玄米にはどんな効果があるの?不妊の改善にも効果はあるの?

お米って日本人に馴染み深いですよね。

お米の種類は、もみ殻だけを除き、胚芽・果皮・種皮・糊粉層がついた状態の玄米、玄米を水につけて発芽させた発芽玄米、胚芽など全てを取り除き精製した白米があります。

自然食ブームで、玄米を食べる人も増えてきました。

是非、玄米がどの様に身体に良いのか、理解して食べてみて下さい。

今回は、玄米にはどんな栄養効果があるのかと、不妊の改善にも効果的なのかをお話します。

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玄米ってそもそも何?

不妊に効果があるらしい玄米。

実は玄米とは、「精製されていないお米」なのです。
つまり、稲の籾から籾殻を取った状態のものですね。

多くの人が通常食べている白米とは、まず見た目が異なっているでしょう。

玄米の「玄」という文字は「暗い」「色のついた」などの意味があり、白米に対して色のついたお米という意味だそうです。

確かに玄米は茶色やベージュっぽくて、白米よりも色が濃いですよね。

普段私たちが食べている白米は、玄米を精白してぬか層や胚芽を取り除き、中の胚乳の部分だけにしたものです。

玄米といえば健康食として有名ですが、現代だけでなく、第二次世界大戦前から健康食として人気がありました。

最近は玄米が美味しく炊ける炊飯器も売っていて、確かにちゃんと「玄米」のメニュー選択ができるものが多い気がします。
再び人気が出てきたのはそういう理由もありそうですね!

玄米メニューで炊くと、簡単においしいふっくら玄米ご飯が炊けてしまいます。
白米に比べると時間はかかりますけども。

玄米の栄養効果は?

1.白米よりも、ビタミンやミネラル、食物繊維が豊富

玄米は、人間が健康を保つために必要とされる栄養素をほとんど摂取できるため、完全栄養食と言われています。

栄養バランスを考えると、「1日30品目以上」摂取するのが良いと言われることがありますね。
でも、これはあくまでも白米を主食にした場合のことなんです。

逆に言えば、白米を主食にした場合には、1日30品目以上の食品を摂取しなければ、栄養素が不足して健康が維持できないわけです。
昔の人が、「一汁一菜」でも健康だったのは、玄米を主食にしていたからでしょうね。

2フィチン酸は体内のお掃除人

発芽する前の玄米には、フィチン酸(IP6)という物質が多く含まれています。
フィチン酸は、水銀や鉛などの重金属と結合して、体内の有害物質を排出する働きをしてくれます。
このフィチン酸の強力な解毒の効果は、むしろ、体内の有用なミネラルまで排出してしまうのではないかとも言われていました。

しかし、メリーランド大学のシャムスディン教授らによる動物実験で、フィチン酸は血液中のミネラルの濃度に影響を与えないことが科学的に立証されました。
フィチン酸は、多種多様な食品添加物や有害な環境物質に囲まれている私たち現代人にとって、健康維持のために欠かせない物質ですね。

フィチン酸の有無は、不妊にも影響があったりするのでしょうか?

玄米は不妊改善にも効果があるの?

完全栄養食である玄米は、美容や健康にとても良いだけでなく、不妊にも効果があると言われているんですよ。
朗報ですね。

でも一体なぜ玄米が良いのでしょうか?

どうやら、玄米に含まれるビタミンEが、妊活に効果がある理由の一つみたいです。

ビタミンEが欠乏すると、なんと生殖機能が低下してしまうらしいのです。
でも、玄米ならビタミンEもしっかり補給できるので、妊活の大きな味方になるわけですね。

また、玄米には解毒作用がありますので、血液をサラサラにしてくれることも利点のようです。
血液がキレイだと質の良い卵子が育ちやすく、妊娠しやすい体質になれるのだそう。
確かに、ドロドロの汚い血液では、卵子が健康に育つ環境として、良いとは思えないですよね。

それから、血行が良くなることも理由の一つでしょう。

女性は身体が冷えやすいですが、身体が冷えていると妊娠しにくいと言われていますから。

妊活中の女性は夏でも身体が冷えないように気を付けなければいけませんが、玄米を食べることで血行が良くなれば、卵巣や卵子などの機能が正常に働くので、身体も温まりやすくなります。

そしてなんと、最近増えてきているらしい男性不妊。
そう、女性だけの問題ではないのですよね、不妊は。

なんとその男性不妊の改善にも、玄米は効果があるらしいのです。

妊活中の方は、女性だけでなく男性も一緒に玄米を食べることをオススメします!

不妊に効果のある玄米の食べ方には注意も必要

ただし、玄米を食べるときは、その食べ方に注意しなければなりません。

実は、玄米には発芽毒があるのです。

毒と聞くとちょっと怖いですね。
せっかくの完全栄養食ですから玄米を食べないのはもったいですが、注意して食べましょう。
とくに不妊で妊活中の方。

そもそも玄米や雑穀だけでなく、一般的に植物の種子には、その子孫を守るために、動物に食べられ過ぎないよう身を守るメカニズムや、土の上に落ちても腐らず、発芽に適した時期になると芽を出すようになるメカニズムがあるそうです。
その因子がアブシジン酸(ABA)やフィチン酸です。

アブシジン酸は植物ホルモンの一種で、発芽抑制因子として発芽を調節しています。
そして、アブシジン酸はミトコンドリアの毒となり、フィチン酸はミネラル吸収を阻害する作用があるそうです。

だから、玄米食は注意しないと危険だと言われているわけですね。

ちなみに、ミトコンドリアとは、エネルギー代謝に関わるとても重要な細胞小器官で、ミトコンドリアが何らかの悪影響を受けると、低体温になり、不妊や癌だけでなく、全ての体内酵素の働きが鈍くなって、免疫が低下してしまうという問題も起こる可能性があるのです。

つまり、玄米の栄養を効果的に安全に、しっかり摂取するためには、玄米のアブシジン酸を無害にする必要がありますよね。

玄米のアブシジン酸を無害化する方法

では、玄米のアブシジン酸を無害化する方法を説明します。

①炊飯する前に十分に浸水する方法。(つまり、発芽玄米にしてしまいます。)
②煎る方法。

①は簡単ですね。
玄米を十分に浸水すれば、前発芽状態になり、食べても安全な状態になります。
以前、かかりつけの病院の先生が、質の良い卵子を育てるには玄米食が良いとおっしゃっていて、それから私は毎日玄米を食べています。

不妊に効果があるとされている玄米ですが、先生は「発芽玄米」とはおっしゃっていなかったので、どちらにすべきか悩んでしまい、妊娠しやすくするには「玄米」と「発芽玄米」のどちらが良いのか、実際に聞いたみました。
そしたら、先生の答えは「発芽玄米」でしたね。

ただし、市販の「発芽玄米」にも問題があるので気をつけてください。
発芽時にカビや発酵、腐敗を防ぐために、塩水につけて発芽させているものがあるからです。

簡単に手に入るからと市販品を安易に利用するのは危険です。
製造元によっても塩分の量は異なりますが、白米の倍以上になっているものもあるのです。

不妊の方はとくに、妊娠しやすい体にするために、塩分は少なめにしたいですよね。
知らずに塩分が多く含まれている発芽玄米を食べてしまうことがないように、発芽玄米を購入する際には、裏面などに記載されている商品の成分表を必ずチェックしてから購入してくださいね。

妊娠力をアップさせて不妊改善に役立つ食べ物を積極的に摂取しよう

1.納豆
納豆には鉄分が多く含まれています。
鉄分を補うと、妊娠率をあげる妊娠ホルモンの分泌を促すことがわかっています。
実際に、鉄分摂取で妊娠率が上がったという研究報告がされています。

2.玄米
玄米や全粒粉パンなどの複合炭水化物は、正常な排卵に効果があるとされています。
白米や白いパンなどの単純炭水化物を止めて、玄米などに変えたほうが妊娠力を向上させられるでしょう。

3.ヨーグルト
ヨーグルトなどの乳製品は、カルシウムを多く含んでいます。
このカルシウムは、生殖器の健康維持に役立つとされています。

4.鮭
鮭やいわしなどの魚にはオメガ3が含まれています。
オメガ3は、生殖機能の向上や、不妊の原因となるストレスを緩和させる作用などに効果があるとされ、妊娠しやすい体にすることがわかっています。

5.アボカド
アボカドにはビタミンEがたっぷり含まれています。
ビタミンEは、生殖機能を正常にさせる効果が高いと言われています。

6.山芋
山芋に多く含まれる亜鉛は、男性の生殖機能向上だけでなく、女性にも妊娠ホルモンの分泌や卵子の元になる役割があると言われています。

7.卵
卵にはセレンが多く含まれています。
セレンは、精子の運動率を高め、受精能力をアップさせる効果があるとされています。

8.ごま
ごまにはリノール酸が多く含まれ、ストレスの緩和に効果があるだけでなく、男性ホルモン分泌など男性側の不妊にも有効とされています。

玄米を選ぶなら無農薬のものを!

いかがでしたか?

玄米の持つ健康に良い栄養パワーはすごいですよね。

主食のご飯を白米から玄米に替えることで素晴らしい健康効果を期待できます。

玄米は、お米をそのまま丸ごと食べるので、できるだけ無農薬の玄米を選びましょう!

不妊を改善する為にも、安心して食べられる玄米を見つけてみましょう!