女性はお菓子が大好きですね。
しっかり食べても「お菓子」は別腹という人もいます。
しかしその反面、スタイルも気になるため、ダイエットをしている人もたくさんいます。
ダイエットの時に気になるのがカロリーですが、お菓子はカロリーが高いというイメージがあります。
お菓子はどんなものでもカロリーが高いのでしょうか?
今回は、カロリーとお菓子の関係についてご紹介しましょう。
お菓子はダイエットの敵!?
ポテトチップスにシュークリーム、チョコレートにクッキーと色々なお菓子があります。
皆さんはどんなお菓子が好きですか?
テレビの中で美味そうなスイーツが紹介されていると、食べたくなることもありますよね。
しかし、そこで気になるのが鏡に映る自分のスタイルです。
「痩せたい、でも食べたい」といったキャッチコピーのCMが昭和の頃にありましたが、時代が違っても、女性なら一度は考えたことがあるのではないでしょうか。
その時代から私たちの周りでは、痩せるためにはカロリーが高いものを避けると良いと言われています。
そのために、クッキーやチョコレートを我慢してダイエットをする、という話が良くありました。
特にバブル期は飽食の時代と言われて、日本人の食生活が欧米化し、肥満や生活習慣病が徐々に問題視されるようになったころです。
昔はお菓子といっても、種類が少なく自然なものが多かったのに、1980年代に入るとお菓子の種類も多くなり、手軽な価格で購入することができるようになりました。
美味しいお菓子が増える一方で、ダイエットという言葉も広まり、痩せるためにはお菓子は食べてはいけない、というのが常識だった頃もあります。
最近は、全くの空腹にしてしまうと、遅い時間にドカ食いをしてしまうため、適度に間食をして良いと言われますね。
それでも気になるのは、お菓子のカロリーです。
できれば、満腹になるけれどカロリーを控えめにしたい、カロリーが高いお菓子は避けたいと思いますよね。
お菓子はどれくらいのカロリーがあるのでしょうか。
まずは、代表的なお菓子からご紹介しましょう。
カロリーの高いチョコレートのお菓子
チョコレートの中でも、定番の明治ミルクチョコレートは、1枚で50g、307キロカロリーになります。
これは、マクドナルドのハンバーガー1個260キロカロリーよりも高くなります。
グリコのポッキーは、1箱63gに2袋入りです。
1箱食べると318キロカロリーで、ミルクチョコレートよりも高いカロリーになります。
食べる時は1袋ずつにしましょう。
ロッテのチョコパイは、1個35gが162キロカロリーです。
1箱に6個入っていますが、1人で食べるのはやめましょうね。
同じくロッテのパイの実は1箱で73g、399キロカロリーになり、モスバーガーとほぼ同じくらいのカロリーです。
さらにカロリーが高いのが、明治のきのこの山で、1箱74gで459キロカロリーになります。
ノンフライのカップ麺が一つで300キロカロリー前後になりますので、チョコレート菓子はかなりカロリーの高いお菓子になります。
しかし、最近は低GIチョコレートというのが増えて、小腹がすいたら、ストレスを感じたらチョコレートを食べよう、というものが増えてきました。
グリコのリベラは1袋で262キロカロリーになりますので、同じ50gのミルクチョコレートよりも45キロカロリーも低くなります。
明治の「おいしいoff」は33gで161キロカロリーになります。
ロッテの「ゼロ」は1箱50gで240キロカロリー、こちらは糖類を0にしたチョコレートです。
ロッテの乳酸菌ショコラのシリーズは大人気で、大袋から箱入り、小袋まで色々なバリエーションを購入することができます。
乳酸菌ショコラはカロリーは意外と高く、1箱56gで308キロカロリーありますが、乳酸菌が腸内環境を整えるということで、ダイエット効果にもつながると人気のチョコレートです。
最近はこういった機能性チョコレートや低糖質のチョコレートが増えています。
低糖質チョコレートや低GIチョコレートというものも市販されています。
小腹が空いた時にチョコレートを食べて満足するというのは、ドカ食いを防ぐだけでなく、カカオに含まれる鉄や銅、亜鉛といったミネラルを摂取することもできるため、ダイエットにも効果的です。
カロリーの高いチョコレートですが、機能性チョコレートはカロリー以上の効果があります。
皆さんは、どんなチョコレートがお好きですか?
お菓子の代表!スナック菓子のカロリーは高い
カロリーが高いお菓子といえば、スナック菓子ですね。
ポテトチップスにとんがりコーン・プリングルズ・チップスター・じゃがりこと、一袋開けたら止まらないという人も多いことでしょう。
カルビーでは北海道産のジャガイモだけをポテトチップスにし、専用のコンテナ船で本州にあるポテトチップスを作る工場まで運送します。
その名も「ポテト丸」です。
すごいですね。
しかも、ジャガイモそのものを一枚一枚丁寧に揚げていますので、他のスナック菓子とはちょっと違います。
とはいえ、気になるのがそのカロリーです。
とんがりコーンは1箱80gで218キロカロリーです。
チップスターはミニサイズ1本50gで、266キロカロリーになります。
じゃがりこ1個は60gで298キロカロリー、ということで意外と少ないと思った人もいるのではないでしょうか。
確かに、チョコレートよりも低カロリーですね。
しかし、スナック菓子は、ほとんどが小麦粉やジャガイモのでんぷんと塩が主な成分になります。
そのため、どうしても他の栄養素を摂ることがあまりできず、どうしても糖質過多になってしまうことがあります。
また、油で揚げてあるスナック菓子は、材料の糖質に脂質を加えています。
しかも、ちょっとつまむと、ついつい一袋食べてしまい、気が付くと200キロカロリー食べてしまいます。
チョコレート菓子のように、小袋に分けられていないものが多いので、じゃがりこでもチップスターでも、ついつい食べすぎても気がつきません。
そこで、食べきりの代表的なスナック菓子といえばうまい棒ですが、こちらは1本が30キロカロリーから50キロカロリーです。
意外とカロリーが低いですね。
ちょっと小腹が空いた時にうまい棒は、なかなかいいおやつになります。
クッキーのカロリーは高い!素材をチェック
女性が好きなお菓子には、クッキーやビスケットがあります。
クッキーといっても、市販されているものだけでも色々あります。
その中で高品質の材料を使う「ステラおばさん」のクッキーは高カロリーですが、やせるという噂があります。
それはどうしてでしょう。
ステラおばさんのクッキーは1枚1枚丁寧に焼き上げて、自分が欲しいだけの量を購入することができます。
人気のセサミは1枚83キロカロリー、アーモンドは95キロカロリーです。
高カロリーだから気になりますが、腹持ちが良いため1枚食べただけでも、小腹を満足させることができます。
しかも、カロリーが高いものほど腹持ちが良いため、本来なら身体に良いと言われる五穀クリスピー1枚71キロカロリーやミルクティー1枚63キロカロリーよりも、1枚で満足することができます。
五穀クリスピーやミルクティーは、軽いためについ食べすぎてしまいます。
しかし、アーモンドやセサミ、キャラメルクッキーはバターたっぷりでカロリーは高いものの、糖質の他にたんぱく質や脂質を豊富に含みます。
結果的には、同じくらいの満腹感を感じるために、スナック菓子を1袋食べたり、チョコレートを1枚食べるよりも低カロリーになります。
アーモンドやナッツには、ビタミンやミネラルが含まれていますので、普通のクッキーにはない栄養素を摂ることもできます。
同じクッキーを食べるなら、ぜひステラおばさんのセサミやナッツのクッキーをおすすめします。
和のお菓子はカロリーが高い?
和菓子にはお饅頭屋せんべい、羊羹などがあります。
バターや油をあまり使わないから、カロリーが低いと思われがちですが、和のお菓子には色々なものがあり、種類によってはカロリーが高いものもあります。
例えば、揚げせんべいやあられは、カロリーが高くなります。
市販されている揚げせんべいというと、ハッピーターンや歌舞伎揚げになります。
ハッピーターンは1袋30枚入りですが、その中の5枚を食べると107キロカロリーになります。
それほどカロリーが高いわけではない、と思われた人もいるかもしれません。
しかし、ハッピーターンやばかうけ、ソフトサラダといったせんべいはとても軽いので、ついつい食べすぎてしまうことがあります。
その上、せんべいはほとんどがうるち米、もち米100パーセントになります。
本来は腹持ちが良いはずの米ですが、揚げせんべいにすると普通の堅焼きせんべいよりも軽い口当たりになり、つい食べすぎてしまいますので注意しましょう。
饅頭や羊羹は、小豆や小麦粉を使っていますが、砂糖の量も半端ではありません。
市販のヤマザキの黒糖饅頭は小さいのに、288キロカロリーにもなります。
あっという間に1つ食べてしまうのに、スナック菓子1袋、チョコレート菓子1箱分になります。
和のお菓子はバターを使っていなくても、油を使っているものもたくさんあります。
和菓子は太らない、カロリーが低いと思い込むのは、間違いかもしれませんね。
和のお菓子でおススメなのは、水ようかんです。
水ようかんは寒天を使っていますので、たくさんの水溶性食物繊維を摂ることができます。
水ようかんは黒糖饅頭と同じくらいの大きさのもの、缶詰のもの1つで142キロカロリーです。
カロリーが低いだけでなく腹持ちもよく、そして食物繊維を摂ることができます。
同じ和のお菓子を食べるなら、饅頭よりも水ようかんがお勧めです。
カロリーが高いアイスのお菓子はコレ
お菓子かデザートか、というとデザートになりますが、最後はアイスのご紹介です。
アイスクリームには、複数個で300円くらいのものから、1個300円くらいのものまであります。
その中でも、人気のハーゲンダッツのアイスクリームは、ラクトアイスと違い、乳脂肪成分が15パーセントで、しっかりと砂糖も使っています。
しかし、そのカロリーは1個244キロカロリーと、思ったよりも高いわけではありません。
チョコレート1枚よりもカロリーが低くなります。
それならば、ラクトアイスの方がもっとカロリーは低いのではないかと思いませんか。
確かに氷菓子のアイス、ガリガリ君やパピコはカロリーが低めです。
明治のエッセルスーパーカップやロッテの爽があります。
同じラクトアイスでも、爽は1個235キロカロリーに比べて、エッセルスーパーカップは1個380キロカロリーになります。
森永のMOWも1個230キロカロリーです。
エッセルスーパーカップは飛びぬけてカロリ―が高いのか、というとそれは違い、MOWが1個140mlのためちょっと少なめなのです。
また、爽は190mlで235キロカロリーと低めのように見えますが、乳脂肪の多いバニラアイスと違い、腹持ちが悪いため意外と早く空腹になります。
バニラアイスは乳脂肪が多いとカロリー価は高くなりますが、その分腹持ちが良くなります。
そのため、普段スナック菓子やチョコレート、市販のクッキーを食べるよりも、乳脂肪が多いどっしりとしたアイスクリームの方が、腹持ちが良くてダイエットしやすいのかもしれませんね。
カロリーだけではない!お菓子を食べるダイエット
カロリーが高いからと、敬遠をしていたお菓子の中には、腹持ちが良いのにカロリーが低めなものもあります。
そのため、間食をしてはいけないというダイエットから、間食をしながら食べすぎないことが大切、というダイエットを行っている人もいます。
美味しいお菓子で気を付けるのは、カロリーだけではありません。
間食をする際には、色々な栄養素や腹持ちを考えたお菓子選びをすることが大切です。
。