この電子レンジの料理器具があれば時間もスペースも有効活用

「最近よく聞く電子レンジ料理器具を使いこなしたい」人は必見です。

100円ショップやインターネット通販の電子レンジ料理器具の中から、本当に使えるものだけ選びました。

下ごしらえや本格的な料理に大活躍です。

今ある料理器具にプラスして使うと、時短も省スペースも可能になりますよ。

電子レンジ料理器具はここに注目して選ぼう

近頃電子レンジで料理ができる器具は、たくさんの種類があります。

100円ショップからホームセンター、ネット通販まで生活雑貨を扱う店のほとんどで販売されています。

どれも便利そうで選ぶ楽しみもありますが、今回ご紹介するものは次の特徴のものを厳選しています。

・時短料理ができる器具

電子レンジと言えば、時短料理ですね。

コンロや魚焼きグリルを使っての料理とは違い、ずっとそばにいて火加減を気にする必要はありません。

・電子レンジに「にも」使える料理器具

直火も電子レンジもOKな鍋ならば、料理器具を減らせます。

・料理以外の用途にも使える器具

料理の他にも使える、多機能な料理器具が増えています。

例えばおしゃれなデザインなので、電子レンジで料理後にそのまま食卓に出せる器具もあります。

また、料理後に粗熱をとって冷蔵庫で保存できるものもあります。

電子レンジ料理も万能ではありませんので、デメリットもあります。

購入についての注意点も挙げていますので、ぜひご参考にして下さい。

まずは定番の焼き魚メーカー

それではここからは電子レンジ用料理器具を見ていきましょう。

和食派の人にはうれしい、電子レンジで焼き魚が作れる料理器具、魚焼きメーカーです。

朝から焼きたての魚が、すぐに用意できます。

忙しい時間帯に、電子レンジに入れて置くだけで作れるのはうれしいですね。

魚焼きメーカーは陶器製やプラスチック製の皿、容器など種類が豊富です。

例えば陶器皿に魚を置いて、電子レンジで3分加熱すれば完成するものがあります。

魚の皮に焼き目がついて、見た目もフライパンやグリルで焼いたものと変わりません。

気になる味ですが、これもライパンやグリルで焼いたもの同様においしいです。

陶器製であれば、そのまま食卓に出せるデザインのものも多いのでぜひデザインにもこだわりましょう。

魚焼きメーカーは特に、青魚がおいしく焼けます。

サバやサンマなど脂がのった魚は、その脂にマイクロ波が当たって外はパリパリ、中はふんわりの仕上がりです。

「いい魚を買ったのに電子レンジの料理器具ではもったいない」なんて心配はご無用です。

デメリットは、一度に多くの魚を焼けないことです。

1匹、または切り身2枚までが多いので、2回に分けて電子レンジで加熱する必要があります。

電子レンジで玉子料理を作る器具

茹で玉子や玉子焼きなどは、メインのおかずにはならない割に10~15分ほどコンロを使わなければいけません。

そこで玉子料理は、電子レンジ用料理器具に任せて作りましょう。

・茹で玉子

サラダに添えたり、お弁当のおかずにしたり、茹で玉子は便利なおかずです。

食材のひとつとして気軽に使いたいですが、茹で玉子はすぐに用意できるものではありません。

そんな時に使いたいのは、電子レンジですぐに料理できる器具、茹で玉子メーカーです。

通常茹で玉子を作るのに、15分鍋で茹でなくてはいけません。

しかし茹で玉子メーカーであれば、8分で4個までの茹で玉子が電子レンジで同時に作れます。

茹で玉子だけではなく、半熟玉子も作れます。

・玉子焼き

玉子焼きを作る電子レンジ用料理器具もありますよ。

縦長の型に溶き卵を入れて30秒加熱して膨らませて、型から外したら完成です。

フライパンで作るよりも食感がふわふわですし、油も必要ありません。

電子レンジで餅を焼く料理器具

次は電子レンジで餅を焼く料理器具です。

餅を焼く時は、コンロに金網を置いたり、オーブントースターを使って焼く人が多いのではないでしょうか?

しかし両面焼くのに合計10分は必要ですよね。

コンロの直火であれば、その間ずっと側についていなければいけません。

ところが電子レンジなら、1分で中まで火が通った餅が1分で完成します。

そして電子レンジ料理用器具プレートを使えば、きれいに餅が焼けます。

電子レンジで餅を焼く器具には、このような特徴があります。

・両面を焼く必要がない

通常コンロや両面焼き機能がないオーブントースターは、中まで火を通りやすいように途中で餅を裏返します。

このプレートは穴が開いているので、裏返さなくても均一に火が通ります。

・餅がくっつかない

餅を置く面に凹凸が付いているので餅がくっつきません。

・100円ショップで売っている

手軽に手に入ります。

ただし気を付けたい点は、電子レンジ用料理器具ですので焼き目がつきません。

パリッとした食感と言うよりは、ふわふわとした食感です。

電子レンジ専用圧力鍋

煮込み料理は電子レンジでは無理と思っていませんか?

実は、電子レンジでできる料理器具がありますよ。

それは、電子レンジでのみ使える圧力鍋です。

この電子レンジ圧力鍋を使えば、時間がかかる煮込み料理も15分前後の料理時間で作れます。

一般の圧力鍋のように、蒸気を出して圧力を下げる必要がありません。

気になる圧力のかかり方は、圧力鍋の半分程度です。

完全に圧力鍋と同等というわけではありませんが、豚の角煮やシチュー、カレーなどは電子レンジで15分程でできます。

具も柔らかく煮込まれています。

しかも圧力鍋の定番、ご飯を炊くことも出来ます。

しかし、ご飯を炊くのはコツが必要です。

はじめに蓋をせずに600Wで5分、その後蓋をして200Wで20分加熱します。

最初は慣れずに吹きこぼれる恐れがありますが、慣れたらおいしく作れます。

煮込み料理だけではなく、下準備の料理器具としても電子レンジ圧力鍋は最適です。

パスタやじゃがいもを茹でるのにも適しています。

一人暮らしの人がこの電子レンジ圧力鍋を持てば、圧力鍋や炊飯器など調理器具を買い揃える必要がなくなります。

コンロ調理が要らない?多機能料理器具

これまで焼き魚メーカーや玉子料理の器具をご紹介しましたが、ひとつの料理器具で色々な料理ができるものがあります。

それは岩谷産業の「グルラボ」という調理器です。

一見タッパーのような容器ですが、次のような電子レンジ料理ができます。

・蒸し野菜
・煮込み料理
・焼き魚
・炊飯
・パスタを茹でる
・オーブン料理にも使用可能

これらすべてがひとつの容器で可能なのです。

一人暮らしの人が自分の食事だけを用意するのであれば、この料理器具ひとつで十分です。

例えば、カボチャサラダを作る場合です。

容器にみじん切りの玉ネギと小さく切ったカボチャを入れて、電子レンジで加熱します。

容器の中でマヨネーズや塩コショウの味付けをしたら、容器そのままで食卓に出せます。

もし余れば、容器のまま冷蔵庫にしまえます。

この料理は、コンロも使っておらず、鍋もボウルも保存容器も使っていません。

洗い物が最小限で済むので助かりますね。

家族がいる人にもおすすめです。

簡単におかずをもう1品作れますし、お弁当の準備にも便利です。

目的に合わせて電子レンジを使いこなしましょう

便利な電子レンジ用料理器具をご紹介しました。

ご紹介した焼き魚や玉子焼きのように、簡単でもコンロ調理に負けないおいしさになります。

もちろん多めに作る時には、電子レンジの料理は向いていません。

しかし蒸し野菜の準備など、下準備には適しています。

目的に合わせて電子レンジを使いこなせば、時間もスペースも有効活用できます。