食パンでお手軽&美味しい朝食を♪相性抜群の卵をフル活用!

忙しい朝食に重宝する食材と言えば”卵”ですね。

そのまま焼いて目玉焼き、トロトロ食感のスクランブルエッグ、ふっくら美味しい厚焼き卵など、ごはん派・パン派問わず朝食には欠かせません。

今回は食パンに合う定番の卵料理から、毎日の朝食が楽しみになるようなお手軽アレンジ方法まで紹介します。

食パン×卵で手軽に朝食「目玉焼きトースト」

熱々ごはんともカリッと焼いた食パンとも相性抜群の目玉焼きは、忙しい朝食にもフライパンひとつで作れる手軽さが嬉しいですよね。
卵をフランパンで焼くだけとシンプルな調理法ですが、半熟、固焼き、両面焼きなどの焼き加減から、塩胡椒、ソース、しょうゆなどかける調味料まで好みが細かく分かれ実は奥が深いのかもしれません。

目玉焼きトーストには大きく分けて2通りの作り方があります。
1つ目はトーストと目玉焼きを別々に作り乗せる方法、2つ目は食パンに直接卵を割りトースターで焼く方法です。
それぞれの作り方のコツや美味しくなるアレンジ術をお伝えします。

フライパンで目玉焼きを作る時に合わせ少しリッチな気分になれる食材が”とろけるチーズ”です。
フライパンにシュレッドタイプのチーズをドーナツ状に置き火にかけ、チーズが少し溶けてきたら中央に卵を入れフタをして焼くだけです。
普通の目玉焼きでも十分美味しいですが、焼けたチーズが香ばしく黄身のまろやかさと相まってより幸せな気分にしてくれます。

また食パンに直接卵を割りトースターで焼く時は、卵が流れ出ないようにしっかりと”土手”を作りましょう。
土手にはとろけるチーズやマヨネーズが使えます。
卵の大きさにもよりますがちょっと高めに作っておくと安心ですね。
また、厚切りの食パンを使って真ん中をくり抜き卵を入れるとボリュームのある目玉焼きトーストになります。
どちらもなるべく弱めのトースターでじっくり焼くのがポイントです。

有名なアニメのワンシーンにも登場する目玉焼きトーストは簡単に作れて美味しいだけではなく、自分好みにアレンジしやすいのも魅力のひとつです。
焼き加減、味付けにこだわってオリジナルの目玉焼きトーストを見つけてみましょう。

食パン×卵でふんわり優しい朝食「卵サンドイッチ」

食パンと卵の組み合わせと言えば「サンドイッチ」は外せません。
食べやすいサンドイッチは子どもの朝食にもピッタリですね。

皆さんは卵サンドと聞くとどんなものを想像しますか?
ゆで卵とマヨネーズで作る卵サラダを挟んだものを思い浮かべる人が多いかもしれませんが、最近はフワフワの厚焼き卵を挟んだ”関西風”が注目を集めています。
卵サラダと厚焼き卵バージョン、それぞれの美味しい作り方を紹介します。

まずは卵サラダのサンドイッチですが、卵の刻み具合でふんわり食感と食べごたえのあるゴロゴロ食感の違いが出ます。
その時の気分に合わせて楽しめるのがいいですね。
またみじん切りの玉ねぎやピクルスで爽やかさと食感を、パセリやバジルなどのハーブで香りをプラスするのもオススメです。
食パンはトーストしない方が卵サラダの優しい味わいとマッチします。

もう1つの厚焼き卵バージョンですが、オムレツを挟むものとだしを効かせただし巻き卵を挟むものがあります。
和風のだし巻き卵が食パンに合うの?とちょっと疑ってしまいますが、口に入れるとじゅわーっとだしが溢れ出し何とも言えない絶妙な味わいを生み出します。
まだ試したことがない人はぜひチャレンジしてみてくださいね。

オムレツとだし巻き卵、どちらにも共通して言えるのが卵をケチらずにたくさん使うことが美味しさの秘訣だということです。
そして加熱しすぎて卵が固くなると美味しさも半減してしまうので、火が通るギリギリのタイミングを見極める力も必要でしょう。
何度か挑戦するうちにコツがつかめると思います。

卵サラダと厚焼き卵、同じ卵を使ったサンドイッチでも全く違う味わいが楽しめます。
忙しい朝のひと時にほっこり幸せになれる卵サンドをぜひお試しください。

食パン×卵でカフェ風お洒落な朝食「フレンチトースト」

食パンと卵、牛乳で作れるお洒落な朝食と言えば「フレンチトースト」です。
カフェでも人気のメニューで、外のカリッとした香ばしさと中のふんわり感がたまりません。
さらにフレッシュな果物やジャム、チョコレートソース、ハチミツなどトッピングやアレンジの幅が広いのも魅力のひとつです。
最近では甘くないソーセージやチーズを合わせた食事系のフレンチトーストも人気があります。

基本のフレンチトーストの作り方は卵と牛乳、砂糖で作った卵液に食パンを浸し、バターを溶かしたフライパンで焼くだけと手順も少なく簡単に思えます。
しかしお店で食べるようなカリッ&フワッとした食感を再現するにはいくつかのコツが必要です。

まず1つ目の美味しく作るポイントは卵のコシをしっかりと切ることです。
白身のかたまりがなくなり全体がサラッとするまでよく混ぜましょう。
できあがった卵液を濾すひと手間を加えるとさらに食パンに染み込みやすくなります。

2つ目のコツは食パンの中心部まで卵液が行き渡るようにじっくり浸すことです。
前日に下準備をしておくと中まで染み込ませることができます。
この時両面が均一に浸るように何度かひっくり返すとよりベストな状態になります。

最後に焼き方ですが風味のよいバターを使うとリッチな味わいに仕上がります。
ちょっと多いかな?と思うくらい贅沢に使用し、揚げ焼きに近い状態にすると外側がカリッと焼き上がります。
中をふんわりさせるにはフタをして弱火でじっくりと焼くことが大切です。
卵液をたっぷり吸った食パンは柔らかいので、表面が焼き固まるまで触らずに待つことも美味しく焼き上げるポイントになります。

後はお好みでソースやトッピングをかければお洒落で美味しいフレンチトーストの完成です。
普段の朝食はもちろんのこと、ゆったり過ごす休日の朝にぜひお試しください。

食パンに合う卵料理その①ふわとろオムレツのバリエーション

朝食はごはん派・パン派に関わらず登場回数が多いのが卵料理だと思います。
手軽に作れて栄養価も高く、種類も豊富なので毎日でも飽きません。

その中でもパン派の人にオススメしたいのがオムレツです。
合わせる食材によって和洋中に変化し、朝食以外にも大活躍します。
じゃがいもや玉ねぎ、ベーコンなどの具材をたっぷり入れ、丸い形に焼き上げたスパニッシュオムレツも食べごたえがあり美味しいですが、今回はフワフワ&トロトロのオムレツについてのお話です。

まずは一番オーソドックスなアレンジと言えばチーズがあります。
チーズオムレツはさらに食材をプラスすることで無限の広がりを見せてくれるのも魅力です。
オススメはベーコン、トマト、ほうれん草、アボカド、納豆などです。
アボカドは加熱することでトロっとした食感に変化しよりクリーミーなオムレツになります。
意外な食材として納豆がありますがチーズと納豆は発酵食品同士で相性がよく、食パンにも合うのでぜひチャレンジしてみてください。

朝食だけど食べごたえが欲しいという人にはひき肉をプラスするのがオススメです。
牛・豚・鶏どれで作っても美味しく、味付けも塩胡椒や醤油、ケチャップなど様々楽しめます。
さらにバジルやローズマリーなどのハーブ類、カレー粉などのスパイスを効かせると大人のオムレツに変身します。
味付けしたひき肉を作り置きしておけば時間がない朝にもパパっと作れて便利ですね。

春は瑞々しい新じゃがや新玉ねぎ、秋には風味豊かなきのこなど旬の食材を取り入れて季節を感じてみるのもいいですね。

食パンに合う卵料理その②手軽でお洒落な卵のココット

朝食だけでなくディナーの前菜としても使える料理「卵のココット」をご存知ですか?
ココット容器に卵と野菜など好きなものを入れトースターや電子レンジで加熱した料理です。

基本の卵のココットの作り方ですがキャベツやほうれん草などの野菜と卵を容器に入れ、お好みの固さまで加熱するだけです。
余熱しておいたトースターに入れて3~5分で焼き上がるでしょう。
電子レンジで加熱する場合は卵が爆発しないように、つまようじで黄身に4~5か所穴を開けるのを忘れないでください。
加熱時間の目安は600Wで1~1分半となります。
トースター、電子レンジともに最初は様子を見ながら加熱時間を調整してください。

続いてバリエーションを2つ紹介します。

まず1つ目は子ども向けにかぼちゃとチーズのココットです。
柔らかくし潰したかぼちゃと卵を容器に入れ、上からとろけるチーズをかけて加熱します。
かぼちゃは電子レンジを使って加熱すればより手軽に作ることができます。
甘みのあるかぼちゃとまろやかなチーズの組み合わせはは子どもも喜んで食べてくれるでしょう。

2つ目はヘルシー&旨みたっぷりのきのこです。
きのこと玉ねぎ、ベーコンをバターで炒めたものを入れたココットに卵を落とし加熱するだけです。
しめじや舞茸、エリンギ、マッシュルームなど数種類のきのこを使うと食感もよくなり旨みもアップします。

前日の夜に具材を準備しておけば朝は卵を割り入れトースターやレンジに入れるだけなので時短に繋がり、忙しい朝食にもピッタリのメニューです。
そのまま食べるのはもちろん、トロトロの卵と具材を絡め食パンに乗せて食べるのも美味しいですよ。

朝食に卵料理をオススメしたい理由は?

朝は時間がない、食欲がないなど最近は朝食を抜く人が増えていますが、身体や脳を睡眠モードから目覚めさせ午前中から元気に活動するために朝食は欠かせません。
特に成長期の子どもたちは”何を食べるのか”という内容にも気を付けたいものです。

そこでオススメしたい食材が「卵」です。
なぜ朝食に卵がいいのか理由は2つあります。

1つ目は調理の手軽さとアレンジの豊富さです。
卵はめんどくさい下準備が必要なく、殻を割るだけで簡単に調理に取り掛かれます。
忙しい朝は手間がかからないことと調理器具が少なくて済むことはとても魅力でしょう。
卵料理の種類も豊富で目玉焼き、オムレツ、ゆで卵、スクランブルエッグなど毎日でも飽きずに食べることができ、ごはん・食パンどちらとも相性もぴったりです。

2つ目の理由は栄養価の高さです。
卵は牛乳とともに”完全食品”と呼ばれるほど栄養が豊富で、特にたんぱく質の構成成分であるアミノ酸バランスが理想的だと言われています。
同じたんぱく質を含む肉や大豆製品と違いビタミンAや鉄分、カルシウムも含まれているのが特徴です。

朝食メニューはごはんやパンの主食と卵料理に野菜または果物と大まかなルールを決めておけば、忙しい朝でも気持ちが楽になります。

朝食を抜くと太りやすくなるというデータもあります。
1日を活動的に過ごすためにも朝食を食べる習慣を付けたいですね。

卵の可能性は無限大!充実の朝食を

どの家庭の冷蔵庫にも必ずあると言っても過言ではない卵は栄養豊富&アレンジ自在&美味しい&手軽といいこと尽くしです!

忙しい朝も食パンと卵ひとつで様々なバリエーションが楽しめ、毎日の朝食が充実します。
ぜひお気に入りの卵料理を見つけてみてくださいね。