チーズケーキの種類や違いはどのようなものがあるの?

ひと口にチーズケーキと言っても、見てみれば色々な種類があり、それぞれに特徴的な違いがあります。

今回は、そのチーズケーキの種類と違いに関して、基本的なご紹介をしていきたいと思います。
おさらいの意味でも、一読していただけたら幸いです。

チーズケーキの種類

チーズケーキの主な種類は、ベイクドチーズケーキ・スフレチーズケーキ・レアチーズケーキの3つに分けられます。

少し例外ですが、フロマージュというものがありますが、今回は割愛させていただきます。

チーズケーキといえば、ケーキ屋さんの定番とも言えます。
なぜ、ひとつのケーキに、何種類もの作り方があるのでしょうか。

それは、その歴史がとても長いからだということです。

現在のチーズケーキとは、かなり異なるでしょうが、その歴史はなんと、今からおよそ2800年前の紀元前776年です。

その年、第1回の古代オリンピックが開催されたときに、出場アスリートたちに配られたという記録が残っているのです。

また、チーズケーキは実に多くの国々で作られているので、その国独自の進化を遂げたチーズケーキがあり、その違いはホントに様々です。

今回は、基本的な3種類のチーズケーキについておさらいしていきます。

チーズケーキの種類と違い~ベイクドチーズケーキ~

まずは、一番メジャーかと思われる種類のベイクドチーズケーキからです。
ベイクドとは、日本語で「焼く」という意味です。

北米やヨーロッパの欧米では、単に「チーズケーキ」と言えば、このベイクドチーズケーキのことを言います。

基本的な作り方は、クリームチーズやマスカルポーネなどの柔らかく塩分の少ない種類のチーズと卵黄、小麦粉やコーンスターチなどを混ぜて型に入れ、オーブンで焼きあげたチーズケーキです。

他の種類のチーズケーキとの違いは、どっしりと食べごたえがあり、保存ができる点です。

焼きたてのフワフワ感を楽しむのも良いですし、少し時間を置いてから、しっとりとした濃厚な味を楽しむのもいいですね。

こんな感じで、ひとつのケーキで複数の美味しさを味わうことができるのも、他との違いですね。

その作り方も比較的に簡単なので、家庭でオリジナルのレシピを考案しやすいのも特徴のひとつです。

ベイクドチーズケーキとスフレチーズケーキの違い

チーズケーキ2種類めは、スフレチーズケーキです。
このスフレとは、フランス語で「膨らんだ」という意味です。

通常のスフレとは違い、このスフレチーズケーキは放置しても、しぼむことはないので安心です。

ベイクドチーズケーキとの材料の違いは、生クリームを牛乳に変えている点です。

また、さらに工程の違いで、湯せんや蒸し焼きにすることで、このふわりとした感じに焼きあがります。

実はこのチーズケーキ、日本が発祥とされ、海外では「ジャパニーズチーズケーキ」と呼ばれることもあります。

スフレはフランス語なのに面白いですね。

ベイクドチーズケーキと違い、生クリームを牛乳に変えているので、ややカロリーが低いのもいいですね。

ダイエット中でも、少し食べるならいいんじゃないでしょうか。

しかし、作るのに少々コツがいるので、チーズケーキの中では、上級者向けの種類といえるでしょう。
そのぶん、自分で上手に作れたら自慢できるチーズケーキですね。

チーズケーキの種類と違い~レアチーズケーキ~

クッキーなどを砕いて作った生地やタルト生地などの上に、生クリームとクリームチーズを混ぜ、ゼラチンなどで冷やし固めたチーズケーキです。

これも簡単に家庭で作ることができ、お好みに様々なアレンジが可能な人気のチーズケーキです。

ゼラチンを寒天で代用したり、クリームチーズの半分を豆腐に変えたりすることが可能で、レシピ次第でカロリーが抑えられるので、ヘルシーにアレンジもできます。

さらにゼラチンを使わずに、レモン汁のもつタンパク質凝固作用だけで固めるレシピもあります。

こうした場合はふるふる、やわやわとした食感に仕上がり、ケーキというよりババロアやプリンのような感覚で作ることもできます。

他の種類のチーズケーキとの一番の違いは、「焼き上げる」という工程が必要ないということですね。

フルーツ系のトッピングとも相性が良く、トッピングを変えるだけでもいろいろな楽しみ方、味わい方ができるのもいいですね。

チーズケーキの種類と違い~スティックチーズケーキ~

これは、ちょっと違った種類のチーズケーキです。

長い間チーズケーキの製法やイメージといえば、丸や四角などの大きめな型に入れ、焼き上げ、切り分けて食べるスタイルが一般的でした。

ところが現在では、手軽で食べやすいスティックタイプのチーズケーキがコンビニなど、色々な所から発売されて、人気が高まっています。

フォークを使わずに、手軽に手でつまんで食べられる大きさなのがウリでしょう。

また、味の種類も豊富で、チーズのみならず、チョコレート味や抹茶など味の違いも楽しめます。

チーズケーキでも、ベイクドタイプからレアタイプまで種類も網羅しいますね。

スティックタイプだと一度に色々な味が楽しめたり、食べきりタイプで食べ過ぎ防止になるというのが、人気の理由でしょうか。

さらに、大手レシピサイトでは、たくさんのスティックタイプのチーズケーキレシピが公開されており、興味が付きませんね。

まさに今、チーズケーキの歴史に新しい一石を投じているのかもしれませんね。
今後に期待です。

チーズケーキのアレンジ方法

ここからは、チーズケーキのアレンジ方法についてご紹介していきます。

①カロリーをカットする方法

チーズケーキを食べたいけれど、カロリーが気になるという人へのアレンジ方法です。

低カロリーのチーズケーキを作るためには、クリームチーズの量を減らし、他のもので代用してみるのがオススメです。

例としてはヨーグルト・水切りヨーグルト・豆腐・カッテージチーズなどです。
豆腐については、ミキサーで滑らかにすると、食感が気にならなくなりますね。

他には、生クリームを低脂肪タイプの種類に変えたりするのもいいですね。

それぞれの代用品の違いを試すものいいでしょう。
好きな代用品を見つけてみてください。

②和風にする方法

和菓子の材料を加えて、簡単に和風チーズケーキにしてみるものいいですね。

アレンジ材料をしては抹茶・小豆などがおすすめです。
抹茶を加えれば、爽やかな苦みを感じ、相対的に甘みも強調できます。

しかし、製菓用でないと色が悪くなる可能性があるので注意です。

また、小豆とチーズは相性が良く、ゆであずきの缶詰や甘納豆を加えるのもいいですね。

③味をこってりと濃厚にする方法

たまには、ガッツリと濃厚なチーズケーキを食べたいというときのおすすめアレンジです。

濃厚にする工夫として、生クリームを高脂肪の種類ものにしてみる。
おおよそ乳脂肪分35%以上のものを使うと、よりコクが出てきます。

サワークリームを足してみるものいいです。
チーズのみで濃厚さを強くしようとすると、どうしても酸味の方がキツくなります。

そこでサワークリームを使うことで、後味を軽くできます。

チョコレートをプラスしてみるのも、単純に甘みも増しますので、子どもにも喜ばれます。

チーズケーキは無限大

チーズケーキの種類や、それぞれの違いについてのご紹介しました。

ご家庭でチーズケーキを作るのも面白いですが、ケーキ屋さんごとの違いを楽しむものいいですね。

ここでは基本的なチーズケーキのご紹介でしたが、お店ごとの違いや独自の工夫があり、お店の数だけチーズケーキの種類があります。

専門店ならではのアレンジを解明して、ご家庭で再現してみるという楽しみ方もあると思います。

いろいろな楽しみ方を考えて、素敵なチーズケーキライフをお送りください。