飲み会やディナーやランチなどの外食は、おいしいものや好きなものが食べられたり、楽しい気持ちになります。
ついつい食べすぎたり、飲みすぎてしまいますよね。
次の日は、食事改善で内臓を休ませてあげましょう。
また、外食先でも食事改善につながる食品をご紹介いたします。
外食で弱った胃腸に優しい食品とは?
お酒や脂っこい料理を食べた次の日、胃もたれや二日酔いに悩まされますよね。
外食した次の日は、食事改善をして負担をかけた胃腸を休めましょう。
ご飯を食べる場合は、やわらかめに炊いたりおかゆにする事で、エネルギーにかわりやすく、また水分も多く含むため胃腸にも優しいです。
栄養豊富な食品をふんだんに使った味噌汁もおすすめですが、塩分があるため外食の次の日に食べるなら薄味が好ましいです。
ただし、お酒を飲んだ次の日の食事改善には大変効果的です。
朝、食欲が沸かない人は無理に食べると体調不良になってしまうおそれがあるので、ヨーグルトや、ゼリーの口当たりの良いお菓子類もおすすめです。
健康食品でもあるヨーグルトは、乳酸菌も含まれているので、外食で弱った胃腸にとても優しいです。
果物はビタミンが含まれているので栄養も豊富、そのままでも食べられるし、スムージーやジュースにして飲むこともできるのでお手軽に食事改善できます。
また、外食先でも気を付けるポイントもあります。
食べる順番を、野菜、炭水化物、たんぱく質の順番が1番消化の負担になりにくいです。
そのほか、ゆっくり噛む、あたたかい飲み物にしたり、油っこい食品を避けたりするなど、外食先での食事改善を意識的にすることでも効果があります。
是非外食する際は、食べるものや飲料を見直してはいかがでしょう。
食事改善で控えた方がいい食品は?
体脂肪や血圧を下げるために食事改善をする人もいれば、外食先で暴飲暴食をした次の日に胃腸を休めるといった意味での食事改善と、理由は人それぞれです。
これ以上事態を悪化させないために、食事改善をするときに控えた方がいい食品をご紹介いたします。
・小麦製品
パンやケーキなどの小麦が使われている食品は腹持ちが良くないので、その分食事量がふえてしまいます。
また、小麦料理には、バターや塩、砂糖などの調味料を使用するメニューが多いので、カロリーも高くなります。
外食先でパスタやパンを食べるときは、代わりに全粒粉が使用されている料理を選ぶことをおすすめします。
・ジュースやアルコール
飲みやすくおいしいですが、糖分が含まれているので多量に飲むことはおすすめできません。
食品添加物も多く含まれています。
ジュースであったら、間食の時に1杯程度、アルコールは晩酌に1杯が適量です。
・レバーや魚卵の過剰摂取
プリン体が含まれている食品は、多量に摂取すると体内に尿酸が溜まり、痛風の原因にもつながります。
外食で焼肉やお寿司を食べるときは、食べる量に注意しましょう。
尿の量を増やすために、水分をこまめに摂り、海藻類と一緒に食べるのも尿に含まれる酸を薄める作用があるので、併せて食べるのが好ましいです。
外食先で食事改善する事はできる?
外食は、カロリーや塩分が多いだろうと心配することがあると思います。
確かに外食は、お客さんの口に合うように濃い味付けにしたり、食品添加物により色合いを綺麗に見せたりと、色々な工夫がされています。
しかし、上手に付き合っていくことで外食をしながら食事改善をすることは可能です。
難しいことはなく、外食をする前や、料理を食べる前に少し意識するだけで、これからの食事改善にもつなげる事ができます。
例えばアルコールは、控えるのが1番ですが、付き合いなどで、断れない状況もあります。
お酒を飲む前に、牛乳を飲み粘膜に膜を張ったり、味噌汁を飲むなどのケアをするだけで、飲んだ後の体調がかわります。
外食に行くと、ついつい食べ過ぎてしまうこともあります。
食べ方やペースを変える工夫でも食事改善ができます。
ついつい好きなメニューばかり注文してしまいがちですが、おかずやご飯を食べる前に、サラダや味噌汁など、体に優しい食品が使われているメニューから食べると、消化や吸収もおだやかになり、胃腸にかかる負担をやわらげます。
また、ゆっくり噛んで食べると唾液も分泌され、食べた食品が消化されやすくなります。
会話を楽しみながらゆっくり食事ができるのは、外食のいいところでもあります。
外食先の定番食品で食事改善
いろんなジャンルのある外食、どれもカロリーや塩分が高いわけではありません。
外食先の選び方で、自然に食事改善することはできます。
そんな食事改善におすすめの外食先をご紹介いたします。
・和食料理店
和食が中心の料理店は、カロリーが低いものが多く、また旬の食品を使用している料理もあるのでおいしく、栄養も補うことができます。
食事改善に向いている外食先です。
・そば屋
そばは食物繊維が含まれ、消化のよい食品です。
温かいそばは、体も温まるので胃腸に負担のかかりにくいメニューでもあります。
しかしアレルギー反応が出る場合があるので、そばアレルギーをお持ちの人は注意が必要です。
・エスニック料理店
あまりなじみのないお店ですが、エスニック料理には、スパイスや香草を使用した料理が中心なので、脂肪燃焼や発汗作用も促せます。
また、主に使用する食品は野菜や魚介で、良質なたんぱく質も摂ることができます。
薄味に飽きてきた人やメニューがマンネリ化してきた人は、日々の食事にスパイスを入れるため、エスニック料理はいかがでしょうか。
食事改善をしていると意識してしまうと、そのことが気になってしまい、楽しいはずの外食もストレスが溜まってしまいます。
ストレスを溜めないためにも、普段から体に負担のかかる食事の仕方はしないようにしましょう。
外食先での食品の食べ方のポイント
外食先で食べる料理は、塩分と油、食品添加物が多く入っています。
さらにドレッシングやタレなどの調味料もたくさん使われていますが、食事改善を考えると控えることをおすすめします。
外食するとき、少しの工夫でカロリーカットができ、食事改善につなげる事ができます。
・汁物は飲み干さない
ラーメンやうどんの汁を飲み干してしまうと、塩分を過剰摂取してしまうので、できるだけ残すようにしましょう。
・天ぷらや唐揚げは衣を取る、レモンをかける
衣を半分取るだけで、余分なカロリーをカットでき、タレやドレッシングの代わりにレモン汁をかけることにより、過剰な塩分摂取を抑えることもできます。
・サラダも一緒に頼む
サラダは、どこの外食先にもあるのでお手軽に注文できます。
また、生野菜を使用しているので、食品添加物の心配もありません。
しかし、ドレッシングのかけすぎには注意しましょう。
・食後のデザートはフルーツがおすすめ
外食のしめのデザートは、糖分が含まれたメニューが多いです。
フルーツポンチなどの、果物が使われているデザートを食べる事をおすすめします。
果物にはビタミンも含まれているので、体に不足したビタミンを補うといった意味でも食事改善につながります。
しかし果糖も太る原因になるので、摂りすぎには注意してください。
また、クリームやアイスなどの食品を使用したフルーツデザートも、糖分の過剰摂取になるので気を付けましょう。
コンビニの食品でも食事改善はできる?
コンビニ弁当やカップ麺には、食品添加物や塩分を含む食品が多いですが、上手に食品を選ぶことにより、食事改善につなげることができます。
また、外食をするよりコストは低いのと、全国に広く店舗がある面でもお手軽にお求めできます。
最近は、コンビニ弁当もとてもクオリティの高い食品も多く、外食産業に負けないおいしいおかずもあるので、苦にならない食事改善ができることでしょう。
サラダの他にもおでんなどの、ローカロリーな食品も置いています。
カロリーを気にする人の食事改善におすすめの食品です。
弁当類はたくさんおかずが入っており、1度に多くの品目を食べることができますが、メインのおかずには塩分がたくさん含まれている場合があるので、弁当類を食べるときは、朝か昼に食べることをおすすめします。
単品のおかずを選ぶことで、ご自身に不足している栄養素を優先的に補う事ができます。
コンビニは、弁当やおかずの他に栄養補助食品も売っているので、そちらも併せて食べることで食事改善の効率があがります。
また、胃腸の調子を整えるドリンクやサプリメントも売っているので、外食前に胃腸の環境を整えておくことも大事です。
食事改善は外食中でも食品を選べばできる
ご自身で意識的に食品や食べ方に気を付けることができれば、外食後の体調の負担を減らすこともでき、健康な体を維持できるでしょう。
また、暴飲暴食をした次の日は食事改善で胃腸をしっかり休めてリフレッシュし、健康的でいきいきした生活を目指しましょう。