かけたり、和えたり、ソースを作ったり、マヨネーズはレシピが豊富ですね。
しかしレシピによっては、マヨネーズをたっぷり使わないとおいしく作れません。
マヨネーズはカロリーが高いので、できれば量を抑えた方がよいですよね。
そこで今回のマヨネーズレシピはすべて、ある食材を加えて使う量を減らしています。
これでカロリーオフできるので安心です。
マヨネーズを使うレシピをカロリーオフする方法
揚げ物につけたり、ポテトサラダに使ったり、今やマヨネーズはいろいろなレシピに欠かせない存在です。
ただ、マヨネーズは大さじ1杯で、98kcalと驚きの高カロリーです。
ほんの大さじ1杯で、白ご飯1杯(250kcal)の3分の1を占めてしまいます。
しかし、マヨネーズもこの3つのコツを使えば、レシピ全体でカロリーオフができます。
・カロリーオフ食材を使う
野菜やカロリーの少ない肉、魚を使ったレシピです。
・なるべくマヨネーズを使う量を減らす
今回の全てのレシピのマヨネーズの量は、1人当たり大さじ1までしか使っていません。
・調理方法を工夫する
油で揚げたり煮たりせずに、蒸す、茹でる方法で調理します。
マヨネーズ自体のカロリーは高いですが、卵や油で出来ているので腹持ちがよいです。
今回のレシピは、すべて効果的にマヨネーズを使っています。
カロリーオフしたレシピならば、毎日大好きなマヨネーズを食べられますよ。
マヨネーズを使っても安心?大根でカロリーオフするレシピ
最初のマヨネーズのカロリーオフレシピは、大根を使います。
大根自体がカロリーオフ食材ですので、マヨネーズを安心して使えますね。
そしてマヨネーズのカロリーオフレシピの基本は、いかに少量に抑えるかがカギです。
瑞々しい大根は、何もつけずに食べてもおいしいですよね。
さらにこのレシピは、貝割れ菜の苦味が味にアクセントを加えています。
素材の味を活かすために、マヨネーズは最小限の大さじ1杯でよいのです。
<大根サラダ>
【材料 2人分】
・大根 10cm
・貝割れ菜 1/2パック
・マヨネーズ 大さじ1
・塩、コショウ 少々
【作り方】
①大根は皮を剥き、薄い輪切りにしてから千切りにします。
②ボウルに入れて塩を振って混ぜ、5分おいて水気を絞ります。
③貝割れ菜は根元を切り落とし、長さを半分に切ります。
④ボウルに大根、貝割れ菜を入れ、マヨネーズと塩、コショウを加えて混ぜ合わせます。
大根を1本買ったら、数日間は大根サラダが作れますね。
マヨネーズだけでは飽きてしまう場合は、ごま、カツオ節などを入れるとさらにおいしくなりますよ。
カロリーオフできるトッピングを選ぶようにしましょう。
マヨネーズは隠し味、鶏胸肉のカロリーオフレシピ
次は、子どもも大好きな組み合わせ、鶏肉とマヨネーズを使ったレシピです。
マヨネーズ単体ではカロリーが高いので、カロリーオフするために鶏胸肉を使います。
しかし鶏胸肉などのカロリーオフレシピによく使われる肉は、淡白で食べ飽きてしまいまうことがあります。
そこでマヨネーズを効果的に使っておいしく作りましょう。
マヨネーズの濃厚さで、箸が止まらないおかずに変身しますよ。
そしてこのレシピは、すりごまもカロリーオフのポイントです。
ごまのコクをプラスして、マヨネーズの量を最小限にしています。
<鶏胸肉のサラダ>
【材料 2人分】
・鶏胸肉 1枚(200g)
・きゅうり 1/2本
・セロリ 1/4本
・塩、コショウ 少々
A
・水 200ml
・酒 大さじ2
・塩 小さじ1
・ショウガの薄切り 10g
・粉山椒 少々
B
・マヨネーズ 大さじ2
・白すりごま 小さじ1
・鶏肉の茹で汁 小さじ1
【作り方】
①鍋にAを入れて火にかけ、煮立ったら鶏肉を加えてフタをし、途中裏返して弱火で15分煮ます。
煮汁につけたまま冷蔵庫で冷やします。
②きゅうりは斜め千切りに、セロリは5cmの細切りにします。
③鶏肉を汁から取り出し、表面に塩、コショウを振って、5mm程の厚さの薄切りにします。
④器に鶏肉、きゅうり、セロリを盛り、混ぜ合せたBのソースをかけたら出来上がりです。
マヨネーズは最小限の量で!鮭のホイル焼きのレシピ
次のカロリーオフレシピは、魚嫌いの子どもも大好きなホイル焼きです。
ホイルの中で蒸されるので魚も野菜も甘くなり、味の決め手はマヨネーズです。
食材に甘味があり、マヨネーズの量は小さじ1だけでよいので、カロリーオフできますね。
今回のレシピは、グリルやオーブンを使わずにフライパンを使います。
そして油も使わないレシピなので、さらにカロリーオフできますよ。
【材料 2人分】
・しめじ 60g
・玉ネギ 1/4個
・アスパラガス 2本
・鮭の切り身 2切れ
・塩、コショウ 少々
・味噌 大さじ1
・マヨネーズ 小さじ2
【作り方】
①しめじ、玉ネギ、アスパラガスを食べやすい大きさに切ります。
②アルミホイルに鮭の切り身、鮭の上に①をのせ、塩、コショウをふります。
③味噌とマヨネーズを②に塗り、アルミホイルを密封します。
④約1cmの水を張ったフライパンに③を置き、蓋をして約10分間蒸し焼きにして完成です。
マヨネーズの濃厚さを活かした納豆トースト
次は、濃厚な味の食材を使って、マヨネーズをカロリーオフするレシピです。
今までのレシピは鶏胸肉や鮭など、淡白な味の食材を使ってきました。
このレシピは、マヨネーズのコクに負けない味の納豆を使います。
納豆は1パック81kcalとおなじみのカロリーオフ食材でありながら、力強い味に仕上がります。
納豆とマヨネーズを混ぜて作ったソースをかけたトーストです。
【材料 2人分】
・食パン 2枚
・納豆 1パック
・マヨネーズ 小さじ2
【作り方】
①納豆は付属のからしとタレがあれば、入れて混ぜます。
②食パン全面に納豆をのせます。
③その上にマヨネーズをかけ、トースターで焼いて完成です。
このレシピ以外にも、納豆マヨネーズはオーブン焼きや和え物などのレシピに応用して、カロリーオフできますよ。
マスタードを使うポテトサラダレシピ
ポテトサラダに使うマヨネーズの量は、通常大さじ4杯です。
マヨネーズだけで約400kcalもありますので、とてもカロリーオフとは言い難いレシピです。
今までのように、コクのある具を入れてマヨネーズを減らしたいですが、ポテトサラダはそうはいきません。
玉子やハムなどの具が多い程、つなぎの役割をするマヨネーズが必要になります。
そこでこのレシピでは、マスタードを入れることでマヨネーズの量を減らしてカロリーオフします。
粒マスタードもペースト状なので、具をつないでまとまりが出ます。
そして、粒マスタードのカロリーは、大さじ1杯で約40kcalです。
このレシピは、マヨネーズの場合の半分以上もカロリーオフができますよ。
【材料 2人分】
・じゃがいも 2個
・玉ネギ 1/4個
・ニンジン 1/4本
・きゅうり 1/4本
・マヨネーズ 大さじ2
・粒マスタード 大さじ1
・塩、コショウ 少々
【作り方】
①じゃがいもは洗った後、ぬれたままキッチンペーパーで包み、レンジで5分加熱します。
皮をむいてフォークなどで潰します。
②玉ネギは薄切りにし、レンジで1分加熱します。
ニンジンは皮をむいて小さめの角切りにし、ラップをかけてレンジで約1分加熱します。
きゅうりは小さめの角切りにします。
③ ①に②を加え、マヨネーズと粒マスタードを加えて全体を和え、塩、コショウで味を整えます。
マヨネーズはカロリーオフに強い万能調味料
食材によっては、サッパリとさせたりコクを出したり、マヨネーズの引き出しは多いです。
レモンを入れれば、マヨネーズの酢の酸味を活かせます。
おからや納豆は、マヨネーズの卵のコクを深めます。
食材の組み合わせ次第で、マヨネーズの量は減らせます。
お好みのマヨネーズの味で、レシピを工夫してみましょう。