野菜を美味しく!ゴマ味噌炒めのタレ!秘伝のレシピをご紹介

皆さんは味噌炒めはお好きですか?

まろやかな甘みとゴマの風味が食欲をそそって、野菜を美味しく食べることができますよね。

そこで、今回はどんな野菜にも便利に使えるゴマ味噌炒めのタレのレシピと、タレを使った4つのオススメ料理のレシピをご紹介します。

タレに秘められたゴマと味噌の健康効果とは!

ゴマ味噌炒めのタレの主役であるゴマと味噌ですが、どちらも健康に役立つ成分が豊富に含まれている事をご存知でしょうか。

ゴマの脂質には、不飽和脂肪酸であるリノール酸とオレイン酸が含まれています。

リノール酸は、悪玉コレステロールを排出するために必要な栄養で、オレイン酸は善玉コレステロールの量を維持したまま悪玉コレステロールの量を減らして、動脈硬化を予防する作用があります。

リノール酸については体内で作ることができない栄養素のため、食品から摂ることが好ましいと言われており、ゴマはその摂取に適していると言えるでしょう。

また、ゴマには「ゴマリグナン」という成分が豊富に含まれています。

ゴマリグナンとは、有名な「セサミン」を含む物質の総称で、強い抗酸化力を持っています。

ゴマには若々しくあるために必要な多くの栄養が詰まっているのです。

一方、味噌には胃ガンや乳ガンを予防する効果があることが最近の研究でわかってきています。

調査によると、毎日味噌汁を飲んでいる人は飲んでない人と比較して、胃がんでの死亡率に48%もの違いがあります。

また、味噌汁を毎食飲んでいる女性は、乳がんの発生率が40%低下するという調査結果も残っています。

ガンの予防だけでなく、味噌に含まれているレチノール酸や大豆レシチンには、血圧上昇やコレステロール上昇を抑制する働きがあるため、糖尿病などの生活習慣病の予防にもつながると考えられています。

つまり、味噌には健康な生活を維持するのに大切な栄養が含まれているのです。

これらの食材を組み合わせて作るゴマ味噌ダレは、身体に良いだけではありません。

お肉や野菜と非常に相性が良いため、栄養バランスを考えて様々な野菜を入れても具材同士の調和を取ってくれるのです。

本日ご紹介するレシピを日々の献立に取り込んで、健康に気を使った食生活につなげていただければと思います。

秘伝のゴマ味噌ダレの作り方!

早速ですが、秘伝のゴマ味噌炒めのタレのレシピをご紹介します。

調理は簡単で、各材料を秘伝の比率で混ぜるだけで作ることができます。

作ってしまえば、どんな具材とも合う万能なタレです。

ぜひご家庭でチャレンジしてみてください。

【材料と比率】
・白炒りゴマ 2
・砂糖 2
・味噌 2
・みりん 2
・醤油 1

以上の材料を混ぜるだけで、お手軽にゴマ味噌ダレができてしまいます。

お好みに合わせて、分量の比率を変えてみてもいいかもしれません。

また、調理の際にみりんを煮切ってから他の調味料と混ぜ、マヨネーズやオリーブオイルを加えてドレッシングにするといったアレンジもあります。

ドレッシングは生野菜や温野菜と和えていただきましょう。

タレを活用!なすとピーマンのゴマ味噌炒めのレシピ

ゴマと味噌の健康効果がわかったところで、ゴマ味噌炒めのタレを使用したレシピをご紹介していきます。

まずは、なすとピーマンのゴマ味噌炒めです。

こってり味がやみつきになって、お箸を持つ手が止まらないレシピですよ。

【材料 2人分】
・茄子 2本
・ピーマン 2個
・ゴマ油 適量
◆秘伝のゴマ味噌炒めのタレ 適量

①秘伝のゴマ味噌炒めのタレの材料を混ぜ合わせて、タレを作っておきます。

②茄子は一口大に切り、水にさらしてから水気を切ります。

水にさらす時間はさっとさらすくらいで問題ありません。

③ピーマンは種を取って一口大に切ります。

④フライパンにゴマ油を熱し、茄子を炒めます。

⑤茄子に油が回ったタイミングでピーマンを入れます。

すると、少し歯ごたえが残った仕上がりになります。

柔らかいものがお好きな場合は、タイミングを調整してピーマンを入れてください。

⑥茄子がしんなりしてきたら、①のタレを回し入れて、全体によく絡めて完成です。

甘いタレが食欲をそそる!豚肉とキャベツのゴマ味噌炒めのレシピ

ゴマ味噌ダレは野菜だけでなく豚肉にもしっかりマッチします。

そこで次は豚肉とキャベツのゴマ味噌炒めのレシピをご紹介します。

タレの甘い風味が食欲をそそります、ぜひお試し下さい。

【材料 2人分】
・薄切り豚バラ肉 200g
・酒 大さじ1
・キャベツ 1/2玉
・ゴマ油 適量
◆秘伝のゴマ味噌炒めのタレ 適量

①秘伝のゴマ味噌炒めのタレの材料を混ぜ合わせて、タレを作っておきます。

②キャベツはひと口大のざく切りにします。

③豚肉は食べやすい長さに切って、酒を絡めておきます。

※酒はここで絡めずに、ゴマ味噌炒めのタレの中に一緒に混ぜておいてもいいです。

④フライパンにゴマ油を熱して、キャベツを炒めます。

⑤キャベツに油が回ったら、③の豚肉も入れて更に炒めます。

⑥豚肉にも火が通ったら、①のタレを回し入れて全体によく絡めて完成です。

ポイントは、お肉を入れる場合にはお酒をまぶすことです。

お酒をまぶすことでお肉の臭みが消え、柔らかくなる効果があります。

ちくわとこんにゃくのゴマ味噌炒めのレシピ

ちくわとこんにゃくのゴマ味噌炒めのレシピをご紹介します。

タレがしっかり絡んだ味はお弁当やおつまみにもオススメです。

【材料 2人分】
・ちくわ 4本
・こんにゃく 1丁
・サラダ油 適量
◆秘伝のゴマ味噌炒めのタレ 適量

①秘伝のゴマ味噌炒めのタレの材料を混ぜて、タレを作っておきます。

②こんにゃくは7~8mmぐらいの厚さで短冊切りにして、下茹でしておきます。

手間はかかりますが、こんにゃくを手綱にすると、よりタレが絡みやすくなります。

③ちくわは7~8mmぐらいの斜め切りにします。

④フライパンにサラダ油を熱して、こんにゃくを炒めます。

その際しっかり水気を切ってからフライパンに入れましょう。

⑤こんにゃくを炒めたら、ちくわを加えて炒めます。

⑥①のタレを回し入れて、全体によく絡めて完成です

こんにゃくは炒めていると泡が出てくることがありますが、こんにゃくの水分と油が反応して泡立ってしまっているだけで、体に害はありません。

もし気になる場合は、こんにゃくの灰汁抜きをしっかりと行うことや、炒め油をサラダ油に変えることで泡立ちにくくなります。

応用編!豚肉となすのゴマ味噌丼のレシピ

最後に応用レシピです。

豚肉とナスをゴマ味噌炒めにして、タレごとごはんに乗せてしまいましょう。

野菜も摂れてガッツリ食べられます。

【材料 2人分】
・ごはん どんぶり2杯分
・薄切り豚バラ肉 200g
・酒 大さじ1
・茄子 3本
・ゴマ油 適量
◆秘伝のゴマ味噌炒めのタレ 適量

①ごはんを炊いておきます。

②秘伝のゴマ味噌炒めのタレの材料を混ぜ合わせて、タレを作っておきます。

③茄子は一口大に切って水にさらして、水気を切ります。

④豚肉は食べやすい長さに切って、酒を絡めておきます。

※酒はここで絡めずに、ゴマ味噌炒めのタレの中に一緒に混ぜておいてもいいです。

⑤フライパンにゴマ油をひき、茄子を炒めます。

⑥茄子がしんなりしてきたところで、④の豚肉を入れて更に炒めます。

⑦豚肉にも火が通ったら、①のタレを回し入れて全体によく絡めます。

⑧丼にごはんを盛って、⑦をのせたら完成です。

レシピのお肉をひき肉に変えてもおいしいです、ぜひお試しください。

ゴマ味噌ダレで健康的な食事を

以上、ゴマ味噌炒めのタレと、その使用例のレシピをご紹介してきました。

栄養素を豊富に含んでいて、しっかり味のゴマ味噌炒めは、健康的なうえにたくさんの野菜をおいしく食べられるおすすめのメニューです。

ガン予防や悪玉コレステロールを抑えることにつながることを期待できるのもうれしいですね。

お手軽に作れるタレなので、冷蔵庫にある野菜と組み合わせて、ぜひご家庭でもお試しいただければと思います。