塩少々って何g?レシピの調味料の表記を理解しよう

お料理を始めると、レシピの読み方が難しく感じるかもしれません。

塩少々、ひとつまみ、適宜、適量...それぞれ、どのくらいなのか、正しく答えられますか?

几帳面な方は、ここでつまづいてしまいます。
ですが、そういう方こそ、お料理が上手になる可能性があります。

少々、ひとつまみが、だいたい何gなのか、適宜、適量の違いについても、簡単にご説明していきます。

スポンサーリンク

関連のおすすめ記事

菜種油は加熱するとトランス脂肪酸が増えるの?いい油って?

一般によく知られている菜種油はカラッと美味しく揚がるため、揚げ物など加熱した料理には欠かせません。...

子供の嘔吐後の食事はどうすれば良い?消化の良い食事とは?

子供の嘔吐や下痢は突然起こりますよね。嘔吐や下痢をしている場合の食事や水分補給はどうすれ...

トランス脂肪酸を含まないマヨネーズについて知りたいこと

健康志向の世の中には、食べない方がよいものについて、いろいろな噂や情報があふれています。中で...

糖分を取りすぎると頭痛がしてくる!?玄米食でよく出来る?

###糖分を取りすぎると体がおかしくなるかもしれないというお話。特に頭痛が引き起こされる可能...

ラーメン2玉のカロリーはどれくらい?意外と多くてビックリ

ラーメンは好きですか?ラーメンが好きな人なら、一度は夢見る替え玉。しかし、2玉も食べたら...

正しい食生活ならサラダ油のトランス脂肪酸含有量も怖くない

サラダ油は、どんな油が入っているかをご存知ですか?サラダ油という名称で販売されているもの...

植物油脂に含まれるトランス脂肪酸の危険性と表示への疑問

植物油脂を使ったマーガリン等には、トランス脂肪酸が含まれていると、その危険性を問題視されてきまし...

一歳半の食事内容は?食べ過ぎていることはあるの?

各自治体で検診が行われるのが一歳半頃で、周りの子供との成長に差が出てくる頃でもあります。特に毎...

トランス脂肪酸ゼロの商品の有無とその表示についての疑問

トランス脂肪酸が含まれる植物油脂を使った商品に、どれだけの量が含まれているのか、表示のないものが...

グリーンスムージーと牛乳で作る低カロリーバランスドリンク

最近は、コンビニでも見かけるようになったグリーンスムージー。野菜不足の解消や、ダイエットのた...

夏も冬も食べたい鍋レシピ!生姜と味噌の驚くべき効能とは?

暑い夏でも、冷房の効いた部屋にいると身体が冷えてしまいますよね。冬場は手足が冷え込み、冷え性...

食事改善の方法と、味方になる栄養別レシピや料理のアイデア

食生活が乱れていると、健康にも支障をきたします。体は食べるもので作られると言われるように、食...

ふざけ行為には危険すぎる!醤油のがぶ飲みは死と隣り合わせ

最近では、ユーチューバーが閲覧数を増やすために、人とは違った行動をして注目を浴びていることもあり...

自分のカロリー消費量を知ろう!1日の活動強度ごとに解説

あなたは、自分の体が1日にどれくらいのカロリーを消費しているかをご存知ですか?カロリー消費す...

トランス脂肪酸を含まない油を選んで健康生活を送りましょう

心血管系疾患リスクや、その他の健康被害に影響を及ぼすことが懸念されているトランス脂肪酸。欧米...

スポンサーリンク

塩少々は適当に入れちゃダメ!塩加減は大切!

お料理の塩加減は、とっても大切です。
”塩は百肴(ひゃっこう)の将”という言葉がありますが、この言葉は、お塩は、お料理の主役であるという意味です。

昔から、お塩は重要な調味料であると考えられてきたのですね。

お料理上手な方なら、もうご存知かとは思いますが、お塩は少々入れるだけで、旨みを出すこともできますし、素材の味を最大限引き出すこともできる調味料です。

醤油、みそ、酢などの調味料も、お塩が無くては、味が成立しません。

ですが、お塩の入れすぎも、お料理を塩辛くしてしまうだけではなく、高血圧などの生活習慣病の原因になってしまうと考えられ、問題になっていますよね。

塩加減というのは、奥が深いですが、逆に考えれば、お塩を上手く使いこなすことが、お料理上達の近道だといえます。

ですから、塩少々と言われても、適当に入れてしまってはいけませんね。

まず、塩少々が何gなんだろうと疑問に思われた方は、お料理上手になる可能性が高いです。

こんな逸話が残っています。

昔、徳川家康が側近に、この世の中で最も美味しいものは何かと質問しました。
家来は、「それはお塩にございます」と答えました。

そのあと家康が、世の中で最もまずいものは何かと再び問うと「やはりお塩にございます」と答えたのです。

塩少々は何g?

塩少々、と言われた場合、正確にはどれくらいのことを指すのでしょうか。

少々という言葉ですが、実は、料理の世界では『親指と人差し指で摘んで取れる分量』ということになります。
ここで疑問に感じるのは、指の長さや太さによって、バラつきが生じるのではないかということですね。

小さいお子さんや華奢な方は摘まめる量も少ないでしょうし、体格のいい方は、たくさん入れすぎてしまうかもしれません。

では、正確に何gくらいのことを指すのかと言いますと、『0.3g〜0.5g』になります。

これは普通の人が、親指と人差し指でお塩を摘まんだ時に取れる分量が、だいたい『0.3g〜0.5g』だと言われているためです。

ですが、普通の人の基準があいまいですので、やはり、アバウトに考えられているということですね。
摘まみ方によっても、取れる量は変わってきますし、お料理にこだわりたい人は、もっと正確な数字を求めているかもしれません。

塩少々、というのは、あくまで目安に過ぎないんです。
何度も何度も繰り返しお料理を作っていくうちに、慣れていくしかないと思います。

それまでは、お塩を入れた後に味見をして、塩加減を自分の舌で確かめて調節してください。
後で調節することを考えると、少ないかな?くらいの量を入れたほうがいいでしょう。

塩自体の味が、お料理の味をきめるわけではない

塩少々が何gなのか理解していただけたところで、次に考えたいのが、お料理においてお塩選びは重要なのかということです。

とても高価なお塩もありますが、普通のお塩と比べて、お料理の味がそんなに変わるのでしょうか?

この塩を使えば、どんなお料理もおいしくなる!なんてうたい文句を付けて売られているお塩もありますよね。

こんな言葉には騙されないようにしましょう。
というのは、多くの場合、お塩はそのまま食べるわけではなく、お料理の味付けとして使うからです。

お料理には、必ず素材があって、調理法があって、それを手助けする調味料があります。
それぞれの素材や調理法に合うお塩がありますので、どんな高価なお塩であっても、全てのお料理に合うとは限りません。

また、お塩を舐めて、味を判断する人もいますが、ここでも注意が必要です。

お塩を舐めた味はそれぞれに違いますが、お塩を舐めたそのままの味が、お料理の中で生きるわけではありません。

どのお塩の味が、どう料理の味を引き出すのか、そんなことはプロの料理人の中でも、一部の達人にしか分かりません。

もちろん、天ぷらやお肉にそのまま付ける場合は、お塩にこだわるのもいいのですが、家庭料理において、普段使いするお塩を高級なものに変えたからと言って、全てのお料理がおいしくできるわけではありません。

やはり、一番大事なことは、どんなお塩を使うかではなく、塩加減がきちんとされているかどうかなのです。

塩ひとつまみは何g?少々とは違うの?

お料理のレシピを見ていると、少々のほかに、『ひとつまみ』という表現も出てきますよね。
「えっ!?少々と、同じじゃないの?」なんて思った方、いらっしゃいませんか?

実は違うんです。
では、塩ひとつまみ、というと何gなのでしょうか。
少々というのは、親指と人差し指で摘んで取れる分量のことでしたね。

これに対して『ひとつまみ』というと、親指と人差し指と中指で摘んで取れる分量のことを言います。

指二本から、指三本に変わるわけですから、微妙に多くなるわけですね。

では、正確には何gなのでしょうか。

結論を申し上げますと、『少々』は0.3g〜0.5gでしたが、『ひとつまみ』は0.8g〜1.0gになります。

『ひとつまみ』とレシピに書いてあったときに、親指と人差し指の二本で摘まんで入れてしまうと、薄味になってしまうのですね。

わずかな差のように思えますが、この2つを同じだと勘違いしてしまうと、レシピに忠実に作っても美味しくできないかもしれません。

先ほど書いた通り、塩加減はお料理の味を大きく左右するのです。
もっとお料理の腕を上げたい方は、ぜひ気を付けるようにしましょう。

液体調味料の場合の『少々』とは

では、お塩などの粒状のものではなく、みりんやお醤油など、液体の調味料で『少々』が使われた場合、どのくらいのことを指すのでしょうか。

お塩などとは違い、指でつまむことはできませんので、測りにくいですよね。

正確に知りたいという方のためにお答えすると、液体系の調味料で、『少々』と書かれていたら、『小さじ1/2以下の分量』のことです。

本当に、風味程度、隠し味的な使い方をするということですね。

もし、煮物や鍋などの場合で、お醤油を入れすぎて味が濃くなりすぎてしまったら、水を加えて薄めるより、だし汁や具材を入れてみてください。
砂糖やみりんなどの甘みを足すことで、しょっぱさが中和される場合もあります。

お浸しなどでお醤油をかけすぎてしまったら、一度さっと洗って、また味付けされるのもいいかと思います。
入れすぎが怖い方は、醤油さしを使いましょう。

大ざっぱに作って美味しくできるのは、お料理のセンスのある方か、慣れている方です。

初心者のうちは、しっかりと何gなのか測って、レシピ通りに作るのをおすすめします。

何gか分からない!『適宜』と『適量』の違いって?

最後に、『適宜』と『適量』という言葉についてご説明します。
これも曖昧な表現なので、初心者の方は戸惑ってしまうかもしれません。

『適宜』と『適量』の意味ですが、どちらも、自分の好みで加減した、ちょうどよい量ということです。

味見して、美味しいと思う量を入れるということになりますから、お料理の腕が試されますね。

2つの違いですが、『適宜』には、入れても入れなくてもよいという意味があります。

つまり、『適宜』入れる、と書かれていたら、好みによって入れなくてもいいということ、『適量』入れる、と書かれていたら、料理に必要な味だから必ず入れるということです。

とても似ていますが、間違えないようにしましょう。

『塩少々』や『ひとつまみ』の場合は何gなのか、ある程度はっきりしていますが、『適宜』と『適量』の場合は、完全に個人まかせです。
お料理に慣れた方でないと、難しいですね。

一般的には、『適宜・適量』と書かれていたら、『少々・ひとつまみ』よりも多い量を入れることが多いです。
どうしても、分からないと不安だという方は、お料理教室に通われるといいでしょう。

実際に作っているところを見ると、お料理の腕の上達も早いです。

昨今は、お料理の動画を見れるアプリもございますので、そちらを活用してみるのもいいかもしれませんね。

初心者のうちは料理の調味料はきちんと測ろう

お料理のレシピ表記についてご説明してきました。

塩などの粒状の調味料の場合、『少々』と書かれていたら何gのことでしたか?

答えは『0.3g〜0.5g』、親指と人差し指で摘んで取れる分量のことを指します。

これに対して『ひとつまみ』というと、親指と人差し指と中指で摘んで取れる分量のことを言い、0.8g〜1.0gになります。

液体の調味料で『少々』と書かれていたら『小さじ1/2以下の分量』のことでしたね。

また、『適宜』と『適量』は自分の好みで加減した量のことを言い、『適宜』に関しては、その調味料を入れなくてもよいということになります。

分かりにくい分量表記ですが、正しく理解して、お料理を楽しみましょう。