あなたは、毎日のご飯の献立に悩んでいませんか?
ご飯を作るよりも、その献立を考えるほうが面倒くさい、という方もいるようです。
献立で悩んでいる間にも、献立の決め方が上手な賢い主婦は、すでにご飯の準備に取り掛かっているのです。
無駄な買い物が多い主婦は献立の決め方が下手
冷蔵庫の中がごちゃごちゃとしている人は、献立の決め方が下手なようです。
その理由として、「食材の種類」「消費期限」などを把握できていないことが挙げられます。
こういったことが把握できていないと、買い物で無駄なものを買ってしまうことが多くなります。
例えば、冷蔵庫にトマトが入っているのに、トマト料理をつくるために、スーパーで無駄にトマトを買ってしまうのです。
そして、新しく買ってきたトマトを調理に使い、冷蔵庫のトマトは使われないまま、消費期限が過ぎてしまうのです。
食材も、お金も無駄になってしまいますよね。
反対に、冷蔵庫の中が、すっきりとしていて、整理されている人はどうでしょうか。
すっきりとしていることで、冷蔵庫を開けた時に、毎日食材の確認が、ひと目でできます。
消費期限も把握しやすく、優先的に使わなければいけない食材も分かります。
そのため、早めに使わなければいけない食材を使った料理を考えることもよくあります。
これがあるだけでも、簡単にご飯の献立を決めることができるのです。
毎日の献立決めを簡単にするなら
毎日の献立決めを簡単にするため、1番最初にしておきたいのは、冷蔵庫の中を綺麗にすることです。
先ほども言いましたが、冷蔵庫の中がすっきりとしている人は、献立の決め方も上手です。
冷蔵庫の中が、ごちゃごちゃなのであれば、まずは冷蔵庫を一度、綺麗にする必要があります。
食材がいっぱい入っているなら、冷蔵庫の食材がなくなるまで、買い物に行くのをやめましょう。
そうすることが、賢い主婦になるための第一歩です。
そして、買い物をする時は、賢い主婦がしている方法で買い物をしましょう。
分かりやすいように、例を挙げてみます。
「ハンバーグ」を作るために、ひき肉、玉ねぎ(数個)を買うとします。
さらに、サラダになる「キャベツの千切り」を作るため、キャベツ(1玉)も買ったとしましょう。
ひき肉は全部使ったとしても、玉ねぎ、キャベツなどは余ってしまうことがほとんどです。
この玉ねぎとキャベツを使う「焼きそば」を作るとして、豚肉を買います。
さらに豚肉が余ることを考え、玉ねぎと豚肉で「豚丼」を作ろうと考え、買い物をしていくのです。
キャベツが余っていたら、千切りでご飯に乗せて豚丼にもできますよね。
この方法で買い物をすることで、献立を毎日考える必要がなくなります。
賢い主婦がしている献立の基本を覚えよう
献立を決めることが苦手な人は、賢い主婦の献立の決め方を知っておきましょう。
毎日献立を考えていると、似たような料理になってしまうこともあります。
そうならないように、献立の基本のバランスを覚えましょう。
それが「一汁三菜」です。
一汁三菜の一汁とは「汁物」です。
スープやお味噌汁などの料理です。
三菜とは「主菜」「副菜A」「副菜B」ということです。
主菜はメインで、魚・肉・卵・豆腐などを使った料理です。
副菜Aと副菜Bは、野菜・きのこ・いも・海草などの料理です。
主食となるご飯を合わせて、一汁三菜で、基本的には5品になります。
ただの基本の献立というだけで、必ずしも一汁三菜というわけではありません。
この基本参考にすると、バランスの良い献立を決めやすくなるのです。
献立の決め方は、主菜であるメインから考えて、副菜を決めていくと簡単です。
唐揚げを作ろうと思うなら、昨日の主菜は何だったかを考え、似た料理にならないようにしましょう。
賢い主婦の毎日の献立の決め方のコツ①
先ほどの、賢い主婦の毎日の献立の決め方をより詳しくみていきましょう。
唐揚げを作ろうと思うなら、昨日の主菜が何だったのか考えます。
その時に考えるのは、どんな調理方法だったのかが重要です。
調理方法には、焼く・揚げる・炒める・煮る・蒸すなどがあります。
唐揚げは、「揚げる」といった調理方法なので、昨日の主菜が、揚げ物ではなかったのかが重要になるのです。
昨日が天ぷらで、今日が唐揚げだと、揚げ物が続いてしまいます。
油物が続いてしまうことで、肥満にも繋がります。
健康面を考えると、あまり良いとは言えませんよね。
そのため、昨日は揚げ物だったから、今日は油を使わない「蒸す」「湯でる」調理方法にしようという風にも、考えることができるのです。
これは、主菜だけでなく、副菜にも同じことが言えます。
昨日の調理方法と被らないようにするだけでも、献立を決めるのが、とても簡単になります。
このように、使った材料だけでなく、調理方法からでも献立を決めることができるのです。
賢い主婦の毎日の献立の決め方のコツ②
毎日の献立決めが楽になる方法は、まだあります。
それは、味付けが被らないようにすることです。
家庭料理では、お店のように中華風・和風・洋風といったように、完璧に料理が統一されていないことも多くあります。
例えば、メインが餃子だったとしても、汁物は中華風のスープではなく、和風のお味噌汁ということです。
これは、家庭料理ならではであり、ひとつの献立の中に和洋中が混ざっていることは、とても良いことなのです。
味付けが被りにくく、栄養の偏りも少なくなります。
反対に、和洋中がきちんと統一されていると、味付け方法も被ってしまうことが少なくありません。
和食で例を挙げてみると、主菜でサバの味噌煮、汁物でお味噌汁などです。
これでは、どちらも味噌を使っているので、栄養が偏ってしまう原因となります。
また、洋食では、ミートスパゲッティとミネストローネなどが挙げられます。
似たような味なうえに、トマトという食材をどちらも使っているため、栄養が偏ってしまいますね。
和洋中を統一しない献立の決め方なら、献立を考えるのが楽になります。
現代ならではの献立の決め方
現代では、どの家庭でもインターネットを使う環境があるのではないでしょうか。
インターネットというとPC(パソコン)をイメージする人もいますが、スマートフォンなどの携帯電話機でも使うことができます。
このスマートフォンで使うことのできるアプリは、数えきれないほどです。
ゲームをするアプリだけでなく、勉強ができるアプリや、道を案内してくれるアプリなどバリエーションが豊富です。
そんな人気が高いアプリのひとつとして、挙げられるのは、料理のレシピが分かるアプリです。
短い動画で料理の作り方を説明しているものが多く、ほとんどの人が利用したことがあると言えるかもしれません。
このアプリを使い、毎日献立を決めているという人も多いはずです。
アプリを使った献立の決め方は、献立を考えるのが苦手な人にピッタリかもしれません。
料理名を入れなくても、食材名だけで様々な料理が出てくるので、献立に悩んでしまったときは、活用してみてはいかがでしょうか。
毎日献立を決めるのは実は簡単
毎日の献立を決めるのが大変だと感じる方に、簡単に献立が考えられる方法をご紹介しました。
これを読んだら、献立を決めるのが、少しは楽になりませんか。
献立決めで悩んでいる人は、深く考えすぎているのかもしれませんね。