皆さんは、一人暮らしをしたことがありますか?
これをご覧になっている方の中には、これから始められる方もいらっしゃると思います。
一人暮らしでもお米を食べたいけれど、何㎏買えばいいのか、どう保存するべきか、毎日どれだけ炊けばいいのか、などわからないことが多いですよね。
ここで知識をつけて、上記の疑問を解消しておきましょう。
今回は、上手な消費の仕方として冷凍の方法もご紹介します!
私が一人暮らしでしていたお米の買い方と食べ方
一人暮らしで自炊されている方は多いと思いますが、毎日お米を食べているという方は、どのくらいいらっしゃるでしょうか。
また、その場合、1ヶ月でどれくらいお米を消費しているのでしょうか。
私はご飯が好きで、毎日ご飯を食べています。
ですので、一人暮らしをしていた時も、お米を1日平均2合炊いて食べていました。
私は、お店で買ったお米を歩いて持ち帰っていたので、運ぶことを考えて、週末に2㎏ずつ買っていました。
5kgや10kgのお米を買う選択肢もありましたが、たまにはパンや麺を食べたり、外食する日もあったので、使いきれる量にしておこうという気持ちもありました。
しかし、実際には、週末に買った2㎏のお米は、次の週末を待たずになくなることがほとんどでした。
となると、1週間で2kg以上のお米を食べていたことになります。
私は他の人より、お米の消費量が多かったのかもしれませんね。
しかし、そうなると2kgのお米を頻繁に購入するので、当然、お米代がかさんできます。
2kgのお米でも安くて1,000円ほどしますので、大きいサイズを買って上手にお米の保存をすれば、食費も抑えられたかもしれません。
一人暮らしの人が1ヶ月で消費できるお米の量は?
では一人暮らしの場合、1ヶ月で大体何㎏のお米を購入すれば、美味しく食べられ、かつ経済的なのでしょうか。
スーパーで売られているお米は、2㎏・3㎏・5㎏・10㎏と色々あります。
例として、5㎏のお米を購入した場合に、何日間で食べきれるか計算してみましょう。
まず、ご飯茶碗一杯の量は約150gです。
お米を1合(150g)炊くと、炊き上がりは2倍の量(約300g)になります。
つまり、1合分で茶碗2杯分になるのです。
1日3食で1食あたり茶碗1杯食べる人だと、1日のお米の消費量は450g÷2=225gとなります。
すると、5㎏÷225g=約22となり、22日間で5㎏食べてしまうことになりますね。
ただ、一人暮らしでは、1日3食自炊するという人は少ないでしょうから、1日茶碗2杯と考えると、33日間で5㎏のお米がなくなる計算になります。
つまり、普通に生活していれば、5kgのお米は約1ヶ月分になるということです。
また、精米されたお米が美味しく食べられる期間は、約1ヶ月間と言われています。
それ以降は、少しずつ味の質が落ちてきます。
お店で買うお米も全て新米ではないので一概には言えませんが、1ヶ月で食べきることを考えると、最大5㎏のお米を買うのがおすすめです。
消費量以外にも、鮮度と節約どちらを取るかでお米の買い方は変わる
一人暮らしでは5㎏のお米を買うのが経済的とはいっても、お米は生鮮食品なので、鮮度が気になるという方もいらっしゃいますよね。
そういった方は、早く消費できる1~2㎏ずつをその都度買うのが良いかもしれません。
ですが、お米は5㎏、10㎏と量が上がるほどお買い得になります。
私が買っていた2㎏というのが、実は一番割高なんですね。
一人暮らしを始めるけれど、なるべく食費を抑えて節約したいとお考えの方は、やはり5㎏のお米を買うのがおすすめです。
ただ、女性が5㎏のお米を買って帰るのは、車がない限り大変です。
そこで文明の利器である、ネットスーパーやネットショップを利用するのがおすすめです。
また、特に好きな品種など、お米の銘柄にこだわりがなければ、「無洗米」を選ぶと自炊が楽になるのでおすすめですよ。
一人分のお米を炊くのは、意外と面倒です。
しかも、食事のたびにお米を研ぐとなると、さらに面倒になってしまいます。
お米を研がずに炊ける無洗米は、そのストレスから解放されるだけでなく、お米をほとんど研がないので、多少、水道代が節約できるメリットもあります。
一人暮らしにおすすめのお米の保存方法
先ほどのお話で、一人暮らしの方が1ヶ月に消費できるお米の量がわかりました。
しかし、一人暮らしだと、買ってきたお米の保管に悩みますよね。
キッチンの広さや収納を考えると、大きな米びつが置けないことが多いからです。
私は、一人暮らしを始めた当初、100円ショップで買った、小さめの米びつを使っていました。
しかし、お米が少なくなると、うまく軽量カップで量れず、不便を感じることがありました。
ですが、買った時の袋のままでは、お米が酸化してしまったり、虫がつくことがあります。
なので、袋のままお米を保存するのは、おすすめできません。
そこで、私が実践している、おすすめの保管方法をご紹介します。
それは、飲み物が入っていた2リットルのペットボトルを使う方法です。
1.中身を消費したペットボトルをよく洗って、しっかり乾燥させる
お米には湿気が大敵ですので、よく乾かしてください。
2.ペットボトルに一合ずつお米を入れ、ペットボトルに線を引いていく
はじめは、面倒に感じるかもしれません。
ですが、お米を袋から移す際にやってしまえば、使う時に量る必要がなく、とても楽です。
3.ペットボトルに蓋をして、冷暗所に保管
蓋がしてあれば、虫は心配ないと思われます。
不安な方は、皮がついたニンニク(2〜3片)や、唐辛子(2つ程度)をペットボトルの上に入れておくと良いでしょう。
一人暮らしでは冷凍庫を活用してお米を上手に消費しよう!
一人暮らしを始めたことで、自分で初めてお米を炊くとなった場合、1度に何合炊けばいいのかが次なる問題ですよね。
ご飯茶碗一杯は0.5合で、コンビニのおにぎりが1個約100~110gです。
ですので、1食につき0.5合炊けば十分ですね。
朝と夜に家でお米を食べ、お昼は作ったお弁当を食べる場合でも、1日に1.5合炊けばいいことになります。
しかし、いちいち1.5合のお米を炊くのは手間ですよね。
そんなとき、1度にお米を3合炊いて、6等分にして冷凍するという方法が役立ちます。
1.炊きたてをラップで包む
ご飯の劣化を防ぐには、炊きたてをラップで包む必要があります。
また、四角く平らな形にすると、粗熱が早くとれるので、すばやく冷凍できます。
2.粗熱をとって冷凍庫へ
粗熱がとれる前に冷凍庫に入れると、他の食品を傷めてしまいます。
冷凍の際には、冷凍庫にアルミホイルを敷き、そこに入れましょう。
冷凍にかかる時間も短くなり、美味しさも維持できます。
また、焼きおにぎりにして冷凍する方法もあります。
同じようにラップで包み冷凍すれば、レンジで温めるだけで食べられます。
1ヶ月は美味しく保存できますが、冷凍したら計画的に消費しましょう。
お米を使った一人暮らしに便利なレシピ!
最後に、覚えておくと便利なレシピを2つご紹介します。
<ソース焼き飯>
お米ともやしの食感がアクセントになり、美味しく食べられます。
費用も50円ほどなので、一人暮らしにおすすめです。
メインの材料は、お茶碗1杯分のご飯と1/2袋のもやしです。
あとは、適量のお好みソース、油です。
また、お好みでコショウや刻みネギ、粉チーズを加えても美味しいですよ。
1.もやしをみじん切りする
2.フライパンに油をしき、もやしを炒める
3.もやしが炒まったら、ご飯を加える
4.白いご飯が茶色になるまで、ソースを入れて混ぜる
5.炒まったらお皿に移し、お好みでコショウや刻みネギ、粉チーズなどをかけて完成
<おでん汁雑炊>
鍋の残り汁や、カップラーメンの汁でも作れます。
ただ、時間が経つと食中毒の危険が高まるので、汁を次の日に持ち越して作るのは避けましょう。
どうしても持ち越す場合は、汁を冷蔵庫で保存し早めに作りましょう。
材料は、お茶碗一杯のご飯と、おでんの残り汁を適量、卵1つ、めんつゆと塩コショウが適量です。
1.おでんの残り汁を沸騰するまで温める
2.ご飯を入れて煮立たせてから、卵を入れる
3.入れた卵が固まるまで待ち、味見
4.薄ければ、塩コショウや、めんつゆで調整
5.お好みで長ネギを添え完成
美味しく簡単に、ご飯の消費と節約ができるレシピですので、試してみてください。
上手にお米を活用して一人暮らしを楽しもう!
今回は、一人暮らしをする際に知っておきたいお米の知識をご紹介しました。
人が1ヶ月で食べきれるお米の量、買い方、保存方法がわかりましたね。
また、炊いたご飯を美味しく冷凍する方法もご紹介しました。
これから一人暮らしを始める方は、ぜひこれを参考に、お米を活用してみてください。