり1瓶200円前後で買うことができます。
一度に使う量は1~2滴なのでバニラビーンズに比べてかなり安いことが分かりますが、理由は人工香料を添加しているからです。
甘い香りにつられて味見をした経験がある人も少なくないかもしれませんが、主成分はアルコールなので苦く衝撃を受けます。
身体に害はありませんが味見はオススメできません!

バニラビーンズとバニラエッセンスの一番の違いは、天然の香りかどうかという点です。次にそれぞれの特徴を詳しく見てみましょう。

$$天然のスパイス「バニラビーンズ」の特徴$$
まずは天然の香料であるバニラビーンズについて詳しく説明します。

バニラビーンズはマダガスカルやタヒチ、メキシコなどで栽培されているラン科の植物で、白い花が咲いたあとにつける15~30cmほどのインゲン豆がバニラの果実です。

バニラの花や実そのものには独特の甘い香りはなく、収穫した果実を水に浸したり乾燥させたりして熟成させるとお馴染みの香りが出てきます。

バニラの甘い香りの主成分は”バニリン”という成分で、果実が発酵するとバニラビーンズの表面に白い結晶として出てきます。
バニリンは人工的に合成することもできますが、香りの深みが違うと言われています。

バニラビーンズは1本300円前後ととても高価なスパイスです。
そのため買う時にはなるべくいいものを選びたいですね。

1つ目の見分けるポイントは乾燥具合です。
全体的に柔らかいものは発酵や乾燥が不十分なので避けてください。

2つ目はバニラビーンズの色ですが、つやのある黒っぽいチョコレート色のものがいいバニラビーンズとされています。

パティシエの中には産地や品種の違いにまでこだわる人もいるほど、バニラの香りひとつでお菓子のでき上がりに差が出ます。

バニラビーンズはプリンやアイスクリームなどの冷たいお菓子の他、加熱しても香りが飛ばないのでクッキーやパウンドケーキなどの焼き菓子にも使えます。
ほんの少し加えるだけでグッと本格的な香りになるのでぜひお試しください。

バニラの香りはお菓子作り以外にもコーヒーなどのフレーバー、香水、化粧品の香りとしても人気です。
香水などはバニラエッセンスと同じように人工香料が使われていますが、お菓子作りにはバニラビーンズを使う方がオススメです。

「バニラエッセンス」の特徴、天然香料との違いは?

次に人工香料を使用したバニラエッセンスの特徴を見てみましょう。

バニラエッセンスはアルコールにバニラの香りを溶かしたものです。
スーパーの製菓材料コーナーにも置かれていて比較的手に入れやすく、1瓶200円程度で買うことができます。
なぜこんなに安いのかというと、バニラエッセンスの多くは天然のバニラの成分を含んでいないからです。
中には数%天然のバニラビーンズが使われているものもありますが、ほとんどは人工的に合成されたバニラの香料が使われています。

バニラエッセンスはアルコールに香りを付けたものなので、加熱すると香りが飛んでしまうという特徴があります。
そのためバニラエッセンスはプリンやアイスクリームなどの冷菓に適しています。

バニラエッセンスと似た製菓材料にバニラオイルというものがありますが、これはオイルにバニラの香りを溶かしたもので、バニラエッセンスと同様、人工香料で香りづけされたものです。
バニラエッセンスとの違いは加熱しても香りが飛ばないという点で、クッキーなどの焼き菓子にはバニラオイルを使う方がいいでしょう。

バニラエッセンスとバニラオイルはバニラビーンズの代用として、作るものによって使い分けをしてください。

バニラエッセンスの香りは甘く美味しそうですが、実際はアルコールが主成分のためとても苦くそのまま舐めると舌がピリピリ痺れてしまいます。
好奇心で味見したくなってしまいますがくれぐれもご注意ください。
あまり大量にお菓子に加えるとアルコール独特の薬っぽさが気になるかもしれません。
2~3滴で十分に香りがつくので、加えすぎないようにしましょう。

バニラビーンズとバニラエッセンスの使い方の違いとは?

バニラビーンズとバニラエッセンスそれぞれの特徴はお分かりいただけましたか?

続いては使い方の違いと注意点を説明します。

まずはバニラビーンズの使い方です。

バニラビーンズは冷菓・焼き菓子どちらにも使えるオールマイティな存在です。
プリンやアイスクリームを作る時にはさやを半分に割き中の種を包丁の背でこそげ取って、さやと種の両方を牛乳に加えて一緒に加熱し香りを引き出します。

バニラというと黒い粒々をイメージしますが、実は香りが強いのはバニラのさやの部分なので必ずさやも加えて煮出してくださいね。

クッキーなどの焼き菓子にバニラビーンズを使う時は中の種だけを加えます。
余ったさやはグラニュー糖と合わせておくと香りが移りバニラシュガーとしてお菓子作りや飲み物の香りづけに活用できます。
最後まで無駄にせず使い切りましょう。

一方のバニラエッセンスですが、アルコールに香りをつけたものなので加熱すると香りが飛んでしまいます。
そのためプリンなどに加える時は生地を冷やしてから入れましょう。
クッキーなど焼き菓子はオーブンで焼いている途中で香りがなくなってしまうのであまり意味がありません。
焼き菓子にはバニラオイルが適しています。

バニラビーンズ以外に天然の香料はある?

お手頃価格で手に入り保存も利く手軽さが魅力のバニラエッセンスですが、香りの広がりや強さは天然のバニラビーンズに遠く及びません。
美味しいお菓子を作りたい時には天然のバニラの香りにこだわりたいですね。
そこでバニラビーンズ以外の天然のバニラを使用した材料を2つ紹介します。

1つ目は”バニラエクストラクト”です。

バニラエッセンスと同様アルコールにバニラの香りを移したもので、アメリカでは一般的に使われています。
バニラエッセンスとの違いは人工香料かどうかです。

バニラエクストラクトはアルコールにバニラビーンズを直接漬け込み香りを抽出して作られています。
天然のバニラビーンズを使用しているため少々値は張りますが、バニラエッセンスよりも本格的な香りで、バニラビーンズよりも手間が掛からないというメリットがあります。
日本ではあまり浸透していませんが、製菓材料専門店や通販で購入することができます。
2つ目は”バニラペースト”です。

名前の通りバニラビーンズをペースト状にしたもので、こちらも使う時の手間が掛からないという利点があります。
バニラビーンズそのものなので少量でも香りが強いのが特徴です。
どちらかというとプロのパティシエがお店で使う業務用として流通していますが、通販などで買うことができます。

バニラビーンズは一度空気に触れると傷みやすく、使いかけのものはしっかり密封して保存しないと乾燥して使えなくなってしまいます。
その点バニラエキストラクトとバニラペーストは比較的保存が利くので使いやすいかもしれません。
興味のある方はぜひ探して使ってみてくださいね。

用途に合わせた上手な使い分けを!

フワッと甘い香りを嗅ぐだけで幸せな気持ちになれるバニラ。

天然香料のバニラビーンズと人工香料のバニラエッセンス、どちらが優れているということではなく用途に合わせて使い分けることが重要です。

それぞれの特徴と使い方を知り、お菓子作りを楽しんでくださいね。

 - その他食材