普段の生活でストレスを抱えている人には、どうやら落ち込みやすい傾向があるようです。
根が真面目であったり、責任感の強い人ほどその傾向はあるようです。
またその一方、体型にコンプレックス、あるいは強い願望を持っている人には、食べる量を適切にもっていけない悩みを持つ人もいます。
どちらも精神的に健康な生活を送っているとは言いにくいです。
食生活改善をして、精神的に健康な食事ができるようにまとめてみました。
精神的に健康な食事が摂れないとはつまり?
摂食障害とは、太りたくないのに食べることがやめられない、もしくは太りたくないがために、極度に食物を食べることができないなど、精神的にも肉体的にも不健康な状態を指します。
摂食障害というのは、脳の満腹中枢と摂食中枢に間違った信号あるいは、環境によって影響を受けた要因が強いです。
摂食障害を起こした人にも、精神的に健康になれる食生活改善を勧めたいです。
食べ物をおいしく食べられないということは辛いことです。
極端に食べてしまう人も、食べたくて食べているわけではなく、ストレスから食べているのです。
そして、「このままでは太ってしまう」と思い、無理やり食べたものを吐き出すといった、辛いことをしてしまうらしいです。
この苦しみは、理解しがたい人もいるでしょうが、環境、特に人間関係で起きることが多いです。
真面目な人にこそやってほしい食生活改善法
真面目な人は、自分に対して厳しい人が多く、ストレスを溜め込みやすい人が多いようです。
ストレスを溜めると精神衛生上あまり良くなく、食べる量が細くなったり、大食いしてストレスを対処する傾向があります。
健康に良くないので、食生活改善が必要です。
食が細くなるのは、ストレスによって胃酸過多になるからでしょう。
まずは、少ない量の食事で良いので、1口によく噛むこと、最低30回噛むことをしてみましょう。
大食いしてストレス対処している人も同様に、1口に30回、噛むようにしてみましょう。
可能ならもっと噛んでも良いです。
実は噛むことで、脳内に幸せホルモンが分泌されて、ストレス解消につながるのです。
また、満腹中枢、摂食中枢にも信号が送られるので、食べる量が正常化される傾向があります。
健康的な体型に戻したい方にも、有効な食生活改善法の1つなので、是非お試しください。
また、食べ過ぎる人は、食事がいったん終わっておかわりしたくなったら、お替りする前に約20分の食休みを取りましょう。
20分後に、まだお腹が空いているなら、お替りしてもいいでしょう。
しかしもし、あまりお腹が空いていないようでしたら、今まで必要以上に食べていたことの証明です。
これで食べすぎから逃れることができるでしょう。
精神的に健康な食生活改善には、このような食べ物がある
ストレス社会で、疲れている人たちが多い現代。
気分が落ち込むこともあるでしょう。
精神面で疲れると食べる元気がなくなったり、食べ過ぎになったりと、以上のことだけで解決できないときもあるでしょう。
そこで、精神を健康にする食事改善として、食べ物でストレスを軽減してくれる食材があります。
まず、牛、豚などの赤身肉やレバー、ナチュラルチーズなどの乳製品、その他にも青魚や、たらこやいくらといった食べ物に幸せホルモンを作る元が含まれていることが分かったそうです。
その他にも、大豆製品にも含まれています。
肉や卵類は太りやすいので、量の調節は必要ですが、ほかのものなら適量を取れば、大丈夫です。
実は、食欲を落ち着かせてくれる幸せホルモンは、体の中で何もしないで作ってくれるわけではないのです。
ですから、先ほどの食品を食べてみて、幸せホルモンの素を取ることが大事なのです。
ただ、取り過ぎは体に良くないので、普段の食事をバランスよく栄養を取れば、大体は問題なく済みます。
偏食こそが健康的ではない食事です。
それから、食生活改善して幸せホルモンの素を取ったのなら、日光も良く浴びましょう。
幸せホルモンの素をホルモンそのものにするためには、日光が必要不可欠なのです。
この甘いものは有効!ストレスを減らす精神に良い食べ物
実は、食生活改善で精神を健康にするならば、他にも甘いもので効果のあるものがあります。
まずは、バナナ。
先ほどの幸せホルモンを作る素が入っている食べ物のなかに、バナナも含まれているのです。
卵製品もバナナと同じく、幸せホルモンの素が含まれています。
カスタードプリンや、シュークリームなどが有効です。
しかし、砂糖も含まれており、砂糖が血糖値を上げ過ぎて、その後気分が落ち込む原因にもなるので、取り過ぎには注意です。
そして、チョコレート!
チョコレートが効き目が良いのです。
鎮痛効果も期待できるので、精神面で不調な時、カカオ70%以上のチョコレートを食べてみてください。
もしかしたら、気がまぎれるかもしれません。
フルーツでバナナも挙げましたが、パイナップルもなかなか良いです。
理由は次の通りです。
不安感を軽くし、炎症を抑える役目があります。
ビタミンCが豊富なので、モチベーションアップに効果が期待できるそうです。
そして、寝つきを良くする効果も期待できます。
もしイライラしていたら、上記の甘いものを食べてみたらいかがでしょうか?
食生活改善して精神の健康状態を保つなら、この栄養素に着目
ストレスを感じると、ストレス軽減や、なくすために大量に消費される栄養素があります。
また、いらいらや不安感を鎮める栄養素も存在します。
ストレス対処の栄養素は、身近な食べ物に多く含まれており、意識しながら食べると精神が安定しやすく、健康に良い生活が送れるでしょう。
食生活改善するなら、どの栄養素がどんなふうに働くか、大まかにですがご紹介します。
まず、ストレスを軽減するために、大量消費される栄養素についてです。
それは、たんぱく質、ビタミンB群、ビタミンCです。
たんぱく質は体を構成する大切な成分です。
ビタミンB群は、体の構成要素を作るために必要な成分です。
そしてビタミンCは、抗酸化作用など、体を守るために必要な栄養素です。
そういった栄養素が失われるということは、精神を守るためには、傷ついた脳や神経系統を補うために働いているのではないでしょうか。
次に情緒を安定させる栄養素です。
まず、カルシウム。
もう一つは、マグネシウムです。
骨を作る成分ですね。
どの成分にしろ、本来は体を作る成分。
構成要素がストレスによって奪われるということは、心と体は繋がりがあるということではないでしょうか。
食事を楽しむことこそが健康で心に良い最善の食生活改善法
食生活改善して、精神にも健康的に送るために必要な食事法をお伝えします。
ながら食いは、控えた方が良いです。
理由としては、事務的な食事になってしまうからです。
例えばTVゲームをしながら、お菓子を食べている子供がいるとしましょう。
お菓子を食べるのか、TVゲームをするのか、1つだけにしなさいと伝えましょう。
お菓子の味もわからず、TVゲームをやったら、満腹中枢も働かず、カロリーが体内に溜まっていくだけです。
お菓子をおいしく味わうことで、精神的に満足するはずなのに、ただ、口さみしいから食べるだけ。
実はここに、1つ大切なことがあります。
TVゲームをやりながら何かを食べるのは、ストレスを抱えている証拠なのです。
食べる、という行為は口唇欲求を満たすことであり、つまりストレスがなければ、TVゲームをしながら物を食べることはしないのです。
解決策としては、お菓子ではなく、きちんとした食事を満足して食べるようにすること。
それから、会話をしてストレスを晴らす手伝いをしましょう。
精神的にも、体の健康のためにも良い食生活が送れるはずです。
精神面が健康でいるには体も健康であるべき
体が不健康だと、気持ちが沈みます。
逆に心にストレスを抱えると、体が修復しようと頑張ってくれます。
心と体は繋がっています。
決して別々ではありません。
気持ちが弱っているときは、気持ちを回復する食べ物を食べて、気分をリフレッシュさせたり、慰めてやりましょう。
また、食生活改善して摂食障害を治したいときも、まずは心のケアから始めてみましょう。
誰か信頼できる人や専門の医師に相談し、打ち明けて、解決策を見つけていくのも大事です。