フランス産バターのおすすめをご案内!国産バターの紹介も!

フランス産のバターが、日本でも気軽に購入できるようになり、久しいですね。
今回は、おすすめのバターのご紹介です。

フランス産だけでなく、我らが日本産のバターについても、ご紹介していきます。
朝食はパン派という方に、ぜひご覧になっていただきたいです。

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バターの製法のおさらい

まずは、バターのおさらいから。

実はヨーロッパでは、バターというのは、発酵バターが主流で製造されています。

ヨーロッパの中でも特にフランスは、酪農大国と言われており、その名の通り、古くから高品質な発酵バターが有名です。

この発酵バターの製法というのは、大きく分けて2つです。

伝統的な発酵バターの作り方は、まず原料の生乳をクリームと脱脂乳に分別し、そのクリームに乳酸菌をいれ、発酵・撹拌の工程で作られます。

現在のように撹拌機のないころは、撹拌作業は手作業で行われていたので、その間に自然と発酵が進んだということだそうです。

もうひとつの製法は、完成したバターに乳酸菌を直接加えて、発酵させるという方法です。
こちらのほうが大量生産向きで、前述の伝統的製法と比較すると、安価なものが多いです。

製法や乳酸菌の種類で、バターそれぞれの味わいに違いがあります。

当然、個人の好みが大きいので、どちらの製法のバターがおすすめとは、ハッキリ言うことはできません。

しかし、自分の好みの味がある、味へのこだわりがある方は、バターの製法を確認してみましょう。

フランスにはこんな制度がある

フランスには、AOC(原産地統制呼称)という制度があります。

これは、ワイン・バター・チーズなどの製品の原材料の産地と伝統製法について細かい規定が設けられ、この厳しい規定の審査をクリアした商品にのみ、認証されるものです。

また、AOPという制度もありますが、これはフランスのAOCにならって、1992年に制度化されたヨーロッパ地域の原産地保護呼称です。

これもAOCと同様に、産品の原産地を保証する制度であり、その気候条件や日照・土壌・伝統的な生産法など厳しい規定があり、その産品が規定をクリアしているかの審査を通った製品に認証される勲章です。

AOCはフランスの、AOPはEU全体の制度ということで、その意味合いは同じです。

これらはいずれも、製品の産地・品質を保証されているという証拠ですので、ヨーロッパの製品、バターやワイン・チーズを買うなら、この認証があるものがおすすめ・安心できます。

おすすめのフランス産バター①

では、おすすめのフランス産バターをご紹介していきましょう。

①エシレバター

まず、最初は有名なエシレバターです。
フランスの自然豊かなエシレ村で飼育した乳牛の生乳を原料としており、エシレ酪農協同組合が製造しているバターです。

その地域名そのものが、由来となっていますね。

このエシレバターは、世界中のホテル・レストランなどで愛用されており、知名度はとても高いと思います。

フランスから安定供給で輸入されているので、日本でも比較的簡単に購入することができるのも、おすすめできる点です。

常温に戻して、とろりとクリーム状になったエシレバターは、ふんわりとした芳醇な香りが堪能できます。
発酵バターの特徴でもある、軽やかな酸味もあり、とても深みがある味わいに満足できるでしょう。

このバターも当然ながらAOPの認証を受けており、その伝統をしっかりと受け継いだ、高品質のバターのひとつです。

贅沢に調理に使用するのもいいですが、やはり常温に戻して、パンに塗って食べるのが一番おすすめできる食べ方でしょう。

その豊かな香りと、クリームチーズを思わせる濃厚な味わいを直に実感し、堪能してみてください。

おすすめのフランス産バター②

フランス産おすすめバターのご紹介を続けます。

②イズニー 発酵バター

このバターもAOPの認定を受けている、イズニー社製造の発酵バターです。

その製法の特徴は、搾乳後72時間以内という、新鮮な生乳から作られていることで、牛乳のもつ自然な甘味が損なわれずに仕上がっています。

口に入れると雪解けのようにスーッと溶けていく、官能的な舌触りが素晴らしいです。

さらに新鮮な生乳だけでなく、フランス・ブルターニュ半島産の高級海塩ゲランドの塩も原料のひとつであり、バターの深みをより引き出していると言えるでしょう。

③ランフェルマージュ ドゥミ・セル

これは、フランスの制度AOCの認証を受けたバターです。
熟成の期間をしっかり取り、粗塩で歯応えを持たせた重厚なバターです。

フランス西部のシャラン・ポワトゥという地域の牛から搾った生乳に乳酸菌を加え、12時間じっくりと熟成させたバターです。

しっかりと寝かせているので、発酵の風味がより豊かに感じられるでしょう。
しかし、その口当たりは生クリームのような、あっさりとした口溶けです。

国産のおすすめバター①

フランスはバターの本場ですが、我が日本でも、おすすめのバターはあります。
お次は、国産バターのおすすめのご紹介です。

①帝国ホテル 特撰発酵バター

帝国ホテルの田中健一郎総料理長が監修したという、有塩のバターです。
帝国ホテル内での朝食でも、当然ながら提供されているバターです。

日本人の口に合わせた、馴染みを感じる味わいで、人気を集めています。
北海道の良質な生乳からできるクリームを使い、乳酸菌で発酵させたバターです。

口溶けがとても滑らかで、発酵バターの特徴でもある、ほのかな酸味とコクが調和した、とても上品な味わいです。

また、ミルクそのものの味を少し残し、バターと牛乳の間のような感覚も素晴らしいです。

そのミルキーな味わいと、ふんわりとした口溶けの食感を活かすには、ふわふわしたタイプのパンとの相性が抜群です。

帝国ホテルに宿泊せずとも、ホテル内での販売もされているので、気軽に購入できます。

国産のおすすめバター②

お次の国産おすすめバターです。

②カルピス 特選バター

みなさんご存知の乳酸菌飲料「カルピス」は、生乳から脂肪分を除いた、脱脂乳が原料となっているそうです。

カルピスバターは、このときに分離した脂肪分を、バターとして加工しています。
甘みと塩気の調和がとても良く、料理にも合う万能バターでしょう。

カルピスバターは、なんとカルピス30本分につき、やっと1個分が作れるという贅沢バターでもあります。
ですが、近頃はスーパーやデパートでも、手に入りやすくなっているかと思います。

その味わいは醗酵バターのイメージとした、濃厚で乳製品の香りというよりは、あっさりしていて、しつこくなく、いくらでも食べてしまいそうな仕上がりです。

あっさりはしていますが、そのコクやクリーミーさは十分に感じられ、まさに上品な感じです。
おすすめの食べ方は、焼きたてのトーストたっぷりと。

トーストにカットしたカルピスバターを贅沢に乗せ、バターの外側がとろりとしてきたら、一番の食べごろです。

料理にもおすすめで、スクランブルエッグや、風変わりですが、明太子に合わせても美味しいそうです。

バターの本場フランスだけでなく、日本産でもおすすめできるバターがあるのは嬉しいですね。

バターを楽しむ

いろいろとバターのご紹介をしてまいりました。

今回、ご紹介したバターの他に、たくさんのおすすめするバターはあります。
当然、フランス産のバターもおすすめしたいものが、たくさんあります。

少しでもバターに興味をもったなら、いろいろと調べて、食べ比べしてみると良いかもしれませんね。

また、バターは開封後の鮮度管理が大切です。
酸化も早いので、なるべく早く食べきるようにしましょう。