そろそろ水が出てきて、今日食べたい鮭の味噌漬け。
そうして、食べるつもりだったにも関わらず、なんとなくパスタが食べたい気分になってしまったときってありますよね。
パスタと味噌漬けは、合わないと思っていませんか?
今回、ご紹介するレシピを覚えておけば、レシピのレパートリーがさらに増えるので、ぜひ参考にしてください。
味噌漬けの栄養!鮭の味噌漬けの基本レシピ
味噌漬けの味噌には、さまざまな種類がありますが、食物繊維、乳酸菌、ミネラル、ナトリウムなど栄養たっぷりです。
ダイエットや生活習慣病の予防にも効果があり、もちろん、お通じにも良い和食の魅力がぎゅっと詰まったお料理が、味噌漬けなのです。
漬け魚は、味噌漬けの他にも、粕漬け、糀漬けなどがあり、どれも強い体を作るレシピとしておすすめです。
そんな味噌漬けですが、スーパーで、すでに漬けられているものが売っています。
お手軽で、味も万人が好むように味付けされていますよね。
安売りされていることも多いですし、忙しいときには助かります。
ですが、自分で好みの味にしたい場合には、やっぱり手作りがおすすめです。
節約効果もありますよね。
それでは、パスタのレシピを見る前に、鮭の基本のレシピをご紹介しましょう。
覚えてしまえば、とても簡単です。
【材料】
・生鮭 2切れ
・みそだれ
(みそ80g・酒大さじ1~2・みりん大さじ2)
・しょうゆ、塩、酒(それぞれ適量)
【作り方】
1.鮭の下ごしらえをします。
半分に切って、塩と酒を少々振りかけ、5分くらい置きます。
その後、ペーパータオルで水分を拭き取ってください。
そして、みそだれの材料をすべて混ぜて、鮭の全体にぬります。
保存用密封袋に入れて、冷蔵庫で1~2時間程度、漬けてください。
2.鮭を焼きます。
魚焼きグリル、もしくはフライパンに、鮭を並べて焼きます。
(味噌は拭き取って、少し落としておいてください。)
火加減は、弱めの中火か弱火で、ひっくり返しながら7~10分です。
味噌は焦げやすいので、途中で確認しましょう。
お好みで、酒や塩、しょうゆなどで味を調整してください。
以上で完成です。
お皿にきれいに盛り付けてください。
鮭の味噌漬けはご飯と合う!
先程は、鮭の味噌漬けの基本のレシピをご紹介しました。
焼くときに焦がさないように注意すれば、決して難しいレシピではありませんね。
それなのに、どこか手がこんでいるように感じるから、お得です。
また、味噌漬けを焼く際に、一緒にキャベツやきのこ、茹でたじゃがいもを並べても見ばえがよくなります。
魚の臭みも消してくれますし、うまみがあって美味しいです。
先ほどのレシピでは、短時間の漬け時間でご紹介しましたが、一晩置けばさらに味がしみて絶品です。
パスタと合わせることをこれから考えていきますが、やっぱり一番合うのは、ご飯ではないでしょうか?
炊きたての白いご飯にお味噌汁、煮物との組み合わせは栄養バランスも良く、ヘルシーでおすすめです。
味噌漬けに慣れてきたら、白ゴマを振りかけて焼いてみたり、味噌に梅肉を混ぜてみたり、アレンジを楽しむのもいいですね!
鮭の味噌漬けの日持ちって?
鮭の味噌漬けは、どのくらい日持ちするのでしょうか。
生鮭をそのまま冷蔵保存する場合よりは長期間置いておけることは想像できますが、買ったものとは違い、消費期限が分かりにくいですよね。
水っぽくなってしまったり、鮭の色が悪いと、「食べて大丈夫なのかな...。」と不安になることもあるでしょう。
鮭自体の鮮度にもよりますが、作った時に素手で触ったり、常温で置いておく時間が長くなければ、5日は漬けて置ける、と思っていただいて大丈夫です。
ただし、漬け続けると味は濃くなります。
ベストな状態でいただけるのは、漬けてから2日以内、長くても3日以内が望ましいでしょう。
ちなみに、漬け汁ごと冷凍保存もできます。
冷凍の場合は長期間置いておけますが、できれば2週間以内に食べきるのをおすすめします。
それでは、次項からは気になるパスタとの相性、レシピをご紹介しましょう。
鮭の味噌漬けはパスタに合わない?和風パスタならOK
「鮭の味噌漬けにパスタ?ありえない」と思う人もいらっしゃるかもしれませんね。
確かに、鮭の味噌漬けは和食に合う料理です。
麺類だとしたら、うどんやそうめんも合います。
パスタには、それ自体にしっかりと小麦の風味が付いているので、どうしても味噌とは合わないと思う人もいるでしょう。
ですが、料理って、合わないものを合わせてしまう、これが楽しいのです。
もし、味噌漬けをおかずにパスタを食べたいのなら、パスタに和風のテイストを加えましょう。
ミョウガや大葉、梅などの爽やかな食材を加えて、白だしで味付けしたパスタは、味噌漬けのこってり感と、とても良く合います。
また、たらこパスタもいいですね。
醤油バターで味付けしてのりを散らしたパスタは、お子さんも大好きなメニューではないでしょうか?
味噌漬けと合わせる時は、少し塩分を減らすのがポイントです。
「やめられないとまらない...」効果が期待できますし、味噌漬けがしょっぱいのでバランスがとれます。
鮭の味噌漬けを乗っけちゃおう!バターが決めてのパスタ
味噌漬けをおかずとして、パスタと合わせることについて考えましたが、次は、「味噌漬けをパスタに乗せてしまおう!」というレシピをご紹介します。
〇鮭の味噌漬けバターパスタ
【材料】(2人分)
・鮭の味噌漬け 2切れ
・塩 少々
・スパゲティ 200g
・キャベツ 3~4枚
・昆布茶 小さじ1杯
・塩 適量
・オリーブオイル 大さじ1.5杯
・バター 10g
・スナップエンドウ(いんげんでも)
【作り方】
1.塩を入れた鍋でたっぷりのお湯を沸かし、パスタを指定通りの分数茹でましょう。
茹で上がる2分前くらいにスナップエンドウかいんげんも入れて茹でます。
2.鮭の味噌漬けは、水分を拭き取って、オリーブオイルをしいたフライパンで焼きます。
焼きあがる直前に、バターを入れてからめ、取り出してください。
その時に、フライパンに残ったソースは、別容器に取り出しておきましょう。
3.鮭を焼いたフライパンにキャベツとパスタを入れて、昆布茶と塩を分量通り入れて味付けします。
4.パスタをお皿に盛り付けて、取り出しておいたソースをかけ、鮭を乗せ、彩りにスナップエンドウを飾れば完成です!
鮭の味噌漬け(西京味噌)のパスタ!
最後に、鮭の西京漬けのパスタもご紹介しましょう。
西京味噌は、甘口の独特な味わいが美味しい味噌で、鮭にも良く合いますね。
〇鮭の西京漬けの和風パスタ
【材料】
・鮭の味噌漬け(西京味噌) 1切れ
・ネギ 半分
・大根 3cmくらい
・三つ葉 適量
・いりごま 適量
●出し汁 100cc
●醤油小さじ1と1/2
・ごま油
【作り方】
1.パスタを多めのお湯でゆで、鮭は色よく焼いてほぐしてください。
2.フライパンにごま油を熱してネギを炒めます。(斜め5mm幅くらいに切る)
火が通ったら、鮭を入れてさらに炒めます。
3.●を合わせ、フライパンに入れて煮立ったところにパスタを入れて絡め、火を止めます。
4.お皿に盛り付け、ごま、大根おろし、三つ葉を飾って完成です。
意外な美味しさに驚かれるかもしれません。
ぜひ、作ってみて下さいね!
味噌漬けの献立をもっと増やそう!
鮭の味噌漬けの美味しい作り方や、パスタとの合わせ方、味噌漬けパスタのレシピをご紹介しました。
食わず嫌いをせずに、ぜひいろいろなレシピに挑戦してみてください。
腕があがると、お料理がもっと楽しくなりますし、節約にもなりますよ!
鮭の他にも、さわらやたらの味噌漬けでも、お試しくださいませ。