食生活改善で妊娠に適した体へ!ホルモンバランスを整えよう

毎日の食事に、どれくらい関心を持っていますか。

バランスを考えた献立を立てて食事作りをしている方もいれば、食欲に任せ、漠然と食事を済ませる方もいるかと思います。

今やいつでもどこでも手に入る食べ物ですが、バランスが偏りがちな方が多い様です。

食生活改善が、体に与える影響は非常に大きいのです。

ここでは、将来妊娠を望む女性にとって、ホルモンバランスを整えるために必要な栄養素、食事の仕方などをお伝えします。

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食生活改善の考え方とは?

自分の日々の食事の仕方、その内容を振り返った時に挙がってくる問題点を検証し、それを改善する行動を食生活改善と言います。

健康診断の結果が気になる、何となく体調が優れない、ぜい肉が付いてきた、やせてきた、など、日頃のご自身の体調面から食生活改善の必要性を感じる方は多いのではないでしょうか。

しかし、食生活改善と言っても、改善するためには一体何を基準に考えたらよいのでしょうか。

それは、自分の年齢や性別、一日の活動量に対して適切なカロリーや栄養素はどれくらいなのか、そしてどの程度摂取できているかということを基準に考えましょう。

食生活改善は、今現在の体調を良い方向へ変えること以外に、将来の望ましい体作りにもつながることと言えます。

例えば、生活習慣病やがんなどの病気を未然に防ぐためであったり、女性であれば、ホルモンバランスを整え、望んだタイミングで妊娠できる体作り、にもつながるのです。

長い目で見ても、食生活改善は非常に大切な行動であるといえます。

できれば定期的に現状を振り返り、改善を繰り返しましょう。

続けることで、より良い効果が期待できる行動と言えるでしょう。

現代の人々には食生活改善が必須?

わずか数十年前の昭和の時代と比較した時、世の中で最も大きく変わった点が、食事の入手のしやすさ、ではないでしょうか。

コンビニエンスストアが一般的になり、スーパーや外食店舗の営業時間も伸び、中には24時間体制で営業するものもある現代です。

年末年始でさえ、買い物ができずに困るということは、ほぼなくなりました。

非常に便利な世の中になった反面、食生活は乱れやすい環境であるとも言えます。

好きなものを好きなタイミングで、そして好きな量を食べることができるということは、一歩間違えば、あっという間に過食につながり、栄養バランスも崩れがちになります。

男性は過食傾向な反面、女性には食べない、また食べ方に偏りのある傾向があり、飽食の時代にもかかわらず栄養不足、カロリー不足といった問題点が挙げられます。

いずれにしても、本来必要なバランスとカロリーが適量摂取できていない傾向がある現代人にとっては、食生活改善が必須と言えるのかもしれません。

そして、女性の栄養不足、カロリー不足は、ホルモンバランスにも影響し、将来の妊娠に向けた体作りを阻害する一因ともなりうるのです。

妊娠にはどのようなホルモンが関わっている?

妊娠とは、女性が子宮に命を宿すことであり、女性に元々備わった機能、つまり排卵、着床などの機能が働くことで妊娠につながります。

そこには、ホルモンの働きが関わっています。

一生を通じて分泌される量を見てもほんの僅か、と言われるホルモンに、私たちは支配されているともいえます。

では、女性が妊娠するために働くホルモンには、どのようなものがあるのか見てみましょう。

妊娠に必要なホルモンには、脳の視床下部の指令を受け、卵巣から分泌されるエストロゲン、プロゲステロンの2つがあります。

エストロゲンは、卵胞ホルモンと呼ばれるものです。

女性らしさを作るホルモンと言われ、月経を起こして妊娠・出産を成立させる働きがあります。

また、肌や骨、血管を丈夫にしたり、自律神経を安定させたりします。

しかし、30代後半以降、エストロゲンは卵巣機能の低下に伴い、徐々に低下していく傾向があります。

この低下を補うための食生活改善方法として、大豆製品に含まれるイソフラボンや、骨密度を補うカルシウムの摂取をお勧めします。

一方、プロゲステロンは、黄体ホルモンと呼ばれます。

妊娠を助けるホルモンと言われ、子宮内膜を厚く柔らかくし受精卵の着床に適した環境を作ったり、妊娠を維持したり、体温を高温にする働きがあります。

現代の女性のホルモンバランスは崩れやすい

女性に関して考えると、現代の環境は、非常に慌ただしく、そして多くのストレスにさらされているものと言えるでしょう。

現代では女性の高学歴化、社会進出が進み、仕事に就き、それを続ける女性が増加する一方で、女性特有の症状にまだまだ理解が少ない社会であるのが現実です。

例えば、月経時に体調が優れない女性がいたとしても、それを理由として休むことはしにくく、無理をしてしまう、などです。

あくまでも例であり、もちろん、勤め先の環境が整っている場合もありますし、組織によって理解度は異なるでしょう。

しかし、こうしたストレスが体、特にホルモンバランスに与える影響は大きなものです。

女性ホルモンは、脳の視床下部の指令を受けて分泌されるのですが、ストレスによって自律神経が乱れると、脳からの伝達がうまくいかず、月経不順になる可能性があるのです。

また、先にも述べたように、偏った食事も、ホルモンバランスの崩れに拍車をかける形となっています。

妊娠には、ホルモンのバランスを整えることが大切であり、そこには食生活改善が有効に働くと言えます。

食生活改善で妊娠に必要なホルモンが整う?

妊娠に必要なホルモンは、先にもお伝えしたように、脳の視床下部から卵巣へ情報を伝達することで分泌されます。

この情報伝達の仕組みには自律神経が密接に関係しており、ストレスや全身の状態、そして食生活の乱れなどが原因で乱れやすくなります。

ストレスは、精神的なもの、身体的なもの、気候によるものなど数多くありますが、ため込んでいませんか。

太りすぎ、やせすぎ、貧血気味、運動不足など、体の状態で気になるところはないでしょうか。

炭水化物に偏った食事、野菜不足、アルコールやカフェインの摂りすぎなど、食生活で心当たるものはないでしょうか。

特に食生活改善は、体調を整える為の第一歩ですので、ホルモンを整えるには必須と言えるでしょう。

ホルモンを整えるためには、体に必要な栄養素、そして適正なカロリーをしっかり摂ることが必要です。

炭水化物、たんぱく質、脂質、ビタミン類そして食物繊維など、バランスよく、いろいろな食材を摂るように心掛けましょう。

食生活を見直すことで、体調が整い、それによりストレスに対しても強い精神状態を維持できるでしょう。

妊娠に適した体作りのための食事の仕方

偏った食事を見直し、食生活改善することは、妊娠に必要なホルモンのバランスを整える1つの方法です。

バランスよく食事を摂ることが必要だとは解っていても、実際に行動するとなるとなかなか難しい事です。

まずは、出来る範囲で始めましょう。

その為の準備としてお勧めしたいのが、食事日記を付けることです。

一週間ほど、難しければ2~3日でも記録を付けてみると、自分の食事の傾向が見え、偏りに気づきやすくなります。

その上で、自分に不足している、または過剰に摂っている栄養を知り、過不足を補うよう心掛けましょう。

あくまでも、補うくらいの気持ちで取り組むことが良いでしょう。

義務になってしまうと、続かなくなりがちです。

野菜が不足していれば野菜サラダやジュースを添えたり、野菜チップスをつまんだり、乾物を味噌汁にパラリと入れるだけでも良いのです。

アルコールや、カフェインを含むコーヒーなどを好む方も、無理にやめる必要はありません。

ほんの少し控える、調節する程度から始めてみましょう。

バランスを意識することだけは忘れずに、楽しく、気軽に取り組みましょう。

食事を意識して健やかな体に!

日頃の食生活改善が、妊娠に必要なホルモンを整えるための近道であることがわかりました。

現代に生きる私たちは忙しい毎日を送っていますが、それを理由に食事に関心を持たないで過ごすのはもったいない事です。

ご自身の食生活における傾向を知り、偏りがあれば整え、不足があれば補いましょう。

一番身近な食をもっと意識し、健やかな体作りにお役立てください。