夏でもパンをおいしく食べるために保存の仕方を学ぼう

パンを手作りしている人、パンを毎朝食べる人、パンが大好きな人は多いですね。

しかし、パンはあまり日持ちしない食べ物です。
夏など、暑い季節であれば、なおさらです。

パンをどのように保存すれば良いのかまとめましたので、一緒に学んでいきましょう。

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パンの保存は夏でも常温で良い?

朝食にパンを食べる人は、夏のパンの保存方法は重要な問題です。

一般的に、スーパーに売られているパンは常温で売っています。

では、家庭でも常温保存で良いのでしょうか。
パンは保存状態が悪ければ、2~3日で悪い状態になってしまいます。

スーパーで売られているパンには、防腐剤が入っていますので、1週間程度は持ちますが、防腐剤が入っていない自家製パンなどは、翌日には悪くなり始めてしまいます。

パンにとっての大敵は、『カビ』『乾燥』です。

「焼いてあるから、カビは大丈夫なんじゃないの?」
と思うかもしれませんが、カビは空気中にもたくさん存在していますし、冷蔵庫の中にも存在しています。

乾燥して、硬くなり始めてしまったパンはおいしくないですよね。

パン屋さんで買ってきたおいしいパン、手作りの自家製パンをできるだけ長く、おいしく食べるためには、どのようにしたら良いのでしょうか。

パンは、常温で売られていますよね。
ですので、ご自宅でも常温保存されている人が、ほとんどだと思います。

パンの常温保存の方法は、冷暗所が基本です。
直射日光が当たらない、湿気の少ない場所に保管します。

また、乾燥を防ぐためにラップをするか、袋に入れましょう。

常温での保存期間は、夏で1~2日、冬でも暖房の効いていない部屋で、5日程度と短くなっています。

夏でもパンの冷蔵保存はNG

夏など気温が高いときには、つい冷蔵庫に入れたくなってしまいますが、パンは冷蔵庫で保存することはできるのですが、あまりおすすめはしません。

カビなどは防げるかもしれませんが、乾燥が進んでしまい、硬くなっておいしく保存できません。

冷蔵保存するのは、生野菜が挟んであるサンドイッチや、生クリームが入っているようなパンだけでしょう。

冷蔵保存したパンは、早めに食べるようにしましょう。

冷蔵庫での保存が向いていないのには、小麦粉の成分が関係しています。

普通のパンは、小麦粉でできています。
小麦粉には、でんぷんとグルテンが多く含まれており、この2つの成分がパンのおいしさに関係しているのです。

でんぷんやグルテンは水分が無くなると、硬くなるという性質があります。
パンが乾燥して硬くなり、おいしくなくなるのは、このような理由があるのです。

でんぷんの劣化が進む温度は、0度~4度くらいと言われています。
冷蔵庫の中の温度は、まさに、この温度です。

どんなに密閉して冷蔵庫に入れたとしても、でんぷんの劣化は冷蔵庫内の温度によって進んでしまいます。
ですので、冷蔵庫でのパンの保存はおすすめできないのです。

夏でも冬でもパンは冷凍保存

パンを保存するのに、一番おすすめなのは冷凍保存です。

先ほど、でんぷんの劣化により、パンが硬くなってしまうとお伝えしました。

でんぷんの劣化は、0度を下回ると、緩やかになると言われているのです。

ご家庭での冷凍庫は、マイナス18度くらいなので、冷凍庫であれば、でんぷんの劣化を緩やかにすることができます。

冷凍保存するには、1斤の袋に入っているパンをそのまま、というのではいけません。
冷凍といえども、少しずつ劣化していきます。

乾燥しないように、食パンであればカットしてから、1枚ずつラップに包み、さらにジップロック袋に入れて保存します。

できるだけ空気に触れさせないことがポイントです。

冷凍庫の開け閉めが多いと冷凍庫内に温度変化が起きてしまい、パンが劣化してしまいますので、できれば温度変化の少ない下の方で保存すると、なお良いでしょう。

すぐに食べないのであれば、買ってきてすぐに冷凍すると、風味があまり落ちずに食べられます。

夏でなくても、パンを大量に買ってきたときなどは、すぐに冷凍庫に入れるほうが、長くおいしく食べられますよ。

冷凍保存したパンのおいしい食べ方

冷凍保存したパンは、1ヶ月以内に食べきるようにしましょう。
できれば、2週間以内くらいに食べてしまった方が良いでしょう。

冷凍保存といえども、時間の経過にはかないません。

1ヶ月を過ぎたら、食べられなくなるわけではありませんが、やはり風味の劣化は進んでいます。
冷凍したパンは、食パンであれば解凍せずに、そのままトースターで焼きます。

普通のトースト時間よりも、少し長めに焼きます。

長めといっても1~2分くらいです。
焼きすぎてしまうと焦げてしまうので、注意しましょう。

中心部分が冷たいという場合は、トーストした後、数分そのままトースター内に置いておきましょう。
予熱で、ちょうどよく温まるはずです。

電子レンジで温めるのは、パンが縮んでしまうので、あまりおすすめしません。

しかし、どんなに上手に冷凍しても、焼きたてのパンのおいしさに勝つことはできないでしょう。

冷凍してあろうと、真夏であろうと、真冬であろうと、パンはできるだけ早めに食べた方が良いですよ。

パンによって解凍方法を変えよう

パンは基本的に、食べやすい大きさにしてから冷凍保存すると良いでしょう。

スライスした食パンであれば、冷凍したままトースターで焼けば食べられます。
厚みのあるパンなどは、自然解凍してから、トースターで焼きなおします。

フランスパンは、食べやすい大きさにスライスしてから、1枚ずつラップして保存しましょう。
ベーグルも、1つずつラップで包んで保存します。

フランスパンやベーグルなどは自然解凍し、霧吹きで水を吹きかけてからトースターに入れると、抜けた水分が戻って、しっとりおいしく食べられます。

バターロールも厚みがあるので、自然解凍してからトーストします。

菓子パンは市販されている袋では通気性がありますので、1度袋から出して、ラップで1つずつ包みなおしてから冷凍します。

食べるときは自然解凍で、2~3時間ほどで食べられるようになります。

上記以外の方法では、フライパンを使うという方法があります。

まず、パンをキッチンペーパーで包み、電子レンジで温めます。
500Wで1分くらいです。

油などは敷かずに、フライパンで両面焼きます。
ふたをして焼くと、水分が飛びすぎずに焼くことができます。

夏など自然解凍が不安なときや、トースターを持っていないという人は、こちらの方法を試してみてください。

冷凍するときパンをひと工夫

パンを冷凍保存するときに、ひと工夫をすると、解凍した後の調理が楽になります。

◎フレンチトーストの下ごしらえ

卵・砂糖・牛乳を混ぜて、卵液を作ります。
4等分した食パンを卵液に浸し、ラップをしてジップロック袋に入れて、冷凍保存します。

食べたいときは、バターを熱したフライパンで焼いて、すぐにフレンチトーストです。

◎サンドイッチにする

食パンにジャムやバターを塗って、サンドイッチを作ります。
食べやすい大きさに切り、ラップをして、ジップロック袋に入れます。

食べるときは自然解凍します。

◎クルトンにする

食パンを角切りにして、油で揚げてクルトンにします。
冷めたら、ジップロック袋に重ならないようにして、冷凍します。

使うときは自然解凍します。

◎パン粉にする

冷凍した食パンで、パン粉を作ることもできます。
冷凍食パンをおろし金で削るだけです。

パン粉はそんなに使うことがないので、1袋買っても夏などは、すぐに悪くなってしまいます。

このアイディアでしたら、使う分だけ削れば良いので、パン粉がないときに大助かりのアイデアですね。

冷凍保存したパンのおいしさ

冷凍すれば、季節を問わず、おいしいパンが食べられますね。

夏でなくても、パンはすぐに冷凍するという人もいるようですよ。

今まで、パンの保存方法に困っていた人は、すぐに実践してみてください。
冷凍したパンの意外なおいしさに驚くと思いますよ。