ラーメンには塩味、醤油味、豚骨味と幅広い種類がありますが、今回は味噌ラーメンに着目していきます。
味噌ラーメンを自宅で簡単に作れるレシピも数多く存在していますし、カップ麺などで気軽に作れるので自宅でラーメンを食べる機会も多いですよね。
そこでこの記事では、より美味しい仕上がりにするために、相性が良いトッピングの具材や茹で方の注意点などについてふれていきます。
味噌ラーメンのカロリーが気になる!
数あるラーメンの種類の中でも安定した人気を誇るのが味噌ラーメンですよね。
味噌の濃厚な深い味わいと風味が印象的で麺によく合います。
レシピも多く見受けられていて、自分なりにアレンジも楽しめますよね。
そんな味噌ラーメンですが、なんとなくカロリーが高そうと感じている方もいるかと思います。
では、一般的な味噌ラーメンのカロリーはどのくらいなのでしょうか?
●1人分(1杯分)あたり およそ568kcal
●100gあたり およそ85kcal
上記のようになっています。
これは比較的カロリーが高めだといえますよね。
分かりやすくするために、他の味付けのラーメンはどのくらいのカロリーとなっているのかもふれていきます。
それぞれ1人分(1杯分)のカロリーですが、塩ラーメンはおよそ477kcal、醤油ラーメンはおよそ416kcal、豚骨ラーメンはおよそ500kcalくらいを目安にしてください。
他の種類のものと比べてみると、味噌ラーメンのカロリーは高めだと判断できるでしょう。
さて、カロリーについて知ったら次に気になるのが味噌ラーメンに合う具材のことではないでしょうか?
次項で詳しくみていきましょう。
味噌ラーメンのレシピでよく見かける人気の具材はなに?
こちらの項では、味噌ラーメンと相性がとても良い具材についてお話ししていきます。
以下のような具材がレシピに使われることが多いようです。
①とろみが最大の魅力的の半熟卵
味付けされた卵や煮卵ではなく、半熟卵をトッピングするのがおすすめです。
そのままパクっと口にするのももちろん美味しいですが、スープに溶かしても良いですよね。
②味噌にベストマッチなコーンとまろやかなバター
これらも味噌ラーメンの具材として名高いですよね。
コーンの粒々とした食感とクリーミーでまろやかなバターは味噌ラーメンの名脇役ともいえる重要な存在ともいえるでしょう。
③やっぱり定番のチャーシュー
ラーメンといったらチャーシューを思い浮かぶくらいインパクトがある具材ですよね。
もちろん、ラーメンの種類を問わず、味噌味にも合うのはいうまでもありません。
④ジューシーな挽き肉
チャーシューではなんだか味気ない、他のお肉を使用したいという方にピッタリなのが挽き肉です。
特に野菜炒めを盛り付ける場合に最適だといわれています。
他にもこんな具材を使ってみよう!
前項で挙げた具材の他にも、他に定番の具材といったらもやしやメンマなどではないでしょうか。
このような安定した人気を誇る具材を使用するのももちろん美味しいですが、少し味に飽きてしまったなという場合も少なからずあるかもしれません。
そういうときにおすすめなのが、少し変わった具材をトッピングしてレシピをアレンジしてみることです。
最初は違和感があるかもしれませんが、その美味しさの虜になってしまう方も多いようです。
◆豆腐で栄養面も考慮する
意外に思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、豆腐も味噌ラーメンに合います。
くちどけの良いなめらかな豆腐をプラスしてみましょう。
豆腐の栄養価がとても優れていることも嬉しいポイントです。
◆この辛さがやみつき!辛味噌
辛味噌をトッピングして、辛味のある味噌ラーメンにしてみませんか?
辛味の効果で身体がポカポカとしてきます。
寒い時期にピッタリの一品となるでしょう。
◆モツ鍋の具材もおすすめ
モツ鍋の具材とは、具体的にモツ・にんにく・ニラなどがありますよね。
モツはコラーゲンの含有量が多く、さらにコラーゲンの吸収率を高めてくれる栄養成分も入っているので、キレイでみずみずしい肌質に導いてくれます。
味噌ラーメンをスタミナ満点の一品に変身させてみませんか?
味噌ラーメンの具材として使おう!野菜炒めのレシピ
味噌ラーメンのレシピを見ていると、よく野菜炒めを具材としてトッピングしているレシピがありますよね。
味噌ラーメンにのせたいおすすめの具材についていろいろとご紹介してきましたが、野菜炒めもベーシックな具材のひとつです。
たっぷりの野菜やきのこ類をのせて食べることで、栄養バランスも良くなります。
不足しがちな野菜やきのこ類をトッピングで補ってみましょう!
こちらでは、野菜炒めのレシピをご紹介します。
【作って味噌ラーメンにのせるだけ!野菜炒めのレシピ】
こちらはなるべく手間をかけずに野菜炒めを作るレシピです。
料理初心者の方におすすめです。
【材料 2人分】
・人参 1/4本
・キャベツ 1枚
・葱 1/2本
・椎茸 1枚
・油 適量
・塩 適量
・胡椒 適量
【作り方】
①野菜を流水でよく洗ってから、人参を短冊切り、葱を斜め切り、キャベツをひと口大に切りましょう。
椎茸は軽くキッチンペーパーなどで汚れを落としてから、石づきを捨てて、薄切りにします。
②ビニール袋などの袋にカット済みの具材と油を入れて、上下に振ります。
空気は抜かずに袋を膨らました状態で行い、中身が出ないように抑えましょう。
③点火してフライパンを温めておき、②を投入します。
強火でおよそ2分間加熱を行うのを目安としてください。
④仕上げに塩と胡椒をまぶして味を調えて、味噌ラーメンに盛り付けたら完成となります。
生麺の茹で方で注意したい点
自宅で生麺タイプのラーメンを茹でるときに、気をつけていることはありますか?
麺を茹でるだけなので、特になにも考えずに調理している方も少なくはないでしょう。
そんな気軽に調理できる生麺は、便利でなおかつ美味しく仕上がるところが良いですよね。
麺のコシや風味を生かしたより美味しいラーメンに仕上げるために、こちらの項で茹でるときの注意点も心得ておきましょう。
◆麺を投入するときは一気に入れない
麺同士が密着しやすくなるのを予防するために、麺は一気に投入しないようにします。
◆茹で時間を守るのが前提
購入した生麺に記されている茹で時間を守るのが大前提です。
麺の硬さにこだわりたい場合には、様子を見て麺1本分を鍋から取り出し、硬さを見て必要であれば時間を調節します。
◆茹で伸びに注意
やはり茹で伸びしてしまったラーメンでは満足度が低くなってしまうことはいうまでもありません。
お好みの硬さの麺になったら、具材とともに速やかにどんぶりに盛り付けて早めにいただき、満足度の高いラーメンにします。
次項では、本格的な味噌ラーメンを手作りしたい方のために、スープから作る味噌ラーメンのレシピをご紹介します。
スープを手作り!本格味噌ラーメンのレシピ
たまには味噌ラーメンをスープから手作りしてみませんか?
本格的な味噌ラーメンを自宅で堪能したいという方におすすめです。
前項でお話しした生麺の茹で方の注意点もおさえて、作ってみましょう。
【本格味噌ラーメンのレシピ】
【材料 2人分】
トッピングの具材は、ご自身やご家族の好みに合わせて盛り付けてください。
・生麺 2玉
・水(スープ用) 750ml
・塩(味付け用) 少々
★砂糖 小さじ2
★塩 適量
★胡椒 適量
★醤油 小さじ1
★創味シャンタン 12cmほど
★水 50ml
・挽き肉 100g
・かつお節 1パックほど
・葱 お好みの長さ
・胡麻油 適量
・豆板醬 お好みで調整
・味噌 大さじ3.5ほど
・しょうが(チューブタイプ) 適量
・にんにく(チューブタイプ) 適量
【作り方】
①下準備です。
葱を細かく刻んでおき、あらかじめ★を合わせておきます。
味噌を加熱して香り高くしておきます。
②フライパンを点火し胡麻油を広げたら葱と豆板醬、味噌、しょうが、にんにくを投入し、葱がしんなりとしたら挽き肉をプラス。
③挽き肉の色が変わったらかつお節も追加し、後に水、★、塩を入れていきましょう。
灰汁が発生したらその都度捨ててください。
④もうひとつ鍋を用意して生麺を茹で、どんぶりに麺とスープ、具材を盛り付けて完成となります。
自宅で作る味噌ラーメンをより美味しく仕上げるために
味噌ラーメンのレシピでよく使われる定番のものから一風変わっているものまで、おすすめの具材をご紹介しました。
味噌ラーメンのアレンジの仕方は豊富で、具材を変えるだけでもバリエーションが増えますし、何か隠し味などをプラスするのも料理上級者の方にはおすすめです。
また、なんとなく行いがちな茹で方にも配慮することで、自宅で作る味噌ラーメンがワンランクアップするでしょう。