いろいろなジャンルのレシピに使える便利な豆腐とピリッとした辛さと歯ごたえが魅力のキムチ。
この両方を材料として使って、美味しい手料理を作ってみませんか?
そこでこの記事では、豆腐とキムチを活用し、電子レンジで簡単に加熱調理するレシピをご紹介していきます。
豆腐の効能について
電子レンジで豆腐とキムチを加熱調理するレシピをご紹介する前に、それぞれの栄養や効能についてふれていきます。
まず、豆腐を摂取するとどんな効能をもたらしてくれるのかみてみましょう。
●免疫力の向上
豆腐は良質なたんぱく質が摂取できる食品のひとつです。
たんぱく質は臓器・筋肉・髪の毛・爪などを形成するには必須の栄養素ですが、体内に入ったウイルスに対抗する役目もあり、身体の免疫力を向上させるためにも摂取したいものです。
●体質の改善やダイエット効果
豆腐にはサポニンという栄養素も含まれていて、脂肪の吸収率を下げたり、体内に溜め込むのを防いでくれる作用もあります。
ですから、豆腐を食べると太りにくい体質になりやすいので、ダイエットをしたいという人にピッタリな食品です。
●血行改善
豆腐にはレシチンと呼ばれる栄養素も内包されています。
これは、血中のコレステロール値を下げて正常にしてくれる作用があり、血行促進の効果が期待できます。
●美肌を保つ効果
肌に弾力をもたせてたるみやシワを目立たなくさせ、肌の状態を改善させる効果が期待できるのがイソフラボンという栄養成分で、豆腐にも多く含まれています。
●更年期障害の症状を抑える
更年期障害の症状が顕著になっているこということは、女性ホルモンが減少している状態です。
女性ホルモンと似た作用を持つといわれているイソフラボンを含む豆腐を摂取すると、更年期障害の症状を抑えることにつながります。
キムチの効能について
豆腐の次は、キムチの栄養素や効能についてふれていきます。
●腸内環境を良くする
キムチには乳酸菌が数多く含まれており、腸にたどり着いた乳酸菌がビフィズス菌を増殖させてくれるので、腸内環境を改善するのには打ってつけです。
さらに、野菜に含まれる食物繊維の作用も合わさることで、高い整腸作用を実感しやすくなります。
●アンチエイジング効果
キムチにはビタミンCやBカロテンが多く内包されています。
両者には抗酸化作用があり、肌の老化の予防に効果的だと考えられています。
●疲労緩和
キムチの材料となっているニラとにんにくにはアリシンが豊富です。
アリシンはエネルギーの消費率を高めて、疲れた身体を回復させるのを助ける働きがあります。
●ダイエット効果
キムチといえば、ピリッとした辛さが印象的ですよね。
その辛さの元となる栄養成分はカプサイシンです。
カプサイシンによって辛さを感じるとアドレナリンの分泌が活発になるので、その影響で代謝がアップするのでダイエットにも効果的です。
一例ですが、キムチには以上のような効能があるといわれています。
次項からは、豆腐とキムチを電子レンジで簡単に調理するレシピについてお話ししていきます。
電子レンジで気軽に!豆腐とキムチを使うレシピ①湯豆腐
ここからは、さまざまな健康・美容効果が期待できる豆腐とキムチを使ったレシピのご紹介をしていきます。
どのレシピも電子レンジで加熱調理するものですので、フライパンや鍋で調理するのは少し面倒だと感じている方や忙しい日々をお過ごしの方などにおすすめです。
【湯豆腐のキムチのせレシピ】
【材料】
こちらのレシピは、豆腐1丁(300g前後のもの)を全て使い切る分量でご説明していきます。
・豆腐 1丁(300g前後)
・キムチ お好み
・胡麻油 お好み
【作り方】
①豆腐を食べやすい大きさ(8等分がおすすめ)にカットして、耐熱性のある皿などにおきます。
②電子レンジで温めていきます。
目安は600Wで4分間ほどですが、お使いの電子レンジによっても加熱具合が変わってきますので、時間を調整してお好みの温かさにしてください。
また、このときラップで覆う必要はありません。
③火傷に気を付けて電子レンジから出し、豆腐の水気をとってください。
④豆腐のうえにキムチをおいて、仕上げに胡麻油で味を整えて出来上がりです。
キムチと胡麻油は豆腐に合います。
低カロリーですので、ダイエットをしている方にもおすすめしたいレシピです。
電子レンジで気軽に!豆腐とキムチを使うレシピ②豚キムチ
他にも、電子レンジで加熱調理するレシピをご紹介します。
【スタミナ満点!豚キムチレシピ】
【材料 1人分】
・豆腐 1丁
・キムチ お好み
・豚肉 70g
・マヨネーズ、醤油 お好み
【作り方】
①豆腐を食べやすい大きさにカットして、耐熱性のある皿に移します。
最初にキムチ、次に豚肉という順番で、豆腐の上面に具材をおいていきます。
②ラップで覆って電子レンジで加熱します。
目安は500W~600Wくらいで5分間ほどですが、豚肉の様子をみて調整しましょう。
③火傷に注意しながら電子レンジから取り出して、あればマヨネーズ・醤油で味を整えて出来上がりです。
豚キムチもキムチ料理のなかでは定番ですよね。
キムチのピリ辛さと旨味たっぷりの豚肉が合わさって、食欲が湧くこと間違いなしです!
ご飯にも合って美味しくいただけます。
電子レンジで気軽に!豆腐とキムチを使うレシピ③豆腐お好み焼き
引き続き、豆腐とキムチを材料として使用するおすすめのレシピをお伝えしていきます。
【豆腐で作る!お好み焼きレシピ】
【材料 1人分】
・豆腐 150g
・卵 1つ
・キムチ お好み
・キャベツ 120g
・お好み焼きソース お好み
・青のり お好み
・マヨネーズ お好み
【作り方】
①キャベツをよく洗い、千切りにしておきます。
②ボールなどの大きめの器に豆腐を投入して潰すようにかき混ぜます。
③②に溶いた卵、①のキャベツ、キムチも入れて全体をしっかりとかき混ぜましょう。
④生地を耐熱性のある皿に移し、電子レンジで温めていきます。
このとき、忘れずに表面をラップで軽く覆いましょう。
また、予めこの皿にラップを広げて、そのうえに生地をのせると、⑤の他の皿に移しかえる作業のときに楽でしょう。
目安は600Wで8分間ほどですが、様子を見て調整する必要があります。
⑤生地が十分に加熱できたら、火傷に注意して電子レンジから取り出し、他の皿に移しかえます。
⑥仕上げにお好み焼きソース、マヨネーズをたっぷりかけて、青のりをまぶして風味付けしたら出来上がりです。
以上のように豆腐で気軽にお好み焼きは作れます。
小麦アレルギーをお持ちの方にもおすすめしたい一品です。
豆腐のふわふわとした食感が活かされているレシピとなっています。
キムチ料理を食べた後に試したい口臭ケア
上記で豆腐とキムチを材料とした3種類のレシピをお伝えしましたが、参考になりましたか?
どのレシピも電子レンジで簡単に加熱調理するものですから、初心者の方や料理が得意ではないという方でもチャレンジしやすいでしょう。
キムチはほどよい辛味がクセになる美味しさですが、どうしても口臭が気になってしまう方もいるかもしれません。
キムチ料理を食べたいけれど口臭を気にして敬遠してしまう、なんてことはなんだか勿体ないですよね。
そこで、この項ではキムチ料理を食べた後の口臭ケアについてふれていきます。
臭いについてですが、キムチの材料としてにんにくが使われているのでにんにくの独特な臭いがありますし、キムチは発酵させて作る必要があるので発酵臭と呼ばれる臭いも生じてしまいます。
これらの臭いを消すための効果的な方法として、いくつか例を挙げていきます。
・食後30分以内にりんご(できれば皮付き)を摂取する
・食後1時間以内に飲みすぎない程度に緑茶を飲む
・キムチ料理と牛乳を一緒に摂取する(食前でも可)
・丁寧に歯磨きをする
・口臭スプレー等のアイテムを利用する
・飴やガムなどで口臭ケアができるものを摂取する
・入浴してたっぷり汗をかく
健康食ともいえる豆腐とキムチ
豆腐にもキムチにも豊富な栄養素が含まれていて摂取することでさまざまな健康効果が期待できます。
初心者の方や料理が苦手な方でも電子レンジを有効に活用すればあっという間に一品完成できちゃいます!
ぜひ、嬉しい効果が期待できる豆腐とキムチを使った料理に挑戦してみてくださいね。