カフェインレスの紅茶がもたらす嬉しい効果とその作り方

長年、多くの人に愛されてきた紅茶。
ヨーロッパ発祥のこの飲み物は、毎日の食事やリラックスタイムなど私達の生活の様々な場面で登場します。

そんな紅茶ですが、近年「カフェインレス」なものが話題となり、注目を集めていますよね。

今回は、紅茶を飲むことによって得られる効果やその作り方など、なぜ今カフェインレスの紅茶に注目が集まっているのか紹介します。

スポンサーリンク

関連のおすすめ記事

イカをさばいて刺身を作ろう!イカのゲソを使った塩辛レシピ

お寿司のネタとして定番のイカ・・・。イカを使った調理法って、刺身、煮物、焼物、揚げ物など本当...

ナスの味噌炒めのおいしい作り方とそれに合う献立を立てよう

毎日の献立を立てるのが面倒、という方もいらっしゃいます。メインとほかの料理がしっくりこなかっ...

小松菜の味噌和えレシピを常備菜にしていつもビタミンC補給

小松菜はカルシウムやビタミン、そしてカリウムをたくさんふくむ、優れものの葉野菜です。しかも、...

野菜の種類とは?さらに緑黄色野菜と淡色野菜の違いとは?

緑黄色野菜や淡色野菜と聞いたことありますよね?栄養があるもの、栄養が少ないものという違いかな?...

ひと手間加えるだけでワンランクアップ!味噌漬け魚の作り方

外食した際に、西京焼き・味噌漬け焼きというメニューを見かけたことがあるかと思います。もちろん...

レンコンに含まれる栄養は?気になるカロリーはどれくらい?

昔からある伝統的な野菜、レンコン。レンコン汁を飲むと風邪が治る、という言い伝えがあるくらい、...

「肉を熟成する」ということ…肉の旨みとプロテアーゼの秘密

ギュッと詰まったいっぱいの旨みが、噛みしめるごとに口の中にじわりと広がっていくのを感じながらごくん...

バナナとキウイから考える果物の食べ合わせについて

果物を食べるときに、食べ合わせを考えたことはありますか。もちろん、昔から言われている天ぷらと...

小麦粉・砂糖・牛乳で今すぐ作れる懐かしおやつレシピ集

ご家庭で作るおやつといったら、いろいろ浮かびますが、小麦粉・砂糖・牛乳を使ったお菓子はテッパンで...

家庭でジャガイモを植え付け&芽出し、芽かきで育ててみよう

実は、ジャガイモは家庭栽培に向いていると、皆さんはご存知でしたか?ジャガイモは思っている以上...

自宅で簡単にできる!醤油とバターで和風パスタ作り

香り高く奥深い味わいが楽しめて、特に和食に大活躍の醤油。クリーミーでやわらかい食感のバター。...

美味しくてコクのある味噌鍋!スープのアレンジも豊富!

夕方以降に気温が下がる、寒い時期に食べたくなるのは鍋料理ですよね。今日の夕飯は、冷えた体もぽ...

男爵イモとメークイン、どちらがポテトサラダに向いている?

ジャガイモ料理の中でも、ポテトサラダは子供にも大人にも人気ですね。同じレシピでも、ジャガイモ...

チョコには凄い健康効果も!?手作りケーキでバレンタインを

小学生頃から意識しはじめる方も多いバレンタインデー。バレンタインといったら、主役はチョコです...

酒粕甘酒の甘さは、砂糖でなくてもグラニュー糖で代用可能?

栄養豊富な飲みものとして人気の甘酒。酒粕で作った甘酒が好きな人も多いですよね。アルコール...

スポンサーリンク

カフェインレスとは?作り方によって異なる紅茶の3つの名称

紅茶には一般的なカフェイン入りのもの以外に、ノンカフェイン・デカフェ・カフェインレスといった3つの異なる名称が存在します。
これらはカフェインの量によって分類されており、左から順にカフェインの量が多くなっていきます。

こうしてみてみると、「カフェインレス」の紅茶はこの3つの中では一番カフェインの含有量が多いですよね。

これは、それぞれの作り方や使用する材料が異なるためです。

まずノンカフェインはその名の通り「全くカフェインが入っていない」ものです。
通常、紅茶は「カメリアシネンシス」という樹の生葉を発酵させて作られますが、ノンカフェインの紅茶として販売されている製品の原材料は穀物やその樹の根。
もともとカフェインを含まないものを原材料とすることで、全くカフェインの入っていない「ノンカフェインの紅茶」を作り出すことができるのですね。

また、本来カフェインを含むものからカフェインを取り除いたものを「デカフェ」、カフェイン含有量がほとんどないもの(定義は曖昧)を「カフェインレス」としています。

コーヒーや紅茶などの文化が深いヨーロッパでは、カフェインレスとデカフェの間に一定の規格があり、カフェイン含有量がコーヒー豆や茶葉の中に、0.2%以上か以下であるかで名称を使い分けています。
つまり、カフェインレスの紅茶よりもデカフェのほうがカフェインの量が少ないということです。

カフェイン含有量に対する規格は日本ではまだ作られていません。
そのためデカフェとカフェインレスの定義が曖昧なまま広まり、そのまま使われてしまっています。

商品によっては、例え「デカフェ紅茶」などの記載があったとしてもカフェイン含有量が多いものもありますので、購入する際には必ず原材料欄を確認するようにしましょう。

紅茶に含まれる成分とその作用

紅茶にはたくさんの成分が含まれており、その作り方によって含有量は異なります。
中でも代表的な苦み・渋み・うま味のもととなる3つを紹介しますね。

まずは苦み成分、カフェイン。

コーヒーや紅茶、緑茶など様々な飲み物に含まれているこの成分は、覚醒作用や利尿作用など一般的に知られている効果の他、疲労回復・脂肪燃焼促進といった働きも持っています。
また、カフェインには消化を促進させる効果があるため、食事の後に摂取すると効率的に栄養分を吸収してくれます。

先ほど説明した通り、カフェインレスの紅茶にはカフェインが「少量」含まれています。良い効果を期待したいし紅茶が好きでたくさん飲みたい。
でも、カフェインの摂り過ぎも気になる。
そんな人はぜひカフェインレスの紅茶を飲むようにしてくださいね。

次にアミノ酸です。

アミノ酸は私達の体を構成する大切な成分。
その中でも「テアミン」は、紅茶にうま味や甘みを出してくれる、いわば「紅茶の味を決めるために必要不可欠な成分」です。

テアミンにはリラックス効果があり、特に睡眠に関して非常に良い作用があります。
夜中に起きてしまって、そのあとなかなか寝つけない、なんてことがよくありませんか?テアミンには脳の興奮を抑え沈静化させる働きがあるため、寝る前に摂取すると朝までぐっすり眠れる割合を高めてくれます。

そして最後は渋み成分のタンニン。

紅茶に含まれている成分の中で特に風味に影響があるのがこの成分です。
タンニンはカテキンなど、抗菌作用や血圧の低下・コレステロール値を下げる働きを持つ成分の一種で、味に渋みやコクを出す上で非常に重要な役割を持っています。
タンニンの含有量は茶葉や産地などによって様々で、他の物質と結合しやすいのが特徴です。
紅茶の綺麗な赤色はこうしたタンニンの結合作用によって生まれるのです。

過剰なカフェインを摂取することで起こるデメリット

カフェインの過剰摂取は体に多くの悪影響を及ぼします。
「コーヒーを飲み過ぎると夜眠れなくなる」とはよく言われる言葉ですよね?
これにはコーヒーに含まれる「カフェイン」が関係しています。

カフェインには脳を興奮させる作用があります。
そのためカフェインが多く含まれるものを摂ると脳が刺激され、神経が過敏になって眠れなくなってしまうのですね。

一度摂取したカフェインは、尿として何度か排出されるまでずっと体内に残り続けるため、こうした作用が完全に消えるまでには比較的時間がかかります。
集中力を上げようとしてコーヒーを大量に飲んだ後、いざ寝ようとしても眠れないのはこのためです。

また、頭痛や吐き気、胃が荒れることによる胃痛など、様々な体調不良の原因にもなります。
カフェインは適度な量であれば頭痛を解消する効果がありますが、過剰に摂取すると更に頭痛を悪化させてしまうのです。

頭痛は血管が拡張することによって引き起こされる症状です。
何らかの原因によって脳内の血管が拡張すると、その周囲を取り巻く神経が圧迫され、痛みとなって現れてしまいます。
普段よりも光や音に敏感になり、圧迫された刺激を脳に伝える過程で嘔吐中枢を通過することによって吐き気などの症状が現れることも…。

緑茶や紅茶など茶葉を使用するものの場合は、その作り方によりカフェインの作用が緩やかです。
そのため急激な体調不良となることは少ないですが、やはり飲み過ぎは禁物。
たくさん紅茶を飲みたい時は、できる限りカフェインレスの紅茶を選ぶよう心がけましょう。

カフェインレスの紅茶を飲むメリット

過度なカフェイン摂取は体調不良の元ですが、適度なカフェインは身体の様々な不調を和らげることができます。

市販の鎮痛薬にはカフェインが含まれているものが多いのは知っていますか?
「頭が痛いときにコーヒーを飲むと治まる」とはよく聞く生活の知恵ですが、実はカフェインの頭痛抑制効果は科学的に証明されているものなのです。

また、カフェインには集中力を高めたり眠気を覚ます効果もあります。
近年の研究では、「脳は紅茶やコーヒーの香りを嗅ぐことによってリラックスする」ということも分かっているほど、カフェインがもたらす嬉しい作用はたくさんあるのです。

カフェインが含まれているものの中で特にオススメしたいのは紅茶です。
なぜなら紅茶の茶葉にはタンニンという成分が豊富に含まれているからです。
カテキンの一種であるこの成分には、風邪をひきにくくしたりガンを予防する抗酸化作用があります。
また、紅茶特有の作り方で生まれる「ある物質」によって美肌効果も期待できるのが紅茶の嬉しいところ。

カフェインレスくらいの含有量の紅茶なら過剰摂取を気にすることなく健康に、かつ綺麗になれるなんて嬉しいですね。

日々の紅茶で肌荒れ知らずに!紅茶特有の作り方で生まれる紅茶ポリフェノールとは

「紅茶ポリフェノール」
それは紅茶の作り方の中で起こる「発酵」によって発生する成分で、「美肌効果が期待できる、ある物質」とはこの紅茶ポリフェノールのことです。
紅茶が赤い色をしているのはこの紅茶ポリフェノールの中の「テアフラビン」という成分によるもの。
緑茶等には存在しないこの成分は、その名の通り紅茶にだけ含まれているもので、炎症を抑え肌を若々しく保ってくれる、とても嬉しい効果があります。
もちろんカフェインレスの紅茶にも、この成分はしっかりと存在しています。

また最近の研究によって、この成分がしみやしわなど肌の老化の原因となるコラーゲンの糖化、つまり焦げる現象を抑えられるということが分かってきました。
そして肌の水分を保つ働きもあるため、日々紅茶を飲むことによって夏の日焼けを体の中から予防することが可能です。
この成分に関する研究は今もなお続けられています。

女性にとって嬉しい効果がいっぱいの「紅茶ポリフェノール」。
近い将来、紅茶が国民飲料となる日がくるかもしれませんね。

自宅で手軽に!カフェインレスの紅茶の作り方

カフェインレスの紅茶は今や多くのスーパー、喫茶店が取り扱っています。
近年の健康志向により、ニーズが高まったためですね。

しかし商品の品質やその製造方法によっては、好みの味ではない、まずいと感じてしまうこともあるかもしれません。
どんなに体に良いと知っていても、できれば美味しいものをいい気持ちで摂りたいですよね。

実は、あなたの飲み慣れているその紅茶にたったひと手間を加えるだけで「カフェインレスの紅茶」に変えることができる作り方があります。

その方法とは…

①ポット(ティーバッグの場合はカップ)に茶葉を入れ、それがかぶるくらいの熱湯を注ぐ
②20秒程度蒸らし、湯を捨てる

なんとこれだけ!
この後は普段通り紅茶を淹れれば「即席カフェインレス紅茶」のでき上がりです。

あまりにも簡単なこの方法ですが、これは液体に溶け出しやすいというカフェインの性質をうまく利用したもの。

具体的には90度以上のお湯に溶け出します。
多くのカフェインは初めの1杯に溶け出すので、2杯目以降がいわゆる「カフェインレス」の状態になるということ。
ちなみに、水だしであれば更にカフェインの溶け出す量は少なくなります。
時間がある時はできるだけ水だしで紅茶を楽しむというのもひとつの手ですね。

でも水だしのデメリットとしては、長期保存ができないこと。
お湯だしのものよりも雑菌の発生•繁殖が早いため、その日中、もしくは次の日には飲みきる必要があります。
もしどうしても3日以上保存したいという場合は、弱火のフライパンで茶葉を乾煎し湿気を飛ばしてから使うようにしてください。
こうすることによって殺菌効果が高まり、かつ香りが出やすくなります。

1日2日で飲みきらず、何日かに分けて飲みたい!という人にはこの方法がオススメですよ!

カフェインを上手に取り入れて日々の生活を豊かに

今回はカフェインレスの紅茶について説明しました。

紅茶には特有の香り・風味があり、飲むだけでリラックスできて美肌効果も期待できる嬉しい作用がたくさんあります。

カフェインレスの紅茶はあなたが思っているよりも簡単に、かつ自宅で作れます。

紅茶はカフェインが入っているから良くない、毎日は飲めないなどと決めつけず、生活の中で上手に利用してみてくださいね。