人気の玄米!だけど無農薬でも安いと危険?安全の見分け方

環境問題の観点や健康志向の高まりで、無農薬で作られた玄米が人気です。

そんな体にいいものを少しでも安く手に入れたいですよね。

ですが、安い無農薬玄米には注意が必要なのをご存知でしょうか?

ここでは、その理由と安心して食べられる無農薬玄米の買い方を紹介します。

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無農薬で作られた玄米が注目されている理由

無農薬栽培による玄米が今注目されています。

現代の農業では、農薬を使うのが一般的です。
しかし、農薬による栽培は、農薬が人体に有害であるだけでなく、土壌成分が悪化し、さらには生態系を破壊することになり、長い目で見るとその土地の生産性が悪くなっていきます。

そこで農薬を使わない、無農薬栽培が注目されるようになりました。

無農薬栽培は、栽培から流通までにコストがかかることから、一般的な食品に比較すると割高になりますが、人と環境が共に共存していくには必要です。

また玄米は、ふっくらと炊き上げてしっかり噛んで食べると、甘さが口いっぱいに広がり、美味しく食べることができます。
よく噛んで食べると唾液がどんどん出て、消化吸収の効果があります。

精白した白米に比べ、玄米は栄養バランスがよく、ビタミンやミネラルが多く含まれています。
しかも、白米よりは精米が無い分玄米は安いのです。

玄米食は少量でも過不足なく栄養を摂取できるので、ダイエットにも効果があります。
また玄米は、白米の約6倍の食物繊維があり、便秘にも効果があります。
化学物質や重金属を排出するフィチン酸も多く含まれ、解毒を促進する効果もあります。

無農薬で作られた玄米は白米より安い?高い?

無農薬有機栽培のを販売しているサイトをいろいろ見てると、玄米の方が白米より価格は安いです。

白米は、炊きやすい・食べやすい・美味しい・用途を広くなどのために、手間をかけて精米するのですから、高くなります。
また、白米は玄米から8~10%程度の糠の部分を除去したものなので、白米10kgが玄米10kgより高価になるのは当然のことです。
もし同じ種類で玄米が白米より高い値段で売られていたなら、単純にはちょっとおかしな価格と言えます。

しかし、健康志向や自然志向の人が白米よりも玄米のほうに価値を求めるなら、それは必ずしも高いとは言えないでしょう。
どこを基準に求めるかです。
糠の部分を不要とするのか、各種栄養素を含んだ部分を有用とするかです。
白米は、糠の部分や胚芽に含まれる栄養成分が欠けており、従って玄米のほうが体には良いのです。

一方玄米は農薬が心配で、減農薬・無農薬なら安心という人もいます。
健康志向・自然志向の人たちは、減農薬・無農薬栽培なら高価でも求めます。
健康・自然・有機・減農薬・無農薬といったものを求める消費者が増えれば増えるほど、高価な玄米が売れるのです。

無農薬で栽培した安い玄米はどこで手に入る?

無農薬で栽培した安い玄米はどこで買えるのでしょうか。
玄米の販売店には、次のようなものがあります。

1.激安玄米販売店
生産農家から直接仕入れて、何も調整をせずに激安で販売しています。
安い玄米を買ってコイン精米所で精米して食べる人には、これでよいのではないでしょうか。
しかし、玄米食をしたい人にはこれはオススメしません。

2.無農薬・有機栽培玄米販売店・生産農家直売
完全無農薬で栽培し、作るために相当の手間をかけて栽培しています。
玄米は未調整のままで販売しています。
また、無農薬栽培として10kg8,000円程度の価格であり、毎日の食卓にするには少々高い価格です。

3.玄米食専用玄米販売店 (混入物処理後販売、残留農薬ゼロの栽培)
玄米食の人には、混入物除去処理をしたものが必須です。
完全無農薬で栽培することは、狭い日本では難しいものがあります。

例えば農薬を使わないで栽培しても、隣の田畑で農薬を散布すれば、農薬が風で飛んできます。
上流の田んぼで農薬を使用すれば、上流の水は下流の低いところへ流れてきます。
完全に無農薬で栽培するのは、それほど非常に難しいのです。

そのため、残留農薬検査を実施して、「残留農薬ゼロ」の証明を取って、混入物除去処理をして販売しています。

無農薬栽培で作られた玄米にこそ調整が必要な理由

量販店などで安い玄米を買ってきて、玄米ご飯を炊き上げて食べてみたら、石や籾など混入物が入っていたという方もおられるでしょう。
無農薬で栽培したお米は、必ず調整が必要なのです。

無農薬栽培の野菜を食べた方は、葉を剥がすと毛虫がいたり、虫に食われた痕がいっぱいあったりということによく遭遇していると思います。
お米の場合は、虫に食われると黒い斑点が残ります。
無農薬はよいが、見た目がもっと良くならないかという方も多いです。

また、無農薬で栽培すると雑草がものすごく生えます。
この雑草を丁寧に全て手作業で除草している生産者もいますが、一方で無農薬だから雑草は当前という生産者もおります。

しかし、お米の場合には、この雑草の種を除去しないままご飯を炊き上げるとベタッと黒い物体がお米に張り付き、とても見た目が悪いのです。
黒い斑点などがあるお米を食べても、特に害はありませんが、気持ちのよいものではありません。

無農薬栽培の生産者には、虫に食われていることが無農薬の証明と考えて、この作り方に誇りとこだわりを持って栽培している方が多いのです。

栽培にはとても手間をかけるのですが、できた玄米に何も調整をしないで販売している方が多いですので、よく確認して購入してください。

安い無農薬玄米に注意が必要なもうひとつの理由

安い無農薬玄米ですが、さらに注意が必要です。

1.天然の農薬に依存
農薬を使用して栽培していれば、害虫が寄りませんが、無農薬の栽培では自分の身は自分で守る必要があります。
そのために分泌されるのが、「発芽抑制因子(アブシジン酸)」などです。
害虫から自分を守るための天然の農薬です。
しかしアブシジン酸は、身体の重要な働きを行うミトコンドリアを傷つけ、ガンなどを活性化する要因になってしまうものです。

2.土壌に農薬が混合
無農薬という言葉は、実は曖昧です。
例えば、前年に農薬を使用した土だが、今年は農薬を使用せずに玄米を作った場合、実はこれでも無農薬なのです。
確かに今年の玄米は無農薬ですが、前年は農薬を使用していた土壌なら、その農薬成分が玄米に混じる確率が高いのです。

3.農薬以外の薬剤使用
日本は農薬として使用できるものは、農林水産省による安全基準を満たしたもののみです。
しかし、農薬以外の薬剤を使用している場合は農薬には当てはまりません。

例えば防虫対策などによく使用する『木酢液』も、安全面で疑問がありますが、農薬ではないので使用されていても無農薬になります。
『木酢液』は、実際に農業用として販売されているものもあります。

このように農薬でなければ『無農薬』の玄米として販売されることも十分あるのです。

通販でも安心して買える無農薬の玄米を紹介!

安心して買える安い無農薬の玄米を紹介します。

1.北海道産 ゆめぴりか
・合鴨農法(合鴨が田の雑草や害虫を食べる)を使用して栽培しています。

2.青森県産 まっしぐら
・300gの少量パック販売もしており、玄米ヨーグルトなどを作る時に便利です。  

3.熊本県産 ひのひかり
・JAS有機栽培認定米として登録されていて、価格は高めです。
・高性能選別機を使用して、ゴミなど混合物を自動的に除去しています。
・過去3年以上農薬や化学肥料で栽培せず、認定機関による厳しい認定基準をクリアした玄米です。
・ネットで放射能検査報告書を見ることが可能です。

4.宮城県登米産 ひとめぼれ
・堆肥等で土壌を作り、播種・植付け前2年以上及び栽培中は化学肥料や農薬を使用せず栽培しています。
・ネット上で放射能検査報告書を見ることが可能です。

5.石川県産 こしひかり
・玄米表面の脂質層を工業用ダイヤで研磨し、普通の炊飯器で白米と同様に炊ける玄米として作り上げました。
・ジップ式密封袋(2kg用)が60円で別売りしています。
・放射能は全て玄米1袋ずつ計測しています(ガイガーカウンターで自社計測)。

無農薬の玄米でも安いものには気をつけて!

今回は、無農薬玄米についてお伝えしました。

無農薬栽培といっても、実は農薬が残っていたり、使われていることもあるのです。

無農薬(有機)という言葉だけに惑わされず、きちんと作られているか、その後の調整の有無なども確認してから選ぶのがいいですね。

安心して買える玄米の紹介もしましたので、安心と健康を両立させたい方は、参考にしてください。