キウイフルーツの代表的栄養素といったら、ビタミンCではないでしょうか?
ビタミンCは、特に女性に嬉しい効果があると言われているので、毎日キウイフルーツを
食べて、ビタミンCなどのビタミンを摂取したいですよね。
でも、いつも同じ切り方では、見た目からもちょっと飽きてしまいがちに・・。
今回は、オシャレに可愛く見せるキウイフルーツの切り方をご紹介します!
キウイフルーツの産地や品種
キウイフルーツは中国の揚子江沿岸が原産地といわれています。
その後に、ニュージーランドで栽培されるようになりました。
ニュージーランドの国鳥のKIWIに外観が似ていたのでキウイと名前が付きました。
日本では九州から東北まで様々な場所で栽培されています。
キウイは雄雌異株で、両方の木を植えないと実が付きません。
数種類の品種が市場に出回っていて、レインボーレッドやプリンセスレッドなどの、赤い色のキウイフルーツも人気です。
主なキウイの特徴です。
ヘイワード…甘みと酸味がよいバランスです。
ゴールデンキウイ…酸味が少なく甘みがあります。
サンゴールドキウイ…程よい酸味と強い甘味でジューシーです。
香緑…ヘイワードよりも大きく、酸味が穏やかで甘みがあります。
さぬきゴールド…大玉で、酸味があまりないのでとても甘く感じます。
レッドキウイ…甘みが強く酸味が穏やかです。
アップルキウイ…小さなリンゴのような形で、酸味が少なくジューシーです。
ベビーキウイは…大きさが2~3cmで、酸味のある皮と強い甘みの果肉で、手で剥いても皮ごとでも食べられます。
キウイを食べる時の切り方は、皮を剥いて輪切りにするか、半分に切ってスプーンで食べます。
日本の各地で生産されていますが、全国生産量のランキングのトップ3は、愛媛県、福岡県、和歌山県です。
続いて、神奈川県、静岡県、山梨県になります。
キウイフルーツの栄養素って?
キウイフルーツの栄養素は、キウイ100gでビタミンCが70mg前後も含まれていて、ミカンの約2倍の量です。
ビタミンCは肌荒れや風邪を予防したり、疲労回復の効果があります。
そして、ゴールデンキウイにはこのビタミンCとEがより多く含まれています。
それからカリウムは筋肉の機能をコントロールしたり、余分な塩分を排出させたり、高血圧の抑制に効果があります。
また、運動を長時間した時の筋肉痙攣を防ぐ効果もあります。
そんなカリウムが不足すると、筋力の低下、疲労感、足のつりなど、筋肉と神経の障害を起こします。
食物繊維も豊富で、野菜のネギなどと同じくらいあるので、整腸作用で排便を促し便秘の改善効果もあります。
ビタミンEは抗酸化作用で活性酸素を除去し、がん予防、老化防止、生活習慣病予防にも役立ちます。
アクチニジンはたんぱく質分解酵素で、肉や魚などの消化を促進します。
この他の作用は、血糖値を下げたり、ガンを抑制する効果などあり、学会でも発表されて、TVの番組でも紹介されています。
このように、キウイは豊富な栄養と効果があるので、1日1個食べて、病気予防や美容と健康維持に役立てたいですね。
また、キウイを簡単に食べたい時の切り方は、半分にカットしてスプーンで食べましょう。
切り方の技術・・・フルーツカッティングとは?
フルーツカッティングとは美しいフルーツの切り方です。
日頃、フルーツを食べる時は皮を剥いたり、ただ食べやすいようにカットして食べますね。
フルーツカッティングは、フルーツをただ食べるためのカットではなく、フルーツを見栄えよく美しくカットして、目でも楽しむことができる技法です。
フルーツカッティングはパーティーや誕生日、お祝いの席、結婚式などにあると、とても華やかですし場が盛り上がります。
フルーツカッティングは覚えてしまえば初心者でも簡単にできますので、食卓でひと手間加えたフルーツで、家族が盛り上がるのもよいですね。
キウイフルーツやオレンジなど身近なフルーツで、気軽に始められるのも嬉しいですね。
あのお弁当に入れるリンゴのウサギも、フルーツカッティングで作ったものといえます。
まずは、初心者向きのオレンジカップを作ってみましょう。
半分に切ったオレンジの中身をくりぬきます。
皮の一部を少しだけそぎ切りにして、ウェーブさせながらその部分を立たせると、取っ手のようになります。
その細かいウェーブを数か所に行えば、お花のイメージになります。
先ほどくり抜いた、オレンジの中身をカットして入れるとできあがりです。
このように、簡単にナイフ1本でできてしまいます。
フルーツカッティングは果肉だけではなく、普通は捨ててしまう皮も器にするなど、フルーツ全てを有効に利用して美しく演出する技法です。
お金をかけないで食卓に華やかな演出ができるので、人気があります。
美味しいキウイフルーツを選んで可愛い切り方(お花型)をしてみよう
キウイフルーツで可愛いお花の切り方がありますが、その前に美味しいキウイを選びましょう。
【キウイの選び方】
きれいな俵型、薄い茶色、シワやキズがない、硬すぎず柔らか過ぎない、皮表面の毛が生え揃っている、このようなキウイを選びましょう。
また、表面に毛が無い種類もあります。
皮の表面にキズがあると傷みやすくなり、部分的に毛が生えていない物やシワがある物は、鮮度が悪く中身がべちゃっとしている可能性がありますし、いびつな物や黒い物も避けましょう。
【手触りからのキウイの選び方】
食べごろのキウイは、程よい弾力があります。
硬いキウイは酸味が強くて酸っぱい可能性があり、柔らか過ぎのキウイは、熟しすぎています
確かめ方は、頭とお尻の軸を挟むように指で持って、お尻の部分を軽く押して少しへこむくらいの物を選びましょう。
【キウイのお花の切り方】
お花型を作る時は、キウイが丸い形の物で作ると可愛くできます。
キウイのヘタを落としますが、包丁を硬いところまで入れて、手で回しながら一周して切ります。
そうすると硬い芯の部分も取ることができます。
次にできるだけキウイの丸みが残るように、皮を上から下に切り落としますが、ここを丁寧にするときれいな仕上がりになります。
そして、側面の5か所に切り込みを入れ、V字に切り取りましょう。
後はスライスをすると、可愛いお花の形になります。
また、5か所の切り込みの距離感覚は慣れると簡単にできるようになるでしょう。
キウイフルーツの食べ頃を見極めて、オシャレな切り方(バラ・カップ型)にもチャレンジ!
次はキウイフルーツの2種類のオシャレな切り方を紹介します。
まずは、甘く熟したキウイを見極め方をおさらいしますが、キウイの頭とお尻の軸の部分を指で挟んで、お尻の軸を軽く押してみて、少しへこめば食べごろのキウイです。
【キウイのバラの作り方】
キウイのヘタを落として、皮を剥きます。
そして、縦半分に切って薄くスライスします。
全てスライスし終わったら、そのスライスした物をずらして、クルクルと端から巻いてくとバラができあがります。
また、スライスの厚みを変えるとバラの表情を変えることができます。
【キウイのカップ型の作り方】
カップ型を作る時は、キウイフルーツは柔らか過ぎない物を選びましょう。
1個のキウイで2個のカップ型を作ることができます。
キウイは半分に切ってヘタの部分をカットします。
キウイの皮の内側に包丁を少しずつ入れていき、ぐるりと一周して中身を出します。
先ほど切ったヘタを底にして、取り出した中身を好みの大きさにカットしたら、カップに入れて完成です。
バナナとキウイフルーツのヨーグルトスムージーを作ってみよう!
美味しいと評判のバナナとキウイフルーツのヨーグルトスムージーを作りましょう。
ところでスムージーに使うヨーグルトの乳酸菌は健康面でどのような効果があるのでしょうか?
【乳酸菌の効果】
便秘の予防と改善
免疫バランスを整える
腸内環境を整えて老廃物を排出
悪玉菌の増殖抑制
大腸がん予防
NK細胞の活性化で免疫力がアップ
コレステロール値の低下
高血圧予防
歯周病予防
口臭予防
花粉症や鼻炎症の緩和
アレルギー症状の緩和
アトピー性皮膚炎の改善
インフルエンザの予防
ストレス予防やうつ症状の改善効果など。
美容面では、腸内の環境を整えることで、肌荒れ改善や美肌効果、ダイエット効果もあります。
このように、ヨーグルトなどに含まれる乳酸菌で、腸内環境がよくなると精神面まで改善効果が期待できます。
【バナナとキウイのヨーグルトスムージーの作り方】
材料 1人分
バナナ1本
キウイ(オススメはゴールデンキウイ)1/2個
牛乳30~40cc
ヨーグルト大さじ2~3
1.バナナとキウイは冷やしておきます。
2.バナナとキウイの切り方は、皮を剥いて適当な大きさにします。
3.牛乳、バナナ、キウイ、ヨーグルトをミキサーにかけてできあがりです。
ポイントは熟れてるバナナとキウイを使うこと。
また、とろみをだしたい時はヨーグルトを多めに入れます。
身近な材料で簡単に作れて、栄養も豊富なバナナとキウイのヨーグルトスムージーは甘酸っぱくて濃厚なスムージーです。
フルーツカッティングに挑戦してみよう
いかがでしたか。
切り方次第で、フルーツをオシャレに可愛く変身させることが出来るのです。
お客様が来た時にも、喜ばれること間違いなしです。
思っているより、どれも簡単にできるので、是非一度挑戦してみて下さい。