麦茶を作る容器の名前って何だっけ?容器を選ぶポイントは?

世の中には、たくさんのものが存在しますが、けっこう名前が分からないものもありますよね。

例えば、夏に活躍する、麦茶の容器!
「麦茶を入れる・作る」といったことだけで、名称が分からないですよね。

いったい、何と呼べばいいのでしょうか。
また、どんな容器が使いやすいのでしょうか。

麦茶を作る原材料の種類と名前①

夏になると、水分補給をたくさんするようになりますから、水出しなどで、たくさん作れる麦茶が欠かせませんよね。

麦茶はカフェインが入っていないので、家族みんなで飲めるお茶です。

麦茶を入れる容器の名前を知る前に、少し麦茶のお話をしますね。

麦茶には、種類があります。

【六条麦茶】

一般的な麦茶の種類です。
タンパク質によって、焙煎したときに良い香りに変わります。

アルキルピラジンという麦茶に含まれた成分が、サラサラな血液にしてくれます。
ミネラルが含まれているので、利尿作用が働き、むくみを解消するのに効果的です。

【二条麦茶】

麦茶にも使われていますが、ビールや焼酎など、お酒の材料としても使われています。

六条麦茶と比べると、香りと苦みが、少し抑えられます。
効能は六条麦茶と、ほぼ同じです。

【四条麦茶】

他の大麦よりも、タンパク質が多いのが特徴です。
扱いにくいことから、麦茶としては日本では、ほぼ流通していません。

麦茶を作る原材料の種類と名前②

【はと麦茶】

こちらは麦ではなく、イネ科の植物になります。
香ばしい香りが特徴で、スッキリとした味わいです。

はと麦に含まれるヨクイニンという成分は、シミ・ソバカス・ニキビなど、肌トラブルに効果があります。

【胡麻麦茶】

サントリーの特定保健用食品扱いの麦茶です。
大麦・はと麦に加え、黒ゴマや大豆、血圧を下げる効果のある、胡麻ペプチドを配合しています。

【赤ちゃん麦茶】

原材料はメーカーによって、さまざまです。
統一して言えることは、赤ちゃん用に薄められているということです。

このように、たくさんの原材料から、麦茶は作られています。

家族みんなで飲める麦茶ですが、注意点がいくつかあります。

・自宅で麦茶を作るときは、麦茶は日持ちしないので、1~2日で飲み切る量を目安に作りましょう。
・体を冷やす効果が麦茶にはありますので、飲み過ぎには注意しましょう。
・小麦アレルギーの方は、小麦成分と似ている、はと麦を飲む際は医師に相談しましょう。

以上のことに注意しながら、麦茶を飲みましょう。

では、本題の麦茶を作る容器の名前を、次項で見ていきましょう。

麦茶を作る容器の名前

麦茶を作る容器の名前のひとつ、「冷水筒(れいすいとう)」というものがあります。

冷水筒とは麦茶以外でも、お水や飲みものを入れて、その名の通り、冷蔵庫に入れて冷やすことができる容器です。

性質は、プラスチック製、ガラス製などがあります。

それぞれの特徴を見ていきましょう。

【プラスチック製】

とても軽いので、1~2ℓと大容量作れるサイズが豊富です。
価格もリーズナブルで、万が一落としたときも、割れる心配がありません。

難点は、洗うときに傷つきやすいので、その傷に汚れが付着し、カビが生える原因になってしまいます。
長く使っているものは、そういった所を点検し、新しいものと交換することも大切です。

【ガラス製】

ガラス製は、傷が付きにくく、付いた汚れも落としやすいです。

衛生的なことを考えるとおすすめですが、プラスチック製と比べると少々重く、落とした場合は割れてしまう可能性のあるので、取り扱いには注意が必要です。

いろいろな名前がある麦茶を入れる容器

麦茶を作る容器として挙げられる名前は、他に「ピッチャー」というものがあります。

ピッチャーとは、コップやグラスに飲みものなどの液体を、注ぐための容器を意味します。
素材は、アクリル製やガラス製があります。

アクリル製はガラス製をしのぐ透明性で、耐久性があります。
万が一、破損してしまうことがあっても、ガラス製のように破片が飛び散る心配が少ないです。

麦茶を入れるだけではなく、ビールを入れる「ビールピッチャー」や、ミルクを入れるための「ミルクピッチャー」などと、用途によって呼び名は変わります。

横置きできるものも販売されているので、冷蔵庫の隙間に置けて便利ですよ。

これらの麦茶を入れる容器は、いろいろな呼び方をされています。

・ガラスポット
・水出しポット
・麦茶ポット
・ポット冷茶
・冷水ボトル
・ガラスジャグ
・ウォーターピッチャー
・ウォーターポッド

麦茶を作る容器の選び方

いろいろな名前で呼ばれている麦茶の容器ですが、使いやすいものを選びたいですよね。

ご自身にベストな容器を選ぶポイントを、ご紹介します。

【容量・サイズ】

容量ですが、子供でも持ち運びが楽で、少量の麦茶を作りたいときなどは、1ℓのものがおすすめです。
家族みんなで飲む場合は2ℓのものなど、環境に合わせて選びましょう。

サイズですが、購入しても、冷蔵庫に入らないと困ってしまいますよね。

容器に取っ手が付いている場合など、邪魔にならず、すぐに取り出せる場所に収まるかをチェックしましょう。

【素材】
プラスチック製が良いのか、ガラス製が良いのか、先ほどご紹介した容器の特徴を参考にしてみてくださいね。

【注ぎやすさ】
簡単に蓋を開けられるかどうかが、注ぎやすさに直結します。

簡単に開けられるものでも、中には漏れやすい容器もあるので、蓋の密着性も併せてチェックしましょう。

注ぎ口が狭く、くぼんでいない容器だと、少々注ぎにくい傾向があります。
口コミや商品レビューを見て、実際に使った人の意見を参考にしてみるのもいいですね。

【洗いやすさ】

麦茶は茶渋が付きますし、衛生面を考えても、洗いやすい容器がおすすめです。
パーツが少なくて、簡単に取り外しのできる容器がいいですよ。

また、容器の開口部が狭いと、手を入れて洗えないので、開口部が広めで洗いやすいかどうかをチェックしてみましょう。

便利な機能で麦茶の容器を選ぶ

同じような容器でも、メーカーは便利に使えるように工夫をしています。
そういった機能面でも、麦茶を入れる容器選びの基準になります。

【耐熱製】
耐熱かどうかは、商品の名前やラベルに書いてありますので、チェックしてみてください。

耐熱の容器なら、お湯で沸かした麦茶も、そのまま容器に移せます。
耐熱温度が100℃以上であれば、熱湯消毒も可能なので、お手入れも簡単にできます。

しかし、注意しなくてはならないことがあります。

熱いものを入れて、いきなり容器の蓋をしてしまうと、圧力の関係で、容器そのものが割れてしまう危険があります。

常温まで冷めてから、蓋をしましょう。

【横置き】
飲みものは、冷蔵庫のドアポケットに置くことが多いと思います。

取り出しやすく、漏れる心配もないですよね。

ですが、ドアポケットは他の飲みものでいっぱいで置けない、大容量の容器がいいけれど、ドアポケットに収まらない、といったときは、横置きができる容器が活躍します。

横にしても漏れにくい、蓋の密着性をチェックしましょう。

【茶パック入れ・茶こし】
麦茶を作るお茶パックが、取り出しやすいように配慮されている容器や、茶葉を入れる茶こしが付属されている容器も販売されています。

お茶パックや茶葉が、ずっと容器に入っているのは、衛生的にも良くありませんし、味も変わってしまいますよね。

この機能があると、お茶ができたらすぐに取り出せるため、便利です。

愛着の持てるものを選ぼう

実は、いろいろな呼び方のあった、麦茶の容器。
ご家庭で、どんな風に呼ぶか、決めるのも面白いですよ。

毎日のように、お使いになるのであれば、ご自身が扱いやすい容器を選びましょう。

お気に入りのものが見つかれば愛着も持てますし、日々の暮らしが、豊かになりますよ。