男爵イモとメークイン、どちらがポテトサラダに向いている?

ジャガイモ料理の中でも、ポテトサラダは子供にも大人にも人気ですね。

同じレシピでも、ジャガイモの種類が違うだけで、味も食感も変わるんですよ。

スーパーなどでよく見かける、男爵イモとメークインの違いに、着目してみました。

スポンサーリンク

関連のおすすめ記事

冷凍うどんはカロリー消費がよいので休日の食事におすすめ!

5食パックでおなじみの冷凍うどんは、常備食にマストですね。食欲がない時やカロリーを抑えたい時...

おすすめ味噌田楽のレシピとは?なす田楽のアレンジレシピも

味噌田楽と聞くと、実家でおばあちゃんが作ってくれる懐かしいイメージがあります。ただ、実際...

トマト缶で栄養は摂れる?トマト缶の酸味を消す方法とは?!

トマト缶は調理をするのに便利ですよね!トマト缶は、生のトマトと比べて栄養に違いはあるので...

朝のジュース作りはミキサーとジューサーで違いがあるの!?

健康のために、朝、ジュースやスムージーを飲んでいる方は多いのではないでしょうか?皆さんジ...

いつものパスタ「1kg」のカロリーはどれくらいなのか

みなさんにとって、パスタはどのような存在でしょうか。手軽な食事、外食でとりあえずイタリアン、...

味噌汁に合うじゃがいもの切り方とは?じゃがいもの特徴は?

日本の食卓に欠かすことのできない味噌汁。そんな味噌汁の王道の具材の一つに、じゃがいもがあ...

カロリーと脂肪の量がうまく絡む豚肉と部位の深い関係

肉の部位とカロリーは大きく関係します。多くの人が、精肉コーナーや焼肉屋のメニューで、豚の絵を...

絶品な味噌煮込みうどんのレシピをご紹介!人気の理由とは?

寒い日には、味噌煮込みうどんを食べて、しっかり温まりましょう。味噌が入ることで、どんな効果が...

味噌汁の基本の作り方を徹底解説!鰹節を削るポイントまで!

日本の食卓に欠かせないものと言ったらご飯に味噌汁です。毎日当たり前のように口にしていますが、...

味噌ダレで簡単味付け!味噌野菜炒めとアレンジ料理の作り方

旨味をたっぷり含んだ味噌で作る味噌ダレを使った料理は食欲をそそる一品です。例えば野菜炒めひと...

たくさん余っている卵を消費したい!大量消費できるレシピ

卵と言ったら栄養価も豊富でメイン料理はもちろん、卵焼きや目玉焼きにも、お菓子にも使える優秀な食品です...

家庭菜園の落とし穴!ジャガイモの連作障害の症状と予防法!

最近は家庭菜園がブームになっています。健康や食育のために、自宅で体にやさしい野菜を育てる方も多い...

味噌でコクうま!心も体もポカポカになる雑炊レシピ5選

寒い季節や風邪のひき始めにぴったりの「雑炊」一口食べると心も体も温まりますよね。雑炊と言えば鍋の...

スーパーの惣菜をアレンジ!子供にも大人にも大人気の料理に

ご飯を作るのが面倒だと感じた時の救世主ともいえる、スーパーの惣菜。温めるだけで食べられるので、...

コーラの成分には物凄い秘密の効果がある!驚くなかれ!

スカッと爽やかな炭酸飲料のコーラですが、コーラに含まれている成分は未だに謎に包まれているそうです。...

スポンサーリンク

男爵イモの歴史と特徴

二大品種と言われている、男爵イモとメークイン。
まずは、ジャガイモの生産高、約60%を占める男爵イモから見ていきましょう。

北海道で多く栽培されているジャガイモです。

男爵イモの歴史を紐解くと、明治時代にさかのぼります。

江戸時代末期の安政3年に生まれた、「川田龍吉男爵」。
この方の名前から、男爵の名前が付けられています。

慶応義塾大学を出た川田龍吉男爵は、21歳でイギリス留学をして、ジェニーと言うイギリス人女性と出会い、恋人となりました。

そこで、美味しいジャガイモと出会います。

2人は結婚の約束をしていましたが、当時は国際結婚をすることは難しい時代で、残念ながら、2人の結婚は実現できなかったのです。

その後、川田龍吉男爵は北海道函館市に渡り、その風景がイギリスの風景に似ていることから、ジェニーのことを思い出しました。

ジェニーと一緒に食べたジャガイモを、もう一度味わいたいと思った川田龍吉男爵は、各国のジャガイモの種イモを取り寄せては栽培しました。

その中で、北海道の地に適した「アイリッシュコブラー」を普及させます。
そして男爵が育てたイモなので、「男爵イモ」と呼ばれるようになりました。

特徴ですが、見た目は丸くゴツゴツしていて、芽のくぼみが深いです。
デンプン質は15%と高いので、ホクホクとした柔らかい食感が特徴です。

粉吹きイモやポテトサラダ、コロッケなどを作るのに適しています。

メークインの歴史と特徴

続いて、メークインの歴史を見ていきましょう。

メークインの発祥の地は、北海道の厚沢部町で、男爵イモよりも後の大正時代です。

食用とされていたジャガイモは男爵イモでしたから、メークインは始め、注目されていませんでした。

しかし、昭和30年頃、発祥の地から遠く離れた関西で人気になり、全国に広まりました。
関西で人気が出なかったら、スーパーなどで手軽に買えなかったかもしれませんね。

特徴ですが、見た目は細長くて、芽も浅いので表面が滑らかです。

デンプン質は13~14%と低いので、きめ細かく、長時間煮込んでも煮崩れしにくいのが特徴なので、カレーや肉じゃがなどの煮込み料理に最適です。

ジャガイモの形を残した、ポテトサラダとしても使えますよ。

ただし、デンプン質が低いため、コロッケなど油で揚げる料理は向いていません。

5月頃のメークインは甘みがあるので、とても美味しいですよ。

男爵イモ・メークインの選び方と注意すべきメラニン

ジャガイモの見分け方ですが、丸みがあり、表面に傷やしわのない、滑らかなものを選びましょう。

男爵イモの大きさは、小さくもなく、大きくもない、中くらいが良いです。

大きいものの方が良い気がしますが、大き過ぎると中心部に空洞ができやすく、水っぽくなってしまいます。

美味しい男爵イモの選び方は、ズッシリとした重みのある、中くらいの大きさです。

反対に、メークインは多少大きくても大丈夫です。
表面が滑らかなものを選びましょう。

日が経ったジャガイモや、光に照らされたジャガイモは、芽の周りが緑色に変化していきます。

緑がかった部分は有毒物質のソラニンが含まれているので、食べないでください。

ソラニンを含んだ芽や、緑がかった皮を食べてしまうと、腹痛や目まい、最悪の場合、命を落とす危険もあるので注意が必要です。

対処法としては、芽をしっかり取り除くことと、皮は厚く剥くことです。

ソラニンは加熱しても分解されませんが、水には溶けやすいので、芽を取り除き皮を剥いたら、水に浸けましょう。

では、ジャガイモを使って、美味しいポテトサラダを作ってみましょう。

ポテトサラダの基本的な作り方と美味しく作るポイント

ジャガイモの見分け方がわかったら、今よりももっと美味しいポテトサラダを作ってみませんか?

基本的な作り方と一緒に、美味しくなるポイントも見ていきましょう。

①ジャガイモを選ぶ
メークインなど、たくさんの種類がある中でも、男爵イモがオススメです。

②ジャガイモを茹でる
よく洗ったジャガイモを皮のまま、丸ごと鍋に入れ、たっぷりの水と塩を少々入れて、強火にかけます。

沸騰する直前に、弱火にして20分ほど、ゆっくりと茹でます。

竹串を刺して、スッと通ればOKです。

③下味をつけてマッシュ

火傷しないように注意しながら、茹でたジャガイモが熱いうちに皮を剥きましょう。

ボールに移したら、ジャガイモが温かいうちに塩コショウをします。
ここがポイントで、温かいうちに潰すと、ホクホク食感が残ります。

フォークなどで粗めに潰したら、粗熱を取っておきます。

④野菜の下ごしらえ

ポテトサラダに加えたい生野菜は、薄く切って塩を少し振り、軽く揉みます。

水分が出てきたら、水気をよく絞りましょう。
水っぽいポテトサラダにならないためにも、大切なポイントです。

⑤調味料で味を整える

粗熱の取れたジャガイモに、野菜・ゆで卵・マヨネーズを加えて、切るように混ぜ合わせます。

ジャガイモがまだ少し温かいときに、マヨネーズを入れると、なじみやすく、味が染み込みますよ。

ジャガイモが熱すぎるときにマヨネーズを入れると、卵黄と酢と油が分離してしまい、食感が悪くなってしまいますので、気を付けましょう。

男爵イモを使ってポテトサラダを作ろう

では、美味しく作るポイントを踏まえて、さっそく作ってみましょう。

☆ポテトサラダ

【材料】

・ジャガイモ(男爵) 3個
・卵 1個
・塩コショウ 少々
・レモン汁 小さじ1
・玉ねぎ 1/4個
・キュウリ 1/2本

◎マヨネーズ 大さじ3
◎砂糖 小さじ2
◎レモン汁 小さじ1
◎粒マスタード 小さじ1/2
◎コショウ 少々

【作り方】

①鍋でよく洗ったジャガイモと、卵を茹でておきます。

②皮を剥いたジャガイモを鍋に戻し、塩コショウとレモン汁を加えて、粉吹きイモにします。

③玉ねぎを薄くスライスして水にさらし、水気をしっかり絞り、キュウリは薄く輪切りにしてから塩をふり、しんなりしたら水気を絞ります。

④ボールにゆで卵と◎を加え、卵を潰すように混ぜます。

⑤そこに、ジャガイモ・玉ねぎ・キュウリを混ぜ、切るように混ぜれば出来上がりです。

小さな子供がいるときは、粒マスタードを抜いて、チーズやハムなどを入れるのもオススメです。

男爵イモは、ポテトサラダに向いていることが分かりましたが、メークインでは作れないのでしょうか。

メークインを使ったドイツ風!?ポテトサラダ

ポテトサラダと言うとマヨネーズが決め手ですが、ドイツの家庭料理で出てくるポテトサラダは、マヨネーズを使わず、ブイヨンやドレッシングで作ります。

柔らかい食感の男爵イモを使うのではなく、煮崩れしない、サッパリとした味わいのメークインを使います。

お肉やソーセージなどのつけ合わせとしても、よく合うので、バーベキューなどでも活用できますよ。

☆ポテトサラダ~ドイツ風~

【材料 3~4人分】

・ジャガイモ(メークイン) 3~4個(600g)
・玉ねぎ 1個
・ベーコン 50g
・水 100ml
・固形ブイヨン 1個
・あさつき小口切り 大さじ2

◎バルサミコ酢(白) 大さじ1
◎サラダ油 大さじ2
◎マスタード 小さじ1

【作り方】

①ジャガイモをよく洗って、皮ごと茹でます。

②茹でたジャガイモは皮を剥いて、5mmの厚さに切り、玉ねぎはみじん切り、ベーコンは細切りに切っておきます。

③鍋にベーコンを入れて炒め(油は不要)、色がついてきたら玉ねぎを加えて、しんなりするまで炒めます。

④水と固形ブイヨンを加え、ブイヨンが溶けたら、ジャガイモを入れてフタをします。
10分ほど、弱火で蒸し煮にしましょう。

⑤煮ている間に、深めのボールに、◎を入れて混ぜておきます。

⑥ ④を火から下ろし、ヘラなどで潰さないように気をつけながら、ザックリと混ぜ合わせて、⑤に加えます。

あさつきを加え、丁寧に混ぜたら、30分ほど、自然に冷ましましょう。

味がなじんだら、出来上がりです。

ジャガイモの特徴を活かす

ホクホクとした食感を味わいたいときは、男爵イモ。

煮物料理など形をキープしたいときはメークインを使うなど、ジャガイモの特徴を知っていると、より料理の仕上がりも、美味しさにも差が出てきます。

ジャガイモ料理をするときは、参考にしてみてください。