かつおのハラスって何!?かつおの栄養&美味しい料理レシピ

かつおって好きですか?

かつおは、かつおのたたきを始め、調理法も沢山あり、良く食べられている魚の一つです。

かつお節の「かつお」としても有名ですよね。

そんな美味しくて便利なかつおですが、かつおのハラスって何だか知っていますか?

今回は、かつおの栄養や、かつおのハラスについてお話します。

合わせて、かつおのハラスなどを使った、美味しい料理レシピも紹介します。

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美味しいかつおの見分け方

かつをのハラスを使ったレシピの紹介をする前に、新鮮で美味しいかつおを見分けるためのポイントについて説明します。

お店で見かけるかつおの腹部には、縞模様が見られます。
この縞はかつおが生きている間、餌を食べて興奮するときなどの他にはほとんど見えないもので、死ぬことによって表れます。
捕獲されると次第に縞は鮮やかに浮かび上がり、鮮度の低下とともにぼやけたものになっていきます。
そのため縞が鮮やかなかつおを選びましょう。

また目が澄んでいることも新鮮さの証です。
それからかつおの血液が流れる部分であるエラを確認するのもよいでしょう。
かつおの身は酸化しやすいので、新鮮なものほど鮮やかな赤色をしています。

目が濁っていたり、かつおの表面を指で押して身がやわらかくなっているものは、鮮度低下が進んでいる可能性があります。
エラの色は、鮮度が悪くなると色素に含まれる鉄分が酸化して、黒っぽい赤色に変わります。

脂がのっているものを見分けるには、体にふっくら丸みを帯びたかつおを選びましょう。

かつおの栄養とは?

ハラスを使ったレシピにふさわしい新鮮なかつおの見分け方が分かったところで、今度はかつおに含まれる栄養素を押さえておきましょう。

【核酸】
生命素ともよばれる核酸を、かつおは豊富に含んでいます。
内臓の老化を防ぎます。

【ビタミンE】
核酸の働きを補助し、体内に過酸化物質が作られるのを抑えて若さを保つ手助けをしてくれます。

【ビタミンD】
カルシウムやリンの吸収能力があり、体内の骨作りを補助してくれます。

【ナイアシン】
体の調子を整えて、肌の健康にも役立ちます。

【ビタミンB1】
脳細胞の働きを活発にしてくれます。

【ビタミンB2】
ホルモンバランスを整え、成人病対策にも役立ちます。

【ビタミンB12】
野菜類では多く摂ることが難しいですが、かつおには豊富に含まれています。

【タウリン】
血中のコレステロールを下げ、動脈硬化の防止に有効です。

【イノシン酸】
かつおのうまみの元であり、他の食材のうまみを引き出す効果もあります。
かつおと昆布でダシをとると、確かにとても美味しいですね。

これらの豊富な栄養を含むかつおは、子どもの体づくりや女性の美容、また高齢の方の健康対策に大いに役立ちます。

出汁にかかせない栄養豊富なかつお!かつおのハラスって何?

ところでかつおのハラスというのはどのようなものなのでしょうか。

よくハラスと呼ばれていますが、「はらも」とも言われ、かつおの腹部の皮の部分のことを指します。
魚の脂が一番のっている部分であり、塩焼きにして食べるのが美味しいですが、天ぷらにするなど調理方法は色々あります。

鹿児島の枕崎では、「かつおの腹皮」としてハラスが名物とされています。
枕崎は古くから鰹の加工品で栄えている漁港で、特にかつお節のシェア率は日本全国の40%を占めているといいます。

そんな枕崎の名物、かつおの腹皮は、かつおの腹部の肉を塩で焼いたものに酢醤油などで味付けをするという、とてもシンプルなレシピです。

ハラスはかつおの身の中でも特にうまみがあり、焼酎などによく合いますね。
お酒の肴として土産販売されているものは、保存期間をのばすために塩漬けされているのでしょっぱいことが多いですが、元々は塩漬けされた料理ではありません。

鹿児島に行くのならば、現地ならではのハラス料理の味を一度は楽しんでおきたいものです。

かつお節の栄養&かつおだしの取り方のレシピ

ハラスなどのかつおの身を使ったレシピや刺身の他にも、かつおを有効活用した食品にかつお節があります。
見た目ではそうは思えないかもしれませんが、かつお節はとても栄養価が高い食品なのです。

かつおが本来もつ栄養素は、人間の体に欠かせないものばかりですから、料理に少量のかつお節を加えることで栄養を補うこともできます。

消化しやすい上、幼児の発育に必要なトリプトファンも含まれているので、幼児期の子どもにとっても理想的な食品です。

味噌汁に使うかつおだしを、幼児の離乳食に混ぜるのもよいでしょう。

そこで味噌汁に使うかつおだしの取り方です。
2人分に必要な分量は、かつお削り節1掴み(12g)、水400mlです。
だしを取るために、鍋、ボウル、ザル、キッチンペーパーを1〜2枚準備しましょう。

1)鍋に水を入れ、沸騰させます。

2)沸騰したらかつお節を入れ、弱火で2~3分煮ます。

3)ボウルにザルを入れ、キッチンペーパーを敷きます。

4)2をそのまま3に移し、濾して完成です。

脂がのってるかつおのハラスをシンプルに焼くレシピ

ビールによく合う、かつおのハラスのレシピを紹介していきます。

ハラスの塩焼き

【材料】(1人分)
・かつおのハラス2~3尾分
・粗塩(普通の塩でも可)適量
・万能ネギ2~4本
・大根1/4本
・ニンニク1片

【作り方】
1)万能ネギを小口切りにします。

2)大根をおろして水気を切り、ニンニクもおろして、2つを合わせよく混ぜます。

3)ハラスに気持ち多めに塩を振り、中~強火のグリルで焼きます。
 塩はネギとの相性もいいので、多目に振ることがポイントです。

4)ハラスが焼き上がったら皿に盛り、1のネギと2のおろしを添えたらできあがりです。

ハラスのニンニク醤油漬け焼き

【材料】(1人分)
・かつおのハラス2~3尾分
・タマネギ1/2個
・おろしニンニク4片分
・醤油大さじ3杯
・みりん大さじ2杯
・調理用酒大さじ2杯
・塩大さじ1杯

【作り方】
1)おろしニンニク、醤油、みりん、酒を合わせ、ジッパー付きの袋やタッパーなどに入れて、半日~丸1日ハラスを漬けておきます。

2)タマネギを薄くスライスし、大さじ1杯の塩でよく揉みます。
 水で洗ってしっかりと絞り、水気を切ります。

3)1で漬けておいたハラスを、弱~中火のグリルで焼きます。
 強火で焼くとすぐに焦げてしまうので注意してください。

4)ハラスが焼き上がったら、2のタマネギと一緒に皿に盛ってできあがりです。

かつおのハラスだけでなく鮭のハラスも美味しい!簡単なお茶漬けレシピ

もっとも脂がのっているハラスは、まぐろでいうところのトロのような部分です。
かつおだけでなく、鮭のハラスもとても美味しく料理することができます。

そこで鮭のハラスを使ったレシピを紹介します。
もちろんかつおのハラスでも美味しいですよ。

鮭のハラス茶漬け

【材料】(1人分)
・鮭のハラス80g
・塩小さじ1/2杯
・水450ml
・昆布茶大さじ1杯
・顆粒コンソメ小さじ1/2杯
・サラダ油小さじ1杯
・ご飯200g
・刻みのり小さじ1/2杯
・ぶぶあられ小さじ1/2杯
・わさび2g

【作り方】
1)鍋に水を沸騰させ、昆布茶とコンソメでだし汁を作ります。

2)ハラスの表面に塩を振ります。

3)フライパンにサラダ油をひき、中火にしてハラスが焦げないように焼きます。

4)ハラスが焼き上がったらご飯の上にのせ、ハラスの上から刻みのりとぶぶあられをかけ、わさびを添えてだし汁を注げばできあがりです。

鮭のハラスは手に入れるのが難しい部分ですが、もし機会があれば是非とも試してみてください。
きっと鮭に対するイメージが変わってしまうはずです。

かつおを美味しく食べよう!

広い海を力強く回遊しているかつお・・・。

そんなかつおの体の筋肉や血合い部分はビタミン類、ミネラル類などの体に嬉しい栄養の宝庫です。

かつおの食べ方には、様々な調理法があります。
健康の維持増進の為にも、かつおを美味しく調理し、積極的に食べるようにしましょう。