朝は白米・味噌汁・おかずという、日本人の定番の朝食を食べたいところですが、朝はゆっくりごはんを食べる時間がなく、手軽にパンで済ましている人は多いと思います。
朝パン派の人は、平均枚数はどれくらい食べているのでしょうか?
また、数多くある食パンの種類・お供のおすすめを、ご紹介していきます。
朝の食パンの平均枚数
朝はゆっくりする時間がなく、パパッと食パンを食べて、出掛ける人も多いと思いますが、平均枚数はどのくらいなのでしょうか。
食パンは4枚・6枚切りなど厚みが違うので、1枚でも4枚切りだった場合は、8枚切りを2枚食べていることになります。
では、何枚切りを何枚食べているかを、平均してみたいと思います。
・4枚切り 1枚
・5枚切り 1枚
・6枚切り 1~2枚
・8枚切り 2枚
厚みがあると1枚で十分ですが、薄いと2枚は食べる人が多く、3枚以上食べる人はあまりいないようです。
好みで厚みは分かれますが、順位は僅差で、5枚・6枚・4枚・8枚切りの順で枚数を選んでいました。
5枚切りは、関西の方でしか、見かける機会がないと思います。
ちなみに、食パンとごはんのカロリーを比べると、ごはんは茶碗1杯で250カロリーで、食パンは6枚切りで約170カロリーです。
食パンの上にバターやチーズをのせて食べることが多いと思いますので、6枚切りを食べると、ごはんと同じくらいのカロリーを食べたことになります。
食パンの枚数は地域によって違う?
朝に食べる食パンの枚数は、何枚切りによって変わりますが、好みで選ぶ以外にも、地域によって特徴があります。
今回は、関西と関東に分けて、見ていきましょう。
■関東
関東では、4枚・6枚・8枚切りが、主流となって販売されています。
スーパーでは、特に6枚・8枚切りを、目にする機会が多いです。
■関西
関西では、4枚・5枚・6枚切りの厚切りが多く、関東ではあまり馴染みがない、5枚切りが主流です。
逆に、8枚切りを目にする機会はあまりないです。
なぜ、関東と関西で、こんなにも好みが変わるのでしょうか。
関東が薄切り食パンを好む背景には、戦後、進駐軍がパンメーカーにサンドイッチを依頼していた影響があり、薄切りが根付いたのではと言われています。
関西はそういった背景がなく、お好み焼きやたこ焼きなどの粉もの好きで、フワッとした食感が好きなため、厚切りが主流になったのではないかと言われています。
朝におすすめの食パン
食パンと言っても、パン屋・メーカーによって値段・食感など様々違います。
いつものお買い得の食パンも美味しいですが、たまには朝から贅沢してみませんか?
ここでは、都内やスーパーにある、おすすめの食パンをご紹介します。
・パンのペリカン(浅草)
昭和17年に創業した老舗のパン屋です。
しっかりした小麦の味と、もっちりした食感が特徴です。
・メゾンカイザー
フランスの伝統的な製法が特徴のパン屋です。
生クリームを入れた食パンは、小麦のしっかりした味と、生クリームのコクのあるリッチな食パンです。
・超熟(パスコ)
スーパーでお馴染みですが、イーストフード・乳化剤不使用と、体にも良い食パンです。
小麦の味もよく、もっちりしており、耳まで柔らかいです。
・ダブルソフト(山崎製パン)
平成元年に発売され、約30年愛されています。
2つの山が特徴で、驚くほどフワッとしています。
こちらは枚数が5枚切りしか販売されていないので、厚切りを好む人におすすめです。
パン屋の食パンだけでなく、市販で売ってる食パンも、驚くほど美味しくなっています。
ただ、パン屋に比べると市販のものは、添加物が多く入ってるので、健康面を考えるとパン屋で買うのをおすすめします。
朝の食パンに塗るお供のおすすめは?
食パンはシンプルな味なので、そのまま食べても美味しいですが、バターやジャムなどを塗れば、違う味が毎朝楽しめます。
今回は、食パンに塗るおすすめのお供をご紹介します。
■シンプル系
・バター
先に食パンを焼いた後にバターをのせて、カリッとした食感とフワッとした食感を楽しむ食べ方と、始めにバターを塗って焼いて、食パンにバターを染み込ませる食べ方の2種類があります。
気分によって、食べ方を変えることができますね。
■甘い系
・はちみつクリームチーズ
クリームチーズのすっきりした酸味と、はちみつの甘さが抜群に相性が良いです。
・きなこ
粉のままだと、うまく馴染まないため、柔らかくしたバターと、きなこを合わせてペースト状にしてから塗りましょう。
■ごはん系
・しらす
しらすにマヨネーズ・青のりを合わせた簡単な組み合わせですが、マヨネーズのコクと、しらすの塩分の相性が良くおすすめです。
・マルゲリータ風
トマトのスライスの上に、チーズとバジルをのせて焼けば完成です。
定番の味ですが、間違いのない組み合わせです。
簡単な組み合わせで作れるので、家族が多く、枚数をいっぱい焼く必要があるときも簡単にできます。
食パンの枚数がいっぱいあるときの保存の仕方
食パンの賞味期限は、市販のものだと約1週間、パン屋のものだと数日しか日持ちがしません。
いっぱい買ったものの、朝しか食パンを食べないときは期限内に食べきれず、枚数もたくさん残ってしまいますよね。
そんなときに役立つ保管方法を、ご紹介していきます。
常温・冷蔵庫に保管すると、どんどん劣化してしまうので、食べきれないと感じたときには、冷凍庫で保管すると鮮度を保つことができます。
1枚1枚きちんとラップや袋に入れると、解凍しやすく、冷凍焼けも防ぐことができますよ。
冷凍した食パンを食べるときは解凍せずに、そのまま焼くことで、パンの中の水分が逃げない状態で食べることができます。
食パンのフワッとした食感を損なうことなく食べれますよ。
あらかじめ、霧吹きなどで少し水分を足すと美味しく焼けるので、少し余裕があるときは、ぜひやってみてください。
冷凍庫に入れた食パンは、しっかり密封しても冷凍焼けしてしまうので、2週間を目処に食べきることをおすすめします。
朝の食パンおすすめレシピ
食パンにバターやジャムを塗って食べるのも美味しいですが、毎日食べると飽きてしまいます。
そこで、忙しい朝でも簡単にできるレシピをご紹介します。
■卵のせトースト
【材料】
・食パン6枚切り 1枚
・卵 1個(SかMサイズ)
・マヨネーズ お好み
・バター お好み
・コショウ お好み
【作り方】
①食パン全体に、バターを薄く塗ります。
②食パンの四隅にマヨネーズを塗り、土手を作ります。
こうすることで、卵を割ったときに、食パンの外に流れないようにします。
③土手の中に、卵を割り落とします。
④トースターで3分ほど焼き、余熱で2分ほどで焼き上がりです。
お好みで、コショウをかけて出来上がりです。
卵のせトーストは、ジブリ映画の1シーンに出てくる食べものですが、それを再現したレシピです。
8枚切りの食パンを使う場合は、トースターの焼き時間を少し短くして、余熱時間を増やすと、焦げることなく焼くことができます。
逆に厚切りの場合は、もう少し焼いても大丈夫です。
チーズやソースを追加することで、簡単にアレンジすることができます。
食パンでいろいろなアレンジを
食パンはシンプルな味なので、様々なアレンジができます。
朝は忙しいのに、家族の分もごはんを用意など、やることがいっぱいです。
ですが、いつも決まった朝食ではなく、簡単ですぐにできる食パンのアレンジレシピで、1日のスタートの朝ごはんを優雅にしてはいかがでしょうか?