日本食は、世界中で人気の料理ですよね!
そんな日本の食事「和食」について、お話したいと思います。
また、外国人観光客の方から評価の高い日本食のランキングも紹介します!
外国人の方に食事を振舞う際に、参考にしてみるのも良いかもしれません。
外国人からも評価の高い日本の食事「和食」について
ユネスコの無形文化遺産に登録され、外国での評価も高まった和食。
しかし、外国の方に「和食とは何か」と質問されたときに、どう答えれば良いでしょうか。
例えば、寿司は間違いなく和食と言えますが、ラーメンやオムライスなどは和食でしょうか。
日本には、他国の料理を日本人の好みの味付けや日本の食材事情などに合わせて、独特に変化させた料理がたくさんあります。
「和食とは何か」と聞かれたら、「日本の食材と調味料を使用した日本独自の料理」または、「日本で新たな調理法や味付けが生み出された料理」と答えても良いのかもしれません。
本格的な和食は、素材の味を活かすことを大切にし、味付けもシンプルなものとなります。
確かに、香辛料を混ぜるよりも、わさびや七味唐辛子といった薬味を添えて風味を楽しむ印象がありますよね。
また、煮物や蒸し物ではダシを利用して旨味が楽しめます。
調味料に関しては、大豆からできた醤油や味噌が欠かせないですね。
さらに、酒やみりんなどで塩味の中に甘さが感じられるのも和食の特徴と言えます。
グルメ番組で「甘~い!」とコメントされるのも、日本で甘みが大切にされている証拠なのかもしれません。
食べ方に関しては、家庭では一汁三菜(汁物に主菜が一つ、副菜が二つ)にご飯が基本の形になります。
椀物は、口をつけて飲むことや、麺類をすする、食器を持ち上げると言った作法は、外国の方から見ると、驚きの対象のようです。
外国人観光客から評価の高い日本食ランキング!まずは10位から7位!
では、外国の方には、どのような日本の料理が評価されるのでしょうか。
評価の秘密は何なのでしょうか。
ランキング別に見てみましょう。
【10位】トンカツ
厚みのある豚肉をパン粉で包んでカリッと揚げるトンカツ。
明治時代発祥の揚げ料理ですが、揚げ物は世界の多くの国で好まれているため評価される料理です。
ただ、衣に包まれているため、宗教上の理由で豚肉を食べられない方には、注意が必要な料理ですね。
【9位】照り焼き
醤油の香ばしさと甘みがたまらない照り焼き。
海外でも日系人が持ち込んだ照り焼きソースが大人気で、「Teriyaki」と市販されている国があるほど日本の味として評価されています。
主に照り焼きチキンが有名ですが、日本で愛されている魚の照り焼きもオススメしたいですね。
【8位】お好み焼き
鉄板の上でアツアツを食べるのが楽しいお好み焼き。
パンケーキに形が似ていることから、日本版パンケーキとして知られています。
お好み焼きを焼いたとき外国人の方に人気なのが、鰹節をかけることです。
鰹節がゆらゆら動くのがとても不思議に感じられるそうで、こんなところが評価の秘密なのかもしれません。
【7位】丼物
フタを開けたときに、ふわっと立ち上る香りが食欲をそそる丼物。
一言で丼物と言ってもたくさんの種類があります。
親子丼、牛丼、うな丼、照り焼き丼、その他書ききれないほどの種類の多さが評価を集めるのかもしれません。
選ぶ楽しみの勝利?
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【6位】和菓子
和菓子といえば、甘いあんこも良いですが、忘れてはいけないのが餅米や餅粉を使った生地です。
もちもちとした食感は、餅生地独特のものですね。
お花見に食べたいお団子、夏に涼し気なわらび餅、季節と共に楽しめるのも外国の方に評価される理由なのでしょうか。
【5位】しゃぶしゃぶ
箸で肉をつかんで、しゃぶしゃぶ。
箸使いの技術が求められる日本の料理です。
外国の方にとっては、皆で1つの鍋を囲みながら美味しさを分かち合う「鍋文化」を堪能しつつ、お箸の扱いを密かに披露する見せ場なのかもしれません。
【4位】カレーライス
インドのカレーとは別物に生まれ変わった日本のカレーライス。
タイカレーやインドカレーに慣れている欧米の方には驚かれるかもしれません。
10位のトンカツを載せたカツカレーは、日本で新たに生み出された料理としては最強かもしれません。
変化の大きさが評価されているのでしょうか。
福神漬やらっきょうと共に楽しんでもらいたいですね。
評価の高い日本食ベスト3!外国人観光客から人気の日本食はやっぱり○○!?
【3位】天ぷら
どんな具材でも衣で包み込んで揚げる、サクッとした天ぷら。
外国人で肉が好きな方にも、魚が好きな方にも、野菜だけを食べる方にもオススメしやすい料理です。
どんな方でもOKという幅広さが評価の秘密でしょうか。
どんな具材でも大丈夫なので、季節ごとの食材を楽しんでもらいたい料理ですね。
【2位】ラーメン
日本の麺料理として、知名度の高いラーメン。
世界の主要都市にラーメン店が出店するほど外国も評価の高い料理ですが、日本では、それでも日々進化を続けていますよね。
外国では、まだ食べることが難しい「つけ麺」や「油そば」以外にも、今日も新しいラーメンが日本のどこかで生まれているはずです。
飽きるひまが無いのが評価の秘密でしょうか?
【1位】寿司
世界のどこへ行っても「Sushi」で通じる、日本の寿司。
アメリカではアボカドやマヨネーズを巻き込んだカリフォルニアロール、スモークサーモンとクリームチーズを巻いたフィラデルフィア巻、ブラジルやメキシコなどではマンゴーを巻いた寿司があるほど、世界各国で愛されています。
カレーなど他の国の料理を日本風にアレンジして新しく生み出してきた日本ですが、第1位の寿司は世界でアレンジされる料理になっているのですね。
外国の方に喜ばれる日本食「お好み焼き」レシピ!
さて、外国の方に評価される料理を見てきましたが「外国の方に我が家で日本料理を振る舞うことに!」というときに便利なレシピを紹介します。
☆お好み焼き
ホットプレートがあれば簡単にできるお好み焼き。
自分で焼いてもらったり、鰹節や青海苔でトッピングしてもらったりと、お客様にも料理体験を楽しんでもらえます。
【材料】(1人前)
・豚バラ40g(宗教的な理由がある場合は牛や鶏の薄切りでもOK)
・キャベツ100g
・天かす大さじ1
・卵1
その他、お好みで具材を選んでもらっても良いと思います。
お好み焼きですから!
【生地の材料】
・小麦粉40g
・ベーキングパウダー小さじ1/4
・塩、砂糖小さじ1/4
・ダシ60cc
【作り方】
1)生地の材料を混ぜ合わせます。
冷蔵庫で半日寝かせると更に美味しくなります。
2)キャベツを粗く切って、天かす、卵と一緒に生地に入れます。
全体的にふんわりと混ぜましょう。
3)ホットプレートを熱して、生地を流します。
形を整えるのが難しい場合は、セルクル(型)を使うと綺麗にできます。
生地の上に肉を並べて載せて、フタをします。
8分ほど蒸し焼きにしましょう。
5)ひっくり返して5分ほど蒸し焼きにします(セルクルを使っていたら外します)。
肉がカリッとなるくらいが目安です。
生地は、おさえないよう注意しましょう。
7)再度ひっくり返して、1分ほどで出来上がりです。
お好みで、ソースや鰹節などトッピングしていただきましょう。
外国の方に喜ばれる「フライパンで焼き鳥ねぎま」レシピ!
☆照り焼きねぎま
外国の方にも評価が高い照り焼きソースを使って、焼き鳥のねぎまを作ってみましょう。照り焼きのたれは、市販の物を使っても良いですが、日本の本格的な照り焼きの作り方を話題のタネにするために、たれから手作りするのも良いかもしれません。
焼き鳥の理想は炭火ですが、自宅ですので、無難にフライパンで作ってみましょう。
【材料】(16本分)
・鶏もも肉600g
・長ネギ2本
【たれの材料】
・醤油大さじ2
・みりん大さじ2
・日本酒大さじ2
・砂糖大さじ1
【作り方】
1)たれの材料を入れて、砂糖が溶けるまでよく混ぜましょう。
2)鶏もも肉を一口大に切ってください。
焼くと多少サイズが縮むので、気持ち大きめな一口サイズにしてください。
3)長ネギの白い部分を3cmほどの長さに切って、串に鶏もも肉と交互に刺します。
4)フライパンを中火で熱して、焼き鳥を焦げ目がつくまで焼きましょう。
2分ほどが目安です。
この時点でたれをつけると焦げついてしまうので、たれは後です。
5)焼き鳥を裏返して、同じように焼きます。
これを繰り返します。
6)焼き鳥を全部焼いたら、フライパンにたれを入れて煮詰めます。
外国人受けする料理のレパートリーを増やそう!
いかがでしたか。
外国人に人気の日本食の1位はやっぱり「お寿司」でしたね。
留学をしている方で料理を振舞おうと考えている方、日本の自宅で外国人の方に料理を振舞うという方は、ランキングを参考にしてみるのも良いかもしれません。
是非、日本の食事の美味しさを広げて行けるといいですね。