ちょっとしたひと休みに、コーヒーを飲みますよね。
疲れているときには、甘めのミルクを入れたコーヒーが飲みたくなりませんか?
コーヒーに入れるミルクは、クリープがおすすめです。
なぜ、クリープがおすすめなのか、コーヒーに入れるミルクについて、今回はお話ししていきます。
あなたはコーヒーにミルクを入れる派?入れない派?
あなたはコーヒーを飲む際に、ミルクを入れる派ですか、入れない派ですか。
カフェでコーヒーを注文すると、砂糖とミルクが付いてきますよね。
自宅で来客があったときのために、粉末クリームの「クリープ」を常備しているお家もあります。
どちらにも対応できるようにの配慮ですよね。
子どもの頃は砂糖とミルクが入っていないと飲めなかったけれど、大人になってから砂糖・ミルクなしのブラックで飲んでいるという人も多いですね。
砂糖・ミルク入りのコーヒーなんて、コーヒーとして認めない!とまで言う人もいるようです。
ただ、これは好みの問題なので、どちらが良い、悪いというわけでもありませんよね。
しかし、日本では、やはり砂糖・ミルクなしのブラックで飲む人が多いようです。
日本人はシンプルな味付けを好みますので、そのままの素材の味を楽しみたいという人が、多い傾向にあるようです。
ちなみに、世界的にみると、コーヒーには砂糖・ミルクを入れる方が、一般的な飲み方とされています。
カフェの本場イタリアでも、エスプレッソには大量の砂糖を入れて飲みます。
ブラックで飲むのが普通だと思っている、日本人の方が世界的には珍しいのです。
しかし、そんな日本人でも、クリームの入った優しいコーヒーが飲みたくなるときがあるはずです。
今回は、コーヒーのミルクについてお話したいと思います。
コーヒー用のミルクには2種類ある
実はミルクには、植物性と動物性の2種類があります。
コーヒー用のミルクと言えば、個包装になっているポーションタイプのものを思い浮べると思います。
安価で、常温で保存でき、賞味期限も長くなっています。
このようなコーヒー用ミルクは、植物性のものです。
植物油脂にお水を添加して、乳化剤で均一にしています。
コーヒー用ミルクといっても、乳製品が含まれていないことが多いです。
動物性というと、牛乳や生クリームです。
きちんとした喫茶店やカフェに行くと、コーヒーにはミルクピッチャーに入った牛乳や、生クリームが付いてきます。
牛乳や生クリームは賞味期限が短く、高価なので使いにくいという欠点もありますが、味わいの違いがはっきりしています。
そのため、コーヒーが美味しいお店は、動物性のクリームを使っていることがほとんどです。
植物性のコーヒー用ミルクは、乳製品ではありませんので、使用するのはあまりおすすめしません。
ただ、お家でコーヒーを飲むときに、わざわざ牛乳や生クリームを用意するのは大変ですよね。
普段はミルクなしの人でも、優しいミルクコーヒーが飲みたいときもあります。
そのようなときに、活用してほしいのが「クリープ」です。
コーヒー用のミルクにはクリープがおすすめ!
クリープは、粉末状のクリームパウダーです。
クリープのメリットは、なんといっても保存性です。
牛乳や生クリームは、賞味期限が短く、冷蔵庫で1週間程度しか持ちません。
しかし、クリープは粉末になっているため、常温でも1年程度保存できます。
冷蔵庫で保存する必要もないため、冷蔵庫がない場所でも置いておけます。
例えば、冷蔵庫のない職場に置いておけば、ミルクコーヒーが飲みたいときでも、すぐに飲むことができますよね。
さらに、うれしい点があります。
粉末のため、コーヒーを薄めることなく、冷ますことなく使えることです。
牛乳や生クリームを使ってミルクコーヒーを作ると、コーヒーが薄まってしまいますし、冷たい牛乳では、コーヒーをぬるくしてしまいます。
これではコーヒーではく、「コーヒー牛乳」になってしまいます。
粉末クリームであるクリープを使えば、そのような心配はありません。
ミルクのおいしさがぎゅっと詰まった、濃厚な、温かいミルクコーヒーを楽しむことができます。
なぜクリープが良いの?
しかし、それでは、ほかのクリームパウダーでも同じなのではないかと思いますよね。
クリープは、ほかのクリームパウダーとは違うのです。
実は、クリームパウダーは、植物性のものが多く出回っています。
植物性のミルクについては、前の項でお話しましたよね。
あまりおすすめしません。
しかし、クリープは、ミルクから生まれた粉末クリームです。
クリープは日本で唯一、ミルクから生まれた成分を原料にした、粉末クリームなのです。
牛乳の味が凝縮されており、乳脂肪分が含まれています。
香料や着色料も不使用です。
ミルクから作られているからこそ、まろやかで甘い風味を持っています。
クリープだけを舐めるのが好きという人がいるくらい、濃厚で甘くて、リッチな味わいです。
コーヒーとの相性を考えて作られているので、コーヒーともベストマッチです。
牛乳よりも、クリープを入れる方がコーヒーが美味しくなるとも、言われているんですよ。
クリープの甘さとクリーミーさは、牛乳には出すことのできない、コーヒーの美味しさを引き出しているのです。
クリープはコーヒーだけじゃない!
クリープの魅力は、ほかにもあります。
クリープというと、コーヒーや紅茶に入れるものと思いますよね。
しかし、前項でお話しましたが、クリープはミルクから作られています。
ですから、牛乳や生クリーム代わりに、料理に使うこともできるのです。
牛乳や生クリームと違って保存性が高いので、常備しておけば手軽に、料理にコクやクリーミーさをプラスすることができます。
牛乳を使う料理には、ほとんど使えます。
余ってしまったら、ぜひ料理に活用してみましょう。
★クリームパスタ
牛乳にクリープを足すと、濃厚クリームになります。
★オムレツ
牛乳代りにクリープを足すと、まろやかなオムレツになりますよ。
★ビーフシチュー
クリープのコクで濃厚に仕上がります。
★ナポリタン
クリープがトマトの酸味を和らげて、クリーミーにしてくれます。
ほかにも、ホワイトソース・クリームシチュー・ポタージュ・ポテトサラダなどに使うのも、おすすめですよ。
アイスクリームやミルクゼリーなどの、お菓子作りに使うこともできます。
クリープが余ったら!クリープ活用レシピ
牛乳を買い忘れたから作れない!となりがちなクリームシチューも、クリープがあれば作れます。
クリープが余ってしまったときにも使えます。
あえて、クリープで作ってみるのもアリですよ。
★クリープのかぼちゃシチュー
【材料】
・かぼちゃ 1/4個
・玉ねぎ 1個
・鶏肉 200g
・ブロッコリー 1/2個
・バター 大さじ2
・にんにくすりおろし 1片
・塩コショウ 少々
・お水 1.5ℓ
・シチュールウ 230g
・クリープ 大さじ4
・じゃがいも 1個
【作り方】
①かぼちゃは種を取り除き、ひと口大に切っておきます。
鶏肉・玉ねぎ・ブロッコリーは、ひと口大に切ります。
②鍋にバターを入れ、かぼちゃ・玉ねぎ・鶏肉・にんにくすりおろしを入れて炒めます。
塩コショウで、下味をつけておきます。
③鶏肉の色が変わり、玉ねぎがしんなりしてきたら、お水を加えて、煮立たせます。
アクが出てくるので、取りましょう。
④ブロッコリーを加えて、さらに7~8分煮ます。
⑤シチュールウを加えて、溶かします。
溶けたら、クリープを加えます。
⑥ジャガイモの皮をむき、生のまますりおろしてシチューに加えます。
煮込んで、とろみがついたら完成です。
クリープのミルクの風味で、牛乳なしでも、まろやかなシチューになります。
コーヒーだけではないクリープの魅力、ぜひお試しください。
もっとクリープを活用しよう
コーヒー用ミルクと言っても、種類があることに驚きましたね。
動物性と植物性では、風味に大きな違いがありますので、気にしてみると良いですよ。
クリープが、料理にも使えるということを知らなかった人もいると思います。
余ったクリープは、ぜひ活用してください。
もちろん、コーヒーのお供にも使ってくださいね。