パスタを電子レンジで!ペペロンチーノもたらこスパも!

最近電子レンジで手軽にできる調理が流行っていますよね。

洗い物も少なく、火も使わないので子どもがいる家庭などでは大助かりです。

パスタを電子レンジで作ることもできるんですよ。

今回はパスタを電子レンジで茹でる上での注意点などを学んでいきましょう。

基本のペペロンチーノの作り方や、他のパスタを作る際のポイントなども書いてありますので、お役に立てたら嬉しいです。

パスタを電子レンジで茹でられる?

電子レンジで調理できるものはたくさんあります。

蒸し料理、茹で料理などがメインですが、パスタは茹で料理に入ります。

パスタの中でも、ペペロンチーノなどの具材の少ないものは本当に簡単に作ることができます。

電子レンジは火加減などを気をつける必要がない反面、水気のあるものを入れる際には吹きこぼれなどに注意が必要です。

パスタを電子レンジで茹でるための耐熱容器が流行ったことがありました。

今でも100円ショップなどで手に入りますね。

しかし、そのような専用の容器を使わなくても、電子レンジでパスタを茹でることは十分可能です。

耐熱容器(口の広いタッパーウェアなど)にパスタを半分に折り、かぶるぐらいの水を入れて、パスタの表示されている茹で時間+3分レンジに入れるだけです。

これで水切り不要で簡単に美味しくパスタを茹でられることになります。

電子レンジでペペロンチーノなどのパスタを作るときの注意点

パスタを電子レンジで茹でる際に気をつけたいのが、吹きこぼれと味付けです。

吹きこぼれに関してですが、これはタッパーウェアなどを使用する際に、かならず蓋を開けて使用するようにしましょう。

蓋を閉めて電子レンジに入れてしまうと、中で水が沸騰し、電子レンジ内を汚してしまう可能性があります。

蓋を完全に取り外すのが不安な人は、四角いタッパーウェアの場合、蓋を容器に対して斜めにおいて、四隅を開けておく方法があります。

また、味付けですが、ペペロンチーノなどのオイル系パスタの場合は、電子レンジに入れる前にすでに味をつけてあげなければなりません。

つまり、ペペロンチーノを電子レンジで作る際には、折ったパスタと水、ニンニク、唐辛子、塩やコンソメなどをあらかじめ容器に入れ、混ぜておくことが大切です。

パスタが味のついた水を吸って、炒めなくても美味しく仕上げることが可能になります。

これはミートソースやナポリタンなどを電子レンジで作る際も同じです。

たらこスパなどを作る場合は、パスタに味をつけずに水だけを吸わせるようにしましょう。

電子レンジで簡単にペペロンチーノを作る方法

電子レンジ調理でパスタを作る際に、基本となるのがペペロンチーノです。

このレシピで作ると、ニンニクと唐辛子が効いていて、フライパンで作るよりも手軽ですので洗い物も楽々です。

【材料】

・パスタ(茹で時間7分のもの) 100g
・ニンニクチューブ 3cm
・鷹の爪 少々
・固形コンソメ 1個
・塩 小さじ1
・水 200cc
・オリーブオイル 大さじ2

【作り方】

①耐熱容器にニンニクチューブ、鷹の爪、砕いた固形コンソメ、塩、水を入れてよく混ぜます。

②パスタを半分に折って①の中に入れます。

③蓋を斜めにずらして被せ、600wで4分加熱します。

④一度取り出し、パスタをよくほぐしておきます。

⑤もう一度斜めに蓋をして、600wで6分加熱します。

⑥電子レンジから取り出して、オリーブオイルを加えて混ぜ合わせて完成です。

加熱する際に、タマネギやしめじなどのお好みの具材を切って混ぜても美味しいです。

簡単に作れるので、ぜひチャレンジしてみてください。

ペペロンチーノのアレンジは無限大!ちょっと豪華なものまで作れる!

先ほどご紹介したレシピでは、お好みで具材を入れてもいい、というお話をしましたが、合わせるものによって様々なペペロンチーノになります。

例えばちぎったキャベツとしらすを入れれば、春にぴったりの旨味たっぷりペペロンチーノになります。

きのことベーコンを入れて、コンソメの代わりにほんだしなどを使うと、和風のペペロンチーノに変身します。

具材を多めに入れた時は、水を増やすのではなく加熱時間を1分ほど増やしてみてください。

ピーマンなどの色あざやかな野菜はすこしいろどりが落ちてしまいますが、同時に調理できるのは嬉しいですよね。

ポイントは一度取り出してよくほぐすことです。

パスタがくっついたままだと水をあまり吸収しないので、硬い仕上がりになってしまいます。

また、大人数分作っても一人分作っても、加熱時間は表示の茹で時間プラス3分です。

ここに気をつけて作れば、ウインナーを入れてもプチトマトを入れても美味しく仕上げることができます。

見た目も豪華になるので、具材を入れるアレンジはどんどんやってください。

具材を入れるタイミングは、パスタを入れる時と同じタイミングで大丈夫です。

具材を多めに入れた際は、電子レンジから途中で取り出して、混ぜながら加熱してみてください。

電子レンジ調理のパスタ、こんなものまで作れる!

ペペロンチーノの作り方で、電子レンジでパスタを茹でる際の注意点やポイントなどはおわかりになりましたね。

実は、ソースを作るのが結構手間であるミートソースなども、電子レンジを使って耐熱容器ひとつで作ることが可能です。

ミートソースの場合は、水を半分にしてもう半分の水分をトマト缶をつぶしたものにします。

そこにひき肉や玉ねぎを加えてよく混ぜ、折ったパスタを入れて電子レンジにかけるだけです。

これも途中でひと混ぜしてあげると、くっつかずに仕上げることができます。

また、たらこスパを作るのもとても簡単です。

電子レンジでパスタを茹でる時には水切りがいらないので、茹で上がったパスタにほぐしたたらこと昆布茶、お好みで生クリームなどを加えて塩や醤油で味を整え混ぜるだけです。

ナポリタンも簡単に作れます。

切った具材と水、コンソメ、パスタを混ぜて電子レンジにかけ、最後にケチャップを加えて混ぜるだけです。

基本の茹で方が分かっていれば、様々なアレンジでパスタを作ることが可能です。

和風もクリーム系も簡単に作れる上に、洗い物も少なく、目を離していても大丈夫というのは嬉しいですね。

アイディア次第で様々なパスタが作れる電子レンジはすごい!

電子レンジでペペロンチーノ以外にも様々なパスタが作れることはご理解いただけたと思います。

そもそも電子レンジは均一に温めるのを目的とした器具です。

それを利用してパスタを茹でられるのは時短にもなりますし、鍋を見張っていなくてもいいのでとても手軽です。

現在は電子レンジでパスタを茹でる用の容器もたくさん発売されていて、それを利用すると「途中でひと混ぜ」も必要なくなります。

パスタも普通のスパゲティだけでなく、ペンネなども電子レンジで調理可能です。

そうなると、アラビアータなども電子レンジで作れるということになりますね。

ショートパスタの場合は半分に折ることもしなくていいので、もっと気軽に調理することができます。

やはり表示の茹で時間プラス3分で電子レンジにかけてみてください。

もし足りないようでしたら、1分ずつ加熱を増やすといいですよ。

自分なりの美味しい茹で上がりが分かっていると、もっと気楽に作ることができるので、指でつぶしたりなどしながら一番自分にあった茹で時間を探してみてください。

電子レンジは主婦の味方!毎日美味しく活用しよう!

子どもが小さかったり、同時に何品も作らなければなならなかったり、時間があまりなかったり……と、主婦はいつでも忙しいものです。

そんな時に、電子レンジを使用して作れるパスタはとても助かりますよね。

ペペロンチーノだけでなく、アレンジもメニューもたくさんあるので、食べ飽きることもそれほどありません。

さっと作れて美味しい料理を目指して、どんどん電子レンジを活用しちゃいましょう。

時短テクニックのひとつとして、気軽に使っていただけたら幸いです。