自宅で簡単に作れる!味噌ちゃんこ鍋のおすすめレシピ

これからの寒い時期には、鍋料理が食べたくなる人も多いのではないでしょうか。

鍋料理は調理方法も簡単でバリエーションも豊富で栄養も満点です。

そこで、今回はちゃんこ鍋についてご紹介しようと思います。

ちゃんこ鍋についてのことや、野菜・肉・魚の旨味がぎゅっと凝縮されて味噌のコクが特徴的な味噌ちゃんこ鍋を作るコツ、簡単なレシピなどにふれていきたいと思います。

そもそもちゃんこ鍋の「ちゃんこ」とは?

ちゃんこ鍋は野菜や肉、魚の種類が豊富でたくさんの具材が入った鍋料理という印象を持つ人が多いかと思います。

そもそもちゃんこ鍋の「ちゃんこ」とはどのような意味合いなのでしょうか。

一般的に、お相撲さんがよく食べているというイメージもありますよね。

「ちゃんこ」とは、お相撲さんの作る料理全てをさします。

「ちゃんこ」の語源はいくつか説があるようです。

「ちゃん」を「中国」、「こ」を「鍋」とし、「中華鍋」が転じたものとする見解や、「ちゃん」を「父」、「こ」を「子」とし、師匠と弟子の親子で食べる鍋ということから「ちゃんこ鍋」と呼ぶようになったという見解が有力といわれています。

ちゃんこ鍋は、お相撲さんの主食であり、一般の方はお店で食べることが多いという印象を受ける人も多いと思いますが、今では自宅で簡単にちゃんこ鍋が作れるようにレシピも多く見かけます。

塩味、醤油味、味噌味などのちゃんこ鍋用スープも市販でありますので、自宅で食べる場合も手軽に作れますね。

今回の記事で紹介する味噌ちゃんこ鍋のレシピにも、ぜひ挑戦してみてください。

美味しくちゃんこ鍋を作るための簡単なコツ!

前項でもふれましたが、近年ではちゃんこ鍋のレシピも増えており、自宅でちゃんこ鍋を楽しめるようになってきています。

そこで、ここではちゃんこ鍋を作る際の簡単なコツをご紹介します。

少し気を付けるポイントを抑えるだけで、いつもよりもワンランク美味しいちゃんこ鍋になるでしょう。

具材について、いくつかのポイントを挙げていきます。

まず、大事なのは具材を鍋の中に入れる順番です。

火が通りにくい具材を先に入れ、火が通りやすい具材を後に入れましょう。

例えば、白菜・人参・鶏肉・キャベツなどの具材を先に投入するとよいですね。

豚肉は固くなりやすい特徴があるので、早い段階で入れずに、他の具材が煮立ってきたら入れましょう。

また、ちゃんこ鍋の具材で人気となのが肉団子ですが、美味しく肉団子を食べるためのポイントがあります。

肉団子も他の具材がある程度煮立ってきたら鍋に投入します。

他の具材の隙間を埋めるようにして入れてください。

ちなみに、肉団子も手作りして自分の好みの味付けにするのもおすすめです。

味噌、胡麻油や生姜、鶏挽肉や玉ねぎなどで味付けすると美味しいですよ。

また、作ろうとしているちゃんこ鍋のレシピによって合う具材に変えてみましょう。

味噌ちゃんこ鍋であればモヤシが合いますが、塩ちゃんこ鍋であれば豚肉ベースの肉団子が相性抜群です。

具材たっぷりなちゃんこ鍋は栄養満点!味噌の栄養は?

寒い季節になると、風邪など引きやすかったり、体調面で心配になる人もいると思います。

そこで、健康面を考慮しておすすめな鍋料理は味噌ちゃんこ鍋です。

鍋料理は体を温めてくれるので、免疫力も高まるのはもちろんのこと、野菜・肉・魚などの具材がたくさん入っているので、簡単にバランス良く栄養を摂取できます。

ちゃんこ鍋を手作りする際も、栄養バランスを考えてレシピを選んだり、具材を入れたりしましょう。

ちなみに、大豆を発酵させて作る味噌は、腸内環境の整備を手助けするため、味噌も免疫力を高めてくれますので体調面が気になる人にはぴったりです。

また、味噌はビタミン・ミネラル・タンパク質・炭水化物なども豊富です。

発酵することで、乳酸菌や酵母などの栄養素も含まれるので、大豆で摂取するよりも優れた栄養素を持っています。

味噌はカロリーも低めで、老化を防いだり、コレステロール値をセーブしたりする効果も期待することができます。

味噌を溶く際は、沸騰させずに、温度を下げてから溶くと、栄養素を保ったまま体内に摂取できるのでおすすめです。

味噌の塩分が気になるという人は、海藻や緑黄色野菜を一緒に摂取すると、ナトリウムを外に排出する作用があるので試してみてくださいね。

簡単に作れる!基本的な味噌ちゃんこ鍋レシピ

今回は、簡単にすぐ出来上がる味噌ちゃんこ鍋のレシピについてご紹介します。

【材料 2人分】

具材
・白菜   1/2個
・長ネギ  1本
・鶏肉   1枚
・大根   3cm
・油揚げ  1枚
・人参   1/3本
・モヤシ  1袋

スープ
・水     4カップ
・味噌    50g
・ほんだし  大さじ1/2
・醤油    大さじ1/2
・ニンニク(すりおろし) お好み
・酒     大さじ1
・七味唐辛子 お好み

具材は、その他にエノキ・豆腐・餅・シイタケなども合います。

①まず、具材をお好みのサイズで切ります。

油揚げは切る前に、油抜きをしましょう。

②鍋に火をつけて、水・ほんだし・酒を投入し、油揚げ・大根を加えてやわらかくなるまで10~15分間煮込みます。

電子レンジを使ってもよいです。

③経ったら、鶏肉・人参を投入します。

それらに火が通ったら、味噌・ニンニク(すりおろし)を加えます。

その後、他の具材を全て投入し、火が通るまで煮込みます。

全体的に火が通ったら、醤油を入れてから、七味唐辛子をかけて味を調整したら出来上がりです。

〆の一品として残った鍋に中華麺を投入して煮込んで食べても美味しいですよ。

あっさりとした鶏肉の出しが美味しい!鶏味噌ちゃんこ鍋レシピ

次は、鶏肉で出しを取る鶏味噌ちゃんこ鍋レシピをご紹介します。

鶏肉のあっさりとした味わいと味噌の濃厚さが合って美味しいです。

こちらのレシピも簡単に作れますので挑戦してみてはいかがでしょうか。

【材料 2人分】

具材
・鶏肉   200g
・豚肉   100g
・白菜   1/2個
・人参   1/2本
・つみれ  8個
・厚揚げ  2枚
・酒(鶏肉にもみ込む用に使用) お好み

スープ
☆水   6カップ
☆昆布だしの素   5g
☆本だし   5g
☆七味唐辛子   お好み
・味噌   50g
・めんつゆ(2倍濃度)   大さじ3
・ニンニク(すりおろし)  お好み

①まず、具材の下準備をします。

鶏肉は、食べやすいサイズに切って、酒をもみ込みます。

他の具材も食べやすいサイズに切って器に移しておきます。

②鍋に☆を投入し、その後に鶏肉を入れて火を付けます。

沸騰後30分弱火で煮込み、アクを取り除きます。

③②にめんつゆとニンニクを加えて、その後に他の具材も加えて煮込みます。

④全体的に火が通ったら、味噌を溶かしながら入れます。

少しの間煮込んだら出来上がりです。

簡単だけど本格派!キムチ味噌ちゃんこ鍋レシピ

次に、キムチ味噌ちゃんこ鍋のレシピをご紹介します。

キムチを味噌と合わせることで、マイルドで食べやすい仕上がりになります。

キムチでさらに体がポカポカに温まりますので、寒い日や風邪の引き始めなどに食べてみてはいかがでしょうか。

冷蔵庫に残っている食材も簡単に消費できるのでおすすめです。

【材料 4人分】

具材
●キャベツ(白菜) 1/4個
●人参   1/3
●えのき  1袋
●椎茸   お好み
●豚肉   400g
●ニラ   1束
●もやし  1袋
●白ネギ  2本

スープベース用
〇ニンニク   4欠片
・ニラお好み
・玉ねぎ   1/4
・生姜   お好み
・胡麻油   大さじ2

スープ
☆出汁   1ℓ
☆味噌   大さじ2ほど
☆酒   お好み
☆キムチ   1/4パック

①まず、●の具材をお好みのサイズで切り、器に移します。

もやしは軽く水洗いしてザルに移します。

ニラの煮込む具材用は4cmほどに切ります。

スープベース用のニラ・ニンニク・玉ねぎ・生姜をみじん切りにします。

②みじん切りにしたスープベース用の具材を鍋に入れ、香りをつけるために胡麻油で炒めます。

③②に十分香りがついたら、スープ用の☆を加えてスープを作り、煮込みます。

味噌はお好みの味に調整しながら入れてください。

④スープが煮立ったら、●の具材を入れていきます。

ニラともやしは最後のほうで入れるとシャキシャキ感が保てます。

それらに火が通ったら、出来上がりです。

ちゃんこ鍋は美味しくて栄養も取れる!

今回は、ちゃんこ鍋の語源から、美味しく作るための簡単なコツ、ちゃんこ鍋の中でも人気である味噌ちゃんこ鍋のおすすめレシピについてご紹介しました。

ちゃんこ鍋は、具材がたくさん入っているので栄養もしっかり取れますし、味のバリエーションが豊富なので飽きずに楽しんで食べれますよね。

紹介したおすすめのレシピもぜひ作ってみてくださいね。