香り高く奥深い味わいが楽しめて、特に和食に大活躍の醤油。
クリーミーでやわらかい食感のバター。
どちらの魅力も存分に生かして、和風パスタを作ってみませんか?
この記事では、醤油やバターの効能、バター醤油の和風パスタのレシピなどをご紹介します。
醤油の効能とは?
さまざまな手料理に対応できる醤油は重宝しますよね。
では、醤油にはどのような効能があるといわれているのでしょうか?
◆腸内環境の改善
醤油に内包されているペクチンは善玉菌・乳酸菌などを増殖させ、腸内環境を良くしてくれます。
そのため、下痢や便秘の改善には有効な栄養素なのです。
◆免疫力の向上
醤油を摂取することで、免疫力が上がり風邪などの病気の予防にもつながります。
これも、ペクチンの作用が関係しており、他にもペクチンはアレルギー症状の緩和にもつながるともいわれています。
◆癌対策
醤油に含まれているフラノンの抗酸化作用によって、癌の発症リスクを下げてくれるとも考えられています。
ちなみに、醤油の香りつけに深い関りを持つのもフラノンです。
◆血糖値の正常化
醤油に内包されているメラノイジンはコレステロール値を低下させて、血糖値が上がるのを防いでくれる大事な成分です。
これらは一例ですが、醤油にはこのような嬉しい効果が期待できます。
後ほど、おすすめのバター醤油パスタのレシピもご紹介しますので、ぜひこのような有能な醤油を活用してみましょう!
バターにもさまざまな効果が期待できる
前項では醤油を摂取することで得られるといわれている嬉しい効果についてお話ししましたが、次はバターの効能についてみていきましょう。
バターといえばマイルドで優しい甘さが特徴的ですよね。
パンに塗り広げて食べたり、パスタはもちろん、いろいろな料理やお菓子作りの際に使えたり、便利な食品のひとつです。
◆血液循環を良くする
バターに内包されているビタミンEの作用で血液循環が良くなるので、むくみの改善・疲労感の緩和・新陳代謝の向上などの効果が期待できます。
冷え性対策にも打ってつけです。
◆粘膜・皮膚の健康状態を守る
バターに豊富に内包されているビタミンAは、抗酸化作用があり、粘膜や皮膚の健康状態をしっかりと守ってくれる頼もしい栄養素です。
◆頑丈な歯・骨作りに携わる
バターに含まれるビタミンDはカルシウムの働きを活性化させる役割があります。
そのため、結果的に歯や骨を頑丈に作り上げることにもつながります。
こちらもほんの一例ですが、バターに期待できる効果について挙げてみました。
より美味しいパスタに!茹で方について
普段何気なくパスタを茹でている人も少なくはないかと思います。
ですが、ちょっとしたコツを意識するだけでより美味しいパスタが出来上がるでしょう。
こちらではパスタの茹で方についてお話ししますので、ご紹介するコツを生かして美味しいバター醤油パスタを作ってみましょう!
①大きいサイズの鍋を用意して、そこに多めに水を加えて火をつけます。
沸騰し始めたら、塩を投入しましょう。
②完全に沸騰したら、円を描くようにパスタを投入し、沈下してきたら軽く混ぜてください。
③パスタを茹でている時間は、こまめに様子をみましょう。
鍋のなかでパスタが揺れている状態が正解で、お湯が吹きこぼれないように火の加減を調整するのがポイントです。
途中段階で、全体的に混ぜてパスタ同士が絡まったりくっついたりするのを防ぎましょう。
④パスタの商品ごとに決められた茹で時間が経ったら、ザルに移して軽く水気をとってください。
味付けが均等になるようにパスタソースをしっかり絡めて、皿に盛れば完成です。
以上が、正しいパスタの茹で方です。
覚えておいて損はないはずですよね。
バター醤油の和風パスタの基本レシピ
さて、ここからはバター醤油パスタのレシピについてご紹介していきます。
まずは、基本的な材料を使用して作るバター醤油パスタです。
初めてバター醤油パスタを手作りする、なんて人は基本的な具材を活用したレシピをおすすめします。
●基本的なバター醤油パスタのレシピ
このレシピは2人分を想定してご説明していきますね。
【材料】
・パスタ 150g
・バター 10gほど
・醤油 大さじ1
☆味醂 大さじ1
☆だし(顆粒タイプ) 小さじ1
・油 適量
・胡椒 適量
☆水 100mlほど
・ベーコン 50g
・玉ねぎ 1つ
・ほうれん草 適量
・ニンニク 1片
【作り方】
①鍋に水を入れ、火にかけてお湯を沸かしておきます。
②具材の下準備をします。
ベーコン・玉ねぎ・ほうれん草を食べやすいサイズにカットします。
ニンニクは細かく刻んでください。
③フライパンに油をひき、下準備したニンニク・ベーコン・玉ねぎを炒めます。
④全体的にしんなりとしてきたら、☆を加えて沸騰したら一旦火を消します。
このとき、パスタも茹で始めるのが良いでしょう。
⑤パスタの茹で時間の終了2分前に再び④に火を通して、ほうれん草を加えます。
⑥茹で上がったパスタを⑤に移して、バターと醤油を投入し全体的に混ぜ合わせてください。
⑦仕上げに胡椒をまぶして盛り付ければ出来上がりとなります。
バター醤油の和風パスタのアレンジレシピ
こちらでは、同じバター醤油味でも一風変わったアレンジパスタのレシピをご紹介します。
●納豆がたっぷり!バター醤油パスタのアレンジレシピ
こちらのレシピは1人分を想定しています。
【材料】
・バター 大さじ1程度
・醤油 小さじ1程度
・麺つゆ 大さじ1
・パスタ 1束(お好み)
・のり お好み
・納豆 1パック
【作り方】
①鍋に水を入れ、沸騰させてパスタを茹で始めます。
②具材や調味料の下準備です。
納豆はよくかき混ぜておき、のりは細めにカットしておきます。
麺つゆは3倍濃縮にしましょう。
③火をかけたフライパンにバター・醤油・濃縮した麺つゆを投入します。
④完全に茹で終わったパスタも③に移してしっかり混ぜ合わせて、皿に盛ります。
仕上げに、納豆・のりをのせて完成!
納豆を加えるという発想がなかった人は驚きですよね。
納豆をたっぷり使うのでより健康的なレシピとなっています。
バター醤油パスタに添えたい!おすすめのスープ
上記では、バター醤油パスタの基本レシピやアレンジレシピをご紹介してきました。
早速、バター醤油パスタを作ろうかなとお考えの方もいますよね。
パスタだけでも十分美味しいのですが、和風パスタに合うスープも一緒に食卓に並べるとさらに、満足度の高い食事になるのではないでしょうか。
こちらでご紹介したいのはお吸い物です。
●バター醤油の和風パスタと一緒に!卵とワカメのお吸い物レシピ
このレシピは2人分を想定してご説明しています。
【材料】
・水 500ml
・白だし 大さじ2程度
・卵 1つ
・ワカメ お好み
【作り方】
①鍋に水と白だしを投入して、火をつけて温めます。
このとき卵を溶いておくと良いです。
②沸騰し始めたら、ワカメを加え、①で溶いた卵をゆっくりと回し入れます。
③ワカメが戻り卵にも火か通ったら、器に盛り付けて完成です。
早速バター醤油パスタを手作りしよう!
いかがでしたか?
醤油もバターも健康に役立つさまざまな栄養素を含んでいるのが嬉しいですね。
また、パスタの茹で方にも気を配ることができたら、さらにワンランクアップ間違いなしのパスタ料理が出来るはずです。
そのコツもふまえながら、この記事でご紹介したバター醤油パスタのレシピを一度試してみてくださいね。