今巷には、色々なダイエット方法が溢れています。
情報化社会で、その種類は本当に膨大です。
どれが自分に合っているか、見極めるのは本当に大変ですが、それがお金を自由に使えない中学生や高校生なら、なおさら至難の業です。
そこで、中学生や高校生におすすめのダイエット法と、実際に実践して上手くいった成功談を、ダイエット法と一緒にご紹介します。
今人気のダイエットは高校生には向いている?
巷には、様々なダイエット法が溢れています。
食事制限や運動といったシンプルなものから、サプリメントや酵素ドリンクを使ったファスティングダイエット、炭水化物を徹底的に抜くダイエットなど様々です。
憧れのモデルや芸能人が、ブログやテレビなどで成功談を紹介することもありますし、CMではフィットネスクラブで美しく痩せるダイエットが宣伝されていたり、興味をそそられるダイエットがいっぱいです。
しかし、中学生や高校生が試せる、そして、向いているダイエットというのは限られています。
それは、経済的な面と栄養的な面、2つの壁をクリアしなければならないからです。
まず、学生には自由に使えるお金が限られている場合がほとんどです。
高校生くらいになると、アルバイトをしてお小遣いを稼ぐことも可能ですが、そのすべてをダイエットに費やすことはできませんよね。
おしゃれな服を買ったり、お友達を遊びに行ったりするお金も欲しいでしょうから、やはりダイエットに使えるお金は制限されてしまうでしょう。
また、栄養的な面から考えると、炭水化物抜きダイエットやファスティングダイエットなど、偏った食生活になる方法も望ましくありません。
では、どんなダイエットが学生に向いているのでしょう。
中学生や高校生におすすめできるのは成功談の多いダイエットではない
前述したとおり、高校生に向いているダイエットは限られています。
まずは、経済的な壁を乗り越えられること。
少ないお小遣いでやりくりしなくてはいけないので、サプリメントや酵素ドリンク、腹筋マシーンなどを購入しなくてはいけないダイエットは不向きです。
経済的な壁を乗り越えられるダイエット法は、やはり運動ということになります。
しかし、成功談をCMにしているフィットネスクラブのように、極端な筋肉トレーニングや、炭水化物を抜いてお肉の赤身と野菜を率先して食べるといったようなダイエット法はおすすめできません。
もちろん、フィットネスクラブに入会するとなると、お金がかかりますので、高校生には難しいという理由もあります。
しかし、それだけではありません。
それは、栄養的な意味でも良くないことなのです。
食事制限ダイエットやファスティングダイエットというのは、極端に食事制限がかかります。
高校生にとって必要な栄養素を抜くのは、日常生活に支障をきたす可能性が高いですし、中学生は成長期ですので、成長を妨げてしまうこともあり得ます。
高校生にもおすすめできるダイエット法とは
それでは、どのようなダイエット法であれば、高校生にもおすすめできるのでしょうか。
経済的にも、肉体的にも負担の少ない方法。
それは、実はとってもシンプルで、健康的な方法だったのです。
その方法は、「継続できる適度な運動」と「正しい食生活」です。
ダイエットを考える人は、つい他の体験者の成功談を探して、より自分に合ったものを見つけようとすると思います。
この方法は、最も基本的で理想的な方法なのです。
「なんだ、やっぱりそんな普通のことか」と思いましたか?
しかし、この「普通のこと」が実践できていないために、現代人は肥満や生活習慣病にかかっているのです。
この、最もシンプルな方法は、身についていない人にしてみれば、実はとても難しいものだったりします。
その理由は、表現が実にアバウトなことです。
「適度な運動」の「適度」ってどれくらい?
「正しい食生活」って、どんな食生活のこと?
と、誰もが必ず一度は思ったことでしょう。
では、どういった運動や食生活をすれば、ダイエットに繋がるのでしょうか。
正しいダイエットとは生活の中に適度な運動を取り入れること
では、まず適度な運動について、具体的に考えていきたいと思います。
ダイエットに効果的なのは有酸素運動というのは、よく耳にしますよね。
有酸素運動というのは、息が上がらないくらいの運動で、代表的なのはウォーキングです。
ゆっくりと、息を吸えるくらいの運動です。
多くの芸能人が成功談を報告している、ヨガや柔軟体操も有酸素運動のひとつです。
高校生が行える運動というと、部活動や毎日の登下校などでしょうか。
もちろん、運動部の人は毎日部活動で汗を流しますし、ハードに動き回るでしょうから、運動不足になることはないですよね。
しかし、文化部や帰宅部などに所属している人たちはどうでしょうか。
体育の授業以外で、汗を流して動き回るような運動をすることは、少ないのではないでしょうか。
では、登下校はどうでしょう。
ほとんどの高校生は、自転車や公共交通機関を利用したり、徒歩で通える範囲の人は徒歩など、自力で登下校しているはずです。
その毎日の道のりに、少しだけ工夫をすると良いのです。
例えば、公共交通機関を利用している人は、いつもより1駅前で降りて、そこから徒歩でがんばってみてはいかがでしょうか。
そして、最も重要なことですが、徒歩と言っても、ダラダラ歩いていては効果半減なのです。
大股で早歩き、この方法が最もカロリーを消費します。
成功談が多い。簡単に摂取カロリーを抑える方法
では次に、正しい食生活についてです。
正しい食生活というのは、まず3食きちんと食べるということです。
ダイエットをしようとすると、ついつい1食置き換えダイエットやファスティングなど、巷で流行っているダイエット法を試してみたくなるかもしれませんが、高校生にはおすすめできません。
何といっても、高校生は成長途中です。
「食べない」という選択肢はありえないと、頭に入れておいてください。
朝・昼・夜の食事を、きちんと取るということ、それから、バランスの良い食事をすることが大切です。
3食きちんと食べるということが果たせても、全て炭水化物だけとか、3食とも肉や魚中心である食事内容では、バランスが良いとは言えませんよね。
野菜中心を心掛けるのは、もちろんですが、もっとおすすめなのは、食べ方を少し工夫することです。
これも聞いたことがある人が多いかもしれませんが、「野菜を1番に食べる」という方法が、簡単に誰もがすぐに実践できて、実際にダイエットできたという成功談も多いのです。
それから、忘れてはいけないのが海藻類です。
わかめやもずくなど、海藻類もダイエットには欠かせません。
外食なら、親子丼やかつ丼などより、味噌汁や小鉢、野菜の付いている定食を選ぶことをおすすめします。
ダイエットに不向きなラーメンなども、野菜やわかめの入ったラーメンを選びましょう。
成功談を記録するのもダイエットには良いかも
最近の高校生は、SNSをやっている人も多いのではないでしょうか。
日記のように、食べたものや頑張った運動の記録を、SNSに残して友達からコメントをもらうという方法も、モチベーションのアップにつながります。
「一緒に頑張ろう」という仲間も、見つかるかもしれません。
1人で頑張るのはしんどくても、仲間と経過を報告し合えたら、簡単には挫折しそうにありませんよね。
飽きっぽくて、すぐ3日坊主になってしまうという人には、励まし合える仲間を見つけて行うこの方法は、向いています。
また、「いつか成功談を語ってやる!」と目標にできたりもします。
ネットワーク上で、簡単に人とコミュニケーションが取れる、現代人ならではのダイエット法と言えるでしょう。
基本的なダイエット法は変わらなくても、誰かと一緒に頑張れる、あの子が頑張っているのだから自分も、ということが私たちにとって一番向いているダイエット法かもしれません。
身に着ければ一生もののダイエット法
適度な運動や正しい食生活は、とってもシンプルで単純なダイエット法です。
しかし、身についていない人からしてみれば、一番難しい方法なのかもしれません。
それゆえ、実践できていない人もいます。
しかし、一度身に着けてしまえば、あなたにとって一生ものの宝になるでしょう。