飲む点滴と呼ばれる甘酒。原材料の麹と酒粕はどう違うの?

甘酒と言えば、お正月に飲むイメージが強い飲みものですよね。

ですが、飲む点滴と呼ばれるほど栄養価の高い飲みものなので、普段から飲むようにすれば、体に良い効果が期待できます。

甘酒は麹と酒粕が主な原材料ですが、原材料によって大きく味が変わりますので、麹と酒粕の味や栄養価の違いについて、ご紹介していきます。

スポンサーリンク

関連のおすすめ記事

毎日ラーメンを食べる人必見!ラーメン生活で体に起こること

日本人なら、みんな大好きなラーメン。ラーメン巡りが趣味という人も多く、毎日ラーメンを食べるとい...

安全なカロリーゼロ甘味料はあるのか?摂取するとどうなる?

カロリーゼロの甘味料をいつとっているかご存知ですか?実は、日常生活でなにも気にしないで食生活...

食生活改善を行うときは断食とファスティングを活用しよう!

ダイエットに限らず、食生活は健康にとっても大切な要素です。普段の食事内容だけではなく、食べる時...

野菜ジュースを飲んでとりたい栄養素でおすすめのものは!?

野菜ジュースには沢山の野菜と、果物の栄養が入っていて手軽にとれて便利ですよね。野菜ジュー...

牛乳が嫌い、代わりにヨーグルトでも摂れる栄養は同じなのか

私たちの生活に当たり前のようにある「牛乳」には、様々な栄養が含まれています。毎日飲んでいる人...

家庭の醤油100mlの栄養素と醤油を使った楽しいレシピご紹介

醤油は日本の代表的な調味料です。醤油は、4ml入り×10袋~1000ml入りが、一般用に販売...

米油とトランス脂肪酸にはどんな関係があるの・・??

まず、米油はその名の通りお米から作る油です。お米から出来ているという事は、安心安全で健康に良...

自由研究はこれで決まり!ジュースに含まれる砂糖の量を研究

小学校や中学校が長い休みに入る夏休みや冬休みなど、自由研究という宿題を課せられますよね。今年...

カロリーは控えるべき?ヨーグルトはやはり無糖が一番低い?

今や『ヨーグルトは身体に良い!』といわれ、ほとんどの人に認知されています。菌の働きがとても注目...

オーガニック食品は何から試してみる?おすすめをご紹介

オーガニック食品が体に優しいとは知っているけれど、やはり気になるのは値段です。そのため、少し...

離乳食の味噌汁はいつからOK?作り方と注意すべきポイント

生後5ヶ月頃から始まる離乳食、赤ちゃんが食べる練習をする大切な時間です。赤ちゃんはまだ食べら...

健康的な食事を続ける秘訣はブログにあった?!

健康のために、栄養バランスの良い食事を摂りたいと考えている人は多いはずです。しかし、思い立...

醤油を飲むと熱が短時間で急激に上がり重篤症状が出る確率大

日本の食卓には欠かせない調味料、醤油。毎日の料理に活躍してくれますよね。しかし、調味料以...

植物油脂に含まれるトランス脂肪酸の危険性と表示への疑問

植物油脂を使ったマーガリン等には、トランス脂肪酸が含まれていると、その危険性を問題視されてきまし...

砂糖の種類や使い方!砂糖やグラニュー糖の代用は何を使う?

料理に甘みをつけるのに欠かせない砂糖ですが、砂糖といってもたくさん種類がありますよね。白砂糖...

スポンサーリンク

麹と酒粕で作る甘酒の違い

甘酒は主に米麹とお米、酒粕を原材料で作る日本の伝統的な甘味料の一種です。

麹と酒粕は、どのように違うのかご紹介していきます。

☆麹

米麹とお米で作るため、アルコール・砂糖が入っていないので、子どもや妊娠中の方も安心して飲めます。

米に含まれるでんぷん質を、麹菌という発酵菌がブドウ糖に変えます。
そのため、お米だけの甘さで、砂糖とは違う、まろやかな甘さになります。

お米の粒が残っていてドロドロした甘酒や、ミキサーや裏ごしをして、サラッとした甘酒があります。
食感は大きく違いますが、味には影響しませんので、そこは皆さんの好みで選んでください。

☆酒粕

酒粕とお水と砂糖で作るため、アルコール・砂糖が入っていますが、麹で作るよりも簡単に作ることができます。

砂糖が入っているため、ダイエットには向いていないです。

甘酒といっても、麹や酒粕の原材料の種類によって、大きく味が変わります。
また、シンプルな配合のため、メーカーによっても味が全然違います。

麹と酒粕で作る甘酒の栄養の違い

麹と酒粕では、味も作り方も違いましたが、甘酒は飲む点滴と呼ばれるほど栄養価が高いです。

では、2つの甘酒では、どちらの栄養価が高いのかを見ていきましょう。

☆米麹甘酒(100g当たり)

・カロリー 81.0kcal
・炭水化物 18.3g
・脂肪 0.1g
・タンパク質 1.7g
・ビタミン類 0.26mg
・ナトリウム 60mg
・カリウム 14mg
・カルシウム 3mg
・マグネシウム 5mg
・リン 21mg
・鉄 0.1mg
・亜鉛 0.3mg
・アルコール 0g

☆酒粕甘酒(100g当たり)

・カロリー 72.2kcal
・炭水化物 10.0g
・脂肪 0.4g
・タンパク質 3.7g
・ビタミン類 0.7mg
・ナトリウム 1.3mg
・カリウム 7mg
・カルシウム 2mg
・マグネシウム 2.13mg
・リン 2mg
・鉄 0.2mg
・亜鉛 0.58mg
・アルコール 2.1g

2つの栄養価を比べると、ビタミン類は酒粕の方が多いですが、他の栄養価については麹の方が全体的に多く、ナトリウム・カリウムなどのミネラルは特に多くなっています。

おすすめな甘酒

甘酒は体に良い飲みものなので、普段の生活に取り入れてほしいですが、お店に行くと麹と酒粕で作られた甘酒があり、どれを買えばよいのか悩んでしまうと思います。

そこで、スーパーでも置いている、おすすめの甘酒をご紹介します。

☆米麹から作った甘酒(マルコメ)

マルコメと聞けば、味噌を思い浮かべるかもしれませんが、甘酒も作っています。
値段・サイズも手頃で買いやすく、100%国産米から作られているので、優しい甘さに仕上がっています。

☆麹だけでつくった甘酒(八海山)

八海山と言えば、日本酒が好きな方ならよく知っている、新潟県のお酒です。

酒造りの技術を存分に発揮されており、米麹の自然な甘さが引き出され、すっきりとした甘さに仕上がっています。

☆甘酒(月桂冠)

上2つと違い、酒粕で作られたタイプです。
香りは強くないですが、発泡しているので、ドロドロしているのが苦手な方は、飲み心地が良いと思います。

メーカーによって、香りや甘さが全然違います。

甘酒が苦手な方も、メーカーによっては飲めたりもしますので、色々な種類を飲んでみると、好みの甘酒が見つかると思います。

自宅で甘酒を作るなら麹と酒粕どっちがいい?

おすすめな甘酒をご紹介しましたが、なかなか好みの味が見つからない方もいると思います。

それなら、自宅で甘酒を作ってみませんか?

麹と酒粕は、普段自宅にはないと思うので、作るのが難しいと思われがちですが、手順が分かれば簡単に作れます。

麹と酒粕の甘酒の作り方をご紹介します。

☆麹

麹で作る場合は、炊飯器・なべ・甘酒メーカーなどで作ることができます。
ここでは、一家に一台はある炊飯器を使った、手軽な作り方をご紹介します。

まず、炊飯器でおかゆを作ります。

おかゆが人肌程度になったら、米麹を入れて、混ぜ合わせます。
炊飯器のフタを開けたまま、布巾を被せて保温します。

60度をキープするため、温度が低くなったら、炊飯で少し温度を上げます。
温度が高くなったら布巾を取り、空気に触れさせて温度を下げます。

60度前後を、6~8時間キープし続けたら完成です。

お米のつぶつぶが残っているので、気になる方はミキサーにかけて細かくしても大丈夫です。

☆酒粕

鍋に酒粕とお湯をまぜて、加熱しながら生姜と砂糖を入れて、味を調整します。

ひと煮立ちしたら出来上がりです。

2つの作り方を比べると、酒粕で作る方が手軽なので、自宅では作りやすいです。

自宅での甘酒作りにおすすめな麹と酒粕

自宅でも甘酒は作れますが、麹や酒粕を買う機会があまりないため、どれを買えばよいか悩む方も多いと思います。

そこで、自宅で甘酒を作るときのおすすめな麹と酒粕をご紹介します。

☆みやここうじ(伊勢惣)

スーパーでもよく見かけるため、とても買いやすいです。
値段も手頃で、美味しい甘酒が作れるので、初めて作る方にはおすすめです。

☆自然栽培の白米麹(マルカワみそ)

値段は高めですが、お米は農薬も肥料も使われていない自然栽培で、麹菌は味噌蔵についてるものを使っています。

お米は弾力があり甘く、麹菌は天然ものなので発酵する力が強く、甘みを出す酵素がよく出ます。

☆黄桜 酒のかす(山田酒造食品)

京都伏見の黄桜の酒粕で、手頃でスーパーでも置いています。
ペースト状なので、使いやすいです。

☆八海山の酒粕

成城石井など、こだわりの食品を置いているお店だと、銘柄八海山の酒粕が置いてあることがあります。

お酒を絞った後に、さらに熟成させるため、甘みと旨みが強い酒粕です。

酒粕は、酒屋さんに行けば新鮮で種類も多くあるので、本格的な味を楽しみたい方は、酒屋さんに足を運ぶと良い酒粕が見つかると思います。

おすすめ甘酒レシピ

おすすめの甘酒や麹と酒粕などをご紹介してきましたが、飲む以外にも調味料としても使うことができるので、最後は甘酒を使ったおすすめレシピをご紹介します。

『鶏肉の甘酒醤油のオーブン焼き』

【材料 2人分】

・生姜 薄切り1枚
・にんにく ひとかけら
・甘酒 30グラム
・醤油 15グラム
・鶏モモ肉 200グラム
・玉ねぎ 1/2玉
・しめじ 1/2パック
・豆腐 1/2丁

【作り方】

①生姜・にんにくはみじん切りにし、甘酒・醤油と一緒に混ぜ合わせます。

②オーブンを余熱で、200度にします。
鶏モモ肉はひと口大、玉ねぎは薄切り、しめじはざく切り、豆腐は大きめのさいの目切りにします。

③ ②の材料を耐熱皿に入れ、オーブン200度で15~20分ほど焼きます。

一度取り出して、①の調味料を混ぜ合わせます。

④さらに、5分オーブンで焼いたら出来上がりです。

甘酒と醤油を合わせると、味噌のようなコクのある味になります。

酒粕の甘酒を使うときは、アルコールが入っているので、しっかりアルコールを飛ばして使うと、子どもや妊娠中の方も食べることができます。

普段の生活に甘酒を

甘酒は栄養価も高く、そのまま飲むのが一般的ですが、調味料として使うこともできます。

甘酒の味が苦手な方も、調味料として使えば、独特な味はあまり感じなくなり、代わりに甘みやコクが足されます。

甘みやコクがある発酵食品のため、味噌や醤油などの発酵食品と混ぜると味が深くなるので、ぜひ調味料としても使ってみてください。