食生活改善でダイエット!脂肪を減らしていくにはこれはNG?

食生活改善で余分な脂肪を減らして、健康的に痩せたいですね。

ところが、世の中にはこれはいかがなものか、というダイエットもはびこっています。

そこで、健康的に痩せる食生活と、その逆のやってはいけないダイエット法を、両方一挙公開します。

健康的に痩せるのと、ただ痩せるのでは大きく違います。

健康的に痩せると、生活にもハリが出ますよ。

食生活改善していない!?このダイエット法はよくない

まず挙げられるのは、「単1食ダイエット」です。

1つの食べ物だけ食べて痩せるダイエット方法なのですが、良くない話を聞きます。

この場合、食生活改善の面で栄養が偏ってしまいます。

必要な3代栄養素、たんぱく質、糖質、脂肪のバランスが悪くなるうえ、ミネラル、ビタミンの欠乏や過剰摂取を起こす原因になります。

エネルギー制限はできても、質の悪いダイエット法をやると、体を壊してしまいます。

次に、下剤はダイエットの特効薬ではありません。

女性がよく便秘で悩んでいるようですが、食生活を見直してみたほうが便秘も解消されますし、健康的に痩せられます。

女性が便秘になりやすい理由の1つとして、無理なダイエットを行うことも挙げられます。

例えば食事の際、脂質は適量を摂っているのでしょうか?

水溶性食物繊維と不溶性食物繊維の両方は、バランスよく摂っているのでしょうか?

栄養を適切に摂るだけで便秘は解消されます。

ただし、食べ過ぎるとカロリーオーバーになるので、栄養があって、カロリーのある程度低いものを選びましょう。

便秘薬に頼ろうとはあまりしないでください。

便秘になる原因には、栄養をとっていないこと、適度な運動をしていないことが考えられます。

まずはそこを行動に移してから、考えてみてはいかがでしょうか。

脂肪を減らしたいのに脂肪を沢山取ってしまうあのダイエット法の欠点は?

炭水化物抜きのダイエットが大きく流行った時期がありましたが、炭水化物抜きで1時期、モデルみたいな体型になった人が沢山いらっしゃいました。

その後、どうなったかというと、元に戻ってしまった方もいるし、しかも、「炭水化物大好き」と告白する人もいます。

炭水化物や糖質を抜くということは、食べることの楽しみを1つ失うことでもあり、失うことでリタイアしてリバウンドしてしまった人もいるのではないでしょうか?

また炭水化物は、糖質に変化し、糖質は摂取量の約半分は脂肪として体に取り込まれますが、残り半分は体全体のエネルギー、つまり脳のエネルギーにもなるし、体のエネルギーにもなります。

糖質の欠乏は、赤血球、神経系統の働きも悪くするので、体調をより悪化させてしまうと考えられています。

米などの炭水化物は、1日に55~60%は取ったほうが良いとされています。

太ることを怖がらず、健康的に痩せていくためにも、バランスの良い食生活改善に努めましょう。

もちろん脂肪も、適切な量で、質の良いものを取りたいですね。

ファスティングダイエット!もしやるなら〇〇代になってから!

ファスティングダイエットとは、「断食」とも訳されますが、ダイエットにおける断食は、本当にまったく食べないわけではありません。

しかし、成長期の子供や、まだ20代、30代の人がやるには、早すぎるダイエット方法です。

なぜなら子供は、成長のために必要な栄養が豊富にないとならない年齢ですし、20代30代は、エネルギー消費がまだまだ活発なので、断食ダイエットをやることで、不調に陥る可能性もあります。

断食とは言っても、やるのは軽い断食であって、本当に1日中全く食べないわけではないのです。

40代以降の方にやる人が多いのは、胃に負担をかけて、むしろ調子を崩す人が増えるからです。

それでも断食ダイエットとは、どのくらい制限をしたり、お腹が空いたときの対処方法がわからなかったりと、危険が多いです。

食生活改善して脂肪を減らすつもりが、飢餓状態に陥って逆に太りやすい体質になることもあります。

断食ダイエットをどうしてもやりたいならば、まずは断食ダイエットに詳しい医師に尋ねてからお考え下さい。

食生活改善で食べてはならないものとは?

食生活改善でダイエットをするために控えるべき食べ物とは、糖質でも脂肪でもありません。

糖質も脂肪も大切な栄養素なので、適度に摂る分には問題ありません。

それより問題なのは、加工食品などです。

1つ例にするなら、冷凍食品です。

材料の新鮮さを保つために保存料として、塩の主成分、ナトリウムがたくさん入っています。

ナトリウムの摂り過ぎは、むくみの原因になります。

また、冷凍食品は大概にして、小さいのにカロリーたっぷりと、ダイエットをしている人にとっては、天敵かもしれません。

次にあげるなら、食物繊維たっぷりのスナックバーです。

小腹が空いたときに食物繊維たっぷりのスナックバーは健康的な印象はありますが、普段の食事の際に食物繊維を積極的に取ったほうが、結果的には食べ過ぎにはなりません。

もし、食間におなかが空いたら、野菜や果物で繊維質を摂ったほうが、体には良いです。

さらに「低脂肪」と書かれた食品にも気をつけてください。

低脂肪にするために、味の良さを落とし、糖質を加えるという、結局は健康的ではない食べ物なのです。

しかも、とある研究によりますと、普通の食事の3割増しで食べてしまう人が多いらしいです。

これでは食生活改善にも、ダイエットにもなりません。

食生活改善してダイエットするならこちらの食材がお勧め

栄養豊富な食材としてあげられるのは、海藻類、ブロッコリー、キノコです。

栄養価が高いうえに、痩せる成分も含まれているので、食生活改善でダイエットする人にはお勧めの食材です。

その他にも、ダイエット効果が高い食材はあります。

青魚に含まれているEPA・DHAは必須脂肪酸と言って、太らないし脳に良い効果をもたらす脂肪です。

その他にも、コルチゾールという物質も青魚には含まれていて、元気の源になり、副腎を良くしてくれるそうです。

ほうれん草もビタミンB類が豊富で、ビタミンB群は糖質、脂肪を燃焼してくれるとも言われています。

運動をするとより良い効果が得られるそうです。

その他にも、大豆製品はたんぱく質が豊富で、ダイエットをしている人には欠かせない食品です。

特に女性には摂ってほしい成分が含まれています。

それはイソフラボンです。

女性ホルモンに近い栄養成分なので、女性の体の状態を整えるのにとても良い成分です。

脂肪は本当にとってはいけない栄養素なのか?

青魚のEPA・DHAという必須脂肪酸という脂肪を例に挙げたように、摂ったほうが良い脂があります。

また、脂肪は細胞膜の成形にとても重要な役割をしているので、いくらダイエットしているからと言って、摂る量を0にしてしまったら、良くありません。

食生活改善の意味で、たんぱく質、炭水化物、脂質の摂取の割合を表すと、4:4:2が理想的だそうです。

脂肪は決して摂ってはいけない栄養ではありません。

しかし、カロリーの面からして高いので、他の栄養素よりも控えめにした方が良いでしょう。

良質の脂肪を摂取するなら、こんな食材もいかがでしょう。

アーモンドなどのナッツ類、特にクルミはオメガ3酸という抗酸化作用のある、若さを保つためには必要な脂肪が含まれています。

他には、熱を加える料理にはバージンオリーブオイルが良いでしょう。

バージンオリーブオイルは熱に強く、抗炎症作用があるとみられています。

ダイエットにも脂肪は必要不可欠!

ダイエットする際、食生活改善に脂肪を0にする必要はありません。

むしろ、良質の脂肪を取って、若返るかもしれません。

若返るというのは見た目もそうですが、脳も若返る可能性があります。

青魚の持つEPA・DHAは、脳に働きかける必須脂肪酸という脂です。

見た目も潤ってハリが出るだけでなく、頭の中もいくつになっても回転が良ければ、単にダイエットに成功しただけでなく、体自身のアンチエイジングにも成功したと、いえるのではないのでしょうか。