和食のときや、お弁当などでも食べているお米。
食事内容に気を使っていたり、食費をきちんとさせたい方は、1合は何人前くらいなんだろうと思うこともあるかもしれませんね。
そこで今回は、そんな疑問について、性別別などで考えていきます。
お米1合、女性の場合だと何人前?
お米1合は、研いで普通の水加減で炊き、一般的な大きさのご飯茶碗に盛ると、大盛り2杯分になります。
女性が食べると、2食分と半分くらいです。
女性の一人暮らしで、学校で勉強したり働いてから帰ってきて、晩ご飯だけを自宅で炊いたお米を食べるとなると、2日分以上の計算になります。
翌日のお弁当を、学校や職場に持っていき、ご飯を食べると、それでやっと全て食べ切れるくらいです。
とは言っても、女性ですと、量はあまり食べられないので、炊飯する前のことを考えてみましょう。
最近の炊飯器は、最低が0.5合から炊けるものもあるので、何人前なのか疑問に思われる方もいるかもしれません。
一人暮らしや小食な家庭でしたら、炊飯器を選ぶときに、炊いたご飯をすぐに食べ切れるかどうかを考えて、購入を検討すると良いでしょう。
余ったご飯を、冷凍庫・冷蔵庫で保存するのも良いですが、その日のうちに食べ切ってしまうのがおすすめです。
いつも炊き立てのご飯を食べたい方は、まずはお米1合何人前か考え、炊飯器選びからの下準備も必要になってきます。
お米1合、男性の場合だと何人前?
先ほどご紹介した通り、お米1合が一般的なご飯茶碗で大盛り2杯ということでした。
それでは、男性の場合、何人前になるでしょうか。
男性で少し大きめの茶碗で食べると、軽く1杯~1.5杯くらいになります。
スポーツをしている学生や、働き盛りのお腹が減りやすい若い男性でしたら、1食分くらいでしょう。
健康に気を使って、カロリーや糖質の摂取を控え気味にしている、中年からシニアの男性でしたら、2食分くらいといったところでしょうか。
男性一人の場合、お米1合でその日に炊いて、その日に食べ切れるかどうか、という感じになります。
男性ですと、忙しさもあって、調理に時間を割くのが面倒に感じる方もいるかもしれません。
お米をふだんから炊くのが面倒だと感じる方、手間と考える方、炊飯するときの電気代がもったいなく感じる方もいるでしょう。
お米1合何人前かを踏まえて多めに炊いて、あまり長期保存にならないように調整しましょう。
冷蔵庫・冷凍庫で保存し、レンジで温め直すなどの手間を掛けると、よいかもしれません。
子供の成長度合いで何人前か変わる
先ほどもご紹介しましたが、お米1合は一般的なご飯茶碗で大盛り2杯分なので、子供の場合は何人前でしょうか。
低学年の小さな子供だと、まだあまり量を食べられないので、ご飯茶碗に1/3から半分くらいでしょう。
食べ盛りの高学年や中高生になると、ご飯茶碗1杯で済まないこともあるでしょう。
両親と子供1人の3人世帯でしたら、1食あたりご飯茶碗3杯分くらいなので、晩ご飯だけでも1合以上のお米が必要になります。
小食な家庭、たくさん食べる家庭と、色々なケースが出てきてきます。
成人男女の構成比率や、子供の数によっても、1回に炊くお米の量が異なります。
小さな子供が成長し、低学年・高学年・中高生・大学生となると、食べる量がだんだん増えるでしょう。
逆に、おじいさんおばあさん世代、親世代が年を重ね、ご飯を食べる量が減ってくることもあります。
そのため、各家庭によって、1回に炊くお米の量を調整する必要がありますね。
お米1合が何人前か気を使っても余ってしまう場合
毎日、自炊やお弁当を作るなどして、主に自宅で食事をする人がいます。
しかし、その日の体調や急な外食などで、お米1合を炊いても1日で食べきれないときも、あるでしょう。
何人前が必要なのか、考えてお米を炊いても、どうしても余ってしまって、冷凍庫・冷蔵庫に保存している方もいます。
しかし、冷凍庫・冷蔵庫に保存していても、あまりに時間が経つと劣化します。
そういった場合は、新たにお米を炊くのではなく、定番のチャーハンや雑炊などにしてみましょう。
お米に火を通す調理をして、食べ切ってしまうのも、ひとつの手段です。
「ご飯は主食」と決め付けず、ちょっと目先を変えて、ライスコロッケやライスサラダにして、おかずをもう1品増やしてみるのもいいでしょう。
また、残りご飯を使って五平餅やおはぎにして、おやつにアレンジするという方法もあります。
主食にすることにこだわらず、web検索などでレシピを調べて、おかずやおやつにするなど、アレンジして上手に活用してみましょう。
お米1合をお粥にすると何人前になる?
前述どおり、お米1合を一般的な水加減で炊いた場合、ご飯茶碗に大盛り2杯分になります。
それでは、お粥にした場合は、何人前になるでしょうか。
お粥と言うと全粥、三分粥、五分粥、七分粥と種類があります。
ここでは、全粥が最も一般的に食べられる種類と考えて、計算してみましょう。
全粥は、お米1:水6の割合いになり、出来上がり重量は1,230gになります。
何人前か考えると、成人は2~3人前、小食の女性になると、4人前くらいになるでしょう。
普通の水加減で炊いたご飯と比べると、水分をたくさん含ませて炊くので、かなり膨らみます。
一人暮らしの方は、お米1合をお粥にすると、食べ切れないかもしれません。
しかし、食費に余裕がないときは、普通の水加減で炊いたご飯ではなく、お粥に切り替えるのもひとつの方法です。
また、ダイエット中の方には、摂取するカロリーを抑えられるという効果があって、健康的になるでしょう。
お米1合何人前か、普通の水加減で炊くか、お粥にするかなどの調理法によっても、色々変わってきますね。
お米に芯ができてしまった場合
お米1合が何人前か、ちゃんと考えて水加減したつもりでも、芯が残ったままで炊き上がってしまった経験がある人もいるでしょう。
その原因として、炊飯器の調子が悪かったり、忙しくてお米を吸水させる時間が短かいなどが挙げられます。
そういうときは、ご飯を炊飯器から出さず、お米1合に対し小さじ1杯のお酒を振りかけて、2~3分くらい炊き直してみましょう。
お酒のアルコールの効果で、お米を炊き直したときの匂いも消え、美味しくなります。
また、ご飯を器に取り出し、蒸し器で少し蒸すという手段もあります。
他にも、前述したように、ご飯として食べるのではなく、おやつとして食べるという方法もあります。
リゾットにしてみたり、アロス・コン・レチェのような、お米のミルク煮のデザートにするなど、アレンジ次第で色々な楽しみ方ができます。
最近は、環境を守るために廃棄物の処理が問題になっています。
せっかく炊いたご飯を捨ててしまわず、無駄なく食べ切ってしまいたいですね。
お米1合何人前か考える場合
お米1合が何人前か、男女子供の数の世帯構成によって変わります。
家族構成はそのままでも、年を重ねていくうちに、食事の量は変わります。
また、炊き方によって、炊きあがりの量が異なりますので、その都度、調整しましょう。