食生活改善は簡単!一人暮らしでも結婚しても食事を楽しもう

一人暮らしをしていると、食事が面倒になり抜いてしまったり、いい加減な食事になってしまいます。

一人暮らしの人の中には、朝がコーヒーだけや、夕飯がコンビニの弁当やファストフードのお店で済ませる人も多いです。

しかし、結婚をし家族が増えると食生活改善となり、今までとは違う食事をすることができます。

今回は、一人暮らしの人が結婚によって変わる、食生活改善のお話をしましょう。

一人暮らしより結婚をした方が食生活改善になる理由

一人暮らしの人で、しっかりと食事をしている人はいますか?

朝食がご飯に味噌汁・漬物・魚、昼は自前のお弁当や会社のランチ、夕飯はご飯に肉や魚・野菜や味噌汁、といった人はいますか?

人は自分だけのために、ご飯やおかずを作るというのは面倒ですね。

一人分を作っても、余ってしまったり、食材が無駄になることも多いです。

そのため、食事は作らない、お金もないので適当に済ませる、というのが一般的ですね。

それなりに給与をもらっていれば、ランチも夕飯もしっかりとした食事を摂ることができますが、中にはアパートの家賃を払ったり、公共料金、奨学金の返済で食費に回せない人もいます。

食生活改善をしたいけれど、それだけの余裕がない人も多いのが現状です。

結婚をすると、もっと大変なのではと思われますが、最近は女性も男性も仕事を持っている人が多いため、共稼ぎという人が多いですね。

共稼ぎなら二馬力で収入が入ります。

アパートの家賃や電気代、ガス代などが一つになる分、経済的には楽になります。

食材の無駄もなくなります。

さらに、自分のためではなく、誰かのために食事を作るというのは意外と楽しいもので、料理が苦手でも、頑張って作ろうという気持ちになります。

一人暮らしの時は、抜いていた朝食も食べるようになります。

そのため、結婚をした方が食生活改善になります。

結婚をしていない一人暮らしの人こそ食生活改善を!

一人暮らしと結婚をしている人では、できれば一人暮らしの人ほど食生活改善をしてほしいですね。

一人暮らしをしている若い人の中には、自分は若いと過信をしている人が多くいます。

しかし、その過信が危険を生んでいます。

人は、毎日最低でも1000キロカロリーのエネルギーを必要とします。

ランチで1000キロカロリー摂っても、仕事をしたり生活をする分には不足しています。

男性の場合は、その2倍以上のカロリーが必要です。

それ以外にも、摂った糖質や脂質、たんぱく質をしっかりとエネルギーにし、無駄にしないことも大切です。

しかし、食べるだけでバランスまで気にする余裕がない人も多く、知らないうちに身体全体は細いのに、血液がどろどろ、心筋梗塞一歩手前という人もいます。

実は、独身者の孤立死、孤独死は多いのです。

家族がいれば、倒れたり様子がおかしければ、病院へ搬送することができますが、一人暮らしの場合は、そのまま寝て我慢したり、倒れたまま救急車も呼べずに、ということがあります。

これは高齢者だけでなく、若い人でも良くあることをご存知でしたか?

仕事の同僚や友人、家族がいつもと違うと、様子を見に行ったときはすでに息を引き取っている、ということも珍しくないのです。

そのため、一人暮らしの人は家族と一緒に暮らしている、結婚をしている人以上に、食生活改善をしましょう。

一人暮らしの人が結婚したら食生活改善できるの?

一人暮らしの人が結婚をしたから、必ずしも食生活改善に結びつくとは限りません。

二人になっても忙しい人は忙しいです。

毎日、すれ違いの夫婦や子どもができても、外食や中食の多い家庭もあります。

しかし、家族が増えると責任が発生します。

一人なら何かあっても自己責任、と考えていた人が、自分に何かあったらパートナーや子どもが困る、ということを考えます。

そのため、その気持ちだけでも食生活改善に結びついていきます。

昭和のころは、一馬力で働くお父さんも多く、食生活で贅沢をしない分、昼ご飯がいい加減になる人もいました。

しかし、その分夜は手作りの食事をすることになり、しっかりとバランスを摂ることができました。

平成に入り、二馬力で働く家庭では、経済的には余裕が出るため、ランチでしっかりとバランスが取れたものを摂ることができます。

また、デパ地下などの中食も充実し、和洋中とバランス良く購入することもできます。

毎日仕事に追われても、すれ違っても、料理が苦手でも、知らず知らずのうちにバランスの摂れた惣菜を購入し、色々な栄養を摂っています。

独身の一人暮らしの時は、毎日牛丼やラーメンといった食事で済ませていた人も、煮物やサラダ、魚と色々な惣菜を購入するようになります。

同じ、外食や中食が多くても、一人暮らしと結婚をしている人では、その内容が変わってきます。

それが食生活改善につながります。

結婚したくない!一人暮らしでもできる食生活改善

結婚はその人の自由です。

結婚をしたくないという人もいます。

しかし、一人暮らしでは、どうしても料理をすると無駄になることがあります。

そのため、味噌汁を作らない人も多いのではないでしょうか。

そこで、一人暮らしでも簡単にできる味噌汁をご紹介します。

味噌汁は塩分の摂りすぎにつながると敬遠をする人もいますが、最近では高血圧の人でも毎日2杯を飲むと良いと言われるようになっています。

味噌という発酵食品、大豆の摂取、野菜や海藻を摂ることができると、身体にいい料理の一つになっています。

そこで、一人暮らしの人は「味噌玉」を作っておきましょう。

休みの日に味噌と好きな具、例えば乾燥わかめや高野豆腐、ネギのみじん切り、かつお節や顆粒出汁を混ぜて丸めて、冷凍するだけです。

最近はフリーズドライの野菜も販売しています。

味噌玉に小松菜やワカメ・ほうれん草・油揚げなどフリーズドライのものと混ぜておくだけです。

どれほど疲れていても、ご飯さえあれば、味噌玉に熱湯を注いで、帰宅途中で購入した惣菜と一緒に摂るだけです。

それだけでも、栄養のバランスが違ってきます。

フリーズドライの野菜は、カップラーメンに入れても便利です。

単調な味だけでは、食事はつまらないものです。

食事は楽しむことも大切です。

そして、色々なものを加えることで、簡単便利に食生活改善に結びつきますね。

便利グッズで食生活改善!一人暮らしの人でもできる食事のバランス

私たちの周りには冷蔵庫、冷凍庫、電子レンジという便利グッズがあります。

そのため、作り置きということができるようになりましたね。

青椒肉絲やヒジキの煮物、野菜炒めにハンバーグを作り置きしておくことができます。

冷蔵庫に入れておけば2~3日、冷凍に入れると1週間くらい作り置きができますね。

切るのが面倒、包丁やまな板を使いたくない、という人でも簡単にカットできた野菜を使えるのが、スーパーやコンビニにある「カット野菜」ですね。

それはちょっと使いたくない、という人でも「キッチンバサミ」を使えば、ピーマンにキャベツ・白菜・しいたけ・ニラを簡単にカットできます。

そこにもやしを加えれば、そのままで野菜炒めが作れますね。

スライサーを使えば、にんじんや大根だってスライスやカットをすることができます。

豚小間肉を入れて、野菜炒めに入れるだけで、さらにバランスの摂れた食事になります。

食べる分と冷凍する分を分けておけば、何度も楽しむことができます。

そこに味噌玉の味噌汁を足して下さい。

インスタント麺と同じくらい簡単に、立派な食事が作れます。

便利グッズを使うのは手抜き、と考えるよりも、バランスの摂れた食事をすることが大切と考えましょう。

そして、便利グッズは結婚をしていても、利用しますね。

電子レンジに冷凍庫、スライサーやキッチンバサミはベテラン主婦でも、必需品です。

便利グッズは一人暮らしでも、家族と一緒でも食生活改善に一役買ってくれます。

便利グッズを使うことは、決して手抜きではない、と考えて下さいね。

一人暮らしだからこそ気を付けてほしい食生活のバランス

平成に入り、結婚をするかしないかは、本人の自由というのが当たり前になりました。

もちろん、子どもを持つか持たないかも、その人の自由です。

しかし、時が経つに連れて、一人暮らしのメリットよりもデメリットの方が目立つようになっています。

超高齢社会の今、一人暮らしを続けていた人が、親の介護の年齢になり、一人で全てを背負う人も増えています。

子どもを持たない人たちが、高齢になり自分の老後に不安を感じる人も増えています。

いい加減な食生活を続けていた人の中には、身体の不調を感じることも多く、身体だけでなく心も病んでしまう人もいます。

心と食は関係ないだろう、と思っている人は大間違いです。

カルシウムは神経の興奮を落ち着かせる働きがありますので、不足するとイライラしやすくなると言われています。

ビタミンB群は神経機能を正常にする働きがあり、不足すると脳に影響があることも考えられています。

マンガンは別名愛情ホルモンと呼ばれ、ホルモンをつかさどるミネラルと、言われるようになっています。

食生活のバランスを考えることなく、満腹だけにこだわると、どうしても糖質に偏ってしまうことがあり、ビタミンやミネラルが不足してしまうことがあります。

食生活のバランスが崩れると、心のバランスにも影響することがあるのですね。

一人暮らしの人ほど、どんな悩みがあっても心のSOSに気が付いてくれる身近な人がいません。

自分で自分を支えるしかないのです。

一人暮らしを選ぶ、ということは気ままなことだけではない、ということをしっかりと肝に銘じて、食生活改善をしましょう。

一人暮らしでもできる食生活改善

一人暮らしだから、面倒だからといい加減な食生活をするのは、健康のためだけでなく勿体ないです。

私たちにとって、食は健康のためだけでなく、楽しみでもあるのです。

結婚をしてもそれは変わりません。

食生活改善をするのは、それほど難しいことではありません。

毎日の単調でつまらない食生活を見直して、健康と楽しさを考えた新しい食生活に改善してみませんか。