たけのこと豚肉は相性抜群!味噌料理に灰汁抜き法もご紹介

春が旬のものといえば、たけのこ料理を挙げる方もいるでしょう。

今は季節を問わず食べられますが、旬のものは格別です。

たけのこは香りも食感も食欲をそそりますね。

今回はたけのこについて掘り下げていきましょう。

たけのこご飯や豚肉とたけのこの味噌炒めなどのレシピの他に、栄養や灰汁抜きの方法などをご紹介します。

料理の参考にしてみてはいかがですか。

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たけのこには栄養がない?実は大事な栄養素があった!

ここではたけのこの栄養について見ていきましょう。

以前は、たけのこは大した栄養はないと思われていたことがあったそうです。

「香りと食感を楽しむのみの食材」などと思われていたこともあったとか。

それは、他の野菜に比べてカロリーが低く、ビタミンも少ないため、そう思われてしまっていたのです。

しかし、たけのこには食物繊維が豊富に含まれています。

食物繊維は消化吸収できないことから、過去には食べ物のカスだと考えられていたことがありました。

それもあって、たけのこには栄養はないと思われていたのかもしれません。

しかし、様々な研究により、今では身体に不可欠な栄養素として食物繊維は位置づけられています。

また、たけのこにはカリウムが豊富に含まれています。

他に、アミノ酸のひとつであるチロシンという成分もたけのこにはあります。

食物繊維は便秘解消、大腸がんの予防の他、血糖値の上昇を抑え、豚肉などに含まれるコレステロールを体外に排出する働きがあります。

カリウムは体内の水分バランスを整えて、高血圧の予防やむくみ解消に効果があります。

チロシンは神経伝達物質の原料となり、ドーパミンによってやる気や集中力が出てきます。

このようにたけのこには身体にいいことがたくさんあることが分かります。

やる気が出ないときなどはチロシンとブドウ糖の組み合わせであるたけのこご飯がぴったりです。

たけのこご飯にたけのこの味噌炒め、旬の時期にたけのこづくしの料理もいいですね。

灰汁抜きをちゃんとやれば味噌もきちんと染み込む

たけのこの灰汁は時間が経つにつれて強くなるので、購入したらすぐに灰汁抜きをおすすめします。

灰汁の成分には体に悪影響を及ぼす物質もあるので、おいしく食べるためにも灰汁抜きは必要です。

しかし、たけのこ本来の風味を損なってしまったり、灰汁にはポリフェノールなど、体にいいものも含まれているため、灰汁を取りすぎないようにしましょう。

用意するものは鍋と水、米ぬか、鷹の爪です。

分量は水2リットルに対し、米ぬか1カップ、鷹の爪2~3本程度です。

米ぬかは灰汁を吸着し、鷹の爪はえぐ味を消すのに有効です。

米ぬかがなければ米のとぎ汁か生米(ひと掴み)で代用できます。

重曹でもできますが、灰汁を取りすぎてしまうため、米ぬかなどをおすすめします。

【灰汁取り】

①たけのこをタワシで洗います。

灰汁の強い先端部分を斜めに切り落とし、縦方向に1/3~半分程切り込みを入れます。

②たけのこを鍋に入れて水を入れ、米ぬかと鷹の爪を入れます。

沸騰後1時間程弱火で茹で、竹串が中まで通ったら茹であがり。

火を止め、茹で汁を入れたままひと晩おきます。

③たけのこを鍋から出してぬかを取るように水洗いし皮をむきます。

白い塊はチロシンで食べても大丈夫です。

根元のぽつぽつしているところは、包丁ではぐように取ります。

保存容器に入れ、毎日水を取り替えて1週間程冷蔵保存できます。

先端の柔らかい皮は姫皮といい、部位によって食感も味わいも違うので、料理で使い分けるといいですね。

・姫皮  和物や味噌汁、和えものなど
・穂先  煮物などおいしさを味わえる料理
・根元  味噌炒めや炊込みご飯、豚肉と一緒に餃子や焼売など

たけのこと豚肉の味噌炒めレシピ

ここからは、たけのこを使った料理をいくつかご紹介します。

≪たけのこと豚肉の味噌炒め≫

【材料 2人分】

・豚肉(こま切れ)  150g
・茹でたけのこ    小1個100g
・人参        1/4本
・絹さや       50g
☆おろしにんにく   1/2片分
☆味噌        大さじ1
☆みりん       大さじ1
・ゴマ油       大さじ1
・酒         大さじ1/2

【作り方】

①たけのこを縦半分に切って薄切りにします。

人参は細切りにし、絹さやは斜めに半分に切ります。

☆は混ぜ合わせておきます。

②ゴマ油をフライパンで熱し、豚肉を強めの中火で炒めます。

色が変わるまで炒めたら、弱火にしてフライパンの中央に寄せ、☆を肉の上にかけます。

フライパンのあいているところに野菜を入れます。

③強火で肉と☆を混ぜ、野菜も炒め合わせます。

酒を加えて手早く炒めたら完成です。

野菜はサッと炒めて歯ごたえよく仕上げましょう。

たけのこと豚肉の煮物に味噌の和え物

≪たけのこと豚肉の煮物≫

【材料 4人分】

・茹でたたけのこ   1本(350g)
・豚肉(切り落とし) 250g
☆煮汁
☆水         1カップ
☆酒         大さじ2
☆醤油        大さじ2
☆砂糖        大さじ2
☆粗塩        小さじ1/2
・削り鰹       10g
・油         大さじ1

【作り方】

①たけのこは穂先5~6cmをくし形に切って、根元は1cmの厚さのいちょう切りにします。

②豚肉はひと口大に切ります。

③油をフライパンで熱し、豚肉を中火で炒めます。

たけのこを加え、軽く混ぜたら☆を入れて15分程煮て汁気をなくします。

仕上げに削り鰹を混ぜて完成です。

もう一品合わせて作ってみてはいかがでしょう。

≪たけのこの木の芽和え≫

【材料】

・茹でたけのこ   150g
・木の芽      4g
・味噌       大さじ2
・砂糖       大さじ1
・みりん      大さじ1

【作り方】

①すり鉢で木の芽をすりつぶして調味料を混ぜます。

②さいの目に切ったたけのこを加えて和えたら完成。

豚肉以外に鶏肉も!味噌を使ってたけのこご飯

やる気を出すのにぴったりのたけのこご飯のレシピをご紹介します。

たけのこは豚肉だけでなく鶏肉とも相性抜群です。

≪たけのこご飯≫

【材料 2人分】

・たけのこの水煮   80g
・油揚げ       1/2枚
・鶏モモ肉      60g
・米         1合
・みつば       適量
☆味噌        大さじ2
☆料理酒       大さじ2
★濃口醤油      大さじ2
★水         大さじ4
・濃口醤油      少々

【作り方】

①米を洗い、水に60分程浸しておきます。

たけのこは食べやすい大きさに切ります。

油揚げは熱湯で油抜きをして短冊切りします。

②★を煮たてた中にたけのこと油揚げを入れ、水分がなくなるまで煮ます。

③モモ肉は小さく切って濃口醤油で下味をつけます。

④炊飯器に米と分量通りの水、☆と②、③を入れ軽く混ぜ合わせたら炊きます。

炊き上がって器に盛ったらみつばを飾り完成です。

味噌の香りが豊かなたけのこご飯に仕上がります。

ダシ入りの味噌を使えば味付けも簡単にできますよ。

旬ならでは!ちょっと変わったたけのこの食べ方

たけのこご飯や味噌炒めの他にもたけのこ料理はたくさんあります。

旬ならではの食べ方も含めいくつかご紹介します。

≪たけのこホイル焼き≫

材料は掘りたてのたけのこと醤油のみ。

掘ってから2時間以内にたけのこを水洗いして土を落とします。

ヘタを落とし、火の通りをよくするために切れ目を入れましょう。

たけのこをアルミホイルで包んで炭火で30分程焼き、竹串が通れば醤油をかけて完成。

新鮮なたけのこを手に入れたらシンプルにいただきたいですね。

≪明太マヨ焼き≫

材料は茹でたたけのこ、マヨネーズ、辛子明太子。

たけのこを1cm幅に切り、その上に辛子明太子を塗ったらマヨネーズをかけます。

トースターでマヨネーズに焦げ目がついたら完成。

辛子明太子のピリ辛がつまみにもよく合います。

≪菜の花とたけのこの落とし卵≫

材料は茹でたたけのこ、菜の花、卵、醤油、塩コショウ、旨味調味料、ゴマ油。

たけのこを薄切りにして軽く炒めます。

焼き色がついたら茹でた菜の花を入れて炒めたら調味料で味を調えます。

卵を割り落とし、フタをして蒸し焼きにしたら完成。

たけのこの菜の花で春を感じられる優しい味に仕上がります。

豚肉はもちろん、上記以外にもたけのこと相性のいいものはまだまだあります。

いろいろ試してみてはいかがですか。

たけのこの旬を味わおう!

生のたけのこは旬の時期にしか味わえない貴重なものです。

灰汁抜きが面倒で水煮などを使うことも多いかもしれません。

しかし、旬のものは手間をかけるだけのおいしさを味わわせてくれます。

たけのこご飯などの定番料理はもちろん、ちょっと変わったレシピもご紹介しました。

ぜひ、季節のメニューを取り入れてみてはいかがでしょうか。