乾麺うどんは塩分が多い?どのようにうどんの減塩を目指すか

うどんは食べやすくて、どのような世代の人にも人気の食材ですね。

乾麺になっているものは保存性も高いので、常備しておいて夜ご飯のメニューに困ったときにも大活躍してくれます。

そんなうどんには、意外な量の塩分が含まれていることをご存知でしょうか。

塩分の摂取量を制限している人にとっては、うどんが食べられなくなるのは一大事です。

今回は、うどんの塩分についてお話していきたいと思います。

スポンサーリンク

関連のおすすめ記事

オーガニックのグラノーラとミューズリーのカロリーについて

世界各国でオーガニック製品は慕われていますが、日本でも食の安全や健康意識の高まりに比例し、注目が...

食事改善で症状を緩和!アトピー性皮膚炎や喘息を楽にしよう

アレルギーと呼ばれるものに、アトピー性皮膚炎や喘息があります。花粉症や蕁麻疹もつらいですが、...

味噌汁1杯分に含まれる塩分量ははたしてどれぐらいなのか?

どんな料理でもどれぐらい塩分が入っているか気になるものですよね。毎日味噌汁1杯を飲むと、塩分や...

醤油に含まれる注目すべき栄養素とは?摂り過ぎにも注意!

日本独自の伝統的調味料として親しまれている「醤油」ですが、具体的にどのような栄養が含まれているのか...

生後9ヶ月~11ヶ月頃の離乳食、おかゆなどの量の目安とは?

数ヶ月前から始めた離乳食もいよいよ9ヶ月を迎え後期に突入!この時期の赤ちゃんは、食欲も出てき...

はじめての離乳食!味噌や醤油など調味料の量が知りたい

離乳食期間は、それまで母乳やミルクばかり飲んでいた赤ちゃんが、いろいろな食べ物に慣れていく準備を...

食事改善で便秘を軽減し、運動の継続で更に効果が見込める!

体に何らかの病的症状が見られた時、つい、薬に頼ってしまう傾向があります。しかし、以前から「食...

赤ちゃんに飲ませる粉ミルクはオーガニックが良い!?

赤ちゃんに飲ませる粉ミルクですが、成分を気にしたことがありますか?実は、粉ミルクには様々な添加...

糖質制限とは?体調改善のために食生活と生活スタイルの改善

糖質の摂りすぎは、肥満だけでなく高血圧や高脂血症、心筋梗塞などの生活習慣病の原因になると言われて...

2歳児などの幼児のお菓子の食べ過ぎが体に与える影響とは?

2歳児などの幼児期って、行動や言動が、とっても可愛いですよね。幼児は、まだまだ食欲にむら...

電子レンジで簡単に野菜料理を作ると食生活にも良い影響が

電子レンジで野菜を加熱すると、水分が抜けてパサパサになってしまったり、固くなってしまうことがあります...

甘酒は、優れた健康効果のある酒粕300gを煮溶かして作ろう

子供の頃、母がよく作ってくれた甘酒は、1袋に酒粕300g入ったものを、砂糖をたっぷり入れて煮溶か...

マーガリンよりバターの方がトランス脂肪酸の量は少ない

トランス脂肪酸という名前、既にご存知の方は多いと思います。『トランス脂肪酸=マーガリン』とい...

人間が栄養を吸収するには「3つの時間帯」が存在する!?

人間の体が栄養を吸収するには、「3つの時間帯」が存在するってご存知ですか?「3つの時間帯」を...

食生活改善して健康にも精神にも良い食べ方&食べ物を選ぼう

普段の生活でストレスを抱えている人には、どうやら落ち込みやすい傾向があるようです。根が真面目...

スポンサーリンク

うどんのコシは塩のおかげ

うどんはのどごしがよく、食欲がないときにも食べやすいですよね。
子どもにも、食べやすくて人気があります。

乾麺のうどんを常備しているおうちも、多いのではないでしょうか。

うどんは、小麦粉・水・塩を加えて作る作り方が一般的です。

しかし、素うどんを食べても、塩分が入っているとは気付きませんよね。
味付けという意味でないのであれば、なぜ、うどんには塩が必要なのでしょう。

まず、塩を加えることによって、グルテンを引き締める効果があります。

これは、収斂効果(しゅうれんこうか)といいます。

この収斂効果によって、うどん生地に強いコシを持たせることができます。

また、塩は小麦粉のたんぱく質分解酵素の活性を抑えてくれますので、生地がダレてしまうのを防いでくれる働きもあります。

うどんの作り方を見てみますと、小麦粉100gにつき5g程度の塩を使っているようです。

5gと考えると、塩分が多いと感じますね。
塩分の摂取量を気にしている人にとっては、到底食べられない食品になってしまいます。

乾麺うどんは塩分が多い食品?

食事の塩分量を気にしている人は、食品にどれくらい塩分が含まれているのか気になりますよね。

先ほどお話した通り、うどんには塩分が含まれています。

まず、うどんの乾麺の塩分量について知っておきましょう。

乾麺うどん100gあたりの食塩相当量は、4.3gです。
しかし、これは、ゆでる前のうどんの状態です。

ゆでた後のうどんには、どれくらいの塩分が残っているのでしょうか。

通常、うどんはゆでている間に、かなりの量の塩がゆで湯の中に溶け出します。

うどんの状態にもよりますが、80%以上90%ほどの塩分が溶出していると言われています。

手打ちの小麦粉の重さの4~6%、乾麺ですと2~4%程度の塩分です。
100gのうどんですと、0.5g程度と言われています。

成人の推奨摂取量である1日10gの塩分で考えても、ごく少量といって良いですよね。

ごく少量の塩分ですから、塩分の制限をしている人も安心して食べられる食品と言えます。

つゆの塩分は別にしても、うどんの塩分については、あまり気にする必要がないように思います。

乾麺うどんのトリック

ここでよく考えなければならないのは、「100gあたり」の塩分量です。

実は、一般的な1人前のうどんは、乾麺の状態で100gです。
しかし、この乾麺をゆでると、240gになります。

そのため、実際は240gのうどんを食べています。

ですが、表示されている塩分量は、ゆでた状態の麺の「100gあたり」の塩分量なのです。

なので、実際に摂取している塩分量は、0.5gではなく、1.2gということです。

9割近くの塩分が溶出するから、ほとんど問題ないと思っているのであれば、注意が必要です。

このような表示のトリックには、気を付けなければなりません。

乾麺を買うときには、「100gあたり」という表現には気を付けてください。
よく見ると、「ゆであげ後の100g」という表示があったりします。

乾麺の100gとゆでた後の100gは違う量と、覚えておいてください。

商品によっては、詳細な塩分量が記載されていないものもあります。

うどんの塩分は9割減るという情報を、安易に考えてはいけません。
実際、食べるときの塩分量が低い食品を見つけ出すことが大切です。

塩分なしのうどんがある?

うどんは、小麦粉・水・塩という3つの材料で作るとお話しました。

実は、塩を使わないで作るうどんがあるのです。
それは、味噌煮込みうどんなどに使われるうどんです。

煮込みうどんは、お湯でゆでるのではなく、だし汁で煮込んで、だし汁ごと食べます。

ですので、うどんに塩が入っていると、だし汁に塩が溶出して、汁が塩辛くなりすぎてしまいます。

また、塩なしのうどんはゆでるのに時間がかかるため、煮込むのにちょうど良いというわけです。

じっくり煮込むタイプのうどんには、塩を入れないで作ったうどんの方が適しているのです。

うどんの麺に塩分がないといっても、塩分の含まれただし汁で煮込むわけですから、塩分を控えている人には、ちょっとハードルが高いですね。

そんな人のために、塩分なしの乾麺うどんが販売されています。

塩分を制限している人のために生み出されたうどんですので、制限中でも気兼ねなく食べることができます。

☆播州打ち込み無塩うどん

はりま製麺株式会社

塩分にはグルテンを引き締めて、コシを出す役割がありますが、この乾麺うどんは製法特許取得の湯ごね製法により、塩分なしでもコシのあるうどんを実現しています。

☆無塩うどん ゆで

日麺

こちらは、ゆでうどんの商品になっています。
こちらの商品も、独自の製麺法で、塩分を使わずに作られています。

乾麺ならパスタがおすすめ

うどんについてお話してきましたが、塩分が含まれているのは、うどんだけではありません。

そば・そうめん・ひやむぎについても、やはり塩分が含まれています。
うどんより少ないのですが、塩分が含まれているのは事実です。

そばですと、10割そばでは0gですが、3g以上塩分が含まれているものもあります。

塩分が少ないと言われているそうめんやひやむぎでも4g以上と、うどんと同じくらいの塩分含有量の商品もあるのです。

そこで、おすすめするのが、同じ乾麺のパスタです。
パスタには、塩分が含まれていません。

パスタはうどんと反対で、ゆでる際にお湯に塩を足してゆでます。

パスタに塩を入れるのには、

・コシを出すため
・麺の食感をよくする
・麺に塩味をつける

など、いろいろな理由があるらしいのですが、実証されているわけではないそうです。

塩を入れなくても、弾力性はあまり変わらなかったという実験結果もあるようです。

ですので、塩なしでもほとんど変わらない、おいしいパスタがゆでられるのです。

塩分が気になる人は、パスタを塩を入れないでゆでると良いですよ。

パスタが食べられるとなると、料理の幅が広がりますので、塩分量を減らしたいという人は、ぜひ試してみてください。

うどんつゆの塩分量も気にしよう

乾麺うどんの塩分量についてお話してきました。
うどんになくてはならないものというと、つゆですよね。

うどんの塩分量に気を使っていても、つゆの塩分量が高かったら意味がありませんよね。
つゆの塩分量を減らす方法をご紹介します。

それは、しっかりとだしを取ることです。
だしがしっかり効いているつゆは、塩分が少なくても満足感を得ることができます。

だしには、以下のような旨味成分が含まれています。

・昆布、いわし グルタミン
・煮干し、鰹節 イノシン酸
・干し椎茸 グアニル酸

減塩のポイントは、これらのだしを上手に組み合わせて、旨味を最大限に引き出すことです。

だしの取り方をご紹介しておきます。

【材料】

・水 1ℓ
・昆布 10g
・花かつお 20g

【作り方】

①昆布の表面を、かたく絞った濡れタオルで拭きます。
表面の白い粉は旨味成分ですので、拭き取りすぎないようにしてください。

②鍋に昆布と水を入れます。
弱火で熱し、煮立ったら昆布を取り出します。

③強火で沸騰させたら、火を止めます。
差し水をし、花かつおを入れます。

④その状態で1分待ち、キッチンペーパーで濾して出来上がりです。

うどんのつゆには1番だしを使います。

1番だしは、濁りがなく、上品な味と香りを楽しめます。
うどんのつゆのほかに、お吸い物、味噌汁などにも使えますよ。

減塩生活を始めよう

減塩生活をしていたら、いつの間にかダイエットに成功していたという話を聞きます。

塩分が強い食事というのは、油も糖分も多く使われている食品が多いのです。

減塩は、慣れてしまうとあまりつらさを感じません。

健康なうちから、減塩を心がけるようにしましょう。